【第155・156号】岩上安身のIWJ特報! 秘密保護法の不当性と安全保障のこれから~モートン・ハルペリン氏インタビュー 2014.6.20

記事公開日:2014.6.20 テキスト独自

 本日は、6月20日金曜日。国会の会期末である6月22日まで、残り2日と迫った。安倍総理は、解釈改憲による集団的自衛権の行使容認を、今国会中に閣議決定しようと躍起になってきたが、「今国会では閣議決定しない」と、公明党との間で話し合いがつき(公明党が粘りをみせた、というポーズのためである)、閣議決定は7月4日に延ばされた。


米軍基地の負担を強いられてきた沖縄からみる集団的自衛権への異論、憲法を軽視する安倍政権を前泊氏が批判ー憲法破壊の「集団的自衛権」行使容認反対!安倍政権は民衆の声を無視するな!戦争をさせない1000人委員会 6.19 院内集会  2014.6.19

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特集 憲法改正|特集集団的自衛権
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 「沖縄は唯一、自分たちの力で憲法を勝ち取った地域。(沖縄以外の人は)憲法が保障する平和社会に慣れ、憲法がない社会がどういうことか経験していないので、わからないのだ」

 元琉球新報論説委員長で沖縄国際大学教授の前泊博盛氏が、6月19日、「戦争をさせない1000人委員会」主催の院内集会で講演し、安倍政権の進める解釈改憲に異を唱え、沖縄の視点から憲法の尊さを解説した。


集団的自衛権の行使に反対する宗教者5654名が署名アピール 2014.6.17

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 宗教者による集団的自衛権行使に反対するアピールが6月18日(水)、参議院議員会館で行われた。「宗教者九条の和」事務担当の武田隆雄氏は、「集団的自衛権の行使に反対し、いのちと9条を守ろう」という宗教者共同アピールに、現在5654人の賛同者が集まっていると報告した。


小林節氏「交戦権を放棄した日本に『戦争する道具』はない」~生活の党勉強会で 2014.6.20

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 集団的自衛権の行使容認など、憲法9条の持つ歴史的意味や文言を精査すれば、とうてい許されることではない。6月20日、生活の党が議員会館で開いた勉強会で、慶応大名誉教授の小林節氏が講演し、安倍政権の目指す解釈改憲を批判した。


解釈で憲法9条を壊すな!実行委員会が緊急官邸前行動「与党協議で勝手に決めるな!」 2014.6.19

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 解釈改憲による集団的自衛権の行使を容認する閣議決定が迫る6月19日、「解釈で憲法9条を壊すな!実行委員会」は首相官邸前で緊急抗議行動を行った。

 「解釈改憲絶対反対!」「与党協議で勝手に決めるな!」のコールが響く中、群馬から参加した宗教者は、「安倍政権による解釈改憲を阻止するのが公明党の使命だ」と発言。「今なら間に合う。ちゃぶ台をひっくり返して欲しい」と、公明党へ呼びかけるスピーチも目立った。


「集団的自衛権と新自由主義はリンクする」 99%の民衆がテロリスト扱いに!? ~岩上安身によるインタビュー 第429回 ゲスト 孫崎享氏 2014.6.20

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 2014年6月20日(金)、元外務省国際情報局局長の孫崎享氏に、岩上安身がインタビューを行った。


戦争をさせないために~集団的自衛権行使容認と秘密保護法に反対する大集会・デモ 2014.6.20

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 秘密保護法への反対活動を長く続けてきた「秘密保全法に反対する愛知の会」が主催して、2014年6月20日(金)18時半より名古屋市で「戦争をさせないために~集団的自衛権行使容認と秘密保護法に反対する大集会・デモ」が行われた。主催者発表で2000人が集まり、「戦争反対」のレッドカードを掲げて週末の栄をデモ行進した。


「早く結婚したほうがいい」とのヤジの際、笑みを浮かべていた舛添知事が釈明 2014.6.20

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 舛添要一東京都知事の定例会見が6月20日(金)に東京都庁で行なわれた。6月18日に開かれた東京都議会の本会議において、塩村あやか都議の質問中に男性都議が「早く結婚したほうがいい」などと差別的なヤジを飛ばした。この日の会見では、その際に舛添知事が笑っていたと報じられたことについて、記者から質問が集中した。


