東京電力 統合記者会見 20:00 2011.6.7

記事公開日:2011.6.7取材地: テキスト動画

 2011年06月07日(火)、東京電力本社で、政府・東京電力事故対策統合本部 合同記者会見(20:00、1:19′)が行われた。

 IAEA閣僚会議に対する日本国政府の最終報告書が、本日決定され、その要点を説明した。報告書では原子力の安全と防災に関する技術的な事項を取り上げ、政府全体の様々な責任などは時間の関係から取り上げていない。責任問題は今日スタートした検証委員会で行なうと述べた。

※掲載期間終了後は、会員限定記事となります。


東京電力 記者会見 11:00 2011.5.12

記事公開日:2011.5.12取材地: テキスト動画

2011年05月12日(木)、東京電力本社で、記者会見(11:00~、1:38′)が行われた。

 燃料が損傷していることを認める発言をした。
 水位計の校正を行った結果、当初の想定よりも水位が低く、燃料集合体は全部水面上に出ているのではと考えられ、外側の水位も圧力容器の底部より下と解釈。水は格納容器から建屋に抜けているのではと思うが、実際の水の行き先は不明。
 燃料集合体については水位状態からすると元の位置にはないが、崩れ方は不明。全体で行っているのか、形状ごとのズレか、も。カムスデータでの55%損傷評価だが、格納容器での線量から。実際上の損傷形状は不明。


「原子力に携わってきた人間として、私にも責任がある」最悪の事態を迎える福島原発事故 小出助教「シニア決死隊」への参加を明らかに ~岩上安身によるインタビュー 第123回 ゲスト 小出裕章氏(京大原子炉実験所助教 ※収録当時)後編 2011.5.10

記事公開日:2011.5.10取材地: テキスト動画独自

 2011年5月10日、京都大学原子炉実験所助教、小出裕章氏に対してインタビューを行った。2011年4月1日、2011年4月10日に引き続いて3回目であるが、事故後、氏が推定していた事故の様相が次々と事実として確認されてきた。

 放射能をまき散らし続け、絶望的な状態にある原子炉を封じ込めるために検討されているさまざまな方法論について、課題は何かを岩上安身が訊ねた。


東京電力 記者会見 11:00 2011.5.8

記事公開日:2011.5.8取材地: テキスト動画

2011年05月08日(日)、東京電力本社で、記者会見(11:00~、1:24′)が行われた。

 4号機燃料プールの映像を公開。昨日のサンプリング時に撮影した動画を公開した。制御棒、使用済み燃料の集合体のラックが見える。ガラ、作業架台落ちているが燃料集合体そのものは比較的健全だろうと考えている。


東京電力 記者会見 19:00 2011.4.19

記事公開日:2011.4.19取材地: テキスト動画

2011年04月19日(火)、東京電力本社で、記者会見(19:00~、1:28′)が行われた。

 ロボットによる調査は今後の調査計画を検討する段階、現場は未だ線量が高いため、ロボットの活用を考えており、1階だけでなく上層階も行いたいと発表した。
 福一カメラに白煙が上がっているのが見えた。おそらく使用済み燃料プール3号機、4号機の水蒸気が白煙に見えたのだと思われ、放射性物質は含まれる可能性があり、Web上での公表は今後検討すると回答した。アレバ社から浄化システムの提案があり、浄化システムを発注したと回答した。


東京電力 福島支社取材 2011.4.14

記事公開日:2011.4.14取材地: 動画

 2011年4月14日(木)、IWJの東京スタッフが、東京電力の福島支社を訪れ、記者レクチャーの模様を取材した。

 東電福島支社の会見は、午前に2回、午後に2回、一日に計4回行われる。この日は、使用済み燃料プールの冷却作業をめぐり、仮設の電動ポンプによる60トンの淡水注入が実施したことを報告。4号機の使用済み燃料プールの燃料棒損傷については、「損傷は否定できないが、大きな損傷ではないと認識している」と語った。


東京電力 記者会見 11:15 2011.4.14

記事公開日:2011.4.14取材地: テキスト動画

2011年04月14日(木)、東京電力本社で、記者会見(11:15~、1:06′)が行われた。

4号機の燃料プールにあるほとんどの燃料は健全な状態にあるという見通しを示した。核種の分析結果から、相当量の燃料が破損しているという状況ではない、ラックの破損があるとか、空炊きになって使用済み燃料がむき出しになるような状況ではないと思っていることを説明した。


