2013年6月5日(日)13時30分から、東京都千代田区にある衆議院第一議員会館で、「96条改悪ストップ!世界の宝9条を守り生かそう!6・5署名提出院内集会」が開かれた。集会には、自民党の憲法改正に反対する団体が参加。参加団体の1つである日本医労連は、「白衣を再び戦争の血で汚さない」と発言し、国内外の戦地に、日本人医療従事者が赴く時代が到来することを拒絶する意思を表明した。
(IWJテキストスタッフ・富田/奥松)
2013年6月5日(日)13時30分から、東京都千代田区にある衆議院第一議員会館で、「96条改悪ストップ!世界の宝9条を守り生かそう!6・5署名提出院内集会」が開かれた。集会には、自民党の憲法改正に反対する団体が参加。参加団体の1つである日本医労連は、「白衣を再び戦争の血で汚さない」と発言し、国内外の戦地に、日本人医療従事者が赴く時代が到来することを拒絶する意思を表明した。
■ハイライト
主催の憲法改悪反対共同センターは、全労連、新婦人、民医連、農民連、民青同盟、全日本学生自治会総連合、自由法曹団など11の団体で構成される。各団体が、各地で展開した96条改定への反対運動は、この日発表された累計約52万8000筆の署名数という成果を生んだ。会場に積み上げられた署名は、集会終了後に、主催者によって国会に提出される。
最初に主催者を代表して大黒作治氏(全労連議長)が挨拶をした。大黒氏は、安倍政権に対する風向きが変わってきている点に言及した。「安倍首相は高い支持率に乗じて、まず96条を改定する考えだが、それが改憲論者からも反発を買っている。立憲主義に照らし、96条の改定を単なる手続きと見るのは間違っている、との批判が増えている」。
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