【第91-92号】岩上安身のIWJ特報 !「1人1票」を実現するために本当に必要な選挙制度とは何か?~自民党憲法改正草案についての鼎談・第5弾(1)(2) 2013.6.2

記事公開日:2013.6.2 テキスト独自

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 第5弾では、第23条の「学問の自由」や、第24条の「家族、婚姻等に関する基本原則」、第26条の「教育を受ける権利」などを取り上げている。

 5月28日、政府の教育再生実効会議は、「大学教育等のあり方」に関する提言をまとめた。


【第88-90号 】岩上安身のIWJ特報!「自民党改憲草案は立憲主義を壊す」~自民党憲法改正草案についての鼎談・第4弾 2013.6.2

記事公開日:2013.6.2 テキスト独自

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 安倍政権はこれまで憲法96条先行改正を訴え続けてきたが、ここにきて微妙にトーンが変わってきている。

 安部総理は、5月1日に外遊先のサウジアラビアで、「憲法改正は自民党立党以来の課題で、昨年の総選挙でも公約だった。その際、まずは96条ということで、当然参院選でも変わりはない」と述べ、96条改正を参院選の争点にする意向を示していた。

 さらに5月5日には、東京ドームで行われた国民栄誉賞授与式に背番号「96」のユニフォームで登場するというパフォーマンスまで行う熱の入れようだった。


「人権に対する国際秩序を否定するのが橋下市長」 ~自民党の憲法改正案についての鼎談 第10弾 2013.5.28

記事公開日:2013.5.28取材地: テキスト動画独自

特集 憲法改正|特集 前夜

 2013年5月28日(火)14時より、岩上安身、澤藤統一郎弁護士、梓澤和幸弁護士による「自民党の憲法改正案についての鼎談 第10弾」が行われた。改憲問題を議論する前に、橋下徹大阪市長の従軍慰安婦をめぐる発言が取り上げられた。

 戦争中の従軍慰安婦をめぐる橋下市長の発言は、大きな問題となり、2週間以上がたった今でも、収まりを見せていない。この日も、澤藤弁護士と梓澤弁護士が、橋下市長を強く非難した。


「『立憲主義』も知らないで議論に参加するな」 小林節氏、改憲狙う自民党に怒り ~「立憲フォーラム」 第3回勉強会 2013.5.23

記事公開日:2013.5.23取材地: テキスト動画

特集 憲法改正

 2013年5月23日(木)17時30分から、東京都千代田区の衆議院第一議員会館で、憲法96条改正に反対する、超党派の議員連盟「立憲フォーラム」が主催する3回勉強会が開かれた。 改憲論者でありながら、自民党が掲げる憲法96条改正に反対している小林節氏は、「権力者には魔が差す可能性があることを、経験則が教えてくれている。だから、言葉のよろいを着た憲法が必要なのだ」と訴えた。


「権力者が本当に恐れているのは、文化的なパロディ」 ~基本的人権丸ごと削除!表現の自由剥奪!自民憲法改悪草案をぶった切る! 2013.5.23

記事公開日:2013.5.23取材地: テキスト動画

特集 憲法改正

 2013年5月23日(木)19時30分から、東京都新宿区歌舞伎町にあるロフトプラスワンで、自民党の憲法改正草案をテーマにしたトークイベントが行われた。司会を務めた千葉麗子氏が「自民党は憲法改正と言っているが、これから登場するスピーカーたちは『改悪』なのではないかと考えている」と話し、イベントはスタートした。


「この場所での抗議は『表現の自由』として正当」 弁護団、初公判前日テントの正当性を訴える ~経産省前テントひろば 弁護団・応援団共同記者会見 2013.5.22

記事公開日:2013.5.22取材地: テキスト動画

 2013年5月22日(水)14時より、東京都千代田区の経済産業省前で「経産省前テントひろば 弁護団・応援団共同記者会見」が行われた。テント占有地の明け渡しをめぐる裁判を翌日に控え、作家の鎌田慧氏をはじめとする応援団、弁護団が記者会見を開いた。弁護団の一人である上杉崇子氏は、「この場所での抗議は『表現の自由』として正当」と話し、国の訴え自体が不適法であるとの認識を示した。


「ナチス台頭を許さないために 立憲主義の意味を問う市民集会」 ~立憲主義を破壊し、憲法改悪を容易にする96条改憲に反対する5・21院内集会 2013.5.21

記事公開日:2013.5.21取材地: テキスト動画

特集 憲法改正

 2013年5月21日(火)13時から、東京都千代田区の参議院議員会館で、「『ナチス台頭を許さないために 立憲主義の意味を問う市民集会』 ~立憲主義を破壊し、憲法改悪を容易にする96条改憲に反対する5・21院内集会」が行われた。ゲストとして招かれた清水雅彦氏は、憲法とは国に対する統治規定であると強調し、自民党の掲げる憲法96条改正案の問題点を指摘した。