東京電力 記者会見 17:00 2011.3.31

記事公開日:2011.3.31取材地: テキスト動画

 2011年03月31日(木)、東京電力本社で、東京電力本武藤副社長による記者会見(17:00~)が行われた。
 東電の福島事務所内に、社長直属の組織として福島原子力被災者支援本部を本日付けで設置し、その直下に福島地域支援室を設設置した。政府の対策本部と連携をとりつつ被災者支援に取り組んでいく方針を発表した。


保安院会見 19:05 2011.3.27

記事公開日:2011.3.27取材地: テキスト動画

 2011/03/27(日)19時05分ごろから、経済産業省別館にて、原子力安全・保安院の記者会見が行われた。
 建屋地下溜り水の核種分析結果、核分裂反応による放射性物質が検出されており、核燃料由来と考えられる。燃料が損傷し、排出されたものと考えられるが、どの号機からかは分からない。半減期の短い核種が多く、データの信頼性に問題があると考え再評価中。
 放水口のサンプリング結果、放射性物質濃度が高くなりつつあるが、溜り水との因果関係はまだ分からない。


保安院会見 14:45 2011.3.25

記事公開日:2011.3.25取材地: テキスト動画

 2011/03/25(金)14時45分から、経済産業省別館にて、原子力安全・保安院の記者会見が行われた。

 現在までの核種分析の結果 燃料由来のものであることは間違いなく、燃料が損傷している可能性が高まったことが分かった。
 3号機タービン建屋地下の汚染水について、燃料の破損だけではく使用済燃料の破損の可能性もある。原子炉そのものが棄損していることを示す証拠はまだない。現時点では原因は分からない。


保安院会見 10:15 2011.3.25

記事公開日:2011.3.25取材地: テキスト動画

 2011/03/25(金)10時15分から、経済産業省別館にて、原子力安全・保安院の記者会見が行われた。
 3号機タービン建屋での作業員被曝について、原因となった水の放射能濃度を測定した結果、通常運転中の原子炉水と比べ、約1万倍の濃度があることが分かった。燃料損傷の可能性が高まった。
 保安院は放射線の管理に問題があると考えて、本日01:30に、保安院森山審議官から東京電力の保全担当責任者に、再発防止の観点から放射線管理を見直すよう、口頭で指示したと発表した。


東京電力 記者会見 03:50 2011.3.25

記事公開日:2011.3.25取材地: テキスト動画

2011年3月25日(金)、東京電力本社で、記者会見(03:50~、1:00′)が行われた。

 3号機での被曝に関して、ガンマ線核種分析の結果などを公表。病院搬送2名は後ほど千葉の放医研へ移送される。当該作業エリアは、作業前日東電社員による調査では線量が低かったため、当日もそのまま協力企業の方が作業を継続し、個人線量計の警報発報したが作業を継続してしまったようだと発表。


保安院会見 15:00 2011.3.22

記事公開日:2011.3.22取材地: テキスト動画

 2011/03/22(火)15時ごろから、経済産業省別館にて、原子力安全・保安院の記者会見が行われた。

 東電から海洋サンプリング核種分析結果の第二報が報告された。福島第一放水口、第二放水口から採取した結果、朝の発表分より少なくなっている。

 この結果について保安院は、原子力安全委員会の評価を求めているところだが、再度、発電所から半径20kmは避難措置をとっており、この海洋地域の核種は、直ちに人体への影響にはならないという考えを示した。

 冷却機能が損傷した場合の使用済燃料の挙動について、理論的なシミュレーションの結果を発表した。水温が上昇し沸騰、蒸発し、水が減少する。すると燃料が水から出てくる。燃料棒は全長4m程度あるが、約1/3が水から露出すると温度が急上昇し、800℃くらいで、燃料棒を包むジルコニウム管が破損し、水とジルコニウム反応で水素が発生する。そうなるまでの時間はわからない。

 しかし、現在は水をかけているのでそこまでいってないだろうという見解をしめした。


東京電力 記者会見 23:55 2011.3.16

記事公開日:2011.3.16取材地: テキスト動画

 2011年03月16日(水)東京電力本社で、記者会見(23:55)が行われた。
 自衛隊のヘリコプターによる使用済燃料プールへの空中散水は、現場線量が高いことから本日16日の作業は中止になったことが分かった。福島第一の現状について記者から質問が多く上がるが、把握しておらず、確認項目が多く見られた。


東京電力 記者会見 20:25 2011.3.15

記事公開日:2011.3.15取材地: テキスト動画

2011年3月15日(火)、東京電力本社で、記者会見(20:25~、1:00′)が行われた。

3号機原子炉建屋付近の内陸側で400mSv、4号機原子炉建屋付近の内陸側で100mSvが確認された。現在、(作業での)死亡者の情報は入っていない。地震災害を受けて、発電所内で怪我、行方不明者が発生しているのは事実と述べた。