予定していた年度内の汚染水全量処理は断念、新たな目標日程は検討中~東電定例記者会見 2015.1.26

記事公開日:2015.1.26取材地: テキスト動画

 2015年1月26日17時30分から、東京電力で定例記者会見が開かれた。安全総点検をまだ続けており、工事再開の目途はたっていない。これにより、トレンチ充填、凍土遮水壁工事などへの影響が懸念される。一方、年度内の汚染水全量処理は断念し、新たな目標日程は検討中だが、敷地境界線量を低減する目標日程へは影響しないという。


人身事故の続発を受け、全作業を中断して安全総点検を実施、作業開始時期は未定~東京電力定例会見 2015.1.22

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 2015年1月22日17時50分頃から、東京電力で定例記者会見が開かれた。福島第一、第二、柏崎刈羽原発で重大な労働災害が発生したことから、同原子力発電所では全作業を中断し安全総点検を実施、23日以降も続くという。工程ありきではなく、危険箇所をなくすのが目的であるため、終了時期のメドはない。


福島第一、第二で作業員2名が死亡、柏崎刈羽でも1名が重傷と人身事故が続発~東電臨時記者会見 2015.1.20

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 東京電力福島第一、第二原発、さらに柏崎刈羽原発で重大な人身事故が起こったことから、緊急臨時記者会見が開かれた。会見はTV会議で結ばれ、原子力部門のトップ責任者である姉川尚史 原子力・立地本部長をはじめ、各発電所の所長が出席した。三つの現場に共通しているのは、東京電力の管轄だということであるため、姉川氏は、東京電力の中に問題があり、万全な対策を取っていきたいと述べた。


タンク天井から転落する人身事故が発生、作業員1名が重体~東電定例会見 2015.1.19

記事公開日:2015.1.19取材地: テキスト動画

 2015年1月19日(月)17時30分から、東京電力定例記者会見が開催された。新設タンクの内面検査中、高さ約10mの天井からタンク内に転落する人身事故が発生した。転落した作業員は、左気胸、左4・5・6助骨骨折などの重体で、磐木共立病院に救急搬送され、治療中だという。安全総決起大会開催直後に事故が連続しており、安全管理体制が問われる。


「復興の加速」とその広報が大きな目標、課題は「汚染水の浄化完了」~東電会見 2015.1.15

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 2015年1月15日(木)18時30分から、石崎芳行復興本社代表と増田尚宏廃炉推進カンパニー・プレジデントによる記者会見が行われた。石崎氏は、復興の加速とその広報で住民の帰還意欲を高めてもらいたい、それが今年の大きな目標だと年頭の挨拶で述べた。


福島第一原発1-2号機間の地下水観測孔で過去最高濃度のセシウム、コバルト60などを検出~東電定例記者会見 2015.1.13

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 2015年1月13日17時30分から、東京電力で定例記者会見が開かれた。福島第一原発1-2号機間の海側、護岸エリアの地下水観測孔で過去最高のCs-134、Cs-137、Co-60、全βを検出。地盤改良などの影響でピンポイント的に上昇したとも考えられるとして、直ぐに対策はせず、今後も観測、監視を続ける構えだという。


ALPSで処理した後のトリチウム水の扱い、タンクに滞留するか海洋放出か、国の検討結果を待つ考え~東電定例会見 2015.1.8

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 2015年1月8日17時30分から、東京電力で定例記者会見が開かれた。3月に予定されている凍土遮水壁の凍結開始に変更はないとの考えを示した。また、ALPSで処理した後のトリチウム水は、国の検討結果が出るまでタンクに溜め続ける考えだという。


日本郵政の西室泰三社長が会見、ゆうちょ・かんぽの株式50%を売却し段階的にすべての株式を売却する方針 2014.12.26

記事公開日:2015.1.8取材地: テキスト動画

※1月8日テキストUPしました!

 日本郵政の西室泰三社長は、12月26日に記者会見し、日本郵政グループ3社(日本郵政株式会社・株式会社ゆうちょ銀行・株式会社かんぽ生命保険)の株式上場をする方針を決めたと発表した。ゆうちょ・かんぽの金融2社の株式については、まずは50%を売却して、段階的にすべての株式を売却していく方針だ。


福島第一、護岸エリア地下水観測孔で過去最大のセシウム濃度を検出~東電定例会見 2015.1.5

記事公開日:2015.1.5取材地: テキスト動画

 2015年1月5日17時30分から、東京電力で定例記者会見が開かれた。福島第一原発2-3号機間の地盤改良を行った護岸エリアにある地下水観測孔から、過去最大のセシウム濃度を検出。ウェルポイントからの地下水汲み上げが影響している可能性があるという。


ALPS処理水、タンクに溜め続けるのが「今のスタンス」~「中長期ロードマップの進捗状況」に関する会見 2014.12.25

記事公開日:2014.12.26取材地: テキスト動画

 2014年12月25日18時から、東京電力で「中長期ロードマップの進捗状況」に関する会見が開かれた。増田尚宏・福島第一廃炉推進カンパニー・プレジデントは2014年を振り返り、事故発生直後に「野戦病院のような状態」と言っていた発電所の状況が、3日先、3か月先の仕事の流れが読めるようになり、安全安心して仕事のできる作業環境が整ってきたと総括した。


環境省の専門家会議で傍聴者を排除したことに市民団体らが抗議、都合の良い意見ばかり収集する官僚の姿勢を糾弾 2014.12.18

記事公開日:2014.12.24取材地: テキスト動画

※ 12月24日テキスト追加しました!