「取り消せ!」「謝れ!」「辞めろ!」澤藤弁護士、橋下市長を批判 ~自民党の憲法改正案についての鼎談 第9弾 2013.5.20

記事公開日:2013.5.20取材地: テキスト動画独自

特集 憲法改正|特集 前夜

 2013年5月20日(月)16時より、岩上安身、澤藤統一郎弁護士、梓澤和幸弁護士による「自民党の憲法改正案についての鼎談 第9弾」が行われた。今回は、まず、橋下徹大阪市長(日本維新の会・共同代表)の、慰安婦に対する発言が取り上げられた。


「戦後日本人の歴史の中で、今ほどひどい状況はないと思います」九条の会、憲法改正に「待った」 ~九条の会 記者会見 2013.5.17

記事公開日:2013.5.17取材地: テキスト動画

 2013年5月17日(金)17時から、憲法9条を守ろうと2004年に誕生した、九条の会の記者会見が、都内で開かれた。出席したのは大江健三郎氏ら3人の呼び掛け人と、事務局長の小森陽一氏。憲法改正へと突き進む安倍政権を、批判する発言が相次いだ。憲法研究者の奥平康弘氏は、「何はさておき、自民党は憲法を改正するという実績をつくることにまっすぐだ」と話し、第二次安倍政権に移行してから、憲法改正論議が高まっていることに警鐘を鳴らした。


「田原総一朗氏、(自民党が憲法改正をするのは)参議院選挙のあとでしょう。必ずやりますよ」 ~立憲フォーラム 第2回勉強会 2013.5.16

記事公開日:2013.5.16取材地: テキスト動画

特集 憲法改正

 2013年5月16日(木)17時30分から、東京都千代田区の衆議院第一議員会館で、超党派の議員連盟、立憲フォーラムの第2回勉強会が行われた。講師に招かれた田原総一朗氏は、「安倍政権は憲法改正を、必ずやる」と断言するも、野党に争点を与えないためにも、安倍首相は、参院選が終わるまでは、改憲を話題にしない姿勢に徹するに違いない、との見方を示した。


「少なくとも2000万人を殺戮した日本が、アジアの一員として生きていけるのは、『二度と戦争をしない』という誓いを立てているからだ。これを覆してはいけない」~「自民党の憲法改正案についての鼎談(ていだん)第8弾」 2013.5.15

記事公開日:2013.5.15取材地: テキスト動画独自

特集 憲法改正|特集 前夜

 2013年5月15日(水)11時30分、東京都内において、「自民党の憲法改正案についての鼎談(ていだん)第8弾」が行われた。鼎談は、弁護士の澤藤統一郎氏、同じく弁護士の梓澤和幸氏、IWJ代表の岩上安身により、自民党の憲法改正案に関連するテーマで繰り広げられた。


青森県平和委員会・学習会 平和憲法9条と国民のくらし 斉藤光政氏講演 2013.5.12

記事公開日:2013.5.12取材地: テキスト動画

 2013年5月12日(日)13時30分から、青森県青森市の県民福祉プラザで「青森県平和委員会・学習会 平和憲法9条と国民のくらし」として、東奥日報の斉藤光政編集委員の講演が行われた。米軍三沢基地のある青森の新聞記者として、在日米軍基地問題に詳しい斉藤氏が、日米安保、安倍政権と憲法改正などについて語った。


「改憲草案の前文には『戦争を起こしたのは誰なのか』が完全に欠落している」 ~羽柴修弁護士講演「自民党改憲草案と秘密保全法」(憲法が危ない!3連続学習講座その2) 2013.5.11

記事公開日:2013.5.11取材地: テキスト動画

特集 憲法改正|特集 秘密保護法

 2013年5月11日(土)14時、神戸市東灘区の東灘区民センターにおいて、「憲法が危ない!3連続学習講座」が開かれた。

 この講座は、護憲を掲げる市民団体「九条の会.ひがしなだ」が3回連続シリーズで開いているもので、第2回目となる今回は、羽柴修氏(9条の心ネットワーク事務局長)が「自民党改憲草案と秘密保全法」というテーマで講演を行った。羽柴氏は、兵庫スモン薬害訴訟や尼崎道路公害訴訟など数多くの裁判において、原告弁護団の事務局長や責任者を務めている弁護士である。


「参議院選の争点が憲法改正の話で、原発・TPP問題がぼやけている」 ~第21回 ロックの会 2013.5.9

記事公開日:2013.5.9取材地: テキスト動画独自

 2013年5月9日(木)20時から、東京都渋谷区神宮前のクレームデラクレームにて「第21回 ロックの会」が行われた。竹村英明氏は、参議院選挙に向け、脱原発を実現するために、緑茶会という政治連盟を立ち上げた経緯を説明し、選挙の得票率の関係をスライドを使って解説した。慶應義塾大学教授の金子勝氏は、アベノミクスに対しては、「株価が上がっただけで、中身はない」とした。また、他民党という新たな政治運動体を立ち上げた経緯を語った。


