タグ: 原子力発電所
増設ALPSの性能試験計画を承認~2014年度 第21回原子力規制委員会 2014.8.27
2014年8月27日(水)10時30分から、2014年度第21回原子力規制委員会が開催された。東京電力福島第一原発の増設ALPSに関する実施計画の変更認可が承認、認可された。また、規制委と事業者トップとの意見交換会を、10月から月一回のペースで公開で行うことがほぼ了承された。
各事業者からフィルタベントの説明を受ける予定~原子力規制庁定例ブリーフィング 2014.8.26
2014年8月26日(火)14時から、原子力規制庁で片山啓審議官による定例ブリーフィングが行われた。8月28日(木)の第133回審査会合で、複数の事業者それぞれのBWRプラントについて、それぞれフィルタベントに関する説明を受ける予定になっていることが報告された。
地下水浄化試験状況を福島県漁連に説明「理解が得られたら海洋放出」~東電定例会見 2014.8.25
2014年8月25日17時30分より、東京電力本店にて定例記者会見が行われた。サブドレン設備の浄化試験結果を県漁連に説明したことを報告。今後も港湾への放水が承認されるまで、丁寧に説明を続ける予定だという。
第16回あかいわエコメッセ ~原発のない明日に向けて~ 大塚尚幹さん講演「大塚家の1ヶ月の電気代は313円!」 2014.8.24
2014年8月24日(日)、岡山県赤磐市の中央図書館で行われている「第16回あかいわエコメッセ ~原発のない明日に向けて~」の2日目、「自エネ組」の大塚尚幹(おおつか・しょうかん)氏の講演が行われた。福島県川内村で自給自足生活を続けていた大塚氏は、岡山への避難後、様々な省エネの工夫やオフグリッド発電で自給エネルギー生活を目指し、その普及に努めている。
志賀原発、26日の審査会合で審査申請書の概要説明を予定~規制庁定例ブリーフィング 2014.8.22
2014年8月22日(金)14時から、原子力規制庁で片山啓審議官による定例ブリーフィングが行われた。北陸電力志賀原発について、審査申請の概要説明を26日の審査会号で事業者から受ける予定だと発表された。
地下水をくみ上げるサブドレン浄化装置の性能検証試験実施、結果は翌22日発表~東電記者会見 2014.8.21
2014年8月21日17時30分から、東京電力で定例記者会見が開かれた。サブドレン浄化装置の性能検証試験を行い、セシウム、トリチウム、全βの分析結果は翌22日に発表されることが報告された。漁業関係者への説明実施予定は、いまだ決まっていないという。
火山活動モニタリング検討チーム座長に島崎委員が抜擢か、継続的な関与を示唆~田中俊一原子力規制委員長定例会見 2014.8.20
2014年8月20日14時30分より、東京・六本木の原子力規制庁で田中俊一・原子力規制委員会委員長による定例会見が行われた。火山活動のモニタリングに関する検討チームについては、島崎邦彦委員に「継続的に関与してもらいたい」との考えを示した。
プルーム通過時の防護措置、検討チーム再開~2014年度 第20回原子力規制委員会 2014.8.20
2014年8月20日10時30分より、2014年度第20回原子力規制委員会が開催された。原子力災害事前対策等に関する検討チームを再開し、福島第一原発の原子力災害対策やプルーム通過時の防護措置など、現行の指針の見直しも含めて、細部の拡充等について検討されることが決定した。
川内原発の審査書案に1万7千件のパブリックコメント~規制庁定例ブリーフィング 2014.8.19
2014年8月19日(火)14時から、原子力規制庁で片山啓審議官による定例ブリーフィングが行われた。川内原発審査書案への意見募集で、約1万7千件の意見が寄せられたことが報告された。意見は事務方で整理中だが、審査書案に反映するために改めて審査会合などを開催する予定はないという。
地下汚染水の港湾への流出に東電「排水は避けられない」~東電定例会見 2014.8.18
2014年8月18日17時30分より、東京電力本店にて定例記者会見が行われた。地下汚染水の排水について、東電は「サブドレンくみ上げと海側遮水壁はセットだが、地下水の港湾への放水は避けられない」と判断していることが報告された。高性能ALPSの検証試験を開始し、本設設備とは別に設備を用意することが報告された。
国際シンポジウム カンムリウミスズメと上関の生物多様性――「奇跡の海」を未来の子どもたちへ 2014.8.17
8月17日(日)13時より、京都大学農学部総合館で「国際シンポジウム カンムリウミスズメと上関の生物多様性――『奇跡の海』を未来の子どもたちへ」が開催された。上関原発建設予定地である上関周辺の瀬戸内海は、ほぼ日本固有種で国際自然保護連合において危急種に指定されているカンムリウミスズメが1年を通して確認されているなど、多様な生物種の残る稀有な地域となっている。
シンポジウムでは、国内研究者とともに国際鳥学会のために来日中の海外研究者が、一般の聴衆に向けて海鳥や上関の生物多様性などをレクチャーした。シンポジウムは、上関の自然を守る会が主催し山口・京都・東京で3日間にわたり開催されている。
いまだ凍結しない海水配管トレンチ「方針の変更はない」~東電定例会見 2014.8.14
2014年8月14日17時30分より、東京電力本店にて定例記者会見が行われた。
福島第一原発2号機海水配管トレンチの凍結止水工法がうまく凍っていないが、東電は「方針の変更はない」として、氷とドライアイスの投入を続行する考えを示した。8月19日予定の規制委検討会で、これまでの結果をまとめ、今後の施策を検討する見込みとなっている。
サブドレンくみ上げ地下汚染水、浄化して港湾内に放水する方針~東電定例会見 2014.8.11
2014年8月11日17時30分より、東京電力本店にて定例記者会見が行われた。地下水の流入による汚染水増加を抑えるための計画の一つであるサブドレンからの地下水くみ上げ、浄化の後に港湾内へ放水する実施計画を申請したことが発表された。
女川から未来を考えるつどい ─講師 小出裕章氏 2014.8.10
8月10日(日)14時より、宮城県女川町総合体育館にて、京都大学原子炉実験所助教の小出裕章氏による講演会「女川から未来を考えるつどい」が開催された。
お盆休みで来週は規制委員会、定例会見、審査会合は全て休会~規制庁定例ブリーフィング 2014.8.8
8月8日(金)14時から、原子力規制庁で片山啓審議官による定例ブリーフィングが行われた。来週はお盆ということもあり、定例の会見や審査会等は休会の予定。次回は再来週8月18日の週から再開することがアナウンスされた。
地下汚染水浄化装置の試験運用開始、データ取得後に本格運用、海洋放出の予定~東電定例会見 2014.8.7
2014年8月7日17時30分から、東京電力で定例記者会見が開かれた。サブドレンくみ上げ水を浄化し、海洋放水する方針が示された。くみ上げ浄化装置を通した後、タンクに溜めるところまで試験運用を行い、浄化能力を確かめるデータを取った後、改めて実施計画を申請して認可後に海洋放水になる見込みだ。
福島第一、3号機燃料溶融は3月13日5時30分頃と解析~未確認・未解明事項の調査・検討結果(第2回進捗報告) 2014.8.6
2014年8月6日、東京電力本店にて「未確認・未解明事項の調査・検討結果~第2回進捗報告」記者会見が行われた。
新たな解析の結果、3号機の燃料溶融がこれまでの考えより早かったことや、炉心の強制減圧で水素が発生し、炉心溶融を促進した可能性などが明らかになった。