2014年8月19日(火)14時から、原子力規制庁で片山啓審議官による定例ブリーフィングが行われた。川内原発審査書案への意見募集で、約1万7千件の意見が寄せられたことが報告された。意見は事務方で整理中だが、審査書案に反映するために改めて審査会合などを開催する予定はないという。
2014年8月19日(火)14時から、原子力規制庁で片山啓審議官による定例ブリーフィングが行われた。川内原発審査書案への意見募集で、約1万7千件の意見が寄せられたことが報告された。意見は事務方で整理中だが、審査書案に反映するために改めて審査会合などを開催する予定はないという。
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第20回原子力規制委員会の議題1について、原子力災害対策指針はこれまでも随時改訂してきたが、検討項目・課題が残っており、それらについて検討を再開することが発表された。残りの課題の主なものとしては、次の3点が挙げられている。
第20回原子力規制委員会の議題2について、8月12日に北陸電力志賀原発の審査申請があった。同発電所は敷地内破砕帯の評価がまだ完了していないため、審査申請をどう扱うか、委員会で議論するという。
8月15日に締め切られた川内原発審査書案に対する意見募集は、概数で1万7千件の意見があったという。現在事務方で読み込み、整理しているところだ。意見によっては審査書案に反映するとしているが、そのために改めて審査会合などを開催することは予定していない。「事務方で整理し、委員会に諮ることになるだろう」と片山啓審議官は説明した。