「一見して良い条文に騙されてはいけない」 ~自民党の憲法改正案についての鼎談 第7弾 2013.5.9

記事公開日:2013.5.9取材地: テキスト動画独自

特集 憲法改正|特集 前夜

 「改正憲法が必要ということにはならない」「結局は国家からの制約が押し寄せてくる」──。今回で第7回目を迎えた「自民党の憲法改正草案についての鼎談」で、澤藤統一郎弁護士と梓澤和幸弁護士から、自民党改憲案についての批判が相次いだ。

 2013年5月9日(木)11時から、東京都内にて「自民党の憲法改正案についての鼎談 第7弾」が行なわれた。憲法は、大きく「人権」と「統治機構」という2つに分けられる。これまでの鼎談では、人権についての条項を議論してきたが、今回初めて統治機構に関する条項に踏み込んだ。


「96条改正は、政権の都合によって国民が振り回される」 ~「憲法96条改正」の是非を論じる公開討論会 2013.5.8

記事公開日:2013.5.8取材地: テキスト動画

 2013年05月08日(水)17時30分より、東京都千代田区にある参議院議員会館にて、「『憲法96条改正』の是非を論じる公開討論会」が行われた。冒頭で、ジャーナリストの今井一氏が「今回の討論会では、憲法9条に絡めて96条を議論するのは止めよう」と断りを入れた。映像作家の想田和弘氏は「9条の話になると、この国の安全保障の議論になり、ここで論じたいものと混じってしまう」と、今回の討論の趣旨を説明。「96条改正が、時の政権や権力者の都合のいいようにされるのは、国民がふり回されるだけであり、あまりにも危ない」と96条改正に疑念を呈した。慶応大学の小林節氏は「民主主義というのは、間違いを起こすこともある。だからこそ、多数決民主主義と立憲民主主義との2つが、相互の歯止めとしてあるのだ」と解説した。


「自民党の憲法改正草案は、権威主義、軍国主義へと向かわせる」約3500人が憲法改悪反対を訴え ~5・3憲法集会&銀座パレード 2013 2013.5.3

記事公開日:2013.5.3取材地: 動画

 憲法記念日の3日、自民党が政権を握り、憲法96条の改正を皮切りに憲法を改正しようとしていることに対して抗議する集会とパレードが東京で行われた。志位和夫共産党委員長は、自民党の改憲草案から現行憲法の97条にあたる「基本的人権は、永久の権利として信託されたものである」の項目が削除されていることに対し、警鐘を鳴らした。また、沖縄から加藤裕弁護士が登壇。渦中の普天間基地辺野古移設に言及し、「犠牲になるのが10万人より1万人の方がまし、ということは絶対に言ってはならない」と述べた。


5・3愛媛憲法集会 2013.5.3

記事公開日:2013.5.3取材地: テキスト動画

 2013年5月3日(金)13時30分より、愛媛県松山市にある県民文化会館(ひめぎんホール)にて「5・3 愛媛憲法集会」が行われた。愛媛県出身の弁護士、宇都宮健児氏が、記念講演『憲法が危ない―憲法改悪を許さないために』と題する講演を行なった。宇都宮氏は「憲法は、施行66年目で、最大の危機を迎えている」と聴衆に語りかけた。


自由民主党憲法改正案批判!-立憲主義の危機・国民主権の危機― 2013.5.3

記事公開日:2013.5.3取材地: テキスト動画

 2013年5月3日(金) 14時から、滋賀県東近江市の金念寺ホールにて「自由民主党憲法改正案批判!-立憲主義の危機・国民主権の危機―」が行われた。近藤公人弁護士は、憲法成立の過程を解説した上で、自民党の改正案の問題点を提示した。


「加害者の側が人間じゃなくなる」 梓澤弁護士、改憲草案第36条に怒りと涙の訴え ~自民党の憲法改正案についての鼎談 第6弾 2013.5.2

記事公開日:2013.5.2取材地: テキスト動画独自

特集 憲法改正|特集 前夜

 「なぜ、自民党案では『絶対に』という言葉を抜くんですか!許せないですね、私は!」。自民党が作った憲法改正草案に対して、梓澤和幸弁護士が怒りをあらわにした。

 憲法記念日の前日となる5月2日(木)14時から、梓澤弁護士と澤藤統一郎弁護士、そして岩上安身の3人が、自民党の憲法改正草案について議論する鼎談の第6回目が行われた。この日の議題は、第33条「逮捕に関する手続の保障」から第38条「刑事事件における自白等」までである。