日刊IWJガイド・非会員版「衆院解散! 会見で岸田総理の分配戦略は、3年経っても『成長の果実』が届くかどうかわからないことが明らかに!」2021.10.15号~No.3319号


┏━━【目次】━━━━━
■はじめに~衆院解散! 岸田総理は会見で「分配と成長の好循環」について「分配を言うだけの野党とは違う」と主張するが、「成長の果実が行き渡るのはいつか?」との質問に「3年後、4年後に賃金が上がりますよと言うのは誤解を招く」と具体的な回答を避ける! 法改正ですぐにも実現する野党の分配戦略に対し、何年待てばいいのかも不明! 岩上安身はまたしても指名されず! メールにて官邸に質問を送付!

■10月も前半が終わります! 9月のご寄付・カンパは月間目標額の56%にとどまり、185万円以上も不足に! 今期第12期のスタートの8月と9月の月間目標額の不足分は合計272万3500円に! 10月のご寄付・カンパも13日間で月間目標額420万円の6%にとどまっています! どうか経済危機が深刻化するIWJに皆さまの緊急のご支援をお願いいたします!

■ご寄付者様からメッセージをいただきました! ここに感謝を込めて紹介させていただきます! 岩上安身が直接、感謝をこめて、ひとつひとつのメッセージにお返事させていただきました!

■【中継番組表】

■ツイッターのネトウヨ・ヘイトアカウント「Dappi」を立憲民主党・小西洋之参議院議員と杉尾秀哉参議院議員がフェイクツイートによる名誉毀損で提訴! 発信者情報開示請求で自民党と取引のあるウェブ制作会社と判明! 参院代表質問で森裕子副代表が「衆院選で卑劣なネット工作を行わせないとこの場で約束を」と求めるも、岸田総理は明確に答弁せず!

■日本の平均賃金はG7最低、韓国を下回り、OECD下位グループ! その転落の原因はアベノミクスだった! 宏池会率いる岸田総理は「成長と分配の好循環」を唱えるが、「令和版所得倍増」の元ネタ池田勇人元総理の「所得倍増計画」は野党が提唱する「好循環の出発点は適正な分配」と同じ考えだった!
┗━━━━━━━━━

■はじめに~衆院解散! 岸田総理は会見で「分配と成長の好循環」について「分配を言うだけの野党とは違う」と主張するが、「成長の果実が行き渡るのはいつか?」との質問に「3年後、4年後に賃金が上がりますよと言うのは誤解を招く」と具体的な回答を避ける! 法改正ですぐにも実現する野党の分配戦略に対し、何年待てばいいのかも不明! 岩上安身はまたしても指名されず! メールにて官邸に質問を送付!

 おはようございます。IWJ編集部です。

 岸田文雄総理は昨日14日、憲法第7条にもとづいて衆議院を解散しました。

※本会議(衆議院インターネット審議中継、2021年10月14日)
https://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php?ex=VL&media_type=&deli_id=52934&time=1167.1

 岸田総理は午後の臨時閣議で、19日公示、31日投開票の衆院選日程を決定し、夜7時から記者会見を行いました。

 岩上安身はこの記者会見に参加し、挙手し続けましたが、司会進行をつとめる四方敬之(しかた・のりゆき)内閣広報官に指名されませんでした。

 今回は、幹事社はじめ、複数の記者が1回の質問機会に複数の質問を行っていたので、会見終了後、岩上安身自身が直接、四方広報官に談判し、指名されなかった記者も複数の質問ができるように訴え、認められたものです。

 岩上安身の質問は以下の2点です。岸田総理からの回答が示されたら、この日刊IWJガイドでもお伝えしますので、ご注目ください。

——————————-

 岸田総理に2点質問いたします。

 1点目は、現役財務次官の月刊『文藝春秋』での論文について、岸田総理総裁が任命した自民党の高市早苗政調会長と、鈴木俊一財務大臣の見識が全く正反対であることです。与党と政府の分裂は、深刻であり、どちらの方向に岸田政権は向かうのか、有権者は困惑しており、選挙前に方向性を明確にしていただきたいと思います。

 現役の財務事務次官である矢野康治(やのこうじ)氏が、月刊『文藝春秋』11月号に、『このままでは国家財政は破綻する』と題した論文を寄稿し、衆議院選挙に向けて、与野党の掲げる大規模財政出動を「バラマキ合戦」と批判しました。

 この矢野氏の論文について、高市自民党政調会長は、「思い切った財政出動が必要だという、こういう点について批判されるというのは、主権者の代表である国会議員に対してとても失礼なことだ」と強く反論しました。高市氏は、総裁選挙中、「サナエノミクス」を掲げ、「時限的にプライマリーバランス」を凍結し、「財政出動を優先」すると明言していました。

