2014年3月10日17時30分から、東京電力本店で定例記者会見が開かれた。福島第一原発5号機燃料交換機において、点検作業中に荷重検出器の表示器で故障が発生したことが報告された。当該機器の交換で一時的に回復するも、その後、天井クレーンで電源系の故障が起こり、現在調査中であるという。
2014年3月10日17時30分から、東京電力本店で定例記者会見が開かれた。福島第一原発5号機燃料交換機において、点検作業中に荷重検出器の表示器で故障が発生したことが報告された。当該機器の交換で一時的に回復するも、その後、天井クレーンで電源系の故障が起こり、現在調査中であるという。
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福島第一原発5号機は、現在冷温停止しているが、炉心に燃料が入ったままになっている。この燃料は、使用済燃料プールへ移送することが予定されている。2月28日より、燃料移送の準備作業として、点検作業が行われている。
3月9日の朝、交換装置機の燃料つかみ装置昇降装置にかかる荷重を検出する計器のセンサー部分の電源が切れ、計器がダウンスケールしていた。保護ヒューズが切れていたため、ヒューズ交換をしたが、電源を投入すると再びヒューズが切れたため、再度調査した結果、荷重検出器のデジタル表示器が故障していたことが判明したという。当該機器の交換を行い、燃料交換機の健全性が確認された。その後、今度は3月10日の朝、天井クレーンの走行用インバータ盤の電源が停止した。設備の損傷はなく、現在、原因調査を行っており、会見時点では、これ以上の情報は入っていない。
3月9日10時25分に淡水化装置ジャバラハウス内に水たまりができていることが、定例パトロール時に発見された。淡水化装置は三系統あり、今回一系統で水たまりが発見されたという。念のために当該系統を停止させ、淡水化装置の別の系統を動作させている。水たまりの核種分析の結果から、全ベータが2300万Bq/L、セシウム137が220Bq/Lだったと東電は報告。現在、水たまりの発生原因を調査しているが、会見時点では、これ以上の情報は入っていないという。
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2014年3月10日
2014年3月9日
2014年3月8日
2014年3月10日
2014年3月9日