拉致問題解決へ、北朝鮮への圧力と「オールジャパン」で取り組む姿勢を強調 ~「北朝鮮による拉致被害者家族連絡会」らが主催の集会 に安倍総理が登壇 2014.9.13

記事公開日:2014.9.15取材地: テキスト動画

 今年5月29日に政府が日本人拉致(らち)被害者再調査について北朝鮮と合意したことで、停滞していた北朝鮮による日本人拉致問題は、第二次安倍政権下で大きく舵を切ることになった。7月4日には北朝鮮による特別調査委員会が立ち上がったことで、北朝鮮に対する措置の一部が解除された。

 9月13日(土)、千代田区日比谷公会堂において「北朝鮮による拉致被害者家族連絡会」「北朝鮮に拉致された日本人を早期に救出するために行動する議員連」などの5団体主催で、「もう我慢できない!今年こそ結果を!国民大集会」と題した集会が開催された。主催者発表によると1800人が集会に参加した。


【岩上安身のツイ録】経済指標が語る「アベノミクスの大失敗」「モーニングバード!」で岩上安身がコメント 2014.9.6

記事公開日:2014.9.6 テキスト

 9月2日(火)朝8時から、テレビ朝日「モーニングバード!」に出演しました。

 スタジオでは、この秋に入り食品の値上げが相次いでいることが話題となりました。「給料が増えず、消費税が上がり、さらに食べるものの値上げで困っている」という庶民の実感。その背景にある経済政策の「大失敗」についてコメントしました。

 そのほか、デング熱の感染拡大のニュース、広島市での土砂災害発生以前に送信されていた注意喚起のファクスが、市消防局で見落とされていたニュースについてもコメントしました。


【IWJブログ】高まる辺野古沖の緊張「銃剣とブルドーザー」に抗う沖縄と「なぜ作業が遅れている。さっさとやれ」と怒鳴り机を叩く安倍総理 2014.9.2

記事公開日:2014.9.2 テキスト

 辺野古新基地建設をめぐり、建設に反対する住民と海上保安庁の攻防が連日続いている。海保の警備はあまりにも過剰な点が目立ち、けが人も出ている。あまりに強権的な姿勢は、現代の「銃剣とブルドーザー」と言っても過言ではない。

 「銃剣とブルドーザー」とは、今に続く在日米軍基地問題の出発点である。米軍による土地接収は、1952年のサンフランシスコ講和条約締結を前後して、二つの時期に分けられる。

 米軍は沖縄占領と同時に住民を収容所に入れ、居住や農業などに適した広大な土地を軍用地として接収し、これを無償で使用した。さらにサンフランシスコ講和条約発効後、米国民政府は、1953年に「土地収用令」を公布し、真和志村(現那覇市)銘刈・具志、宜野湾村(現宜野湾市)伊佐浜、伊江村真謝など、各地で強制的な土地接収を開始。武器を持たず必死に反対を訴える住民に対し、米軍兵士は銃剣で武装し、強制的にブルドーザーで家屋を押しつぶし、耕作地を敷きならしていったのだった。


【IWJブログ】広島土砂災害、自衛隊の到着の遅れは朝の渋滞に巻き込まれたためと判明! 「あと一時間早く出動してくれれば!」~遅れた初動が命取り、渋滞中、最高指揮官はゴルフ漬け 2014.8.24

記事公開日:2014.8.24 テキスト

 広島市北部の安佐南区で、8月20日未明、前日からの豪雨の影響により、大規模な土砂災害が発生した。

 23日の時点で、死者は49人、行方不明者は41人にものぼる。警官、消防隊員、自衛隊員が懸命の捜索活動にあたっているが、現在も断続的に降り続く雨のため、救助活動は難航している。


「再び国民を同じ道にひきずり込みかねない悪法を安倍内閣は進めている」戦争体験者・日本赤十字看護大学名誉教授が警鐘 2014.8.22

記事公開日:2014.8.24取材地: テキスト動画

 安倍政権の退陣を訴える市民団体「アベ NO THANK YOU!」が8月22日、日比谷で集会とパレードを開催した。

 「アベ NO THANK YOU!」はもともと、今年の通常国会に提出され、成立した「医療介護総合確保推進法案」に反対する医療関係者らが集まって広がった市民団体である。


【IWJブログ】国民が生き埋めの非常時にもゴルフ三昧で遊び呆ける安倍晋三氏には総理の資格も「国民の生命の安全」を語る資格もなし! 2014.8.22

記事公開日:2014.8.22 テキスト

 安倍総理がゴルフをしながら2週間もの長期の夏休みを満喫している間、広島や京都などの地域では多数の死傷者を出す大災害に見舞われていた。

 近畿北部を中心に16日以降、局地的に豪雨となり、京都府福知山市で24時間の雨量が303.5ミリの観測史上最多を記録した。


【IWJブログ】「集団的自衛権の閣議決定は憲法を踏みにじる暴挙です!」――長崎平和式典で安倍総理を前にして果敢に批判した被爆者・城臺美弥子さんが胸の内を激白 「戦争への道は絶対に許せん!」 2014.8.20