※“ばらまき”指摘を受け高市政調会長「とても失礼なこと」(TBSニュース、2021年10月13日)
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4381293.html

※高市早苗氏が正式に出馬表明「私のすべてをかけ働く」 自民総裁選(毎日新聞、Youtube、2021年9月8日)
https://www.youtube.com/watch?v=Ay-p_W3s0f8
 
 高市政調会長は、10日のNHK番組「日曜討論」でも、矢野論文に対して「これほどばかげた話はない」と切り捨てています。

※財務次官が「バラマキ合戦」と異例の政治批判 ⇒ 高市早苗氏「これほどばかげた話はない」(HUFFPOST、2021年10月13日)
https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_6164cd00e4b0c1ab4bb7b08f

 他方、岸田内閣で財務大臣に登用された鈴木俊一財務相は、矢野論文について、「寄稿の内容も政府の基本方針に反するものではない」と、矢野次官を擁護する発言をされ、高市政調会長と真っ向から対立する見解を示しています。

※財務相、次官の「バラマキ」発言を擁護 「基本方針に反しない」(毎日新聞、2021年10月12日 )
https://mainichi.jp/articles/20211012/k00/00m/010/102000c

 また、経済同友会の桜田謙悟代表幹事は12日の定例記者会見で、財務省の矢野論文に関し、「ほぼ100パーセント賛成だ」と、鈴木財務相と同じく、矢野次官を擁護する発言をされています。

※財務次官に全面賛成(共同通信、2021年10月12日 )
https://nordot.app/820594382618509312
 
 こうした与党と政府が分裂しているという状況にあって、岸田総理ご自身は、10月10日のフジテレビ番組「日曜報道 THE PRIME」に出演された際、「いろんな議論があっていいと思うが、いったん方向が決まったならば、しっかりと協力してもらわなければならない」とくぎを刺しておられます。しかし「いったん決まった方向」とはどちらの方向なのか、肝心のその点をお示しになっていません。

 高市政調会長の示す財政出動の方向なのか。鈴木財務大臣、矢野財務事務官、経済同友会の桜田代表幹事らが支持する財政規律を守る方向なのか。総理自身が、選挙前のこの時点でお示しにならないと、与党の自民党の政調会長と岸田政権の財務大臣並びに財務次官の国家財政に対する見解が、真っ二つに分裂している状態では、有権者は自民党に票を投じていいのかどうか、判断がつきません。

 会見前のスピーチで岸田総理は、今回の選挙が「成長も分配も」という自民党と「分配優先」の野党と、どちらを選択するかの選挙だ、と言われましたが、それ以上に重要な争点であると思われます。金融・財政政策について、与党と政府とでまったく違う方向を向いているのですから、事は深刻です。

 どんなに素晴らしい政策を並べても、予算がなければ実行できません。とはいえ、国家財政が破綻しては、「成長も分配も」失敗に終わります。

 自民党及び政府が、どちらの方向を向いていくのか、岸田総理ご自身の選択を、明確にお示しください。

 2点目の質問は、改憲についての質問です。

 8月26日の総裁選出馬会見において、弊社IWJの記者の質問にこたえて岸田総理は、自民改憲案4項目について支持する旨、表明されました。その4項目の中には「緊急事態条項」が含まれています。その点について、岸田総理は、「ご指摘の緊急事態の部分については、さまざまな議論があります。しかし、こうした緊急事態にあっても、国民の代表である国会の権能をしっかりと維持していく、これは大切な視点だと思っています」。とお答えになっています。

このご回答には、理解しかねるところがあります。

 自民党が公式サイトに掲げている改憲4項目の中の「緊急事態対応」は、国会を空洞化し、立法権を取り上げ、国会の議論・議決を経ずして内閣が法律に代わる「政令」を自由に出して国民を従わせるという、内閣による独裁を可能にする項目です。これは国家緊急権を憲法に巻き込むことに他なりません。

 他の先進諸国の憲法における国家緊急権には、ナチスが国家緊急権を悪用して独裁を行った反省に立ち、国会の事前同意や、期間の厳密な制限、解除の手続きなど、必ず、国家緊急権に厳格な制限を加えていますが、自民党改憲案は、2018年案もそうでしたが、現在の「緊急事態」案も、そうした厳格な制限や通常の民主主義体制に復する筋道が一切書かれていません。素案とはいえ、危険きわまりない条項であると言わざるをえません。

 岸田総理は、恒久的な内閣独裁を可能にし、立法府である国会をフリーズさせてしまう、2018年案、そして現在の4項目のひとつ「緊急事態対応」に賛成なのか。

 それともこれらとは違って、おっしゃっていたように「国会の機能の維持」のために、緊急事態宣言発出の前の国会の事前同意や政令発出の国会での事前の承認、また、緊急事態が一時的な措置で終わるように、解除の手続きと、国会に立法権を速やかに戻すなどの条件を織り込む、徹底した制限を加えた形の「国家緊急権」へと手直しをするおつもりなのか。

