日刊IWJガイド・非会員版「本日衆院解散! 小泉内閣総務相・維新の片山共同代表『新自由主義的政策の認識ない』に岸田総理答弁は『分配ポーズ取ったアベノミクス2.0』」2021.10.14号~No.3318号


┏━━【目次】━━━━━
■はじめに~小泉内閣で総務大臣だった日本維新の会の片山虎之助共同代表が『これまで新自由主義的政策を取った認識はないが』と茶番質問! これに対して岸田総理の答弁は『分配のポーズを取ったアベノミクス2.0』 ! コロナ対策は選挙に突入した今週中に全体像を明らかにする!? 選挙中なのに誰がそんな作業をするのか!? 嘘や軽い言葉が続々と口から飛び出す岸田総理!

■10月ももう3分の1が終わりました! 9月のご寄付・カンパは月間目標額の56%にとどまり、185万円以上も不足に! 今期第12期のスタートの8月と9月の月間目標額の不足分は合計272万3500円に! 10月のご寄付・カンパも11日間で月間目標額420万円の6%にとどまっています! どうか経済危機が深刻化するIWJに皆さまの緊急のご支援をお願いいたします!

■【中継番組表】

■厚労省への直撃取材! 「(8月の自宅療養死の数は)警察が取り扱った事例ということになるので、自宅療養だけとも限らない」! 「第6波の株は今のところ、デルタに変わるものは世界的に存在しない。再びデルタ株が流行する可能性もある」!

■れいわ新選組・山本太郎代表が、街頭記者会見を開催! 自らの出馬区を聞かれ、「プロの目から見て、どこの選挙区が穴場?」と逆質問! 東京での立候補意思を暗に示すも具体的には回答せず!

■<IWJ取材報告1>全政党、総選挙の全候補者よ、耳を傾けよ! 東京都医師会の尾崎治夫会長がPCR検査拡充の必要性を訴える! 東京都医師会の尾崎治夫会長は、IWJの質問に「PCR検査、抗原検査をもっと無料にできるような体制にもっていくことが重要」と回答!

■<IWJ取材報告2>「変えよう!支え合う日本へ!まっとうな政治へ!」立憲民主党、枝野代表が「政権政策2021」を発表!IWJ記者の質問に対し、「PCR検査の拡充と水際対策が自民との違い」と回答!~10.13「立憲民主党政権政策2021」発表会見

■<IWJ取材報告3>自民党総裁選での高市政調会長の改憲発言に関するIWJ記者の質問に「自民党『憲法改正草案』の人権の考え方が非常に間違っている」と福島党首!~10.13社会民主党 福島瑞穂党首定例会見―内容:選挙公約ならびに新ポスターの発表
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■はじめに~小泉内閣で総務大臣だった日本維新の会の片山虎之助共同代表が『これまで新自由主義的政策を取った認識はないが』と茶番質問! これに対して岸田総理の答弁は『分配のポーズを取ったアベノミクス2.0』 ! コロナ対策は選挙に突入した今週中に全体像を明らかにする!? 選挙中なのに誰がそんな作業をするのか!? 嘘や軽い言葉が続々と口から飛び出す岸田総理!

 おはようございます。IWJ編集部です。

 本日午後に、衆議院が開かれ即日解散されます。いよいよ「コロナ解散・コロナ選挙」とでも言うべき政権選択選挙が始まります。

 日本社会の格差を拡大し、近隣諸国と摩擦を生み、国内の政権に近い一部の集団だけが不当な利益を享受した安倍政治の命脈を断つことができるのかどうかが問われます。

 何よりも、今回の選挙では改憲の発議がかかっています。今回、衆議院選で改憲勢力が3分の2以上を占めると、緊急事態条項の導入を含めた改憲発議が容易に行われてしまいます。

 昨日、13日は、参議院で今国会最後の論戦が行われました。

 午前中、日本維新の会の片山虎之助共同代表が、信じられないような質問をしました。

 2002年発足の第1次小泉純一郎第1次改造内閣の総務大臣だった片山議員はこう質問したのです。

 「(岸田総理は)小泉改革以降の新自由主義的政策を転換することも宣言されました。

 しかし、そもそも、我々は小泉政権以降、今日まで、新自由主義的政策なるものが本当にあり、実行されたのか、疑問を持っております。私も小泉政権下で閣僚を務めましたので、世間から新自由主義的だという批判がいくつかありました。が、内閣も私自身もそれを認識したことはほとんどありませんでした。総理は小泉政権以降、具体的にどんな新自由主義的な政策が行われたと考えているのでしょうか」

 耳を疑います。

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■10月ももう3分の1が終わりました! 9月のご寄付・カンパは月間目標額の56%にとどまり、185万円以上も不足に! 今期第12期のスタートの8月と9月の月間目標額の不足分は合計272万3500円に! 10月のご寄付・カンパも11日間で月間目標額420万円の6%にとどまっています! どうか経済危機が深刻化するIWJに皆さまの緊急のご支援をお願いいたします!

