「日本には少なくとも約300万人の外国人住人がいる! 日本の社会を我々と一緒に支えている!」~12.10第9回 国連・人権勧告の実現を!集会「なぜこんなに冷酷なことができるのか?外国人の人権から見た日本」 2021.12.10

記事公開日:2021.12.10取材地: テキスト動画
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(取材、文・渡会裕)

 2021年12月10日、東京都千代田区の参議院議員会館で、第9回 国連・人権勧告の実現を!集会「なぜこんなに冷酷なことができるのか?外国人の人権から見た日本」と銘打った集会が開催された。

 1948年12月10日の第3回国際連合総会で世界人権宣言が採択されたことを記念したこの日に、毎年集会やデモが開催されている。今回が9回目となる。

 集会で登壇した指宿昭一弁護士は「日本には少なくとも約300万人の外国人住人がいる。日本の社会を我々と一緒に支えている。このことを絶対にわすれてはいけない。今日の話はこれに尽きる」と前置きして、「しかし自民党政権はずっと『移民政策はとらない』と言ってきた。移民がいるのに『移民政策をとらない』というのはどういうことか?」と述べ、「とらないと言いながら(移民にとって)マイナスの移民政策をずっととってきた」と、日本政府による外国人技能実習生など、外国人労働者問題の根本的な矛盾を指摘した。

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