日刊IWJガイド・日曜版「『村上ファンド』の村上世彰氏が維新に合計2900万円の巨額献金! そのうち150万円は政治資金法違反の疑い!『身を切る改革』とは!?」2021.12.12号~No.3377号


┏━━【目次】━━━━━━━━
■はじめに〜新自由主義時代の寵児、物言う株主で名を馳せた「村上ファンド」の村上世彰氏が、維新の役員と団体に合計2900万円の巨額献金! そのうち150万円は政治資金法違反の疑いがあると上脇博之・神戸学院大学法学部教授らが大阪地検に告発状を提出! 維新の看板「身を切る改革」とは!?

■岩上安身より、皆さまへ緊急のお願いです!! 12月10日までのご寄付・カンパは月間目標額の10%にとどまっています!! 11月末までの累積の赤字は約628万円に! どうか緊急のご支援をよろしくお願いします!!

■【中継番組表】

■<IWJ取材報告1>与党、維新、国民民主が12月16日に憲法審査会の開催を提案!!「立憲民主の対応は?」IWJ記者の質問に「環境が整い、必要性があれば、そこで議論をするということは十分有り得る」と泉代表!?~211210_立憲民主党 泉健太代表 記者会見

■<IWJ取材報告2>日本大学理事長・加藤直人氏「日本大学は田中前理事長と永久に決別し、その影響力を排除いたします」!!~日本大学 記者会見 「今般の不祥事に伴う本学の対応と今後について」

■<新記事紹介>新規感染者数が落ち着いてきた東京都は医療体制と感染状況の評価がレベル1! しかし、欧米では感染が再拡大! 同じ状況が今後、日本を襲う? ブースター接種は必要か? 医療ガバナンス研究所・上昌広医師にうかがいました!

■<本日のタイムリー再配信>本日夜8時から「アベノミクスによる戦後最大の消費低迷!人口減少と債務累積を無視した楽観論は『アベ政治』を助長!〜3.1 岩上安身によるインタビュー 第925回 ゲスト 弁護士・『データが語る日本財政の未来』著者 明石順平氏(第1弾)(2)」をお送りします!

■<今週の新記事振り返り>

■<今週の日刊IWJガイド振り返り>

■<今週のタイムリー再配信 振り返り>タイムリー再配信から2ヶ月間限定で一般会員様がご視聴いただけるコンテンツをご紹介します!
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■はじめに〜新自由主義時代の寵児、物言う株主で名を馳せた「村上ファンド」の村上世彰氏が、維新の役員と団体に合計2900万円の巨額献金! そのうち150万円は政治資金法違反の疑いがあると上脇博之・神戸学院大学法学部教授らが大阪地検に告発状を提出! 維新の看板「身を切る改革」とは!?

 おはようございます。IWJ編集部です。

 またもや「政治と裏金」の問題が浮上してきました。

 12月10日金曜日、上脇博之・神戸学院大学法学部教授らと告発人10名が、投資家の村上世彰(よしあき)氏と日本維新の会の馬場伸幸共同代表らに対する政治資金規正法違反容疑の告発状を大阪地検特捜部に提出しました。

 告発状の提出後、上脇教授と告発代理人の坂口徳雄弁護士が、告発の趣旨を説明する記者会見を大阪市内で開きました。上脇博之教授ら告発人は、村上氏が、日本維新の会に法定上限の2000万円を超える個人献金をしたなどとしています。 

 12月10日付の告発状によると、村上氏は2020年10月26日に「日本維新会」本部に2000万円を、「日本維新の会衆議院大阪府17選挙区支部」に2020年10月27日に150万円を供与しました。

 政治資金法では、「巨額の政治資金の授受が政治腐敗・癒着」に結びつきやすいとして、寄付の量的制限を設けています。

 総務省は「制限の対象となる政治団体については本部・支部を通じて一体」としており、村上氏の寄付は、「個人のする寄付」を1年につき2000万円までに制限する政治資金法(第21条の3第1項1号)に反しています。

 また、寄付の受領側についても、寄付の量的制限(第21条の3第1項1号)に「違反する寄付の受領の禁止」(第22条の2)が設けられています。これに違反すると、「1年以下の禁錮又は50万円以下の罰金」に処されます。

 村上氏の寄付を受領した「日本維新の会衆議院大阪府17選挙区支部と、同支部代表・馬場伸幸氏と会計責任者・米田晃之氏にも政治資金法違反の疑いがあります。

 告発状は最後に以下のように指摘しています。

 「『日本維新の会』と『本件維新選挙区支部』は、それぞれ被告発人村上世彰に対し、それぞれ受領した寄付についての領収書を発行しているはずである、『身を切る改革』と社会に宣伝している以上、うやむやに終わることなく、早急に捜査を遂げ、厳重に処分して頂きたい」
 
 大阪市内で記者会見した上脇教授と坂口弁護士は「検察には領収書や口座など証拠を押さえろと補充書を出した。どう考えても違法で、150万円は没収されるべきだ」と訴えました。

 一方、馬場氏は個人後援会宛ての献金を政党支部に計上した「事務手続き上のミス」だと説明し、12月1日付で収支報告書を訂正したとしています。

※村上世彰氏らの告発状提出 大学教授ら「維新に高額献金」(時事通信、2021年12月10日)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021121000734&g=soc

 坂口弁護士は会見で「(馬場氏は)実は単なるミスだったとおっしゃっています」と前置きした上で、以下のように反論しました。

 「事実は単純です。おそらく、手渡しをしているとは思われません。送金していると思われます。

 村上さんはこれ以外にも他の維新の役員たち5名、馬場さんと政党支部を除く5名に対しても(それぞれに)150万を献金しています。2900万円維新に対して合計、(献金)しているわけです。