 環境省が12月18日(木)18時から予定していた「住民の健康管理のあり方に関する専門家会議」の「傍聴者を一切受け付けない」としたことから、同日16時から、「放射能から子どもを守ろう関東ネット」、「子どもたちを放射能から守る全国ネットワーク」、「FoE Japan」の3団体の市民らが記者会見を開いた。

 登壇したのは「FoE Japan」の満田夏花氏、「チェルノブイリ被害調査・救援」女性ネットワーク事務局長の吉田由布子氏、外部専門家として招致もされた、元放射線医学総合研究所主任研究官、東京電力福島原子力発電所事故調査委員会(国会事故調)元委員の崎山比早子氏、これまで傍聴を続けてきた「放射能から子どもを守ろう関東ネット(現在40団体)」共同代表の木本さゆり氏ら。


福島第一原発4号機燃料プールから燃料移送が完了、社長メッセージVTR~東電定例記者会見 2014.12.22

記事公開日:2014.12.22取材地: テキスト動画

 2014年12月22日17時30分から、東京電力で定例記者会見が開かれた。福島第一原発4号機燃料プールから燃料移送が完了し、すべて共用プールや6号機燃料プールへ移送し終えた。今後4号機は燃料プール内の制御棒や、機器仮置きプール(DSピット)に保管されている機材の管理を続けることになる。


未接続配管からALPS処理水約6トンが漏えい~東電定例記者会見 2014.12.18

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 2014年12月18日18時30分から、東京電力で定例記者会見が開かれた。ALPS処理水を誤移送し、未接続の配管部分から約6トンの処理水が漏えい。誤った手順書に基づき作業を行い、かつ現場の確認不足が原因だと東電は分析している。


福島第一原発2号機海水配管トレンチの約9割が閉塞、今週中にも完了の見込み~東電定例会見 2014.12.15

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 2014年12月15日17時30分から、東京電力で定例記者会見が開かれた。福島第一原発2号機海水配管トレンチの止水・閉塞工事は、トンネル部分が9割方が埋まったと判断。残りは今週中にも埋め終わるものと思われる。


福島第一原発2号機海水配管トレンチの閉塞作業、完成が近づいた段階に~東電定例会見 2014.12.11

記事公開日:2014.12.11取材地: テキスト動画

 2014年12月11日17時30分から、東京電力で定例記者会見が開かれた。福島第一原発2号機海水配管トレンチの閉塞工事状況について、グラウド(充填剤)を累計2095立法メートル注入し、完成が近づき慎重な作業段階に入ったことが報告された。また、トレンチからの水抜きは一度も行っておらず、凍結止水の意義が問われている。


サブドレンピットNo.20で放射性物質アンチモンを検出、過去の放射性降下物と判断~東電定例会見 2014.12.8

記事公開日:2014.12.8取材地: テキスト動画

 2014年12月8日17時30分から、東京電力で定例記者会見が開かれた。サブドレンNo.20でアンチモン(Sb)125が検出されたが、東電は過去のフォールアウト(放射性降下物)の影響と判断。今後も観測データをみて海洋漏洩の有無や対策を判断する構えだ。


福島第一原発2号機トレンチ、水平部は約半分までグラウドを充填~東電定例会見 2014.12.4

記事公開日:2014.12.4 テキスト動画

 2014年12月4日17時30分から、東京電力で定例記者会見が開かれた。福島第一原発2号機海水配管トレンチの閉塞工事について、これまでに約1520立法メートルのグラウドを充填し、水平トンネル部分は約半分まで埋まったと推測した。


福島第一原発2号機プールポンプのコンプレッサーがオフになった原因は調査中~東電定例会見 2014.12.1

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 2014年12月1日17時30分から、東京電力で定例記者会見が開かれた。11月27日に発生した福島第一原発2号機使用済燃料プール冷却系ポンプのコンプレッサーが意図せずにオフになっていた問題で、原因はまだ調査中、前回パトロールした11月13日から当日までの作業を再度確認中だという。


柏崎刈羽の再稼働は福島第一の廃炉より「技術的に非常に順調」?~東京電力「原子力改革監視委員会」「改革特別タスクフォース」記者会見 2014.12.1

記事公開日:2014.12.1取材地: テキスト動画

 2014年12月1日(月)10時より、原子力改革監視委員会、13時30分より監視委員会の記者会見、続いて改革特別タスクフォースの記者会見が行われた。柏崎刈羽原発の再稼働は、福島第一原発の廃炉よりも技術的には非常に順調だとデール・クライン委員長は述べ、次回の監視委員会は柏崎刈羽原発で行いたいとの意向を示した。


作業員アンケートで東電「作業環境が良くなってきたという声もある」と弁明~東京電力「中長期ロードマップの進捗状況について(2014年11月分)」 2014.11.27

記事公開日:2014.11.27取材地: テキスト動画

 2014年11月27日18時00分から、東京電力で「中長期ロードマップの進捗状況について」の記者会見が開かれた。労働環境改善のため、10月に作業員にアンケートを実施、集計結果を発表した。東電は、作業環境が良くなってきたという声もあるが、改善点も多いと報告した。