 9月のご寄付・カンパの集計が確定しましたので、ご報告させていただきます。

 9月のご寄付・カンパは、223件で、234万7400円でした。ご寄付・カンパいただいた皆さま、本当にありがとうございます。

 しかしながらこの金額は、今期の新たな月間目標金額である420万円の56%にとどまり、9月は185万2600円の不足となりました。

 IWJでは、今期第12期の年間の予算の見通しを立てさせていただきました。その上で、今期の会費収入は、7月時点で前期より10%の減少と予想し(第11期実績、6200万円、第12期予想6000万円)、ご寄付・カンパの目標額を月額420万円(年間5040万円)とさせていただきました。前期の目標額は月間450万円でしたから、さらに緊縮して30万円下げております。

 それでも、コロナ禍の続く現状を見ていると、会費・ご寄付・カンパ等の収入は、予測を下回ってしまうかもしれません。何とぞ、皆さまのご支援、ご協力をお願いいたします。

 10月は1日から13日までに、29件、24万8900円のご寄付・カンパをいただきました。ありがとうございます。

 しかしこの金額も、今月の月間目標額420万円の6%にとどまっています。このペースが続くとすると、月間目標額の18%にしか届かないことになります。そうなったら、IWJは壊滅的な打撃を受けます。

 今期第12期は、3ヶ月目に入ったばかりですが、すでに8月は87万900円、9月は185万2600円、合計272万3500円の不足となっています。

 今月の目標額420万円に、8月と9月の不足分272万3500円をあわせた692万3500円に対して、今月のご寄付・カンパはまだ3%にとどまっています。

 IWJは、赤字でキャッシュフローの足りなかった8月を乗り切るため、100万円を岩上安身から借り入れました。すでにお伝えしている通り、IWJは、岩上安身に前期だけで993万5000円借り入れており、今回の100万円とあわせて1093万円を借り入れてしまっています。

 個人が1000万円を超えるお金を会社に貸す、というのは大変なことです。第12期のスタートにあたって、岩上安身は前期も途中から無報酬で働いておりましたが、今期も1年間、無報酬で働くことを決めています。これ以上、会社が岩上安身に頼るのは苦しい状況です。

 どうか皆さまのお力で、IWJをお支えください!

 コロナ禍は、日本のすべてを直撃しています!

 IWJも例にもれず、前期の第11期に、突然のコロナ禍とコロナに伴う経済的危機の影響により、残念なことですが、会員数が大幅に減少してしまいました。

 9月30日時点の会員総数は3526人で前月同日比で63人減、前年同日比で810人も減少してしまいました。退会された皆さまからは、「経済的に苦しくなったのですみません」等々のメールをいただいており、我々も胸を痛めております。

 しかし、会員減少は、IWJの運営基盤が崩れてゆくような事態です。どうぞ、IWJを、ご友人、知人にご紹介いただき、会員になっていただけるよう、お声がけしていただいたり、SNSでIWJの存在や経営が厳しいことなどを拡散してください。よろしくお願いいたします。

 会費とご寄付・カンパがIWJを支える収入の2本柱ですので、会員の減少は即、会費の減少につながり、ご寄付への依存度がどうしても上がってしまうことになります。

 同じように皆さまもそれぞれ、コロナ禍で厳しい状況に直面されていることと拝察いたします。こうした状況で皆さまにご寄付・カンパを繰り返しお願いすることは、心苦しいことではあります。

 しかし、特定のスポンサーをもたないことで、何者にも縛られず、忖度せずに、真実をお伝えしてゆくのが、独立メディアであるIWJの存在意義です。

 非会員の方はまず、一般会員になっていただき、さらに一般会員の皆さまには、サポート会員になっていただけるよう、ぜひご検討いただきたいと存じます。

 その会費と、月々、皆さまからお寄せいただく、ご寄付・カンパによって支えられてはじめて、IWJは、市民の皆さまのためになる真の独立市民メディアとしてその活動を継続し、その使命を果たすことが可能となります。

 自民党総裁選が終わり、蓋を開けてみれば、結局は、安倍・菅政権を継承する岸田文雄氏が新総裁に選ばれ、麻生氏が副総裁、甘利氏が幹事長、高市氏が政調会長と、連日「何も変わらない・変えさせない」人事が報じられています。

 それでも、衆議院選挙が近づいており、その際には、報道と言論の力によって日本を変え、破滅的な戦争への道からまぬがれることはできるはずだと我々は信じています。またそうならなければ、日本は本当に滅んでしまいます。