 そうすると、こんなものを手渡ししているとは思われません。送金しているはずです。単純に、送金先はどこかと。検察庁に我々がお願いしたのは、送金先の口座の履歴を洗ってくださいと。これでもう、ドン、ズバリ」。

 さらに、馬場氏が「訂正した」というのも、虚偽記載の疑いがあると指摘し、「検察庁には断固たる捜査をしていただきたい」と求めました。

 上脇教授は、村上氏から維新に巨額献金があった2020年10月は、「大阪都構想」の住民投票の時期だと指摘、「単純なミスなどありえない」と述べています。

 上脇教授は、「そもそも政治資金規正法の上限が2000万円というのは庶民感覚からすると高すぎる」、「桁が違うのではないかと何回も見直した」と指摘、その上限をさらに超える献金をしていることがおかしい、と述べています。
 
 村上氏は、通商産業省(現経済産業省)出身で、「村上ファンド」の創設者です。「村上ファンド」は株主総会などで経営陣に厳しい批判をすることなどから、「もの言う株主」として注目を集めました。

 村上氏は、ニッポン放送株を巡るインサイダー取引容疑で2006年に逮捕されましたが、再び、株式市場を席巻するようになっていると、『ダイヤモンド』が指摘しています。

 「敵対的TOB(株式公開買い付け)」を仕掛ける、「家族や側近、関連する法人で対象企業の株式を分散保有し、時にグループ内で保有者を目まぐるしく変更する」独自の手法で、荒稼ぎをする村上ファンドは、新自由主義時代の寵児でもありました。

※村上ファンド一派の全貌、複数ビークルを駆使する謎多き投資手法の実態(ダイヤモンド、2020年3月13日)
https://diamond.jp/articles/-/230948

 経営コンサルタントの大村大次郎(おおじろう)氏が、橋下・維新とパソナ会長・竹中平蔵氏の深い関係を暴露、パソナに支配された大阪が、異常な人口減少に見舞われ、「子供が育てられない都市」になっていると指摘しました。

※驚くほどの人口減。「橋下維新」が破壊した大阪から逃げ出す人々(2021年6月21日)
https://www.mag2.com/p/news/501363

※大阪を「子供が育てられない都市」にした橋下維新の大失政、これが“ファクト”だ(2021年7月5日)
https://www.mag2.com/p/news/503111

※橋下維新と竹中平蔵氏のアブない関係。大阪は「パソナ太郎」に支配されている?(2021年7月19日)
https://www.mag2.com/p/news/504848
 
 今回の告発では、与野党の中で最も新自由主義的な規制緩和などの政策を持つ維新と、村上世彰氏と深いつながりが浮上しています。「身を切る改革」を謳い、文書交通費などで話題作りに余念のない「維新」という政党の正体をじっくりと見定める必要があります。

 詳しくはぜひ、IWJの取材動画で御覧ください。

※211210_村上世彰氏と馬場幹事長らを刑事告発するための告発状提出後の記者会見
https://www.youtube.com/watch?v=UO5ZeQhR_UY

■岩上安身より、皆さまへ緊急のお願いです!! 12月10日までのご寄付・カンパは月間目標額の10%にとどまっています!! 11月末までの累積の赤字は約628万円に! どうか緊急のご支援をよろしくお願いします!!

 いつもIWJへのご支援、ありがとうございます。

 12月も上旬、3分の1が過ぎました。12月10日までのご寄付・カンパは、45件、43万8400円です。ご寄付をくださった皆さま、本当にありがとうございます。

 IWJでは、第12期の年間の予算の見通しを立て、ご寄付・カンパの目標額を月額420万円(年間5040万円)とさせていただきました。

 12月10日までのご寄付・カンパの金額は、月間の目標額の10%にとどまっています。

 12月に入り、IWJの今期第12期も5ヶ月目に入りました。

 今期第12期は8月から始まり、11月で4ヶ月目を終えました。しかしながら、8月は月間目標額を87万900円下回り、9月は185万2600円下回り、10月は153万290円下回り、11月は202万5900円下回りました。

 4ヶ月間の累計の不足分は627万9690円となってしまいました。

 このペースで進んでいくと、IWJは壊滅的な打撃を受けてしまい、今期の途中で活動を極端に縮小するか、停止せざるをえなくなるかもしれません!

 すでにお伝えしている通り、私、岩上安身は、キャッシュフローが足りなかったIWJに対して1093万円を貸し込んでいます。私は富裕層でもなんでもなく、40年間働いてきて乏しい貯えがわずかにあるだけのもともとは一介のフリーランス、自営業者に過ぎません。

 個人が1000万円を超えるお金を会社に貸す、というのは大変なことです。第12期のスタートにあたって、前期の第11期の途中から無報酬で働いてもおりましたが、8月から始まった第12期も、1年間にもわたって、無報酬で働き続けています。

 これ以上は、私、岩上安身個人の力だけではいかんともしがたい苦しい状況です。私1人の力や、無報酬のため細る一方の私の貯えでは、627万9690円もの不足分を穴埋めすることはできません!

 どうか会員の皆さまのお力で、IWJをお支えください!

 IWJの会員数は現在3429人です。そのうちサポート会員は1196人です。本当に心苦しいお願いではありますが、会員の皆さま全員が1200円ずつカンパしてくださるか、サポート会員の皆さまが1人3500円ずつカンパしてくださったならば、なんとかこの赤字は埋められます。

 伏してお願いいたします! どうか皆さまのお力で、この窮状をお助け願います!

