【東京都知事選】宇都宮氏「企業に天国、労働者に地獄」 小泉竹中路線を踏襲する「国家戦略特区」に警鐘 2014.2.3
特集 東京都知事選2014|特集 TPP
都知事選の重要な争点でありながら、いまだに都民の関心が十分でない「国家戦略特区」。東京都知事候補の宇都宮健児氏は2月3日、選対本部で開かれた「知らなかったじゃすまされない!国家戦略特区とTPP」で有識者らと対談し、「特区構想」の問題点を議論した。
特集 東京都知事選2014|特集 TPP
都知事選の重要な争点でありながら、いまだに都民の関心が十分でない「国家戦略特区」。東京都知事候補の宇都宮健児氏は2月3日、選対本部で開かれた「知らなかったじゃすまされない!国家戦略特区とTPP」で有識者らと対談し、「特区構想」の問題点を議論した。
「米国が日本政府に対し、300キロのプルトニウムの返還を要求している」。1月27日付けの共同通信が伝えた内容は、日本の原子力産業関係者だけでなく、政界・財界を含むあらゆる関係者に対して衝撃を与えた。この報道の真偽について外務省は、IWJの取材に対し「ノーコメント」と答え、現在に至るまで回答を保留している。
京都大学原子炉実験所の小出裕章助教が2月3日、岩上安身のインタビューに応じ、今回の米国によるプルトニウム返還要求について、「安倍政権が暴走しているので、米国は日本の動向を危惧しているのではないか」と分析。「2018年に日米原子力協定の見直しがされるが、米国は日本に対する締め付けを強めるのではないか」と語った。
特集 東京都知事選2014
2月3日、月曜日の午前中にもかかわらず、新宿駅西口には東京都知事選候補・田母神俊雄氏の街頭演説に大勢の支持者らが集まった。ツイッターで「東京都民だったら田母神さんを応援する」と公言した、大ヒット小説「永遠の0」著者の百田尚樹氏が応援に駆けつけ、百田氏の作品の愛読者らも含め、多くの聴衆が田母神候補と応援弁士らの演説に足を止めた。
特集 東京都知事選2014
東京都知事選に出馬している田母神俊雄氏が2月3日、日本外国特派員協会で記者会見し、自身の主要政策を中心に外国人ジャーナリストらとの質疑に応じた。
会見冒頭、「みなさんこんにちは。ダークホースの田母神です」と挨拶し、集まった外国人ジャーナリストの笑いを誘った田母神氏。続けて「元自衛官で、怖い人でガチガチの柔軟性のない人間だと思っている人もいるようですけど、私は本当にいい人なんです」と、独特の田母神節を披露した。
2014年2月3日17時30分から東京電力本店で定例記者会見が開かれた。地下水バイパスの排水基準が公表され、経産副大臣が地元である福島県全漁連会長に説明したことが発表された。
特集 2014東京都知事選
東京都知事選の投開票日前、最後の日曜日となる2月3日、11時半から街頭演説を行った田母神俊雄候補に続き、安倍総理を応援弁士につけた舛添要一候補、小泉純一郎元総理を弁士につけた細川護熙候補が、時間差で同じ銀座三越前で街頭演説を行った。舛添候補の演説が始まると、銀座三越前には大勢の聴衆が集まり、続いて細川候補の演説が始まると、さらに2万人(陣営発表)を超える聴衆が、銀座四丁目交差点と歩行者天国を埋め尽くした。
特集 東京都知事選2014
2月2日、渋谷・ハチ公前で「TOKYO, CHOOSE U.K !! VOTE DEMOCRACY !! & NO-NUKES !!」と題するイベントが開かれ、多くの著名人やアーティストが、都知事選に立候補した宇都宮健児氏の応援演説を行った。
同イベントには、HIPHOPアーティストのK-DUB SHINE氏、やDJのKampow氏、ランドスケイプデザイナーの廣瀬俊介氏なども参加。
まだ誰に投票するか決めかねているというK-DUB SHINE氏は、「細川さんにしようか宇都宮さんにしようか迷っている人もいると思う。そこでお互いを中傷しあって、足を引っ張り合う状況はあくまでも避けて欲しい」と訴えた。「東京の投票率は少ない。特に、20~30代の若い世代。その世代がまとまれば世の中は変えられるということを実感して欲しい」と、投票を呼びかけ、ライブパフォーマンスで通行人の足を止めた。
特集 2014東京都知事選|特集 TPP
「特区を名目に一つの法律でいくつもの規制を一気に改正できる」―。
都知事選投開票日があと1週間に迫った2月2日、国家戦略特区に関する緊急集会が行われた。講師として前大田区議会議員の奈須りえ氏が招かれ、その危険性について解説した。
特集 東京都知事選2014