 現在、政府・与党は、このコロナ禍のただ中にもかかわらず、日本列島を中国のミサイルを吸収する「ミサイルホイホイ」にするという米軍戦略に追随し、自滅行為とも言える中距離ミサイル配備の準備を進めています。

※米国が日本に新型中距離弾道ミサイルを大量配備!? 日本列島は米中露の核の戦場にされる!? 岩上安身は2010年から元外務省国際情報局長・孫崎享氏と共に「オフショア・バランシング」の問題点を指摘!! ついに現実に!?
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/458384

 政調会長のポストを得た高市氏は、総裁選中、中国に対し「電磁パルスで敵基地を無力化」などというトンデモ発言をしていましたが、問題発言はそれだけではありません。高市氏は、中距離ミサイルの配備は「絶対に必要です」とまで公言していました。

※自民党総裁候補・高市早苗氏の「核爆発による電磁パルスで敵基地を無力化」発言について識者にきく!(その3) 元防衛省キャリアで元内閣官房副長官補の柳澤協二氏は「漫画の読みすぎなのかもしれない。もっと現実の政策にもとづく議論をすべき」と回答!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/496610

※2021.9.24 【ハイライト・電磁パルス編】岩上安身による日本女医会理事・青木正美医師、日本女医会前会長・前田佳子医師インタビュー
https://www.youtube.com/watch?v=ffeJkwXsX28&t=107s

※コロナ「冬の第6波」に向けて日本はコロナとどう向き合うのか~オリパラ強行開催が残した課題と感染症に強い社会づくりへ向けた新しい政治 ~岩上安身によるインタビュー 第1053回 ゲスト 日本女医会理事・青木正美医師、日本女医会前会長・前田佳子医師 【電磁パルス編】
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/496626

 安倍・菅政権の路線をそのまま継承することになるであろう岸田政権は、自民党だけでなく、他党、即ち公明、維新、国民民主の一部などの改憲勢力で議席数の3分の2をとれば、いよいよ改憲発議に着手する可能性があります。岸田新総裁もまた、緊急事態条項を憲法に導入する安倍改憲の支持者です。

 岸田文雄氏は、かつてはリベラル色が強かった宏池会出身です。が、2012年の第2次安倍内閣成立以降、右傾化がはなはだしかった安倍・菅政権の約10年の間ずっとその内部で支えてきた人物でもあります。悪く言えば、信念のない、良く言えば、順応性の高い人物であるといえるでしょう。

 急に新総裁になって目がさめて、宏池会の伝統のハト派に戻りましたあー! などということは、まずありません。

 改憲による緊急事態条項の導入も、実現すれば、ナチスと変わらない独裁内閣が実現し、どんな無茶な国民への「命令」であろうと、法律と同じ効力をもつ「政令」として出せるようになります。

 もし、次の衆議院選挙で改憲勢力を勝たせるような投票行動を国民がすれば、危険な緊急事態条項が憲法に組み込まれてしまいます。

※【岩上安身のツイ録】菅義偉総理が会見で、岩上安身のG7サミットに関する質問に、「中国包囲網なんてない」と言い出した! 対米従属路線や戦時独裁体制を築こうとしていることについては、反論も説明もなし。答えられない、ということか!? 2021.6.27
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/493703

※国民投票法「改悪」案、5月6日にも衆院採決か!?  国民投票法の次はナチスばりの緊急事態条項を含む自民党改憲へなだれ込むリスクが! 「不要不急」の改憲の目的はナチスばりの戦時独裁体制の樹立!~岩上安身によるインタビュー 第1040回 ゲスト 立憲民主党・小西洋之参議院議員 2021.4.30
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/491635

※憲法記念日に安倍総理が櫻井よしこ氏らが主催する「5.3憲法フォーラム」に送ったビデオメッセージをIWJが全文文字おこし!コロナ禍に乗じて「緊急事態条項を議論すべき」との「偽論」に要注意! 2020.5.4
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/473790

※総理会見で岩上安身が直撃質問!「報道、言論の自由は担保されるのか?」「非常事態宣言で国民を慣らし、改憲で緊急事態条項を導入!?」安倍総理は「安倍独裁」を否定せず「国民が選ぶこと」と回答!! 2020.3.16
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/469996

※世界の「緊急事態条項」を検証!自民党改憲草案の「異常性」に迫る~岩上安身によるインタビュー 第612回 ゲスト 早稲田大学法学学術院教授 水島朝穂氏 2016.2.13
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/287146

 自民党は、中国、北朝鮮など「仮想敵国」に対する態度に硬軟はあるものの、岸田氏も含め、日米安保を外交方針の基軸としたまま、米国任せ、「思考停止」している点では共通しています。自民党が「日本を戦争できる国にする」ために改憲を進めるのも、米国の意向に沿っているからです。

 ここで、日本人全員が気づかなくてはいけないのは、日本がいつまで米国の庇護を当てにしていられるのか、という問題です。中国との戦争の戦端を切ったあと、米軍が日本を守るために大きな犠牲を払って中国と戦ってくれると本気で思っているのですか? という問いです。

 8月に米軍が20年間に及んだアフガニスタン戦争を終え、全軍を撤退させました。米軍は、9.11の報復として、アルカイダを匿っているという理由でアフガンにミサイルの雨を降らせて侵攻し、次に「大量破壊兵器」を持っていると虚偽の言いがかりをつけて、イラクをまるごと破壊しました。

 その結果はどうなったでしょうか?