※ご寄付・カンパはこちらからお願いします。
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

 コロナ禍は、日本のすべてを直撃しています! IWJも例外ではありません!

 同じように皆さまもそれぞれ、コロナ禍で厳しい状況に直面されていることと拝察いたします。こうした状況で皆さまに、会員登録のお願いとご寄付・カンパを繰り返しお願いすることは、心苦しいことではあります。

 しかし、特定のスポンサーをもたないことで、何者にも縛られず、忖度せずに、真実をお伝えしてゆくのが、独立メディアであるIWJの存在意義です!

 非会員の方はまず、一般会員になっていただき、さらに一般会員の皆さまには、サポート会員になっていただけるよう、ぜひご検討いただきたいと存じます!

 その会費と、ご寄付・カンパによって支えられてはじめて、IWJは、市民の皆さまのために役立つ、真の独立市民メディアとしてその活動を継続し、その使命を果たすことが可能となります。

 マスメディアが報じない事実と真実を報道し、売国的な権力への批判を続け、主権者である日本国民が声をあげ続けることができるようにすることが、今、絶対に必要なことであり、それが我々IWJの使命であるとています。

 決して負けられないこの戦いに、私は、IWJのスタッフを率いて全力で立ち向かいたいと腹をくくっています! 皆さまにはぜひ、ご支援いただきたくIWJの存続のために、会員登録と緊急のご寄付・カンパによるご支援をどうぞよろしくお願いしたく存じます。

下記のURLから会員登録いただけます。是非、会員登録していただいてご購読・ご視聴お願いいたします。
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

※ご寄付・カンパを取り扱っております金融機関名です。よろしくおねがいします。

みずほ銀行
支店名 広尾支店
店番号 057
預金種目 普通
口座番号 2043789
口座名 株式会社インデイペンデント ウエブ ジヤーナル

城南信用金庫
支店名 新橋支店
店番号 022
預金種目 普通
口座番号 472535
口座名 株式会社インディペンデント.ウェブ.ジャーナル

ゆうちょ銀行
店名 〇〇八(ゼロゼロハチ)
店番 008
預金種目 普通
口座番号 3080612
口座名 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル カンリブ

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◆中継番組表◆

**2021.12.12 Sun.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ・エリアCh6・大阪】14:00~「『弾圧をはねのけろ 12・12全国同時アクション in 大阪』集会&デモ行進」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_areach6

 「労働組合つぶしの大弾圧を許さない実行委員会・大阪」ほかが主催の集会とデモを中継します。これまでIWJが報じてきた労働組合関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e5%8a%b4%e5%83%8d%e7%b5%84%e5%90%88
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【タイムリー再配信 1037・IWJ_YouTube Live】20:00~「アベノミクスによる戦後最大の消費低迷!人口減少と債務累積を無視した楽観論は『アベ政治』を助長!〜3.1 岩上安身によるインタビュー 第925回 ゲスト 弁護士・『データが語る日本財政の未来』著者 明石順平氏(第1弾)(2)」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured

 2019年3月に収録した、岩上安身による明石順平弁護士インタビューを再配信します。これまでIWJが報じてきた明石順平氏関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/fellow/archives/tag/%e6%98%8e%e7%9f%b3%e9%a0%86%e5%b9%b3

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/443579

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◆中継番組表◆

**2021.12.13 Mon.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ・Ch7】14:00~「ケア労働者の大幅賃上げを求める現場労働者による記者会見 医療・介護・福祉・保育・幼稚園・学童・保健所で働くすべての労働者の『月4万円以上、時間給250円以上の賃上げを』」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch7

 「国民春闘共闘委員会」、「全国労働組合総連合」主催の記者会見を中継します。これまでIWJが報じてきた労働問題関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e5%8a%b4%e5%83%8d%e5%95%8f%e9%a1%8c
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【IWJ・Ch4】14:00~「第11回核ごみに関する政府との会合」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch4

 「核ゴミ問題研究会」、「福島みずほ事務所」主催の「第11回核ごみに関する政府との会合」を中継します。これまでIWJが報じてきた福島原発事故関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e7%a6%8f%e5%b3%b6%e5%8e%9f%e7%99%ba%e4%ba%8b%e6%95%85

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◆昨日アップした記事はこちらです◆

都が五輪関連施設の臨時医療施設への転用検討との産経のスクープは誤報!? IWJ取材に都福祉保健局もオリパラ準備局も「記事で初めて知った。各部署の誰も知らない」と回答! 産経取材の「関係者」は誰!? 産経はゼロ回答! 説明責任果たせ!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/500082

「日本には少なくとも約300万人の外国人住人がいる! 日本の社会を我々と一緒に支えている!」~12.10第9回 国連・人権勧告の実現を!集会「なぜこんなに冷酷なことができるのか?外国人の人権から見た日本」
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/500062

与党、維新、国民民主が12月16日に憲法審査会の開催を提案!!「立憲民主の対応は?」IWJ記者の質問に「環境が整い、必要性があれば、そこで議論をするということは十分有り得る」と泉代表!?~211210_立憲民主党 泉健太代表 記者会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/500072

「(自由民主党新潟)県連としては一切関わらない」と言われた ~12/1 自由民主党 泉田裕彦衆議院議員 記者会見 ―内容:衆院選で裏金要求された件について
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/500039

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■<IWJ取材報告1>与党、維新、国民民主が12月16日に憲法審査会の開催を提案!!「立憲民主の対応は?」IWJ記者の質問に「環境が整い、必要性があれば、そこで議論をするということは十分有り得る」と泉代表!?~211210_立憲民主党 泉健太代表 記者会見