 岸田総理の本音はどちらにあるのか、お聞かせ願いたいと思います。

——————————-

 会見で岸田総理は衆院選について、「最大の争点はコロナ対策」だと述べ、コロナ対策について、「明日(本日15日)、全体像と実行の骨格を発表する」と表明しました。

※ここから先は【会員版】となります。会員へのご登録はこちらからお願いいたします。ぜひ、新規の会員となって、あるいは休会している方は再開して、ご覧になってください!

https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

――――――

■10月も前半が終わります! 9月のご寄付・カンパは月間目標額の56%にとどまり、185万円以上も不足に! 今期第12期のスタートの8月と9月の月間目標額の不足分は合計272万3500円に! 10月のご寄付・カンパも13日間で月間目標額420万円の6%にとどまっています! どうか経済危機が深刻化するIWJに皆さまの緊急のご支援をお願いいたします!

 9月のご寄付・カンパの集計が確定しましたので、ご報告させていただきます。

 9月のご寄付・カンパは、223件で、234万7400円でした。ご寄付・カンパいただいた皆さま、本当にありがとうございます。

 しかしながらこの金額は、今期の新たな月間目標金額である420万円の56%にとどまり、9月は185万2600円の不足となりました。

 IWJでは、今期第12期の年間の予算の見通しを立てさせていただきました。その上で、今期の会費収入は、7月時点で前期より10%の減少と予想し(第11期実績、6200万円、第12期予想6000万円)、ご寄付・カンパの目標額を月額420万円(年間5040万円)とさせていただきました。前期の目標額は月間450万円でしたから、さらに緊縮して30万円下げております。

 それでも、コロナ禍の続く現状を見ていると、会費・ご寄付・カンパ等の収入は、予測を下回ってしまうかもしれません。何とぞ、皆さまのご支援、ご協力をお願いいたします。

 10月は1日から13日までに、29件、24万8900円のご寄付・カンパをいただきました。ありがとうございます。

 しかしこの金額も、今月の月間目標額420万円の6%にとどまっています。このペースが続くとすると、IWJは壊滅的な打撃を受けます。

 今期第12期は、3ヶ月目に入ったばかりですが、すでに8月は月間目標額を87万900円下回り、9月は185万2600円下回って、合計272万3500円の不足となっています。

 今月10月の目標額420万円に、8月と9月の不足分272万3500円をあわせた692万3500円に対して、今月のご寄付・カンパはまだ4%にとどまっています。

 IWJは、赤字でキャッシュフローの足りなかった8月を乗り切るため、100万円を岩上安身から借り入れました。すでにお伝えしている通り、IWJは、岩上安身に前期だけで993万5000円借り入れており、今回の100万円とあわせて1093万円を借り入れてしまっています。

 個人が1000万円を超えるお金を会社に貸す、というのは大変なことです。第12期のスタートにあたって、岩上安身は前期も途中から無報酬で働いておりましたが、今期も1年間、無報酬で働くことを決めています。これ以上、会社が岩上安身に頼るのは苦しい状況です。

 どうか皆さまのお力で、IWJをお支えください!

 コロナ禍は、日本のすべてを直撃しています!

 IWJも例にもれず、前期の第11期に、突然のコロナ禍とコロナに伴う経済的危機の影響により、残念なことですが、会員数が大幅に減少してしまいました。

 9月30日時点の会員総数は3526人で前月同日比で63人減、前年同日比で810人も減少してしまいました。退会された皆さまからは、「経済的に苦しくなったのですみません」等々のメールをいただいており、我々も胸を痛めております。

 しかし、会員減少は、IWJの運営基盤が崩れてゆくような事態です。どうぞ、IWJを、ご友人、知人にご紹介いただき、会員になっていただけるよう、お声がけしていただいたり、SNSでIWJの存在や経営が厳しいことなどを拡散してください。よろしくお願いいたします。

 会費とご寄付・カンパがIWJを支える収入の2本柱ですので、会員の減少は即、会費の減少につながり、ご寄付への依存度がどうしても上がってしまうことになります。

 同じように皆さまもそれぞれ、コロナ禍で厳しい状況に直面されていることと拝察いたします。こうした状況で皆さまにご寄付・カンパを繰り返しお願いすることは、心苦しいことではあります。

