福島第二原発再稼働の是非「国が決めること」~東電会見「中長期ロードマップの進捗状況について(2014年9月分)」 2014.9.25

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 2014年9月25日18時30分から、東京電力で「中長期ロードマップの進捗状況について」の記者会見が開かれた。小渕優子経産大臣の視察に関して、「我々にとって有り難い視察だった」「福島第二の再稼働の是非は国が決めること」との見解を示した。


福島第一、3号機使用済み燃料プール内にがれきが落下~東電定例会見 2014.9.1

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 2014年9月1日(月)17時30分から、東京電力で定例記者会見が開かれた。

 福島第一原発3号機SFP(使用済燃料プール)内に約570kgのがれきが落下し、燃料集合体の上に載っている状態になった。現在、プール水質や線量に有意な変化はないという。


福島第一、3号機燃料溶融は3月13日5時30分頃と解析~未確認・未解明事項の調査・検討結果(第2回進捗報告) 2014.8.6

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 2014年8月6日、東京電力本店にて「未確認・未解明事項の調査・検討結果~第2回進捗報告」記者会見が行われた。

 新たな解析の結果、3号機の燃料溶融がこれまでの考えより早かったことや、炉心の強制減圧で水素が発生し、炉心溶融を促進した可能性などが明らかになった。


ALPS、12月に本格運転開始の見通し~東京電力「中長期ロードマップの進捗報告(7月分)」 2014.7.31

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 2014年7月31日18時30分から、東京電力で「中長期ロードマップの進捗状況に関する記者会見」が開かれた。12月にALPS本格運転開始の見通しの他、4号機SFPにある変形燃料の輸送、地下水バイパスの運用効果、建屋地下水流入抑制対策といったトピックスを発表した。


うまく凍らない海水配管トレンチに「凍らせるために人は送っている」と理解求める~東京電力「中長期ロードマップの進捗状況」に関する記者会見 2014.6.27

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 2014年6月27日17時30分から、東京電力にて「中長期ロードマップの進捗状況」についての記者会見が開かれた。海側遮水壁、陸側遮水壁が完成すれば、遮水壁内の汚染水は隔離されると東電は考えており、それまでは水位、水質を監視していく考えを示した。


地下水バイパスでトリチウム濃度が上昇、1リットル当たり2100ベクレルを検出~東電定例会見 2014.6.25

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 2014年6月25日17時30分から、東京電力本店で定例記者会見が開かれた。地下水バイパス揚水井No.12から検出されるトリチウム濃度が2100Bq/Lに達したことが判明した。No.1~11の汲み上げ水と一括される一時貯留タンクでは、500Bq/L程度になるため、問題ないと東電は判断している。


地下水バイパス、トリチウム濃度が過去最高値に達するも水の汲み上げは継続~東電定例会見 2014.6.18

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 2014年6月18日17時30分から、東京電力本店で定例記者会見が開かれた。地下水バイパス揚水井No.12でトリチウム濃度が上昇し、6月16日採水分で過去最高2000Bq/Lに達したことが判明した。東電は、仮にこれまでの上昇傾向が続き、2600Bq/Lに達しても、一時貯留タンク内ではトリチウム濃度は378Bq/Lになると試算しており、汲み上げ運用を継続する方針を示している。


「汚染されていない地域の食材を食べること。100ベクレル以下は安全、は嘘」 〜川根眞也氏講演会 2014.6.1

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 「80ベクレル/キログラム以下の米は、出荷されている。今、農家と水産業の家の子どもたちの健康被害を危惧している」──。

 2014年6月1日、福島県喜多方市で、低線量汚染地域を考える会による、川根眞也氏講演会「知っておきたい現状と対策」が行われた。東京電力福島第一原発事故の直後から放射性物質の測定を続けてきた、埼玉県の中学校理科教諭の川根眞也氏が、ベラルーシの例も交えながら、放射能汚染の現状を解説した。また、会津地方の汚染の状況について、会津放射能情報センターの片岡輝美氏が報告を行った。


福島第一、配線ミスで建屋内エリアモニタが停止していたことが判明~東電定例会見 2014.4.30

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 2014年4月30日16時から、東京電力本店で定例記者会見が開かれた。福島第一原発共用プール建屋のエリアモニタが停止し、欠測した原因は、二重化電源の配線ミスであることが判明した。


目標値を超えた地下水バイパスの汚染水、再検査で基準を下回るも再度採水分析へ~東電定例会見 2014.4.21

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 2014年4月21日17時30分から、東京電力本店で定例記者会見が開かれた。地下水バイパス揚水井No.12から4月18日に採水した結果、トリチウム1200Bq/Lと基準値を下回ったが、念の為に20日に再度採水し、分析していることが報告された。


5号機燃料交換機の点検作業中に複数箇所で故障が発生~東電定例会見 2014.3.10

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 2014年3月10日17時30分から、東京電力本店で定例記者会見が開かれた。福島第一原発5号機燃料交換機において、点検作業中に荷重検出器の表示器で故障が発生したことが報告された。当該機器の交換で一時的に回復するも、その後、天井クレーンで電源系の故障が起こり、現在調査中であるという。