 2021年12月10日午後3時より、東京・衆議院第二議員会館にて、立憲民主党 泉健太代表 記者会見が開催されました。

 このたびの会見は泉氏の代表就任後初めての会見となります。今後、毎週金曜日 午前10時半で定例化されるとのことです。

 泉代表は、冒頭の挨拶の中で、2月8日に自身が行った、衆院本会議での岸田文雄首相の所信表明演説に対する代表質問について次のように述べました。

泉代表「あらためて、立憲民主党の姿、『政策立案型政党』ということで、私自身も、国民の思い、国民の願いというものを政策提案のかたちにさせて頂いて、その提案をしている姿、これそのものを、国会内だけでなく、多くの国民の皆様にまさに知って頂きたいと。こういう思いで、一定の成果はあったのかなと、そう思っております。

 これから、実際にもう、この短い国会ですが、始まってですね、法案も提出させて頂いて、ここからも追加的に法案提出というものが出てくると思いますので、短い期間ではありますが、まさに『政策立案政党』として国会をリードする、という立場に、今、あらためてなりつつあるのかなと思っております」。

 その後、「10万円一括現金給付」法案の提出、新型コロナワクチンの3回目接種、文書通信交通滞在費(文通費)の問題、組み換えの補正予算案作成、マイナンバーカード普及のための1.8兆円、そして、防衛関係予算などの問題への取り組みについて概略を説明しました。

 続けて、泉代表と各社記者との質疑応答となりました。IWJ記者は、来週、12月16日に開催される予定の「衆議院憲法審査会」について、以下のとおり、質問をしました。

 IWJ記者「国民民主党の玉木代表が昨日9日、憲法審査会与党幹事会合前に行われる与党幹事による懇談会に初めて出席されたようです。これまで野党で出席していたのは、日本維新の会だけだったとのことです。

 このことについて、玉木代表は『審査会を開くな、議論するなという勢力とは一線を画したい』と説明されているようです。

『憲法審を16日開催、自由討議で』という与党、維新、国民の提案を『立憲民主党は持ち帰った』と報道されています。泉代表は今後、どのように対応するおつもりでしょうか?ご教示下さい」。

 この質問に対し、泉代表は次のように回答しました。

 泉代表「各政党それぞれお考えはあることなのかな、とは思いながらですね、名称が『与党協力会派連絡会』ですか。ですから、なんとなく与党臭というかですね、与党味の強い枠組みなので、そこに参加ということは、誤解を受けてしまうというところもあるのではないのかなと思います。

 ですので、いわゆる、情報を得るとか、得ないとかについては、そういう枠組みに参加をせずとも、情報を得ることはできるのかな。そんなふうには思いますが、もちろん各党の考えというところはあるのかもしれません。

 で、私たちはですね、憲法、それは、もちろん、環境が整い、必要性があるならば、当然、審査会が置かれているわけですから、そこで議論をするということは十分有り得ると思っています。

 何にせよ、憲法審査会、これまでも、運営方法等々についても、与野党合意というものがあって、運営されてきたわけですね。

 これに対してまた、与党・自民党が、どういうような、ちゃんとそこを遵守して運用していくというのが、私は最低限のマナーということであり、信義であるということであり、今後の信頼にもつながって行くというふうに思いますので。

 聞くところによると、例えば、参議院で予算委員会を行っている場合に、衆議院の側で同時開催をするのか、ということについても、これまで積み上がってきたもの(ルール)があると。

 そういうことであるならば、そういったルールは基本的には守ってもらわないとならない。このようにも思っております。まあ、現時点では、そんな感じですね」。

 泉代表の冒頭発言、および泉代表と各社記者との質疑応答の詳細は全編動画にてご確認下さい。

与党、維新、国民民主が12月16日に憲法審査会の開催を提案!!「立憲民主の対応は?」IWJ記者の質問に「環境が整い、必要性があれば、そこで議論をするということは十分有り得る」と泉代表!?~211210_立憲民主党 泉健太代表 記者会見 2021.12.10
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/500072

■<IWJ取材報告2>日本大学理事長・加藤直人氏「日本大学は田中前理事長と永久に決別し、その影響力を排除いたします」!!~日本大学 記者会見 「今般の不祥事に伴う本学の対応と今後について」

 
 日大・田中英寿前理事長の逮捕の11日後にあたる、2021年12月10日、日本大学 記者会見 「今般の不祥事に伴う本学の対応と今後について」が東京都千代田区にある日本大学本部で行われました。

 まず、冒頭に日大の理事長兼学長である、加藤直人氏が「日本大学を代表するものとして、学生、先生方、保護者の方々に心よりおわびを申し上げます」と発言し、登壇者全員が頭を下げました。

 登壇者は、加藤学長のほか、渡邊武一郎副学長、長倉澄監事、熊谷信太郎弁護士という4名でした。

 その後、加藤学長は「このたび本学前理事長、田中英寿が所得税法違反で逮捕され、また前理事、井ノ口忠男が背任容疑で逮捕、起訴されるという前代未聞の出来事がございました」と切り出し、以下のように強い憤りを見せました。

 「日本大学、130年以上の歴史がございます。130年の歴史の中で理事長が逮捕されたというのは初めてでございます。先人が築かれた伝統ある日本大学が汚されたということに対して大変憤りを感じ、かつ恥ずかしく思っているところでございます。

