タグ: 福島原発事故
第14回 東京電力福島第一原子力発電所事故に伴う住民の健康管理のあり方に関する専門家会議 2014.12.18
12月18日(木)18時30分より、東京都千代田区の中央合同庁舎第4号館にて、第14回 東京電力福島第一原子力発電所事故に伴う住民の健康管理のあり方に関する専門家会議が行われた。
第10回福島原発事故による長期影響地域の生活回復のためのダイアログセミナー 「福島における伝統と文化の価値」2日目 2014.12.7
12月7日(日)午前9時30分より、12月6日に引き続き、福島県伊達市の伊達市役所シルクホールにて、国際放射線防護委員会(ICRP)主催による、「第10回福島原発事故による長期影響地域の生活回復のためのダイアログセミナー 『福島における伝統と文化の価値』」の2日目が開催された。
第10回福島原発事故による長期影響地域の生活回復のためのダイアログセミナー 「福島における伝統と文化の価値」1日目 2014.12.6
12月6日(土)午前9時30分より、福島県伊達市の伊達市役所シルクホールにて、国際放射線防護委員会(ICRP)主催による、「第10回福島原発事故による長期影響地域の生活回復のためのダイアログセミナー 『福島における伝統と文化の価値』」の1日目が開催された。
作業員アンケートで東電「作業環境が良くなってきたという声もある」と弁明~東京電力「中長期ロードマップの進捗状況について(2014年11月分)」 2014.11.27
2014年11月27日18時00分から、東京電力で「中長期ロードマップの進捗状況について」の記者会見が開かれた。労働環境改善のため、10月に作業員にアンケートを実施、集計結果を発表した。東電は、作業環境が良くなってきたという声もあるが、改善点も多いと報告した。
基準値を超えた2013年産の米「がれき撤去作業が原因ではない」 ~2014年度 第41回原子力規制委員会 2014.11.26
2014年11月26日(水)10時30分から、2014年度第41回原子力規制委員会が開催された。福島第一原発3号機がれき撤去時における放射性物質の放出量、降下量の評価結果から、セシウムが基準値を超えていることが見つかった南相馬市の2013年産米は、3号機がれき撤去が原因ではないと結論づけた。
東電側の会見に臨む姿勢に複数の記者が抗議、「ご意見として承ります」と繰り返す~東電定例会見 2014.11.25
2014年11月25日17時30分から、東京電力で定例記者会見が開かれた。福島第一原発2号機海水配管トレンチの止水壁工事の進捗について、東電が規制委検討会があるため質問を受け付けないとしたことなどに対し、複数の記者が最近の会見のあり方について要望を述べた。毎週木曜の会見では現場に記者がほとんどいないなども指摘されたが、東電広報官は「ご意見として承ります」と回答するのみにとどまった。
「福島原発事故・吉田調書」報道で「記事全体を取り消した朝日新聞の判断を追認したPRC(人権委員会)見解こそ誤報」 2014.11.17
※テキストを追加しました(2014年11月21日)
「真実にたどり着いていない者に、真実を明らかにしようとする者を批判する資格はない」
「福島原発事故・吉田調書」に関する朝日新聞報道と人権委員会(PRC)見解に対する記者会見が、11月17日、原発事故情報公開弁護団主催により開催された。
同弁護団の海渡雄一弁護士は、「朝日新聞の当初の『命令違反による撤退』とする報道の方が正確なものであって、誤報とされるようなものではなく、記事全体を取り消した朝日新聞の判断は誤りで、これを追認したPRC見解こそが誤報である」と主張した。
東京電力福島第一原子力発電所事故の影響評価に必要な研究の課題 2014.11.12
11月12日(水)16時30分から、福島市の福島大学L講義棟L1教室で、「東京電力福島第一原子力発電所事故の影響評価に必要な研究の課題」と題したワークショップが「原子放射線の影響に関する国連科学委員会」(UNSCEAR、アンスケア)によって開催された。
新潟・泉田知事、川内原発へのコメントは控えるも新規制基準の「安全確保」に問題があると指摘、柏崎刈羽の再稼働「議論できない」 2014.10.15
新潟県の泉田裕彦知事が10月15日(水)、東京有楽町の外国特派員協会で記者会見を開いた。泉田知事は、原子力規制委員会の新規制基準に関して、「安全性確保」に問題があると指摘。「(福島第一原発事故の)検証総括がされない中で、新規制基準が作られていることに懸念をしています」と述べた。
泉田知事は、実施が近いと言われる鹿児島県川内原発の再稼働に関して直接言及することはなかったが、新潟県知事として柏崎刈羽の再稼働については「議論ができない」という立場を強調。東京電力が福島第一原発のメルトダウンを2ヵ月以上にわたって隠し続けていたことを挙げ、東京電力が原発運転にふさわしい組織であるのかを疑問視。「ここの議論なしに再稼働の議論はできないと思います」と話した。