 しかし、特定のスポンサーをもたないことで、何者にも縛られず、忖度せずに、真実をお伝えしてゆくのが、独立メディアであるIWJの存在意義です。

 非会員の方はまず、一般会員になっていただき、さらに一般会員の皆さまには、サポート会員になっていただけるよう、ぜひご検討いただきたいと存じます。

 その会費と、月々、皆さまからお寄せいただく、ご寄付・カンパによって支えられてはじめて、IWJは、市民の皆さまのためになる真の独立市民メディアとしてその活動を継続し、その使命を果たすことが可能となります。

 自民党総裁選が終わり、蓋を開けてみれば、結局は、安倍・菅政権を継承する岸田文雄氏が新総裁に選ばれ、改憲は「ナチスの手口を学んだらどうか」と発言した麻生氏が党の副総裁、「あっせん利得収賄罪」疑惑の甘利氏が幹事長、中国に対し「電磁パルスでミサイル基地を無力化する」と妄想を口走る高市氏が政調会長と、連日「何も変わらない・変えさせない」人事が報じられています。

 それでも、衆議院選挙が近づいており、その際には、報道と言論の力によって日本を変え、破滅的な戦争への道からまぬがれることはできるはずだと我々は信じています。またそうならなければ、日本は本当に滅んでしまいます。

 現在、政府・与党は、このコロナ禍のただ中にもかかわらず、日本列島を中国のミサイルを吸収する「ミサイルホイホイ」にするという米軍戦略に追随し、自滅行為とも言える中距離ミサイル配備の準備を進めています。

※米国が日本に新型中距離弾道ミサイルを大量配備!? 日本列島は米中露の核の戦場にされる!? 岩上安身は2010年から元外務省国際情報局長・孫崎享氏と共に「オフショア・バランシング」の問題点を指摘!! ついに現実に!?
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/458384

 政調会長のポストを得た高市氏は、総裁選中、中国に対し「電磁パルスで敵基地を無力化」などというトンデモ発言をしていましたが、問題発言はそれだけではありません。高市氏は、中距離ミサイルの配備は「絶対に必要です」とまで公言していました。

※自民党総裁候補・高市早苗氏の「核爆発による電磁パルスで敵基地を無力化」発言について識者にきく!(その3) 元防衛省キャリアで元内閣官房副長官補の柳澤協二氏は「漫画の読みすぎなのかもしれない。もっと現実の政策にもとづく議論をすべき」と回答!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/496610

※2021.9.24 【ハイライト・電磁パルス編】岩上安身による日本女医会理事・青木正美医師、日本女医会前会長・前田佳子医師インタビュー
https://www.youtube.com/watch?v=ffeJkwXsX28&t=107s

※コロナ「冬の第6波」に向けて日本はコロナとどう向き合うのか~オリパラ強行開催が残した課題と感染症に強い社会づくりへ向けた新しい政治 ~岩上安身によるインタビュー 第1053回 ゲスト 日本女医会理事・青木正美医師、日本女医会前会長・前田佳子医師 【電磁パルス編】
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/496626

 外交、安全保障に関して安倍・菅政権の路線を継承することになるであろう岸田政権は、自民党だけでなく、他党、即ち公明、維新、国民民主の一部などの改憲勢力で議席数の3分の2をとれば、いよいよ改憲発議に着手する可能性があります。岸田新総裁もまた、緊急事態条項を憲法に導入する安倍改憲の支持者です。

 岸田文雄氏は、かつてはリベラル色が強かった宏池会出身です。が、2012年の第2次安倍内閣成立以降、右傾化がはなはだしかった安倍・菅政権の約10年の間ずっとその内部で支えてきた人物でもあります。悪く言えば、信念のない、良く言えば、順応性の高い人物であるともいえるでしょう。

 急に新総裁になって目がさめて、宏池会の伝統のハト派に戻りましたあー! などということは、まずありません。

 改憲による緊急事態条項の導入も、実現すれば、ナチスと変わらない独裁内閣が実現し、どんな無茶な国民への「命令」であろうと、法律と同じ効力をもつ「政令」として出せるようになります。

 もし、次の衆議院選挙で改憲勢力を勝たせるような投票行動を国民がすれば、危険な緊急事態条項が憲法に組み込まれてしまいます。

※【岩上安身のツイ録】菅義偉総理が会見で、岩上安身のG7サミットに関する質問に、「中国包囲網なんてない」と言い出した! 対米従属路線や戦時独裁体制を築こうとしていることについては、反論も説明もなし。答えられない、ということか!? 2021.6.27
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/493703

※国民投票法「改悪」案、5月6日にも衆院採決か!?  国民投票法の次はナチスばりの緊急事態条項を含む自民党改憲へなだれ込むリスクが! 「不要不急」の改憲の目的はナチスばりの戦時独裁体制の樹立!~岩上安身によるインタビュー 第1040回 ゲスト 立憲民主党・小西洋之参議院議員 2021.4.30
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/491635