 これも校友の方々に対しても、また先輩たちに対してもおわびを申し上げなきゃいけないというふうに思っている次第でございます。」

 続けて、加藤学長「重要なことを先に3点お話し申し上げます」と強調し、以下のように訴えました。

「第1点です。日本大学は田中前理事長と永久に決別し、その影響力を排除いたします。今後一切、彼が日本大学の業務に携わることを許しません。ここに宣言いたします。また同人の役員報酬、賞与、退職慰労金については一切支給しないことといたします。

 第2点、今回の事案の舞台となった日本大学事業部について、精査の上、清算を視野に対応してまいります。

 第3点、外部有識者を中心とする日本大学再生会議を組織し、日本大学の将来について検討していただくことにいたします」。

 加藤学長はここで着座し、背任事件に関する調査結果について、およそ30分に渡って報告しました。

 まず、「第1事件の日本大学医学部附属板橋病院等の建て替え計画を巡る背任に関わる事実関係」として、井ノ口忠男氏が入札において金額を操作、評価点、およびその集計表を改竄するよう指示し、リベートを要求していたと報告しました。

加藤学長「(井ノ口氏のしたことは)事業部取締役として忠実義務違反にも該当します。今後、損害賠償請求を視野に入れて対応してまいります」。

 「第2事件である医療機器と電子カルテの導入、調達を巡る背任行為」については、まだ調査中としながら、井ノ口氏が「医療機器等の使用料に本来介在させる必要のない籔本氏の会社を介在させ」たため、「籔本氏の会社が得る売買差益分が医療機器等の価格に上乗せ」され、「本学はその上乗せされた分を不必要に支払わなければならないことになった」と述べました。

 第3の事件である「田中前理事長に対する所得税法違反の容疑」については、現在捜査中であるため、(現時点では報告せず)最終報告書で述べる、としました。

 続いて、日本大学事業部株主総会で井ノ口忠男取締役の解任を決議し、10月18日に井ノ口氏から辞任願を受理したこと、11月29日に、田中英寿理事長(当時)が所得税法違反容疑で逮捕され、12月3日に理事の解任を決定したことなどが報告されました。

 一連の事件から「本学における法人のガバナンスの有効性」が問われているとし、理事全員が辞任願を提出することを決定、「すでに全理事および法人監事が辞任届を提出」したと報告しました。

 また、第1事件、第2事件については「大学として被害届の提出を決定し、12月6日に東京地方検察庁に被害届を提出」したと報告しました。

 加藤学長は、大学として現時点で認識している一連の事件の主な原因を4点あげています。

 「1点目はアメリカンフットボール問題時、その行動が問題視され理事を辞任した井ノ口氏を日本大学事業部の取締役として迎えた上、事業部内の管理部門からの牽制がほとんど利かない状態で井ノ口氏が絶大な権限を持ち、事業部の運営ほぼすべてが井ノ口氏に任される状態であった」

「第2点目は、日本大学事業部を管理監督すべき理事会において、その管理監督体制が十分ではなかった」

「第3点目でございますが、コンプライアンスの十分な徹底がなされてこなかったと思われること、および残念ながら公益通報制度が積極的に利用されなかったことがある」

「事件発生後の本学の対応として、適宜、適切な説明が十分にできていなかった」

 以上4点の原因への対応として、加藤学長は、株式会社日本大学事業部の生産、日本大学再生会議の設置を挙げ、「専横な支配を許さない体制および公共性の高い学校法人として説明責任を果たすことのできる体制の構築」をめざすとしました。

 質疑応答では、「(加藤学長も)イエスマンとして『田中体制』を支えた1人であったのではないか」、「学生に対してどういったケアをしていくのか」、「加藤学長は一連の不正疑惑を知らなかったのか」、「なぜ大学側が主体的に田中前理事長を解任できなかったのか」、「なぜ田中前理事長の暴走を止めることができなかったのか」、「(今壇上にいる4名は)ちゃんこ店に行かれたことはあるのか」といった厳しい質問が相次いでなされています。

 月刊『FACTA』の宮嶋巌氏は、「加藤さんの会見、これ、臨んだとき、どれほどの危機感を持っているのか、よく分からない。それは日大に溜まった『膿』を本当に出し切る気があるのか」と切り込みました。

宮嶋氏「私どもが日大の問題を取り上げたのは2012年。井ノ口が理事長相談役という名刺を持ってくると。これでうちの大学は大変なことになってる、助けてくれ、救ってくれっていうのがあるからやったんですよ。

 そうやって理事の皆さんもいたし、学部長の皆さんもいたし、頑張っていたんですよ。だけどそれを全部潰して、私どもは日大から2億4000万の訴訟を受けて。私は今でも警察の保護措置なんですよ」。

 日大の問題は、昨日今日の問題ではなく、2012年から9年も放置されていたのです。

 IWJ編集部も、日大の問題を以下にまとめているので、あわせてお読みください。

※はじめに〜単なる脱税事件で終わらない日大・田中英寿前理事長逮捕の闇! 暴力団関係者との交友関係を背景に大学を私物化した田中前理事長のまわりに浮かび上がる政治家の名前!!(日刊IWJガイド、2021年12月11日号)
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/49916#idx-1
会員版  https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20211211#idx-1

 朝日新聞の記者が「いい大人が半分もいて、なぜ反対できなかったんでしょうか、すごく怖かったんでしょうか?」と問うと、加藤学長は「それはやはり、怖かったと。私自身はそういうあまり経験はありませんけども、ほかの方々については何かそういうことも、自己規制が働くようなことがあったのかもしれません」と回答しました。

 田中前理事が日大の執行部を恐怖で支配していたことが窺われる一瞬でした。

 詳しくはぜひ、全編動画を御覧ください。

211210_日本大学 記者会見 ―内容:今般の不祥事に伴う本学の対応と今後について
https://www.youtube.com/watch?v=sx5AwGoNn7I

■<新記事紹介>新規感染者数が落ち着いてきた東京都は医療体制と感染状況の評価がレベル1! しかし、欧米では感染が再拡大! 同じ状況が今後、日本を襲う? ブースター接種は必要か? 医療ガバナンス研究所・上昌広医師にうかがいました!