明石昇二郎氏が語る原発の真実 2014.10.25
10月25日(土)14時より、愛媛県松山市の愛媛県生活文化センターで明石昇二郎氏(ルポライター)の講演会「明石昇二郎氏が語る原発の真実」が開かれ、福島原発事故に起因する健康被害について議論が行われた。
吉田調書の教訓生かさぬ原発再稼働 国の「怠慢」を専門家らが指摘 ~「もっかい事故調」主催のシンポジウムで 2014.10.15
特集 3.11
2011年3月11日に起きた福島第一原発事故に係る経緯・原因の究明や事故の防止、被害軽減のための提言を行なうことを目的として、2011年12月8日に国会事故調(東京電力福島原子力発電所事故調査委員会)が発足した。半年後の2012年7月5日に調査結果報告書の提出を行い、委員会は解散した。
国会事故調のメンバーを中心に立ち上げられた、原発の安全性を研究するグループ「もっかい事故調」主催により、吉田調書を紐解くシンポジウムが10月15日(水)に衆議院議員会館で開催された。
東電、高性能ALPS他、汚染水処理設備を初公開~東京電力福島第一原発入構取材 第9弾 2014.10.16
特集 福島第一原発入構取材
東京電力は10月16日、高性能ALPS(アルプス)やモバイル型ストロンチウム除去設備など、福島第一原発から発生した高濃度汚染水から放射性物質を除去するための設備を報道陣に公開した。
「地元」から外された川内原発30キロ圏内の日置市で住民らの不満が噴出「今日話を聞いて余計怖くなった」「小渕経産大臣を呼べ」 2014.10.10
九州電力・川内原発の新規制基準適合に関する鹿児島県主催の住民説明会が10月10日、日置市で開かれた。原発立地である薩摩川内市に続き2度目の開催で、日置市民と鹿児島市の原発の30キロ圏内にかかる一部地域の住民が参加対象となった。
日置市は薩摩川内市に隣接しており、面積の約半分が事故時に避難が必要となる原発の30キロ圏内に含まれる。原発の過酷事故が起きれば、日置市も被害を避けられない。原発再稼働には地元の同意が必要条件とされているが、伊藤祐一郎鹿児島県知事は、「地元同意の範囲は県と薩摩川内市だけで十分」との姿勢を打ち出し、日置市などは「地元」の範囲から除外されている。
原発事故被害者の救済を求める全国集会 in 郡山 2014.10.13
10月13日(月)、福島県 郡山市にて「原発事故被害者の救済を求める全国集会 in 郡山」が開催された。3.11から3年半。住宅、健康、保養、賠償・・・被害者の置かれている今なお深刻な現状について、最新情報の共有と解決に向けた提案が行われた。また、各地からの被害者の報告が行われた。
「吉田調書」朝日新聞記事取り消し問題 「誤報ではない」「厳正な処分は不当」弁護士200人が申し入れ ~呼びかけ人・中山武敏弁護士インタビュー(聞き手:佐々木隼也記者) 2014.10.10
朝日新聞社が非公開だった「吉田調書」の内容を5月20付の記事で報道し、後に「命令違反し撤退」とする記述と見出しは「間違った表現だ」として謝罪し、記事の取り消しと関係者の「厳正な処分」を発表したことを受けて、9月26日、弁護士9人が、朝日新聞社と同社の第三者機関に対し「不当な処分はなされてはならない」「記事全体を取り消さなければならない誤報はなかった」などと申し入れを行った。
10月10日、IWJは申し入れの呼びかけ人である中山武敏弁護士にインタビューを行い、申し入れの経緯や、申入書の詳しい内容、申し入れ後に行われた記者会見の様子などについて、話を聞いた。
SPEEDI結果は「緊急時避難の判断には使用しない」方針~2014年度 第31回規制委員会 2014.10.8
2014年10月8日(水)10時30分から、原子力規制庁庁舎で2014年度第31回規制委員会が行われた。SPEEDIの今後の運用について、指針通りに緊急時避難や防護措置の判断には使用しない方針が確認された。ただし、他の参考情報としては活用するという。
【福島県知事選】「故郷の福島のために」――命をかけて福島県政に取り組む決意を明かす~ 岩上安身によるインタビュー 第461回 ゲスト 元岩手県・宮古市長 熊坂義裕氏 2014.10.4
特集 福島県知事選挙2014
福島原発事故から3年半が経過した今、国に、東京電力に、行政にも翻弄され続けてきた福島の人々は、誰を県のトップとするのか――。
10月9日に告示、26日に投開票を迎える福島県知事選で立候補を表明している、福島市出身、元岩手県・宮古市長を務めた熊坂義裕氏に10月4日、岩上安身がインタビューを行った。医師として、宮古市長としてのこれまでの経験や政策、また、これからの福島県政を担う覚悟を聞いた。