<衆院選にむけての緊急インタビュー4!>安倍元総理のお膝元で、またも「政治とカネ」疑惑、友田有・山口県議を告発! 岩上安身によるインタビュー第1057回 ゲスト 上脇博之神戸学院大学教授 2021.10.12

記事公開日:2021.10.13取材地: テキスト動画独自
このエントリーをはてなブックマークに追加

(文・IWJ編集部)

特集 2021衆議院選挙
※こちらは衆院選終了までフルオープンにします。
※全編映像は会員登録すると御覧いただけます。 サポート会員の方は無期限で、一般会員の方は記事公開後の2ヶ月間、全編コンテンツが御覧いただけます。 一般会員の方は記事公開後 2ヶ月間以内に限り御覧いただけます。
ご登録はこちらから

 10月12日、岩上安身は神戸学院大学の上脇博之教授に10日、11日の続々編になるインタビューを行った。

 上脇教授は今年9月28日付けで、元安倍総理補佐官の薗浦(そのうら)健太郎衆議院議員、薗浦議員の政治資金管理団体「新時代政経研究会」の会計責任者である大谷勇人氏を政治資金規正法違反の闇政治資金パーティー事件で、株式会社ライズ・ジャパンの仲井力社長を、政治資金規正法の「寄付の総額の制限」違反で、刑事告発した。

 10日と11日の岩上安身によるインタビューでは、薗浦議員の闇パーティの疑惑に関する告発について、上脇教授に詳しくお話をうかがった。

 12日の岩上安身によるインタビューでは、上脇教授が行ったもう一つの告発について、うかがった。

 上脇教授は今年10月4日に、友田有(ともだたもつ)・山口県議らを違法な寄附の供与・受領(政治資金規正法違反)容疑で告発した。友田県議は、安倍元総理を地元で支える「おともだち」だ。上脇教授は告発状の送付をメディアに知らせたが、報じたのは5日付け中国新聞の朝刊紙面のみだったとのこと。

 上脇教授は9日、「中国新聞以外の報道機関は安倍元総理またはお友達の友田有・山口県議が怖いからなのか、忖度しているからなのか、報道しない」とツイートした。

 上脇教授は告発に際して、記者会見を行わなかったとのこと。上脇教授は次のように語った。

 「中国新聞が告発を記事にした後、いくつかのメディアに告発状が欲しいということで送ったんですが、記事になりましたという返事が今のところない。

 ネットで検索しても出てこない。なぜか報道がないんですよね。

 友田県議は地元でも有力者で、バックに安倍さんがついていると。ご本人のホームページでも、安倍さんとのツーショットの写真とか、そういうのがたくさん出てくるので、やっぱり地元ではなかなか報道できないのかなあとか、あるいは忖度してるのかなあと、ちょっと勘繰ってしまうんですよね」

 告発は、友田県議が、「自民党山口県五省(ごせい)支部」「友田政策研究会」「友田たもつ後援会」という3つの政治団体から合計で800万円の寄付を受けたことを政治資金規正法に違反しているとするものである。「公職の候補者」の政治活動への寄附については、供与した側と受領した側の両方に罰則が課せられており、上脇教授は「受け取った時点で、どう考えても、この友田さんは罰を受けて然るべき存在だということは明らか」と断言した。

 しかもこの3団体はすべて、電話番号が同じであり、政策研究会と後援会は住所も同じ、会計責任者も同じ、党支部の会計責任者は後援会の代表者という「ツーカーの関係」である。

 さらに2019年の県議選では、自由民主党山口県五省支部に山口県歯科医師連盟から10万円、山口県宅建政治連盟からも10万円が寄付されたが、党支部は収支報告書に記載していなかった。

 また、友田県議本人にも山口県医師連盟から10万円の推薦料が支払われていますが、友田県議は選挙運動費用収支報告書に記載していなかった。

 上脇教授は「政治団体の種類によって透明度が違う」と解説しました。友田県議の場合、資金管理団体である「友田政策研究会」は透明度が高い一方、「その他の政治団体」である「自由民主党山口県五省支部」と「友田たもつ後援会」は、人件費、光熱費などの経常経費について、明細を書く必要がないとのこと。

 告発状に書かれた一覧によると、党支部と後援会には経常経費が書かれているが、「資金管理団体」である「友田政策研究会」の経常経費は0円。

 上脇教授は次のように指摘した。

 「(『その他の政治団体』の)経常経費はブラックボックスだから、資金管理団体では使わない。使うと明細を書かないといけない。

 で、(資金管理団体の)政治活動費を見ると、本人に寄付している。

 この人の政治団体の明細がわかるものって、ほとんどないんです。

 ここに体質が現れていますね。そうか、明細、書きたくないんだなと」

 上脇教授は告発状で、友田県議がホームページに安倍元総理や昭恵夫人と撮った写真をたびたび掲載していたことに言及し、「したがって、たとえ本件のような違法行為が発覚しても誰も刑事告発しないだろうし、検察・警察も立件しないと安心していたのだろう。だからこそ、大胆に違法行為に及んだと思われる」と指摘している。

 上脇教授は「『私のバックには安倍さんがいるんだよ』というのを、彼なりに誇示しているんですよね。そうすると、『俺が何をしようと大丈夫』という思いがあったからこそ、大胆な違法行為を行ったんじゃないか」と語った。

 上脇教授は、裏金が選挙の買収に使われた可能性も指摘し、「河井事件のように強制捜査すると、おそらく、この830万円が何に使われたかが判明すると思う」と語った。

 インタビューのアーカイブは、以下を御覧ください。

  • ライブ配信【10/12 19時頃~】岩上安身による神戸学院大学 上脇博之氏インタビュー(続々編)https://youtu.be/CsmgNcRC-80

 岩上安身による神戸学院大学上脇博之教授インタビューの初回、と続編は、ぜひこちらから御覧ください。

  • ライブ配信【10/10 18時30分頃~】岩上安身による神戸学院大学教授 上脇博之氏インタビュー https://youtu.be/M4YDHqqPzmQ
  • ライブ配信【10/11 18時30分頃~】岩上安身による神戸学院大学教授 上脇博之氏インタビュー(続編)https://youtu.be/_eqRRE4hCHA

<会員向け動画 特別公開中>

■ハイライト

■全編動画

  • 日時 2021年10月12日(火)18:30~
  • 場所 Zoom+IWJ事務所(東京都港区)

IWJの取材活動は、皆さまのご支援により直接支えられています。ぜひ会員にご登録ください。

新規会員登録 カンパでご支援

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です