 2021年11月25日、東京都は、感染状況の評価を4段階の最低ランクに引き下げました。しかしオミクロン株の影響も含め、日本がこのままコロナ感染を収束できるとは限りません。欧米では感染が再拡大しており、バイデン米大統領の首席医療顧問、ファウチ博士は、3度目のブースター接種が必須と主張しています。

 WHOのテドロス事務局長は、「デルタ株」へのワクチンの感染予防効果は約40%で、「ワクチンを過信すべきではない」と指摘しました。感染拡大が続く韓国でも、「ワクチン不信論」が広がっています。

 IWJが、医療ガバナンス研究所理事長の上昌広医師に、欧米等の感染再拡大の原因をうかがうと、上医師は「冬の流行期と、ワクチンの予防効果低下が原因」と分析しました。

 さらに、ワクチンが感染や症状を進行させるという「抗体依存性感染増強(ADE)」の影響が、感染再拡大に関してあるのかうかがうと、上医師は言下に否定しました。

 その一方で上医師は、「ブースター接種が必須」というファウチ博士の主張に同意し、国民の50%にブースター接種をし、本来感染拡大する冬に感染拡大それがほとんどみられないというイスラエルの例などをあげました。そして、定期的にワクチンを打つことで、コロナもインフルエンザのようになっていく可能性を示唆しています。

 一方、世界第2位の感染大国インドでは、一時期は1日の新規感染数が40万人を超えていましたが、現在は1万人弱に激減しています。

 インドでは、首都ニューデリーで9月から10月にかけて行なった調査で、新型コロナの抗体保有率が97%になりました。そのうち、41%が自然感染で獲得されており、その免疫力はワクチンによって獲得される抗体と異なるのか注目が集まっています。

 また、インドで使用されている不活化ワクチンが、先進諸国で主に使われるmRNAワクチンと異なる効果か持つのかなど、議論の対象になってくる可能性があります。

 詳細は以下のURLで御覧ください。

※新規感染者数が落ち着いてきた東京都は医療体制と感染状況の評価がレベル1! しかし、欧米では感染が再拡大! 同じ状況が今後、日本を襲う? ブースター接種は必要か? 医療ガバナンス研究所・上昌広医師にうかがいました!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/500115

■<本日のタイムリー再配信>本日夜8時から「アベノミクスによる戦後最大の消費低迷!人口減少と債務累積を無視した楽観論は『アベ政治』を助長!〜3.1 岩上安身によるインタビュー 第925回 ゲスト 弁護士・『データが語る日本財政の未来』著者 明石順平氏(第1弾)(2)」をお送りします!

 本日は昨夜に続き、夜8時から、2019年3月1日にIWJ事務所で行われた岩上安身による明石順平弁護士のインタビューの後半をお送りします。

 明石弁護士は『データが語る日本財政の未来』(集英社)を同年2月に上梓されたばかりでした。

 鳴り物入りで始まったアベノミクスですが、明石弁護士は2017年に『アベノミクスによろしく』(集英社)で、アベノミクス開始以降の実質GDPは、民主党政権時代の3分の1しか伸びていないもことや、2014年度の国内実質消費が戦後最大の下落率を記録したことなどを明らかにしました。

 それだけではなく、GDPの数値を算出基準改定をするなどして下駄を履かせ、いかにもアベノミクスがうまくいっているように見せかける操作が行われていたという衝撃的な事実を政府や国際機関による公式発表データを用いて示しました。

 『データが語る日本財政の未来』でも、豊富なデータを用いて、政府総債務残高の対GDP比が200%を超えて、終戦直後なみの債務になっており、そのために経済成長も難しくなっていると指摘しています。そして「そう遠くない将来」終戦直後のように通貨崩壊へと至る、とコロナ禍が始まる1年前の2019年に警告しています。

 そろそろ丸2年になるコロナ禍のために、与党も野党も大規模な財政出動を求めています。なかには「MMT(現代貨幣理論、Modern Monetary Theory)」が説く「通貨発行者である政府は負債が増えても通貨を発行することで返済できるため、財政赤字が膨らんで債務不履行になるというような問題は生じない」などとして、財政出動はいくら巨額でも構わないとする意見まであります。

 本当にそうなのでしょうか。

 明石弁護士は2019年2月26日には、衆議院予算委員会の公聴会に公述人として、出席し、GDP、毎月勤労統計、建設推計、家計最終消費支出などの統計データについて公述をしています。さらに、「増税の影響も含めますと、物価は6.6%も上がっている」が、賃金はそんなに伸びていないと指摘しています。

 さらに金融緩和について、明石弁護士は以下のように述べています。

 「金融緩和につきましては、まさにそこが一番の問題で、どうやって出口を見つけ出すのか。私は、はっきり言いまして、出口は見つけられておりません。出口を見つけている人はいるんでしょうかと逆に聞きたいぐらいですね。ここが一番の問題です。