「原発事故は、起きないことになっていた」 〜3.11福島原発メルトダウンその時 菅直人元総理ほか 2014.3.8

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特集 3.11

 「ほとんどの人は避難して、残ったのは病人や障害者、高齢者など。あんたたちが残ってるから役場も避難できない、と言われても、遠方へ移るのは困難だった」──。

 2014年3月8日、札幌市中央区の共済ホールで「泊原発の廃炉をめざす会」主催の講演会「3.11福島原発メルトダウンその時ー現場と官邸からの真実」が行われた。福島県南相馬市在住の看護師、大和田みゆき氏と、元内閣総理大臣の菅直人氏が、それぞれから見た福島第一原発事故について語った。また、菅氏と市川守弘弁護士との対談のあと、泊原発廃炉訴訟原告で高校生の戸苅春香氏が、大人に向けてのメッセージを読み上げた。


「原発再稼働はさかんに報道されるが、福島では廃炉・汚染水対策の方が重要」 〜廃炉・汚染水対策福島評議会 2014.2.17

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 「スピード感がないことは反省する。500万ベクレルの汚染水の件は、隠蔽したつもりはない。今後とも、しっかりやっていきたい」。東電の担当者は繰り返した。

 福島の住民側からは、「情報は『ホームページに掲載』と言われるが、それを見られない人が多いことを訴えているのだ」「報告資料を見ると、6行にわたって句点がひとつもない。こういう(読み手のことを考慮しない)意識から変えていくべき」など、東電や政府のわかりにくい説明と、それらを明確に伝えないメディアの報道姿勢に不満が集中した。


「六ヶ所再処理工場で出るヨウ素129の半減期は1570万年!」 〜原発事故現場どうなってるの?講師 末田一秀氏 2014.2.1

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 「福島第一原発の、4号機燃料プールから取り出した使用済み核燃料を保管するため、他の貯蔵プールに以前からあった使用済み燃料の移設作業も並行して行なっている。それらは、乾式キャスクで屋外に仮保管という、今までやったことのない方法で保管する」──。末田一秀氏は、原発事故現場の高リスク作業に懸念を表明した。

 また、「もし、青森の六ヶ所再処理工場が本格稼働したら、原発1年分の放射能を1日で放出する。再処理工場で出るヨウ素129の半減期は1570万年だ」などと、恐ろしい事実を明かしていった。


福島第一1号機前のシルトフェンスを撤去~東電定例会見 2014.1.31

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 2014年1月31日17時30分から東京電力本店で定例記者会見が開かれた。鋼管式の海側遮水壁と岸の間の埋立てに伴い、1号機スクリーン室前面に設置したシルトフェンスを撤去したことが発表された。


「中長期ロードマップの進捗について」~東電会見 2014.1.30

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 2014年1月30日17時30分より、中長期ロードマップの進捗についての会見が開催され、廃炉・汚染水対策チーム会合 第2回事務局会議で報告された、薬剤により土中のストロンチウムを捕集する計画等、個別の計画毎の進捗状況が発表された。 


福島第一4号機の燃料集合体にひび~東電定例会見 2013.12.27

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 2013年12月27日17時30分から東京電力本店で定例記者会見が開かれた。福島第一原発4号機の使用済燃料プール内にある、曲がりのある燃料集合体を詳細に調査した結果、チャネルボックスにひびがあることが発覚した。


福島第一5、6号機の廃炉正式決定、2014年1月31日に廃止~東電定例会見 2013.12.18

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 2013年12月18日17時30分から東京電力本店で定例記者会見が開かれた。福島第一原子力発電所の5、6号機の廃炉が正式に決まり、2014年1月31日付けで廃止することが報告された。


東電 汚染水・タンク対策本部会見ならびに原子力定例会見「5つのエリア毎の状況に応じた除染計画」 2013.12.11

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 2013年12月11日、福島県・Jヴィレッジ内「アルパインローズ」において、「汚染水・タンク対策本部」会見ならびに原子力定例会見があわせて開催された。敷地内を5つのカテゴリでエリアを分割し、各エリアに応じた除染を行う計画が発表された。


返ってきた言葉は「原発事故が起きないように、がんばる」だった 〜菅元首相、「最悪」への対応を他人任せにする電力会社に苦言 2013.12.9

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 衆院議員の菅直人氏による講演会「福島第1原発事故 総理大臣として考えたこと〜大間原発を止めるには」が、2013年12月9日(月)、北海道の函館市民会館小ホールで開かれた。

 3.11当時、首相の立場で対峙した福島の原発事故には「背筋が寒くなる思いがした」と明かした菅氏は、「有事の折の原発は、火力発電所とは桁違いの危険性に包まれる」と強調。「福島の事故は、東京の強制避難区域入りを意味する『最悪シナリオ』を、ほんの紙一重のところで回避できたに過ぎない。もう少し事態が深刻化していたら、東京にも強制避難命令が出ていた」と明かした。

 菅氏は、この日の講演で、「原発の安全性を過信していた、かつての自分が恥ずかしい」と、自責の念も口にしており、さらにまた、小泉純一郎元首相による「原発ゼロ」発言を讃える意向も表明している。