※憲法記念日に安倍総理が櫻井よしこ氏らが主催する「5.3憲法フォーラム」に送ったビデオメッセージをIWJが全文文字おこし!コロナ禍に乗じて「緊急事態条項を議論すべき」との「偽論」に要注意! 2020.5.4
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/473790

※総理会見で岩上安身が直撃質問!「報道、言論の自由は担保されるのか?」「非常事態宣言で国民を慣らし、改憲で緊急事態条項を導入!?」安倍総理は「安倍独裁」を否定せず「国民が選ぶこと」と回答!! 2020.3.16
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/469996

※世界の「緊急事態条項」を検証!自民党改憲草案の「異常性」に迫る~岩上安身によるインタビュー 第612回 ゲスト 早稲田大学法学学術院教授 水島朝穂氏 2016.2.13
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/287146

 自民党は、中国、北朝鮮など「仮想敵国」に対する態度に硬軟はあるものの、岸田氏も含め、日米安保を外交方針の基軸としたまま、米国任せ、「思考停止」している点では共通しています。自民党が「日本を戦争できる国にする」ために改憲を進めるのも、米国の意向に沿っているからです。

 ここで、日本人全員が気づかなくてはいけないのは、日本がいつまで米国の庇護を当てにしていられるのか、という問題です。中国との戦争の戦端を切ったあと、米軍が日本を守るために大きな犠牲を払って中国と戦ってくれると本気で思っているのですか? という問いです。

 8月に米軍が20年間に及んだアフガニスタン戦争を終え、全軍を撤退させました。米軍は、9.11の報復として、アルカイダを匿っているという理由でアフガンにミサイルの雨を降らせて侵攻し、次に「大量破壊兵器」を持っていると虚偽の言いがかりをつけて、イラクをまるごと破壊しました。

 その結果はどうなったでしょうか?

 米軍がアフガニスタンで20年も侵略戦争を行い、あげく樹立した親米傀儡政権を無責任にも「もはや米国の国益ではない」と損切り。米軍と20年間戦ってきたタリバンは、あっという間に支配地域をほぼ全土に拡大し、首都カブールに無血入城を果たしました。

※米軍が撤退を進めるアフガニスタンでタリバンが首都カブールを奪還、アフガニスタン政府・ガニ大統領はタジキスタンへ出国、ガニ政権は事実上崩壊!ハートランドである「アフガニスタンを攻略しようと侵攻した帝国はことごとく滅び去った。大英帝国しかり、ソ連しかり、そして米帝国しかり。帝国の墓場で米国は自国の覇権の墓穴を掘った」と岩上安身はツイート!(日刊IWJガイド、2021.8.16号)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/49267#idx-5

※米軍撤退開始とともに決まっていたも同然だったカブール陥落! アフガン脱出を急ぐ米大使館! アフガン人ジャーナリストは「米国に裏切られた」と米メディアに寄稿! 米国と米軍を信じた者たちを、あっさりと見捨てて去った! 取り残された者たちに身の保証はない! 日米同盟も同じ!(日刊IWJガイド、2021.8.17号)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/49278#idx-3

※タリバンによる首都カブールへの「無血入城」と大統領府掌握は、米国から中国への覇権の一部の「譲渡」!? 7月末に天津で開かれた米中外交対談、続けてその直後に中国とタリバン代表団が会談をもったその内容と意味は?(日刊IWJガイド、2021.8.17号)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/49278#idx-4

※バイデン米大統領が「米国の利益でない内戦を戦わない」と表明、同盟国から疑念噴出! 動揺が広がる! 「NATO、日本、韓国、台湾とは根本的な違い」と火消しに! 産経ワシントン客員特派員で在米右派ジャーナリストの古森義久氏ですらも、「米国は防衛を誓った相手国、同盟パートナーであっても、国内世論や国際情勢が変わればその誓約を一変させる」と指摘! 対米追従一辺倒の戦後右翼・保守はどうする!?(日刊IWJガイド、2021.8.23号)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/49311#idx-4

 呆れるのは他国を侵略しておいて、コストが見あわないとか、米軍兵士の犠牲が多いなどと判断した時の、米軍・米国の薄情さ、逃げ足の速さです。

 こんな米軍が、日米安保にもとづき、自分たちをいざという時に守ってくれるだろう、などと信じている方が、さすがにどうかしていると言わざるをえません。彼らは、いざという時には守ってくれず、逃げ出す連中なのだ、ということが誰の目にも明らかになったはずです。

 誰の目にも、と書きましたが、我が日本では、まだ多くの人が目を覚ましていません。まだまだ国民の多くは、目を覚まさず、「日米安保」という「御神体」を拝んで、「日米安保基軸」とマントラを唱え続けているのが現状です。