 米軍がアフガニスタンで20年も侵略戦争を行い、あげく樹立した親米傀儡政権を無責任にも「もはや米国の国益ではない」と損切り。米軍と20年間戦ってきたタリバンは、あっという間に支配地域をほぼ全土に拡大し、首都カブールに無血入城を果たしました。

※米軍が撤退を進めるアフガニスタンでタリバンが首都カブールを奪還、アフガニスタン政府・ガニ大統領はタジキスタンへ出国、ガニ政権は事実上崩壊!ハートランドである「アフガニスタンを攻略しようと侵攻した帝国はことごとく滅び去った。大英帝国しかり、ソ連しかり、そして米帝国しかり。帝国の墓場で米国は自国の覇権の墓穴を掘った」と岩上安身はツイート!(日刊IWJガイド、2021.8.16号)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/49267#idx-5

※米軍撤退開始とともに決まっていたも同然だったカブール陥落! アフガン脱出を急ぐ米大使館! アフガン人ジャーナリストは「米国に裏切られた」と米メディアに寄稿! 米国と米軍を信じた者たちを、あっさりと見捨てて去った! 取り残された者たちに身の保証はない! 日米同盟も同じ!(日刊IWJガイド、2021.8.17号)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/49278#idx-3

※タリバンによる首都カブールへの「無血入城」と大統領府掌握は、米国から中国への覇権の一部の「譲渡」!? 7月末に天津で開かれた米中外交対談、続けてその直後に中国とタリバン代表団が会談をもったその内容と意味は?(日刊IWJガイド、2021.8.17号)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/49278#idx-4

※バイデン米大統領が「米国の利益でない内戦を戦わない」と表明、同盟国から疑念噴出! 動揺が広がる! 「NATO、日本、韓国、台湾とは根本的な違い」と火消しに! 産経ワシントン客員特派員で在米右派ジャーナリストの古森義久氏ですらも、「米国は防衛を誓った相手国、同盟パートナーであっても、国内世論や国際情勢が変わればその誓約を一変させる」と指摘! 対米追従一辺倒の戦後右翼・保守はどうする!?(日刊IWJガイド、2021.8.23号)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/49311#idx-4
 呆れるのは他国を侵略しておいて、コストが見あわないとか、米軍兵士の犠牲が多いなどと判断した時の、米軍・米国の薄情さ、逃げ足の速さです。

 こんな米軍が、日米安保にもとづき、自分たちをいざという時に守ってくれるだろう、などと信じている方が、さすがにどうかしていると言わざるをえません。彼らは、いざという時には守ってくれず、逃げ出す連中なのだ、ということが誰の目にも明らかになったはずです。

 誰の目にも、と書きましたが、我が日本では、まだ多くの人が目を覚ましていません。まだまだ国民の多くは、目を覚まさず、「日米安保」という「御神体」を拝んで、「日米安保基軸」とマントラを唱え続けているのが現状です。

 こうした日米安保カルトの洗脳が解けるには、まだ相当な時間と一定の「ショック」が必要なのかもしれません。しかし、その「ショック」が、愚かな戦争と再度の徹底した敗戦なのだとしたら、あまりに犠牲が大き過ぎます。

※対コロナ戦争の敗北を否認するばかりの菅政権!繰り返し現れる「無責任の体系」、日本は崩壊する米帝国への従属を続け「敗戦準備」を加速するのか!?~8.25岩上安身によるインタビュー 第1049回 ゲスト 京都精華大学国際文化学部講師 白井聡氏 2021.8.25
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/495539

 今年の衆議院選挙は、与党を中心とした属米改憲勢力を落選させ、最低限、衆議院の議席の3分の2以下にまで減らして、改憲発議ができないようにしなければいけません。

 そうでないと、改憲による緊急事態条項導入が即座に現実のものとなってしまいます。そして本当に頭のネジが何本か外れた対米依存症の政治家と、米国の言うことを追認するだけの官僚、今ですら「忖度」ばかりの御用メディアが、さらに「大本営発表」のプロパガンダ一色にしてしまって、しなくてもいい戦争をしてしまい、地獄を見ることが現実のものとなってしまう可能性があります。