記事公開日:2014.8.20 テキスト

 人類史上初の原爆投下から69年が経ち、今年も広島、長崎では核廃絶を訴える平和記念式典が開かれた。2つの「原爆の日」は、戦争をめぐる市民と政府の考えの違いを浮き彫りにし、現場では、さまざまな立場の人間の思いが交差した。

 IWJは式典の模様をUst中継し、式典参列者に多数のインタビューを敢行した。さらに、安倍総理の目の前でアドリブを交えながらスピーチし、集団的自衛権をめぐる解釈改憲を糾弾した被爆者代表の城臺美弥子(じょうだい みやこ)さんへインタビューも行い、止むに止まれぬ思いを聞いた。


【IWJブログ】長崎原爆の被爆者「今年は準戦時体制でもあります」 ~広島・長崎にみる安倍総理の「コピペ」は「戦後レジーム」への挑戦!? 2014.8.20

記事公開日:2014.8.20 テキスト

安倍総理のスピーチは「コピペ」だった

 「集団的自衛権の行使容認は、日本国憲法を踏みにじる暴挙です」――。

 8月9日、69回目の原爆の日に長崎で行われた平和記念式典で登壇し、スピーチした被爆者代表の城臺美弥子(じょうだい・みやこ)さんは、事前に用意した原稿にはない言葉を使い、アドリブで解釈改憲を批判。

 参列した安倍総理らを前に、「日本が戦争できるようになり、武力で守ろうと言うのですか」などと呼びかけ、自身の「地」の言葉で語りかけた。


「集団的自衛権の行使容認は、日本国憲法を踏みにじる暴挙」はアドリブか 被爆者代表、安倍総理の眼前でスピーチ 2014.8.9

記事公開日:2014.8.9取材地: テキスト動画

 8月9日、広島に続き、第二の被爆地となった長崎が、原爆投下から69年の時をむかえた。長崎市平和公園では平和記念式典が開かれ、5000人を越える参列者が訪れた。原爆が投下された11時2分には参列者全員が黙祷を捧げ、平和祈念像下からは、平和を象徴する鳩が放たれた。


「竹中平蔵の正体」 〜岩上安身によるインタビュー 第438回 ゲスト 『市場と権力』著者・佐々木実氏 2014.7.16

記事公開日:2014.7.18取材地: テキスト動画独自

 「竹中平蔵」――。嵐のような「構造改革」全盛時代を演出した張本人である。

 ジャーナリストの佐々木実氏は、8年という取材期間を経て、竹中氏の評伝『市場と権力』(講談社、2013.05)を執筆。同書は、経済学者、政府閣僚、企業経営者といった複数の顔を自在に使い分け、政策決定に絶大な影響力をおよぼしてきた竹中氏の実像をとらえた力作として高い評価を得ている。


「米艦警護が最も集団的自衛権を必要としないケース」元内閣官房副長官補・柳澤氏が安倍総理会見を批判 2014.5.19

記事公開日:2014.5.21取材地: テキスト動画

 「集団的自衛権が行使できなければ国民を守れないというなら、それは憲法の怠慢でなく、政府の怠慢だ」――。

 「集団的自衛権を考える超党派の議員と市民の勉強会」が第9回目となる勉強会「安保法制懇報告書と安倍総理記者会見徹底批判」を開催した。発言者として招かれた元防衛官僚の柳澤協二氏は、政府の想定する集団的自衛権の行使例が非現実的なものであることを指摘した。


安倍総理登壇も、会場からは「残業代ゼロ絶対反対」の怒号 ~第85回メーデー中央大会 2014.4.26

記事公開日:2014.4.26取材地: テキスト動画

 政府を代表して登壇した安倍晋三内閣総理大臣。総理を出迎えたのは、歓迎の拍手ではなく、怒号だった―。

 4月26日、連合が主催する第85回メーデー中央大会が代々木公園で行われた。連合は日本共産党を除く全政党を招待し、自民党からは安倍総理大臣と田村憲久厚生労働大臣、公明党からは山口那津男代表が出席した。


【IWJルポルタージュ】核安全保障サミット in ハーグ 取材現場からの体験レポート~その差に愕然!プレスに開放的なオランダと閉鎖的な日本 2014.4.8

記事公開日:2014.4.8取材地: | | テキスト動画

 2010年、2012年に続く第3回目となる核安全保障サミットが、オランダのデン・ハーグで2014年3月24日、25日の2日間開催された。

 IWJでは、オランダ在住の中継記者、鈴木樹里さんが、現地の会場に入りサミットの模様を取材した。本稿では、鈴木記者が3日間にわたって取材に奮闘した様子を、本人による報告ルポとしてご紹介する。


安倍総理、アンネ・フランク・ハウスを訪問 2014.3.24

記事公開日:2014.3.24取材地: | | テキスト動画

 オランダ・アムステルダム中央駅から徒歩15分程度の場所、西教会近くにある「アンネ・フランク・ハウス」に、安倍総理が2014年3月23日に訪問した。

 今年に入り「アンネの日記」が東京都内の公立図書館で破られるという被害が相次いだ事件は、日本国内だけでなく、海外のメディアによって世界中に大きく報じられた。今回の総理によるアンネ・フランク・ハウスの訪問は、日本で高まる排外的な動きに対する国際社会の警戒を解くことが目的だ。