昨夜から場所取りをしていた舛添要一候補と交渉し、1時間の街頭演説を銀座四丁目交差点で実現させた、東京都知事選・田母神俊雄候補。この両候補に加え、2日は細川護熙候補も同場所で街頭演説、宇都宮健児候補もベビーカー大行進を行うなど、主要4候補全員が銀座に集い、銀座歩行者天国から四丁目交差点までの道は多くの人で賑わった。
特集 東京都知事選2014
多くの赤ちゃんに囲まれ、満面の笑みを浮かべる東京都知事候補の宇都宮健児氏。宇都宮氏は2月2日、銀座で開かれた「 2.2ベビーカー大行進@銀座」で、小さな子どもを抱えた親子と触れ合い、昼の銀座を歩いた。
特集 2014東京都知事選
田岡俊次さんのインタビュー、予想していた以上に盛り上がった。初対面なのだが、田岡さんの直近の関心はもっぱらソチ五輪でのテロ可能性にあり、チェチェンに注目。僕が独立後の初代大統領ドゥダーエフにインタビューしたことがあると告げると、クールな様子が一転、目を輝かせていた。
ドゥダーエフ大統領にインタビューした際、彼に気に入られて、自宅にまで招かれた。チェチェンでは、自宅に招かれるとは、その家の主人が守る、ということを意味する。しかし、僕を守る約束をしたドゥダーエフは、その約束を果たせない。彼はロシアに爆殺されたからだ。
特集 2014東京都知事選
東京都知事選には苦い思い出があります。
1995年の都知事選。世界都市博覧会の中止を公約に掲げた青島幸男が約170万票を得て当選しました。当時、市民運動団体の多くが彼を支持し、新宿で路上生活者支援活動を始めたばかりの私たちも「市民派知事」の誕生に大いに期待しました。
特集 2014東京都知事選
2月9日に投開票を迎える東京都知事選挙。この都知事選の争点のうちの一つに、「国家戦略特区」の是非がある。舛添要一候補、細川護熙候補の2人が、「国家戦略特区」を東京都に設置することを政策に掲げている。
昨年12月の臨時国会で可決された国家戦略特区関連法案。1月22日、安倍総理は「世界経済フォーラム年次会議」(ダボス会議)で、「既得権益の岩盤を打ち破るドリルの刃になる」「春先には、国家戦略特区が動き出す。向こう2年間、そこでは、いかなる既得権益といえども、私のドリルから、無傷ではいられない」、と各国首脳や企業のトップを前に宣言してみせた。「マイ・ドリル」は凄いんだぜ、とマッチョに誇ってみせたのである。
安倍総理は1月24日に召集された通常国会の施政方針演説で、解釈改憲による集団的自衛権の行使容認について、「対応を検討する」と表明した。第2次安倍政権発足後の国会演説で安倍総理が「集団的自衛権」の文言を明確に使用するのは初めてであり、行使容認に向けて強い意欲を示した格好だ。
日本の防衛政策や外交・安全保障政策に詳しい軍事ジャーナリストの田岡俊次氏は、タカ派色を強める安倍政権の外交姿勢について、「とんでもない。日本は中国に勝てない」と語る。米国の意図や中国の軍事力に対し、「日本の政治家や自衛隊は現実否認に陥っているのではないか」と指摘した。
特集 2014東京都知事選
「世界一、働きやすく、暮らしやすい東京づくり」を掲げ、東京都知事選に出馬した元日弁連会長・宇都宮健児候補に1月30日、岩上安身が緊急単独インタビューを行った。
特集 2014東京都知事選
国が東京都の財布に手を突っ込んだ。
住民税の国税化はそう説明されている。 しかし、良く見れば、手を突っ込まれた財布の持ち主は23区。 東京都は国と結託し、被害者顔だ。
特集 2014東京都知事選|特集 築地市場移転問題
東京都知事選の争点の一つである築地市場の豊洲への移転について、「守ろう!築地市場パレード実行委員会」が各候補者に公開質問状を送付した。公開質問状と各候補の回答を、以下に転載する。
主要4候補では田母神氏は全面的に「賛成」。舛添氏が「すでに決定された事項」であり、「現時点では見直すべき新たな要因は発生していない」として、「賛成」の立場。一方宇都宮氏は「土壌汚染問題について解決していない」「移転先(豊洲)の物流効率性が悪い」「豊洲新市場の液状化対策が震度5弱しかない」などの理由から「反対」の立場を示している。
細川氏は「就任後に皆様のご意見も参考にしながら、検討し、判断」と現時点で賛成か反対かは明確にしなかった。(IWJ・佐々木隼也)
特集 2014東京都知事選
原発の問題も重要だが、私の都知事選の争点は、「国家戦略特区」と「法人住民税国税化」だ。
今日は、国家戦略特区について取り上げたい。
どちらも、舞台は、東京都。都民に大きな影響を及ぼす。