 今年秋の総選挙は、日本という国の生存、存続がかかった、最後の、重要な選挙となるかもしれないのです。

 属米改憲勢力が大勝するようなことがあれば、報道の自由も言論の自由もなくなり、IWJの存続ももちろん不可能になると思います。

 一部の野党だけでなく、多くのメディアが既に権力に屈していることは、自らスポンサーとなった東京五輪を巡る報道や、民放連が自主規制なしに改憲CMを受け入れると開き直っている姿勢を見れば一目瞭然です。

※テレビは民主主義の味方ではなくなった! 民放連が衆院憲法審査会で、「国民投票運動の放送対応の検討作業はこれで一区切り」と表明! テレビCMの量的な自主規制なしに改憲が発議されれば、緊急事態条項創設へまっしぐら!!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/448846

 先述した通り、高市早苗氏の、テレビ生放送中の重大な問題発言も、ほとんどのマスメディアが、「問題視」せず、ベタ記事程度ですませています。会見などで質問し、問題視し続けているのはいまだにIWJだけ、というのが、この国の報道・言論の鈍感さ・思考放棄・事なかれ主義のあらわれなのです。

※自民党総裁選に出馬の高市早苗氏、テレビ番組で、中国との戦争では「電磁パルスで敵基地を無力化する」と爆弾発言!! 高高度上空における核爆発によって電磁パルスを起こす? 「対支一撃論」と同じ愚劣な思考!(前編)
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/496407

※自民党総裁選に出馬の高市早苗氏、テレビ番組で、中国との戦争では「電磁パルスで敵基地を無力化する」と爆弾発言!! 高高度上空における核爆発によって電磁パルスを起こす? 「対支一撃論」と同じ愚劣な思考!(後編)
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/496442

※自民総総裁候補・高市早苗氏の「電磁パルスで敵基地を無力化」発言について識者に訊く!(その1)石破茂氏は「核爆発を伴うものであり、NPT体制と不整合」と述べる!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/496596

※自民総総裁候補・高市早苗氏の「電磁パルスで敵基地を無力化」発言について識者に訊く!(その2)岸田文雄氏は「核保有、これはまったく、するべきではない、私は絶対に我が国は核兵器をもつべきではない」と回答!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/496601

※自民総総裁候補・高市早苗氏の「電磁パルスで敵基地を無力化」発言について識者に訊く!(その3) 柳澤協二氏は「アメリカはまったくそんなことを考えていない。もっと現実の政策にもとづく議論をすべき」と回答!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/496610

 マスメディアが報じない事実と真実を報道し、売国的な権力への批判を続け、主権者である日本国民が声をあげ続けることができるようにすることが、今、絶対に必要なことであり、それが我々IWJの使命であると考えています。

 決して負けられないこの戦いに、IWJとともに、ぜひ皆さまにも一緒に参戦していただきたいと思います。前線には我々が立ち、売国的な権力に挑みます。皆さまにはぜひ、後方支援となる会員登録とご寄付・カンパをどうぞよろしくお願いしたく存じます。

 12年目となるIWJへ、皆さまからの温かいご支援を、引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

※ご寄付・カンパはこちらからお願いします。
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

※ご寄付・カンパを取り扱っております金融機関名です。よろしくおねがいします。(クレジットカードの場合は、上記URLからお入りください)

みずほ銀行
支店名 広尾支店
店番号 057
預金種目 普通
口座番号 2043789
口座名 株式会社インデイペンデント ウエブ ジヤーナル

城南信用金庫
支店名 新橋支店
店番号 022
預金種目 普通
口座番号 472535
口座名 株式会社インディペンデント.ウェブ.ジャーナル

ゆうちょ銀行
店名 〇〇八(ゼロゼロハチ)
店番 008
預金種目 普通
口座番号 3080612
口座名 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル カンリブ

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◆中継番組表◆

**2021.10.14 Thu.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ・エリアCh1・大阪】「衆院選に関する内容」
視聴URL: http://twitcasting.tv/iwj_areach1
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【IWJ・Ch5】「衆院選に関する内容」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch5
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【IWJ・Ch6】「衆院選に関する内容」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch6

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◆中継番組表◆

**2021.10.15 Fri.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ・エリアCh1・京都】「衆院選に関する内容」
視聴URL: http://twitcasting.tv/iwj_areach1
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【IWJ・エリアCh2・福島】13:30~「第43回『県民健康調査』検討委員会」
視聴URL: http://twitcasting.tv/iwj_areach2

 第43回「県民健康調査」検討委員会を中継します。これまでIWJが報じてきた県民健康調査関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e7%9c%8c%e6%b0%91%e5%81%a5%e5%ba%b7%e8%aa%bf%e6%9f%bb
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【IWJ・エリアCh5・東京】18:00~「原発反対八王子行動」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_areach5

