8月17日(日)13時より、京都大学農学部総合館で「国際シンポジウム カンムリウミスズメと上関の生物多様性――『奇跡の海』を未来の子どもたちへ」が開催された。上関原発建設予定地である上関周辺の瀬戸内海は、ほぼ日本固有種で国際自然保護連合において危急種に指定されているカンムリウミスズメが1年を通して確認されているなど、多様な生物種の残る稀有な地域となっている。
シンポジウムでは、国内研究者とともに国際鳥学会のために来日中の海外研究者が、一般の聴衆に向けて海鳥や上関の生物多様性などをレクチャーした。シンポジウムは、上関の自然を守る会が主催し山口・京都・東京で3日間にわたり開催されている。