志賀原発、26日の審査会合で審査申請書の概要説明を予定~規制庁定例ブリーフィング 2014.8.22

記事公開日:2014.8.22取材地: テキスト動画
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 2014年8月22日(金)14時から、原子力規制庁で片山啓審議官による定例ブリーフィングが行われた。北陸電力志賀原発について、審査申請の概要説明を26日の審査会号で事業者から受ける予定だと発表された。

■全編動画

  • 日時 2014年8月22日(金)14:00~
  • 場所 原子力規制庁(東京都港区)

平成26年度第21回規制委員会予定

  • 平成26年度第21回規制委員会予定
  • 日時:8月27日(水)10:30~ 12:00
  • 場所:原子力規制委員会庁舎 会議室A

原子力規制委員会 検討チーム等会議開催予定

  • 8月22日(金)13:30 第131回原子力発電所の新規制基準適合性に係る審査会合
    • 島崎邦彦委員担当、関西電力高浜原発について事業者から説明を受ける
  • 8月25日(月)10:00 第1回原子力施設における火山活動のモニタリングに関する検討チーム
  • 8月26日(火)10:30 第132回原子力発電所の新規制基準適合性に係る審査会合
    • 島崎委員、更田豊志委員担当、北陸電力志賀原発について、8月12日申請内容の概要説明を受ける
    • その後、東京電力柏崎刈羽原発について、事業者から説明を受ける
  • 8月26日(火)14:00 定例規制庁ブリーフィング
  • 8月27日(水)14:00 敦賀発電所敷地内破砕帯の調査に関する有識者会合 第3回追加調査評価会合
  • 8月27日(水)14:30 田中俊一委員長定例記者会見
  • 8月28日(木)10:00 第133回原子力発電所の新規制基準適合性に係る審査会合
    • 更田委員担当、対象事業者は未定
  • 8月29日(金)13:30 第134回原子力発電所の新規制基準適合性に係る審査会合
    • 島崎委員担当、対象事業者は未定
  • 8月29日(金)14:00 定例規制庁ブリーフィング

要人面会の予定

  • 日時 :8月27日(水)16:45
  • 来訪者:橋本昌 茨城県知事 (全国知事会原子力発電対策特別委員会委員長)
  • 対応者:池田克彦 長官
  • 7月15日、16日の全国知事会議でまとめられた「原子力発電所の安全対策及び防災対策に対する提言」を報告。プレスフルオープンで行われる

川内原発審査書案の意見募集結果は精査中

 川内原発審査書案の意見募集で受け取った意見の整理状況について、記者が質問した。片山啓審議官は、約1万7千件の意見は「精査中」で、「途中段階で申し上げることは控えたい。時期的な目途もまだ申し上げる段階ではない」と答えた。

 意見募集の締め切りから二週間が経つが、二週間程度で整理できる分量や内容ではないということだ。

敦賀原発破砕帯評価会合の進め方について

 敦賀原発破砕帯評価会合の今後の進め方について、記者が質問した。

 8月27日の第3回会合では、「これまでに事業者から提出されたデータを基に、まず有識者で議論していただき、論点を明確にしてもらい、その次の会合で事業者から意見を聞くことを想定している」という。事務局があらかじめ論点を出した上で有識者に議論してもらうのではなく、まず議論をしてもらうということだ。

志賀原発の審査申請、事業者から概要説明を受ける

 8月26日に開催が予定されている、”第132回原子力発電所の新規制基準適合性に係る審査会合”にて、事業者から審査申請の概要説明を受ける予定だということが発表された。

 北陸電力志賀原発2号炉は、敷地内破砕帯の調査・評価が完了していない。規制委員会は、敷地内破砕帯調査・評価について、一定の見解が得られるまで、審査に着手しない方針を示している。しかし、他のBWRプラントと共通する箇所は、先行してヒアリング等進めることが第20回原子力規制委員会(8月20日)で了承されている。

 これまでの記者会見で、田中俊一原子力規制委員長は、「場合よっては手戻りになるかもしれない。それを覚悟で事業者は申請してきてるんだろうと思う」などと述べており、今後の進展が注目される。

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