 「キンパチデモ実行委員会」主催の原発反対八王子行動を中継します。これまでIWJが報じてきたキンパチデモ実行委員会関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/kinpachi-demo-executive-committee

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◆昨日アップした記事はこちらです◆

「経済も外交・安保も安倍政治の三番煎じ!」代表質問に対する岸田総理の答弁を批判! 岸田総理の核抑止は「核の不使用」には賛成していない!~10.12日本共産党・志位和夫委員長 衆院代表質問後の会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/497407

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■厚労省への直撃取材! 「(8月の自宅療養死の数は)警察が取り扱った事例ということになるので、自宅療養だけとも限らない」! 「第6波の株は今のところ、デルタに変わるものは世界的に存在しない。再びデルタ株が流行する可能性もある」!

 昨日もお伝えした、8月の東京都の医療崩壊ですが、東京都の入院受け入れ体制担当者とは、昨日も連絡がつきませんでしたが、厚労省のコロナ対策本部から回答がありましたので、お伝えします。

 昨日もお伝えしましたが、9月27日に開催された第53回新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボードによると、8月に自宅療養中に亡くなった方(死後又は搬送後に検査を行った結果、陽性であった方や死因が新型コロナウイルス感染症以外であった方を含む)は、全国で250人に上りました。このうち、新型コロナウイルスが直接の死因であった人が158人でした。

※8月に東京都は医療崩壊していた! 8月の自宅療養中に亡くなった方が全国で250人! そのうち新型コロナウイルス感染症が直接の死因が158人! 東京都だけで自宅療養死は112人! IWJは東京都と厚労省に直撃取材!
(日刊IWJガイド、2021年10月13日)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/49598#idx-7

 IWJは、厚労省に対して次の3点を問いただしました。

 1. 8月に自宅療養中に亡くなった方は、全国で250人に上りました。厚労省の受け止めをお聞かせください。また、今後の対策についてお聞かせください。

 2.東京都は10月の厚労省の指示をいまだ検討中と回答しています。2ヶ月のパターンが今回も繰り返されるなら、第6波は12月になります。この動きで第6波に間に合うのでしょうか。

 3. 現在、第5波のデルタ株に相当する変異株による感染は報告がありません。これは、デルタ株に替わる変異株自身が存在しないのか、検査手法が存在しないのか、どちらでしょうか。

 1の回答については、厚労省が責任を回避する仕方と論理にご注目ください。

 IWJ記者「8月に全国で250人亡くなっているわけですけれども、これはどのように受け止めておられますか」

 厚労省「これは実際に検査をしてみたら陽性だったというケースということになるので、このうち、明らかに死因がコロナと判断されたのが158人です」

 IWJ記者「要するに、コロナが直接の死因が158人ですよね」

 厚労省「そうです」

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https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

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■れいわ新選組・山本太郎代表が、街頭記者会見を開催! 自らの出馬区を聞かれ、「プロの目から見て、どこの選挙区が穴場?」と逆質問! 東京での立候補意思を暗に示すも具体的には回答せず!

 10月13日の街頭記者会見で山本太郎氏は、「れいわニューディール」などの政策を発表するとともに、自身の出馬に関する質問にも答えました。

 フリーの畠山理仁(みちよし)記者からは、野党共闘を壊さないで、25人の候補者はどう立候補していくのかという質問が出ました。

 山本代表は自らの東京8区からの出馬辞退について「消費税5%にしたい。野党共闘を守るためだ」と述べ、「引くべきところは引き、残すところは残していく」と回答しました。

 畠山記者は、さらに重ねて山本氏はどの選挙区から立候補しますか、と質問。

 山本代表は、「どこに行っても嫌がられるだろうなあ、今からやったら」、「プロの目から見て、どこの選挙区が穴場だっていうのを、聞きましょうか」と、語りかけました。

 フランス10の及川健二記者が手を挙げました。

及川記者「昨日、立憲民主党の公認候補の発表があって、唯一空いたのが東京4区。相手方は平将明さん。東京4区という話は来てないんでしょうか?」

山本代表「穴場なんですけど、ここは突っ込めないんです。私、毎年年末の越冬、炊き出しとかやるんですけど、谷川さん(共産党候補)必ずいらっしゃるんです。お医者さんなんです。そこ、立つわけにいかない。あの人を議員にしないといけない」

 フリーの横田一記者が手を挙げました。

横田記者「萩生田さんの東京24区がおすすめじゃないかと思うんですが、いかがでしょうか?」

山本代表「ぜんっぜん、おすすめじゃないですよ。八王子なんてきっついですよ。創価学会ガチガチですからね。

 1票積み上げて天国に近づくならみんな積みますよ。政教分離しないといけないということだと思いますけど。むちゃくちゃ強いと思いますよ。そんな簡単に勝てる相手ではない。

