2011年3月15日（火）、東京電力本社で、記者会見（20:25～、1:00′）が行われた。

３号機原子炉建屋付近の内陸側で400mSv、４号機原子炉建屋付近の内陸側で100mSvが確認された。現在、（作業での）死亡者の情報は入っていない。地震災害を受けて、発電所内で怪我、行方不明者が発生しているのは事実と述べた。

　各号機は下記日時から原子炉冷温停止中ー>1号機、3/14, 17:00、2号機、3/14, 18:00、3号機、3/12, 12:15、4号機、3/15, 07:15。地震により停止していた変電所は全て復旧済。3/15 10:00ごろ３号機原子炉建屋付近の内陸側で400mSv、４号機原子炉建屋付近の内陸側で100mSvが確認された。４号機原子炉建屋の損傷は、４～５階にかけての壁面および天井が大きく損傷している。立ち入れないため　プールの温度、燃料の損傷はまだ確認できない。燃料の健全性の懸念はあるが、再臨界に関しては懸念はない。臨界のためには(減速材としての)水が重要。水が抜けてしまうと、逆に核反応がおこりにくくなる。燃料の健全性確保、再臨界を起こさせないことが我々の使命であり、そのために十分な対応を行う。現在、（作業での）死亡者の情報は入っていない。地震災害を受けて、発電所内で怪我、行方不明者が発生しているのは事実と述べた。