奇跡の海・上関の希少生物を子どもたちに残そうと国際生物学者らが国際シンポジウム 2014.8.18

記事公開日:2014.8.18取材地: テキスト動画

 山口県・上関町に中国電力上関原子力発電所を建設する計画がある。しかし、工事着工、運転開始ともに時期が未定となっており、計画は宙に浮きつつある。

 上関原発の建設をめぐっては、上関町だけの問題ではなく、原発建設予定地が瀬戸内海に面していることから、一度事故が起きると、瀬戸内海の生態系にも多大な影響をおよぼしかねない。


国際シンポジウム カンムリウミスズメと上関の生物多様性――「奇跡の海」を未来の子どもたちへ 2014.8.17

記事公開日:2014.8.17取材地: 動画

 8月17日(日)13時より、京都大学農学部総合館で「国際シンポジウム カンムリウミスズメと上関の生物多様性――『奇跡の海』を未来の子どもたちへ」が開催された。上関原発建設予定地である上関周辺の瀬戸内海は、ほぼ日本固有種で国際自然保護連合において危急種に指定されているカンムリウミスズメが1年を通して確認されているなど、多様な生物種の残る稀有な地域となっている。

 シンポジウムでは、国内研究者とともに国際鳥学会のために来日中の海外研究者が、一般の聴衆に向けて海鳥や上関の生物多様性などをレクチャーした。シンポジウムは、上関の自然を守る会が主催し山口・京都・東京で3日間にわたり開催されている。


「瀬戸内海の豊かな自然を世界遺産に」上関原発建設計画に反対する市民が院内集会 2013.10.16

記事公開日:2013.10.16取材地: テキスト動画

 16日(水)、中国電力上関原発の建設計画に反対する市民が院内集会を開き、「上関の自然を守る会」の高島美登里氏が、建設予定地となっている瀬戸内海の豊かな自然環境について報告を行った。


第11回沼田眞賞 授賞式と記念講演会 2012.1.22

記事公開日:2012.1.22取材地: 動画

 2012年1月22日(日)、東京都江東区の清澄庭園で行われた「第11回沼田眞賞 授賞式と記念講演会」の模様。

 受賞者として「長島の自然を守る会」代表の高島美登里氏が、「上関原発計画に向き合い、奇跡の海・長島の生物多様性の豊かさを守る」と題した講演をした。パネラーとして、加藤真氏(京都大学教授、日本生態学会自然保護専門委員会)、 飯田知彦氏(鳥類・生態系研究者、九州大学農学博士)、山戸孝氏(上関原発を建てさせない祝島島民の会)らも参加した。主催は「日本自然保護協会」。


院内集会「奇跡の海を守ろう ~カンムリウミスズメと上関(瀬戸内海)の生物多様性~」 2011.4.14

記事公開日:2011.4.14取材地: テキスト動画

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 2011年4月14日(木)14時より、参議院議員会館にて院内集会・カンムリウミスズメと上関(瀬戸内海)の生物多様性〜奇跡の海を守ろう〜が行われた。

 講演者:Harry Karter氏(生物学コンサルタント)、Nils Warnock氏(オーデュポンソサエティ副会長)、飯田知彦氏(九州大学研究員、農学博士)、西海功氏(国立科学博物館研究員)、野間直彦氏(滋賀県立大学環境科学部・日本生態学会上関アフターケア委員会副委員長)、高島美登里氏(長島の自然を守る会)主催:長島の自然を守る会