 野党の候補も立っています。その中の整理も非常に難しくなっていくと思います。1回失敗していますから、私。意外と慎重ですよ」

 会場から笑いが上がりました。街頭なので、聴衆からも声が上がりました。

聴衆「甘利明さんの選挙区はどうですか?」

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■<IWJ取材報告1>全政党、総選挙の全候補者よ、耳を傾けよ! 東京都医師会の尾崎治夫会長がPCR検査拡充の必要性を訴える! 東京都医師会の尾崎治夫会長は、IWJの質問に「PCR検査、抗原検査をもっと無料にできるような体制にもっていくことが重要」と回答!

 2021年10月12日(火)午後4時頃から、東京都医師会の定例記者会見が、東京都医師会館で行われました。

 会見は、新型コロナウイルスの第6波に備えた医療提供体制が主題でした。

 尾崎治夫・東京都医師会長の他、東京都が行っているモニタリング会議に出席している猪口正孝・東京都医師会副会長、角田徹・東京都医師会副会長、平川博之・東京都医師会副会長、また、経口治療に関する説明のため、疾病対策担当の鳥居明・東京都医師会理事も出席しました。

 会見の冒頭、東京都医師会長の尾崎治夫会長は、第6波の対策を「早期発見」「早期介入」「早期治療」とした上で、「発熱した時に検査を行える、こうした医療機関をネットで公開していただき、地図上で位置がわかるようにしていただく」と述べ、東京都と対応を進めている最中であることも明かした。

 IWJ記者は、会見で尾崎会長に次のように質問しました。

 IWJ「尾崎会長に質問いたします。

 第6波について、東京大学の仲田泰祐准教授らは『東京の感染者は11月末には5000人に達し、12月中旬には1万人を超える』『重症者数も12月下旬には東京都の基準で750人を超える』と試算しております。

 まだ感染拡大が懸念される状況で、第6波への対策は急務です。第5波が収束しつつあり、次の第6波の前の谷間の今こそ、コロナ対策を根本的に改めるチャンスでもあると思われます。

 そんな中、菅総理に変わって新たに誕生した岸田総理ですが、『第6波へ備えを行う』としながらも、これまでの安倍・菅内閣とは違う、新たな具体的な策は見あたらず、コロナ対策はこれまでと変わらないものとなりそうです。

 第6波への備えについては、尾崎会長をはじめ、東京都医師会・日本医師会が主張したPCR検査の拡充、野戦病院型の大型医療施設の増設が、谷間の今だからこそ、急務ではないかと思いますが、いかがでしょうか?

 野党は、PCR検査の拡充、医療体制の強化を訴えています。

 今月末に総選挙がありますが、東京都医師会は、次の『第6波』の備えについて、どのような対策を今からすべきとお考えでしょうか? どのような政策を掲げる党を支持しますでしょうか? 」。

 尾崎会長は、IWJ記者の質問に次のように回答しました。

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 東京都医師会記者会見の内容について詳しくは、全編動画にてご確認ください。

※全政党、総選挙の全候補者よ、耳を傾けよ! 東京都医師会の尾崎治夫会長がPCR検査拡充の必要性を訴える!東京都医師会の尾崎治夫会長は、IWJの質問に「PCR検査、抗原検査をもっと無料にできるような体制にもっていくことが重要」と回答!
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■<IWJ取材報告2>「変えよう!支え合う日本へ!まっとうな政治へ!」立憲民主党、枝野代表が「政権政策2021」を発表!IWJ記者の質問に対し、「PCR検査の拡充と水際対策が自民との違い」と回答!~10.13「立憲民主党政権政策2021」発表会見

 2021年10月13日、東京・千代田区の都市センターホテルにて、立憲民主党の枝野幸男代表らが、来る衆議院選挙に向けて「『1億総中流社会』の復活」などをはじめとした7項目の政策集「政権政策2021」を発表しました。

 会見で枝野幸男・立憲民主党代表は、岸田政権の誕生について「結局自民党では変わらない、変われない、ということが明確になった」と指摘し、党のスローガンを「変えよう」と決めた経緯を述べました。

 続けて枝野氏は、「どこに変えるのか、と言えば、支え合う日本へ、そしてまっとうな政治へ変えよう、というのが呼びかけの中身だ」として、総選挙への意気込みを語りました。

 以下に、IWJ記者の質疑と、枝野代表の回答を収録します。

IWJ「衆院選後に新しい政権が即、向き合うのは、新型コロナウイルスの第6波です。そのときに、与野党での違いはどこになるでしょうか。

 自公政権の政策では、新型コロナウイルスの検査の拡充は、抗原検査なのかPCR検査なのかわかりません。抗原検査は東京五輪でも使われましたが、無症状感染者の検出では精度が落ちるとも言われており、無症状感染者の検出にはPCR検査の方が適しているようです。