 こうした日米安保カルトの洗脳が解けるには、まだ相当な時間と一定の「ショック」が必要なのかもしれません。しかし、その「ショック」が、愚かな戦争と再度の徹底した敗戦なのだとしたら、あまりに犠牲が大き過ぎます。

※対コロナ戦争の敗北を否認するばかりの菅政権!繰り返し現れる「無責任の体系」、日本は崩壊する米帝国への従属を続け「敗戦準備」を加速するのか!?~8.25岩上安身によるインタビュー 第1049回 ゲスト 京都精華大学国際文化学部講師 白井聡氏 2021.8.25
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/495539

 今年の衆議院選挙は、与党を中心とした属米改憲勢力を落選させ、最低限、衆議院の議席の3分の2以下にまで減らして、改憲発議ができないようにしなければいけません。

 そうでないと、改憲による緊急事態条項導入が即座に現実のものとなってしまいます。そして本当に頭のネジが何本か外れた対米依存症の政治家と、米国の言うことを追認するだけの官僚、今ですら「忖度」ばかりの御用メディアが、さらに「大本営発表」のプロパガンダ一色にしてしまって、しなくてもいい戦争をしてしまい、地獄を見ることが現実のものとなってしまう可能性があります。

 今年秋の総選挙は、日本という国の生存、存続がかかった、最後の、重要な選挙となるかもしれないのです。

 属米改憲勢力が大勝するようなことがあれば、報道の自由も言論の自由もなくなり、IWJの存続ももちろん不可能になると思います。

 一部の野党だけでなく、多くのメディアが既に権力に屈していることは、自らスポンサーとなった東京五輪を巡る報道や、民放連が自主規制なしに改憲CMを受け入れると開き直っている姿勢を見れば一目瞭然です。

※テレビは民主主義の味方ではなくなった! 民放連が衆院憲法審査会で、「国民投票運動の放送対応の検討作業はこれで一区切り」と表明! テレビCMの量的な自主規制なしに改憲が発議されれば、緊急事態条項創設へまっしぐら!!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/448846

 先述した通り、高市早苗氏の、テレビ生放送中の重大な問題発言も、ほとんどのマスメディアが、「問題視」せず、ベタ記事程度ですませています。会見などで質問し、問題視し続けているのはいまだにIWJだけ、というのが、この国の報道・言論の鈍感さ・思考放棄・事なかれ主義のあらわれなのです。

※自民党総裁選に出馬の高市早苗氏、テレビ番組で、中国との戦争では「電磁パルスで敵基地を無力化する」と爆弾発言!! 高高度上空における核爆発によって電磁パルスを起こす? 「対支一撃論」と同じ愚劣な思考!(前編)
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/496407

※自民党総裁選に出馬の高市早苗氏、テレビ番組で、中国との戦争では「電磁パルスで敵基地を無力化する」と爆弾発言!! 高高度上空における核爆発によって電磁パルスを起こす? 「対支一撃論」と同じ愚劣な思考!(後編)
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/496442

※自民総総裁候補・高市早苗氏の「電磁パルスで敵基地を無力化」発言について識者に訊く!(その1)石破茂氏は「核爆発を伴うものであり、NPT体制と不整合」と述べる!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/496596

※自民総総裁候補・高市早苗氏の「電磁パルスで敵基地を無力化」発言について識者に訊く!(その2)岸田文雄氏は「核保有、これはまったく、するべきではない、私は絶対に我が国は核兵器をもつべきではない」と回答!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/496601

※自民総総裁候補・高市早苗氏の「電磁パルスで敵基地を無力化」発言について識者に訊く!(その3) 柳澤協二氏は「アメリカはまったくそんなことを考えていない。もっと現実の政策にもとづく議論をすべき」と回答!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/496610

 マスメディアが報じない事実と真実を報道し、売国的な権力への批判を続け、主権者である日本国民が声をあげ続けることができるようにすることが、今、絶対に必要なことであり、それが我々IWJの使命であると考えています。

 決して負けられないこの戦いに、IWJとともに、ぜひ皆さまにも一緒に参戦していただきたいと思います。前線には我々が立ち、売国的な権力に挑みます。皆さまにはぜひ、後方支援となる会員登録とご寄付・カンパをどうぞよろしくお願いしたく存じます。

 12年目となるIWJへ、皆さまからの温かいご支援を、引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

※ご寄付・カンパはこちらからお願いします。
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

※ご寄付・カンパを取り扱っております金融機関名です。よろしくおねがいします。(クレジットカードの場合は、上記URLからお入りください)

みずほ銀行
支店名 広尾支店
店番号 057
預金種目 普通
口座番号 2043789
口座名 株式会社インデイペンデント ウエブ ジヤーナル

城南信用金庫
支店名 新橋支店
店番号 022
預金種目 普通
口座番号 472535
口座名 株式会社インディペンデント.ウェブ.ジャーナル

ゆうちょ銀行
店名 〇〇八(ゼロゼロハチ)
店番 008
預金種目 普通
口座番号 3080612
口座名 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル カンリブ

■ご寄付者様からメッセージをいただきました! ここに感謝を込めて紹介させていただきます! 岩上安身が直接、感謝をこめて、ひとつひとつのメッセージにお返事させていただきました!