 今でさえ物価ばかり上がってしまって国民の生活は苦しいんですが、一番問題なのは異次元の金融緩和の副作用の方です」

 明石弁護士の公述に対し、質問者の本多平直元議員(立憲民主党)は「この問題は本当に深刻だと思います。もう進めちゃって、これだけ金融緩和が進んでいるものを、どうやめていくのか、やめられるのか、その議論はしっかりと国会でもしていかなければいけないと思っています」と返しています。

※第198回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第1号 平成31年2月26日(国会会議録検索システム)
https://kokkai.ndl.go.jp/#/detail?minId=119805262X00120190226&current=1

 インタビューでは、毎月勤労統計の不正問題、野党合同ヒアリングでの明石弁護士の論述などを通じて「実質賃金は4.2%も下がっている」ことを明らかにしていきます。

 今や1970年台レベルにまで下落したとされる円ですが、リフレ派の教祖と言われるP.クルーグマン氏は2014年の時点で、「急速な円安のマイナス面が表面化し、物価が上昇しているが、それに対して賃金上昇が追いついていないために、スタグフレーションに陥りつつある」と指摘していました。

 続いて、日本の財政赤字の問題に切り込んでいきます。

 2021年10月、矢野康治財務事務次官が「このままでは国家財政は破綻する」と、与野党が声を揃えて訴える「ばらまき政策」に警鐘を鳴らしましたが、明石弁護士は岩上安身のインタビュー当時、既に「ワニの口」のように広がり続ける日本の財政赤字の問題を指摘していました。

※「このままでは国家財政は破綻する」矢野康治財務事務次官が“バラマキ政策”を徹底批判(文春2021年10月8日)
https://bunshun.jp/articles/-/49082

 なお、明石弁護士のブログ「モノシリンの3分でまとめるモノシリ話」には、2021年12月9日に「『今はデフレだから』って、どこ見て言ってんの?」が公開されています。実質賃金が下がる一方で、円安誘導によって物価は市場最高まで上がっているという実態を端的に示しています。なんだか息苦しいのは何故だろうとお感じの方は、ぜひこちらもご一読ください。

※「今はデフレだから」って、どこ見て言ってんの?(モノシリンの3分でまとめるモノシリ話、2021年12月9日)
https://blog.monoshirin.com/

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【タイムリー再配信 1037・IWJ_YouTube Live】20:00~「アベノミクスによる戦後最大の消費低迷!人口減少と債務累積を無視した楽観論は『アベ政治』を助長!〜3.1 岩上安身によるインタビュー 第925回 ゲスト 弁護士・『データが語る日本財政の未来』著者 明石順平氏(第1弾)(2)」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured

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[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/443579

これまでIWJが報じてきた明石順平氏関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。

https://iwj.co.jp/wj/fellow/archives/tag/%e6%98%8e%e7%9f%b3%e9%a0%86%e5%b9%b3

■<今週の新記事振り返り>

地震続きのなか伊方原発3号機が12月2日、1年11か月ぶりに再稼働!~12.3 原発反対八王子行動 2021.12.3
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/499836

これ以上、海を汚すな! ~11.27 第3回 廃炉・汚染水 説明意見交換会 ―登壇:経産省資源エネルギー庁 福田光紀事故収束対策室長 2021.11.26
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/499646

「円は今、1970年代のレベルまで安くなっているんです。日本は大バーゲンセール」! 第2のオイルショックとオミクロン株が厳冬日本を同時に襲う!? ~岩上安身によるインタビュー第1060回 ゲスト エコノミスト・田代秀敏氏 2021.12.2
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/499803

玉城デニー知事の不承認判断を支持し辺野古新基地設計変更は認めない!~12/3 「辺野古新基地 設計変更不承認」を支持・支援する県民集会とデモ行進 2021.12.3
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/499891

「敵基地攻撃の検討を行う」と表明した岸田総理の所信表明演説に「これまでの憲法解釈を180度転換することになる! 断固反対する!」と厳しく糾弾!~12.6日本共産党 志位和夫委員長 記者会見 2021.12.6
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/499928

自民党改憲案の『緊急事態条項』についてのIWJ記者の質問に「『改憲の必要ない。今ある法律でそれはしっかりとやれるんだ』という事実を一人でも多くの方に広めていく必要がある」と山本代表~12.6れいわ新選組 山本太郎代表 不定例記者会見 2021.12.6
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/499931

「3回目のワクチン接種は『2回目から8ヶ月以上』の経過を待たず、オミクロン株への効果等を見極め、優先度に応じ、モデルナ社のワクチンを活用しできる限り前倒しする」~12.7後藤茂之 厚生労働大臣 定例会見 2021.12.7
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/499978

WHO(世界保健機関)のオミクロン株最新情報をIWJが全文仮訳! 「新型コロナ感染経験のある人」の方が感染しやすくなる可能性がある!? ワクチン接種者も「感染経験ある人」に該当するのか!? 2021.12.7
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/499992

矛盾に満ちた辺野古新基地建設は民主主義を破壊している。辺野古デモクラシーを世界に向けて訴えたい~11.29<オール沖縄会議の緊急連続行動>沖縄防衛局への抗議集会 2021.11.29
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/499700

環境省「海洋放出は環境影響評価法の対象でない」 規制庁「廃炉に何年かかるか答えを持たない」!?──12.7 院内ヒアリング集会 放射能汚染水「海洋放出」は許されない! ~21年8月東電検討資料に基づく関係省庁ヒアリング 2021.12.7
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/499957

「ついに、沖縄県の玉城デニー知事が不承認の判断を下した」! 辺野古移設問題で市民と野党議員らが抗議集会~12.3『美ら海守れ!沖縄県民の民意を守れ!沖縄県の「不承認」を支持する辺野古ブルーアクション』 2021.12.3
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/499844