 日本の感染症対策をリードしてきた国立感染研や厚生労働省の医系技官らは、1年半徹底的にPCR検査を抑制してきました。自民党はその点にメスを入れられていません。国立病院機構他や尾身会長が理事長を務める地方医療機能推進機構傘下の国公立病院では、第5波までの間コロナ患者の受け入れに消極的なままでした。

 また、第5波の際に日本医師会や東京都医師会が記者会見まで開いて訴えた臨時病院、いわゆる野戦病院の設置にも自民党政権は実現に動きませんでした。検査の拡充が行われなかったことはいうまでもありません。これらは、いずれも厚労省の医系技監や国立感染研の縄張り意識が強く反映されたものであると、上昌広医師は指摘しています。

 こうした硬直した医療体制に野党が政権をとった場合は、切り込めるのでしょうか。代表のお考えをお聞したいと思います」

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 詳しくはぜひ、以下で全編動画を御覧ください。

※「変えよう!支え合う日本へ!まっとうな政治へ!」立憲民主党、枝野代表が「政権政策2021」を発表!「『1億総中流社会』の復活」など7項目!~10.13「立憲民主党政権政策2021」発表会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/497431

■<IWJ取材報告3>自民党総裁選での高市政調会長の改憲発言に関するIWJ記者の質問に「自民党『憲法改正草案』の人権の考え方が非常に間違っている」と福島党首!~10.13社会民主党 福島瑞穂党首定例会見―内容:選挙公約ならびに新ポスターの発表

 2021年10月13日(水)、午後4時30分頃より、東京・千代田区の参議院議員会館にて、社会民主党 福島瑞穂党首の定例会見が開催され、2021衆議院総選挙に向けた「選挙公約」、ならびに「新ポスターの発表」が行われました。

 会見冒頭、社会民主党 幹事長の服部良一氏より、2021衆議院総選挙公約についての説明が行われました。

 公約では、「生存のための政権交代」をキャッチコピーとするもので、コロナ感染対策として、「あらたな特別給付金10万円の支給」、「自宅療養はNO!緊急に臨時病院を開設」、また、大企業の内部留保に課税して財源とし「3年間消費税ゼロ」などを掲げています。

 また、福島党首より、マニフェスト、および新しく作成した2枚のポスター、および、「生存のための政権交代」ならびに「非正規・貧困社会からの脱却宣言!」というキャッチコピーのコンセプト等についての解説がありました。

 続いて、福島党首、服部幹事長と各社記者との質疑応答となりました。IWJ記者は次のとおり質問しました。

 「社民党さんの今回のキャッチフレーズが『生存のための政権交代』ということで、とても素晴らしいキャッチフレーズだと思いますけども、その、国民の生存に関する質問を一つ致します。

 現在、自民党・政調会長である高市早苗氏は、9月26日ネットでの総裁選討論会で『居住移転の自由、職業選択の自由、外国への移住、国籍離脱の自由』を定めた憲法22条に制限を加えたいと発言しています。
 
 憲法22条と、財産権を定めた憲法29条は、経済的自由権を保障する重要な条項です。その経済的自由権を制限するに等しいこの高市氏の発言は、大手メディアも大きくとりあげず、ほとんど見過ごされています。

 また、高市氏は22条だけでなく、『人権保障の基本原則』を定めた憲法12条、『表現の自由の根拠条文』である21条の改憲にも言及しています。人権、表現の自由、経済的自由といった私権を尊重する憲法の各条項に制限を加えたいと発言していることは大変、大きな問題であると思われます。

 これら3つの条項の安易な改憲の発言について、福島党首はどのようにお考えでしょうか。また、このような改憲発言を公言している高市氏を政調会長に起用した岸田総理総裁の判断をどうお考えになるでしょうか?」

 この質問に対し、福島党首は以下のように回答しました。

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 福島党首、服部幹事長の冒頭解説、および両氏と各社記者との質疑応答の内容については、全編動画にてご確認ください。

※自民党総裁選での高市政調会長の改憲発言に関するIWJ記者の質問に「自民党『憲法改正草案』の人権の考え方が非常に間違っている」と福島党首!~10.13社会民主党 福島瑞穂党首定例会見―内容:選挙公約ならびに新ポスターの発表
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 それでは、本日も1日よろしくお願いします。

※日刊IWJガイドのフルバージョン(会員版)は下記URLより御覧ください。
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IWJ編集部(岩上安身、六反田千恵、富樫航、尾内達也、渡会裕、浜本信貴、木原匡康)

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