 ご寄付者様から嬉しいメッセージをいただきました。ここに、感謝を込めてご紹介させていただきます。

 メッセージひとつひとつに、岩上安身がご返信を書かせていただきます! ぜひ嬉しい励ましのメッセージ、あるいは、ご質問やご提案などにもお答えしますので、お寄せください! ただし、会員の方で、ご寄付者様からのメッセージのみとさせていただきます!

======

山崎淑子さんのインタビュー、全部見ました。すばらしかったです。こういう人がいることは大きな希望になりますね。素晴らしいインタビューありがとうございました。たくさんの人に見て欲しいです。(高崎 明 様)

――――――

高崎明様

 ありがとうございます。「9.11同時多発テロ」をニューヨークで経験して、その経験とご自身が抱いた疑問を検証した山崎さんへのインタビューは掘り起こしてみると貴重な証言となっています。

 IWJのアーカイブには、こうした貴重なインタビュー等が数多く収蔵されています。追いうち、過去のコンテンツを含め短い「切り抜き」動画を発信していきますので、それを御覧になって気になるものの全編をぜひ、サポート会員として御覧いただければと思います。

 今後ともご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

岩上安身

======

申告の通り9月分として(水野 博 様)

――――――

水野 博様

 ご寄付、ありがとうございます。

 財政的に非常に厳しい時期が続きますが、つぶれてしまわないように頑張り抜きたいと思いますので、どうぞこれからも、応援をよろしくお願いいたします。

岩上安身

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

◆中継番組表◆

**2021.10.15 Fri.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ・エリアCh1・京都】「衆院選に関する内容」
視聴URL: http://twitcasting.tv/iwj_areach1
———————-

【IWJ・Ch5】10:30~「『みんなの未来を選ぶためのチェックリスト 衆議院選挙2021』記者会見」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch5

 市民有志による「みんなの未来を選ぶためのチェックリスト 衆議院選挙2021」の記者会見を中継します。これまでIWJが報じてきた衆議院選挙関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E8%A1%86%E8%AD%B0%E9%99%A2%E9%81%B8%E6%8C%99
———————-

【IWJ・Ch4】11:10頃~「山際大志郎 経済再生担当大臣 記者会見」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch4
 山際大志郎 経済再生担当大臣による記者会見を中継します。これまでIWJが報じてきた大臣会見関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E5%A4%A7%E8%87%A3%E4%BC%9A%E8%A6%8B
———————-

【IWJ・エリアCh2・福島】13:30~「第43回 福島県『県民健康調査』検討委員会」
視聴URL: http://twitcasting.tv/iwj_areach2

 第43回 福島県「県民健康調査」検討委員会を中継します。これまでIWJが報じてきた県民健康調査関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e7%9c%8c%e6%b0%91%e5%81%a5%e5%ba%b7%e8%aa%bf%e6%9f%bb
———————-

【IWJ・エリアCh5・東京】18:00~「原発反対八王子行動」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_areach5

 「キンパチデモ実行委員会」主催の原発反対八王子行動を中継します。これまでIWJが報じてきたキンパチデモ実行委員会関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/kinpachi-demo-executive-committee

========

◆中継番組表◆

**2021.10.16 Sat.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ・エリアCh1・大阪】「衆院選に関する内容」
視聴URL: http://twitcasting.tv/iwj_areach1

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

◆昨日アップした記事はこちらです◆

<衆院選にむけての緊急インタビュー2!>闇政治資金パーティーを開き、甘利明幹事長を講師に招いた元安倍晋三総理補佐官の薗浦(そのうら)健太郎氏を東京地検に告発! 岩上安身によるインタビュー第1055回 ゲスト 上脇博之神戸学院大学教授
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/497315

<衆院選にむけての緊急インタビュー3!>政官財癒着の構造! 元安倍晋三総理補佐官の薗浦健太郎氏を東京地検に告発! 岩上安身によるインタビュー第1056回 ゲスト 上脇博之神戸学院大学教授
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/497396

<衆院選にむけての緊急インタビュー4!>安倍元総理のお膝元で、またも「政治とカネ」疑惑、友田有・山口県議を告発! 岩上安身によるインタビュー第1057回 ゲスト 上脇博之神戸学院大学教授
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/497416

