「武器輸出三原則」を黙殺した安倍総理に火炎瓶テツ氏らが抗議「人を殺すために法を変えるようなもの」 2014.1.6

記事公開日:2014.1.6取材地: 動画
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(IWJ・原佑介)

 政府は4日、安倍総理の進める武器輸出緩和政策の一環で、トルコと戦車のエンジンを共同開発する方針であることを明らかにした。6日、トルコのエルドアン首相が来日、3日間のスケジュールの中で安倍総理と会談し、安全保障分野における協力の強化で合意する予定だ。

 エルドアン首相が来日した日、総理官邸前では「安倍晋三~みんなの願いは、退陣!退陣!首相官邸前大集会」と題した安倍政権に対する抗議行動が開かれた。

■全編動画

  • 日時 2014年1月6日(月)
  • 場所 首相官邸前(東京都千代田区)

 呼びかけ人の火炎瓶テツ氏は、「『武器輸出三原則の見直し』と言っているが、しかるべき法改正がなされたわけではない現状で、これはやっていいことなのか」と問いかけ「この国で一番法を犯しているのは誰だ。例えば人を殺したとしよう、人を殺すのが罪では犯罪者になってしまうから、法律を変えて人を殺していいようにしよう、としているのと一緒だ」と痛烈に批判。

 続けて「戦車などという人殺しの道具ではなく、他に売るものがあるだろう。キャタピラーがついているものであれば、ブルドーザーでいい。なぜ、よりにもよって戦車なのだ。しかも、法を踏みにじってまで、わざわざ、なぜだ。それは、彼はこれからそれをおおっぴらにやろうとしていて、これを前哨戦にしようとしているからだ。戦争の出来る国、武器を売る国にしようとしているからだ」と指摘した。

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