集団的自衛権行使容認の安倍政権に市民らが抗議 ~芦部憲法を知らない安倍総理に「立憲主義を勉強しろ」の声 2014.3.12

記事公開日:2014.3.12取材地: 動画

 3月12日20時から、首相官邸前で集団的自衛権の行使容認に反対する抗議が行われた。先月2月20日、安倍総理は衆院予算委員会で、この集団的自衛権の行使をめぐり、『閣議決定後に国会で審議する』との答弁を展開している。抗議参加者からは「三権分立を勉強しろよ」、「立憲主義を勉強しろよ」などのシュプレヒコールがあがった。


右傾化する安倍政権に市民らが危機感「秘密保護法反対運動は、立憲主義を守るため」 2014.3.6

記事公開日:2014.3.6取材地: テキスト動画

 特定秘密保護法が参議院本会議で強行採決された「12月6日」を忘れない――。

 「秘密保護法廃止へ!実行委員会」は、秘密保護法の成立からちょうど3ヶ月が経った3月6日、永田町で「秘密保護法廃止へ!安倍政権の暴走ストップ!」と題した院内集会を開催した。日本ジャーナリスト会議の丸山重威氏は、安倍総理の「(憲法解釈の)最高責任者は私だ」という発言が、立憲主義に反すると批判。「秘密保護法反対運動は、立憲主義を守るための運動だ」と訴えた。


戦争はすべて集団的自衛権の名のもとに行われる! 元「法の番人」阪田雅裕氏が安倍政権を痛烈批判 2014.2.20

記事公開日:2014.2.22取材地: テキスト動画

 「閣議決定して案が決まったら、国会で議論いただく」――。

 安倍総理は2月20日の午前10時、衆院予算委員会で、民主党の岡田克也議員の質問に答えて、集団的自衛権の行使を容認するため、閣議決定で憲法の解釈を変更すると明言した。憲法解釈を一内閣の閣議で変えてしまうということだ。

 この日の午後、参議院議員会館では、安倍政権の暴走に懸念を抱く超党派の国会議員らが、元内閣法制局長官・阪田雅裕氏を講師に招いて、「第一回 集団的自衛権を考える超党派の議員と市民の勉強会」を開催していた。


【IWJブログ】安倍総理が閣議での解釈改憲を国会で明言 ~「裏口」からの解釈改憲を元「法の番人」が痛烈批判 2014.2.21

記事公開日:2014.2.21 テキスト

 卑劣漢は常に不意をつく。

 雪害で苦しむ地域では今、空き巣が横行しているという。「火事場泥棒」ならぬ「雪害泥棒」である。許しがたい話である。

 だが、この国の中心では、五輪と豪雪に国民の注目がひきつけられている合い間に、そんな「こそ泥」がちっぽけにみえるような、壮大な「窃盗」が行われようとしている。

 憲法の、その中心部の「解釈」が盗まれようとしているのである。

 「閣議決定して案が決まったら、国会で議論いただく」――。


【IWJブログ】鳥越俊太郎氏「安倍政権はファシズム化している。ヒットラーと同じとは言わないが、今やっていることは独裁だ」 2014.2.19

記事公開日:2014.2.19 テキスト

 年内に施行される特定秘密保護法の危険性を周知し、廃止に追い込むため、日弁連は2月18日、弁護士会館で「秘密保護法廃止を目指す市民集会」を開催した。

 この日、講演したのは鳥越俊太郎氏。田原総一朗氏らとともに、国会審議中に秘密保護法反対の声を上げたジャーナリストの一人である。

 1965年に毎日新聞に入社して以来、管理職に就くことなく、好きで現場取材ばかり続けてきたという鳥越氏。

 「秘密はなんとしても探りだそうとするのが、ジャーナリストの本能です」。まもなく74歳になるが、生きている間にチャンスがあれば懲役も辞さず、特定秘密を白日の下に晒す、と意気込む。


【IWJブログ】安倍総理の「ドリル」で打ち砕かれる国民の「生活」~TPPの地ならしとして進む「国家戦略特区」 2014.2.17

記事公開日:2014.2.17取材地: テキスト

 「かつてない注目度」で行われた東京都知事選が2014年2月9日、投開票日をむかえた。自民・公明推薦という強固な組織力を背景に、大雪のせいもあり、46.14%という低投票率に支えられ、舛添要一元厚労相が新しい東京の顔となった。

 翌10日、安倍総理は舛添氏を官邸に迎えて会談し、「良かった」と安堵の表情を浮かべた。安倍総理がホッと胸をなでおろしたのは、舛添氏が同じ「再稼働容認」の姿勢だから、というだけでなく、安倍政権が前のめりで推し進めている「国家戦略特区」の強力なパートナーだからだ。