「変えよう!支え合う日本へ!まっとうな政治へ!」立憲民主党、枝野代表が「政権政策2021」を発表!「『1億総中流社会』の復活」など7項目!~10.13「立憲民主党政権政策2021」発表会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/497431

自民党総裁選での高市政調会長の改憲発言に関するIWJ記者の質問に「自民党『憲法改正草案』の人権の考え方が非常に間違っている」と福島党首!~10.13社会民主党 福島瑞穂党首定例会見―内容:選挙公約ならびに新ポスターの発表
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/497434

全政党、総選挙の全候補者よ、耳を傾けよ! 東京都医師会の尾崎治夫会長がPCR検査拡充の必要性を訴える!東京都医師会の尾崎治夫会長は、IWJの質問に「PCR検査、抗原検査をもっと無料にできるような体制にもっていくことが重要」と回答!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/497410

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

■ツイッターのネトウヨ・ヘイトアカウント「Dappi」を立憲民主党・小西洋之参議院議員と杉尾秀哉参議院議員がフェイクツイートによる名誉毀損で提訴! 発信者情報開示請求で自民党と取引のあるウェブ制作会社と判明! 参院代表質問で森裕子副代表が「衆院選で卑劣なネット工作を行わせないとこの場で約束を」と求めるも、岸田総理は明確に答弁せず!

 10月6日、立憲民主党の小西洋之参議院議員が、以下のようにツイートしました。

 「【お知らせ】TwitterアカウントDappi(@dappi2019)の名誉毀損のツイートについて、東京地方裁判所の発信者情報開示を認める判決を受けて、プロバイダから発信者情報(法人名、所在地 等)が開示されました。

 本日、発信者に対し、損害賠償等を求める訴訟を東京地方裁判所に提起いたしました」

※小西洋之議員のツイート(2021年10月6日)
https://twitter.com/konishihiroyuki/status/1445685875380133889

 このDappi(@dappi2019)というツイッターアカウントのプロフィール欄には「日本が大好きです。偏向報道をするマスコミは嫌いです。国会中継を見てます」と書かれ、2019年6月からツイッターを開始し、10月14日現在、16万人を超えるフォロワーがいます。

 「Dappi」は、ネトウヨ、ヘイトアカウントとして知られ、2015年にツイッターを始め、2019年にアカウントを凍結されて、現在のアカウントでツイートを再開しています。

 東京新聞は13日付記事で、「Dappi」アカウントが「都内のIT関連企業の法人のもの」、「主にウェブサイトや広告宣伝の企画や制作、コンサルティング、イベントの企画運営などを手掛け」、「自民党東京都支部連合会」、「TOKYO自民党政経塾」、「閣僚経験もある自民党の女性国会議員(他紙は小渕優子議員と特定)」と取引があったと報じています。

※野党攻撃ツイッター「Dappi」が自民党と取引!? 正体はIT企業 ネット工作まん延か(東京新聞、2021年10月13日)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/136538/1

 13日に行われた参議院の代表質問では、立憲民主党の森裕子副代表が、次のように岸田文雄総理を追及しました。

※ここから先は【会員版】となります。会員へのご登録はこちらからお願いいたします。ぜひ、新規の会員となって、あるいは休会している方は再開して、ご覧になってください!

https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

――――――

■日本の平均賃金はG7最低、韓国を下回り、OECD下位グループ! その転落の原因はアベノミクスだった! 宏池会率いる岸田総理は「成長と分配の好循環」を唱えるが、「令和版所得倍増」の元ネタ池田勇人元総理の「所得倍増計画」は野党が提唱する「好循環の出発点は適正な分配」と同じ考えだった!

 OECD(経済協力開発機構)が発表している2020年の国別平均賃金(購買力平価、米ドル)で、加盟38カ国のうち、トルコ、コロンビア、コスタリカを除いた35カ国中、日本は22番目、下から14番目の低さであることがわかりました。

 加盟国平均は4万9165ドル、最も賃金が高いのは米国の6万9392ドル、最も低いのはメキシコの1万6230ドルで、日本は3万8515ドルです。

 日本の賃金は、米国のわずか55.5%、OECD加盟国平均の78.3%でしかないということです。

※ここから先は【会員版】となります。会員へのご登録はこちらからお願いいたします。ぜひ、新規の会員となって、あるいは休会している方は再開して、ご覧になってください!

https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

――――――

 それでは、本日も1日よろしくお願いします。

※日刊IWJガイドのフルバージョン(会員版)は下記URLより御覧ください。
https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20211015

IWJ編集部(岩上安身、六反田千恵、城石裕幸、富樫航、中村尚貴)

IWJ 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
岩上安身サポーターズクラブ事務局
公式サイト 【 https://iwj.co.jp/ 】公式ツイッターアカウント 【 https://twitter.com/iwakami_staff