「安倍よ、国民に対して『戦争する国にしたいのだがどうだ』と信を問え!」 安倍総理退陣を訴える市民集会 2013.12.26

記事公開日:2013.12.26取材地: テキスト動画
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(IWJ 原佑介)

 安倍総理の発足から1年を迎えた2013年12月26日(木)、官邸前では火炎瓶テツ氏らが「安倍晋三~みんなの願いは、退陣!退陣!首相官邸前大集会」と題した市民集会を開き、安倍政権の退陣を訴えた。

■全編動画

 火炎瓶テツ氏は秘密保護法の強行採決、消費増税の決定、生活保護の改正、TPPの交渉参加、原発再稼働推進を明記したエネルギー基本計画や原発の海外輸出、普天間飛行場の辺野古移設など、この1年で安倍政権が打ち出した政策を列挙し、「何一つ賛成できない」と一蹴。「なんでも米国に売ってしまう男。『売国』などという言葉がかわいく思える。米国には『売り』もせず、なんでもあげてしまう」と批判した。

 集会に参加した男性は、多くの歴代の自民党総裁や幹部が憲法改正に反対だったとし、「憲法改正はライフワーク」とした安倍総理を批判。「これから安倍政権は、憲法を骨抜きにするために『公共の安全と秩序』を名目に、国民の基本的人権を縛るいろんな悪法を出してくる」と述べ、共謀罪法や盗聴法の拡大で日本は監視社会になる、と懸念を表明した。

 続けて、安倍政権は「国家安全保障基本法」で集団的自衛権の行使を可能にしようとしているとし、「憲法99条で憲法を守る義務を背負っていながら、解釈改憲をすることは許すことができない。やるんだったら、堂々と国民に対して『戦争する国にしたいのだが、どうだ』と信を問うのが筋だ!」と訴えた。

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