2015年4月15日(水)14時30分より、東京・六本木の原子力規制庁で田中俊一・原子力規制委員会委員長による定例会見が行われた。関西電力高浜原子力発電所3、4号炉の仮処分判決が下されたことに対して、田中委員長は、事業者が運転してはいけないということで、規制当局の行政手続きや仕事を妨げるものではないとの認識を示した。
日本は、世界で最初に細菌兵器を実戦使用した国となった――
1936年、陸軍軍医学校防疫研究室の石井四郎の指導の下、日本軍は、当時の満州、ハルビン郊外の平房(へいぼう)に、細菌実験と製造のための「ロ号棟(ろごうとう)」の建設を開始。1940年までには、100メートル四方3階建ての冷暖房完備の近代的なビルを中心に、毒ガス実験室、動物飼育室、死体焼却炉、発電所、専用飛行場などの施設を完成させた。
以後、3000人以上の「マルタ(丸太)」と呼ばれた中国人が、ここ、ロ号棟において、解剖台の上で露と消え、証拠隠滅のために毒ガスで殺害されたという。
731部隊や細菌戦に関する数々の著作を持つ、慶応大学名誉教授の松村高夫氏が4月11日、「731部隊を検証する」と題した講演会を行ない、これまで明らかになった731部隊の実態を、資料発掘の経緯に沿って紐解いた。
10年越しの野望が、ついに実る! なんと明日(4月16日)、長野県の高遠桜の満開中継に! 日本三大桜名所として知られる高遠。ここはソメイヨシノではなく、高遠桜が咲き誇る。新宿御苑で一本だけ咲いている高遠桜を見て見惚れて、『とくダネ!』時代のレポーターに、「高遠桜が日本一」と言われ、いつか見に行かねばと。
福島県鮫川村の指定廃棄物の仮設焼却炉を巡り、操業差し止めを求めた仮処分手続きの第5回審尋(しんじん)が2015年4月15日(水)に福島地裁郡山支部で行われ、申し立て人や代理人らが審尋後に郡山市役所内記者クラブで報告会見を行った。
※2015年4月16日、記事内容を一部加筆しました
福井地裁は4月14日、関西電力・高浜原発3、4号機(福井県)の運転止し止めを求めた仮処分申請で、再稼働を認めない決定を下した。仮処分で原発の運転を禁止する決定は異例。全国で初となる。
裁判長は昨年5月にも福井地裁で大飯原発3、4号機(同県おおい町)の差し止め判決を言い渡した樋口英明氏だが、今回の決定は昨年のものと何が違うのだろうか。浜岡原発運転差し止め訴訟の弁護団の一人、只野靖弁護士に聞いた。
「決定文は高浜3、4号機が危ないと言っているだけではなく、今の規制基準で再稼働すること自体が『誤り』であることを指摘している」――。
福井地裁は4月14日、関西電力・高浜原発3、4号機(福井県)の再稼働を認めない決定を下した。再稼働差し止めを求める住民の仮処分申請が認められた。仮処分で原発の運転を禁止する決定は初で、関電は異議申し立てなどによってこの決定が覆されるまで2基を再稼働できない。
地裁の決定を受け、住民側の弁護団らは同日、記者会見し、新規制基準のもとでの再稼働は許されないと主張。規制委に対し、規制委に基準の作り直しと、原発の審査を停止するよう、翌朝までに申し入れると明かした。
※4月14日テキストを追加しました!
国立環境研究所主催のシンポジウム「日本の排出削減目標議論の行方」が2015年4月8日(水)、東京都目黒区の東工大蔵前会館で開催された。
国立環境研究所主任研究員の藤野純一氏、産業技術総合研究所主任研究員の歌川学氏、システム技術研究所所長の槌屋治紀氏、国立環境研究所社会環境システム研究センター室長の増井利彦氏、東北大学教授の明日香壽川氏の5名が発表者として登壇した。
特集 リニア新幹線
※4月16日テキストを追加しました!
「リニアと原発の構図は似ている」――。そう指摘するのは、ジャーナリストで『”悪夢の超特急”リニア中央新幹線』の著者・樫田秀樹氏である。
2015年4月12日(日)、「医の倫理—過去・現在・未来—企画実行委員会」が主催して講演会とシンポジウム「日本医学会総会2015関西並行企画『歴史を踏まえた日本の医の倫理の課題』」が京都市東山区にある知恩院和順会館で開催された。
2015年4月13日17時30分から、東京電力で定例記者会見が開かれた。福島第一原発1号機格納容器内の調査を、4月10日にロボットにより実施したが、予定工程の約3分の2を終えた地点で走行できない状態になり、回収を断念。実施範囲で得られた内部映像を公開した。また、測定した範囲で、内部は最大9.7Sv/hという、非常に高線量であることが発覚した。
今、IWJ特報のため、安川寿之輔名古屋大学名誉教授のインタビューのフルテキストに注を入れたり校正したりする作業を続けているのだが、改めて福沢諭吉の元祖ヘイトスピーチぶりに、本当にうんざりしている。日清戦争で中国人を敵視する風潮があったとはいえ、自分が発行する新聞にここまで書くか。
福沢は自らが社主として発行し、主筆として社説を一面に連日書き、その中で、朝鮮人、台湾人、中国人を口汚く罵倒し、侵略戦争と植民地支配を煽りに煽っていた。
2015年4月12日(日)13時から、福島県田村市の文化の舘ときわで、「福島原発事故から4年 第一回 放射能汚染ゴミを考える緊急シンポジウム」が開かれた。
2015年4月12日(日)16時30分頃から、東京都多摩市の多摩センター駅前で、多摩市議選に立候補予定である、宮腰たかふみ氏の街頭演説が行われた。
2015年4月12日(日)12時半より、青森市民ホールで「2015年『4・9反核燃の日』全国市民集会」が開かれ、「再処理から撤退し、青森の自立へ向けて」と題して伴英幸氏(原子力資料情報室共同代表)の講演などが行われた。30年前の4月9日に青森県が核燃料サイクル施設受け入れを決めたことに抗議して4月9日を「反核燃の日」と位置づけ、青森では毎年この前後に抗議行動が行われている。
米カリフォルニア州サンフランシスコの日本領事館前で、毎月11日に開かれているNo Nukes Action主催原発反対集会が2015年4月11日現地時間15時過ぎ(日本時間12日7時過ぎ)より行われた。
今、貧しい状態にあるとして、そこに至るには、様々な理由がある。能力も勤労意欲も高いのに、不慮の事故や病気で働けなくなった場合もあるだろうし、家族の大黒柱が働けなくなり、進学を断念したケースもあるだろう。
貧しさには、様々な理由があるのだ。
なんでこんな当たり前のことを書かなくてはならないかというと、日本の子供の6人に1人が貧困状態にある(厚生労働省HP:平成25年 国民生活基礎調査の概況)という痛ましい現状が我々の眼前に広がり、それを前提として、「貧しさは世襲する」などという、少しも笑えない愚かな発言が、政治家を目指す人間の口から飛び出してきているからだ。
「生活保護は遺伝する、世襲制と言われる」
「(生活保護をもらっている世帯の子どもは)根が腐ってしまう」
貧困が遺伝によるものであるかのように断じ、在特会も顔負けのヘイト発言を連発したのは、2015年4月12日投開票の札幌市長選に自民党推薦で立候補している、本間奈々氏(45)だ。