「差別がエンターテインメントのようにネットで消費され続けていく」「ヘイトスピーチは矛先を向けられた側の命や日常の尊厳を削り取っていく」~12.8 安田菜津紀氏ヘイトスピーチ名誉棄損訴訟についての記者会見 2021.12.8
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/500005

「今日は太平洋戦争が始まった日!」「岸田首相は所信表明演説で『敵基地攻撃能力』の保有、憲法改正を言った!」「絶対に戦争しない政治を社民党は全力でやる!」~12.8社会民主党 福島瑞穂党首 定例会見 2021.12.8
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/500002

都が五輪関連施設の臨時医療施設への転用検討との産経のスクープは誤報!? IWJ取材に都福祉保健局もオリパラ準備局も「記事で初めて知った。各部署の誰も知らない」と回答! 産経取材の「関係者」は誰!? 産経はゼロ回答! 説明責任果たせ! 2021.12.10
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/500082

「日本には少なくとも約300万人の外国人住人がいる! 日本の社会を我々と一緒に支えている!」~12.10第9回 国連・人権勧告の実現を!集会「なぜこんなに冷酷なことができるのか?外国人の人権から見た日本」 2021.12.10
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/500062

■<今週の日刊IWJガイド振り返り>

日刊IWJガイド・日曜版「きわめて感染力が高いとされるオミクロン株はウイルスの弱毒化プロセスに!? 地方自治はコロナ危機をチャンスに変えることができるか?」2021.12.5号~No.3370号
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/49880
会員版  https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20211205

日刊IWJガイド「本日臨時国会召集! 自民党は文通費日割り法案を野党のせいにして見送り方針! 一方、岸田総理は石原伸晃氏を内閣官房参与に任命!!」2021.12.6号~No.3371号
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/49892
会員版  https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20211206

日刊IWJガイド「岸田総理が所信表明演説で敵基地攻撃能力の保有検討、改憲議論の喚起を表明! ハト派の仮面を被った『タカ派』の正体が露わに!!」2021.12.7号~No.3372号
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/49902
会員版  https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20211207

日刊IWJガイド「日米開戦80年の前日、極右国会議員99人が靖国参拝! 財政危機も顧みず、政府は来年度駐留米軍『思いやり予算』を最高水準に引き上げ!!」2021.12.8号~No.3373号
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/49905
会員版  https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20211208

日刊IWJガイド「ファイブアイズは、北京五輪を『外交ボイコット』で足並みが揃いつつある! 日本も『外交ボイコット』検討中!? 理由はウイグルでの人権侵害」2021.12.9号~No.3374号
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/49908
会員版  https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20211209

日刊IWJガイド「日本が欧米に比べ新型コロナ重症・死亡者が少ない要因『ファクターX』を理研が特定! ブレークスルー感染やワクチン、治療薬開発に期待」2021.12.10号~No.3375号
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/49913#more-49913
会員版  https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20211210#more-87643

日刊IWJガイド・会員版「単なる脱税事件で終わらない日大・田中英寿前理事長逮捕の闇! 大学を私物化した田中前理事長、浮かび上がる自民党の政治家の名前!!」2021.12.11号~No.3376号
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/49916
会員版  https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20211211

■<今週のタイムリー再配信 振り返り>タイムリー再配信から2ヶ月間限定で一般会員様がご視聴いただけるコンテンツをご紹介します!

【タイムリー再配信 1032・IWJ_YouTube Live】
「『台湾有事』急浮上で各国の軍拡競争激化 日本列島はミサイル要塞化! 新INF条約を樹立することは可能か?~岩上安身によるインタビュー第1047回 ゲスト 東アジア共同体研究所・須川清司上級研究員(2)」
視聴URL(冒頭以降は会員限定): https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867

【タイムリー再配信 1033・IWJ_YouTube Live】
今回の総選挙でついに全国民に差し迫った危機が!! いつでも独裁が可能!? いつまでも独裁が可能!? 憲法で堂々と独裁を肯定!? より危険性が高まった自民党新改憲の緊急事態条項!~5.21 岩上安身によるインタビュー 第872回 ゲスト 永井幸寿弁護士(1)
視聴URL: https://iwj.co.jp/wj/open/archives/421982

【タイムリー再配信 1034・IWJ_YouTube Live】
今回の総選挙でついに全国民に差し迫った危機が!! いつでも独裁が可能!? いつまでも独裁が可能!? 憲法で堂々と独裁を肯定!? より危険性が高まった自民党新改憲の緊急事態条項!~5.21 岩上安身によるインタビュー 第872回 ゲスト 永井幸寿弁護士(2)
視聴URL: https://iwj.co.jp/wj/open/archives/421982

【タイムリー再配信 1035・IWJ_YouTube Live】
「『ナチスの手口』『緊急事態条項』の正体に迫る!岩上安身によるインタビュー 第604回 ゲスト 升永英俊弁護士」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured

【タイムリー再配信 1036・IWJ_YouTube Live】
アベノミクスによる戦後最大の消費低迷!人口減少と債務累積を無視した楽観論は「アベ政治」を助長!〜3.1 岩上安身によるインタビュー 第925回 ゲスト 弁護士・『データが語る日本財政の未来』著者 明石順平氏(第1弾)(1)
視聴URL: https://iwj.co.jp/wj/open/archives/443579

 それでは、本日も1日、よろしくお願いします。

IWJ編集部(岩上安身、浜本信貴、田上壮彌、富樫航、木原匡康、六反田千恵)

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