うけいれネットワーク ほっと岡山 事務局オープニング 2014.6.20

記事公開日:2014.6.20取材地: 動画

 東日本大震災後、多くの避難者を受け入れている岡山県で、受け入れの支援などを行ってきた10団体が参加し「うけいれネットワーク ほっと岡山」が設立された。2014年6月20日(金)、「ほっと岡山」事務局のオープニングに合わせ、各団体のあいさつや事業説明、事務局の紹介が行われた。「ほっと岡山」では、団体間での情報共有とマッチングなど効果的に活動できるための相互の支援を行っていく予定。


「延長が続けば免許期限の意味がない。脱法行為だ」 〜上関原発建設予定地の埋立免許を巡り抗議の申し入れ 2014.6.16

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 「仮に埋立免許が下りたら、上関原発の建設着工はできるのか、と中電に聞いた。中電は『設計もできていないので目処は立っていない。しかし、すぐに着工できるように免許を取得しておく』と言う」──。

 2014年6月16日、山口市の山口県庁で、「中電による公有水面埋立免許延長申請に係る判断先送りに対する申し入れ」があった。山口県が、中国電力から出されていた上関原発予定地の公有水面埋立免許の延長申請について、判断を先送りしたことに抗議するもので、「上関原発を建てさせない山口県民大集会」実行委員会の15名が抗議の申し入れと質問を行なった。


北海道庁北門前反原発抗議行動 2014.6.20

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 2014年6月20日(金)18時より、札幌市中央区の北海道庁北門前で102回目の反原発抗議行動が行われた。


PC遠隔操作事件 第11回公判後記者会見 ―会見者 佐藤博史弁護士ほか 2014.6.20

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 PC遠隔操作事件の第11回公判が6月20日(金)東京地裁で開かれ、公判後に佐藤博史弁護士らの記者会見が司法記者クラブで行われた。


原発反対八王子行動 2014.6.20

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 2014年6月20日(金)18時より、東京都八王子市で金曜恒例の「原発反対八王子行動」(金八デモ)が行われた。


原発なくそう!核燃いらない!あおもり金曜日行動 2014.6.20

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 22日(日)六ヶ所村で村長選挙が行われるのをはじめ、翌週にはむつ市長選挙が行われるなど注目の首長選挙が続く青森の青森駅前公園で、2014年6月20日(金)17時半より「原発なくそう!核燃いらない!あおもり金曜日行動」が行われた。6月最終金曜日の次週は青森県庁前での抗議行動が予定されている。


敷地境界実効線量が年間約10.06ミリシーベルトに上昇~東電定例会見 2014.6.20

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 2014年6月20日17時30分から、東京電力本店で定例記者会見が開かれた。地下水バイパスの海洋放出の影響などにより、福島第一原発敷地境界実効線量が、これまでの年間約9.73mSvから、年間約10.06mSvになることが東電の試算により判明した。


事故発生後の安定ヨウ素剤配布「特に問題ない」~規制庁定例ブリーフィング 2014.6.20

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 2014年6月20日(金)14時から、原子力規制庁で片山啓審議官による定例ブリーフィングが行われた。安定ヨウ素剤を事後配布する共和町の方針は、「町の実情に応じて、町が判断したので問題ない。必要な時にきちんと迅速に配布する体制を取ることが必要」だという考えを示した。


東通原発1号機の審査着手「仕事のやり方が少し変わるだけ」~田中俊一原子力規制委員長定例会見 2014.6.18

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 2014年6月18日14時30分より、東京・六本木の原子力規制庁で田中俊一・原子力規制委員会委員長による定例会見が行われた。東北電力東通原発1号機の共通部分について、審査が着手されるが、田中委員長は、「審査の原則は変わらない、仕事のやり方が少し変わるだけ」との考えを示した。


【岩上安身のツイ録】ISISの出現と世界情勢4つのねじれ 日本もすでに巻き込まれている〜内藤正典・同志社大学大学院教授への緊急インタビューを振り返って 2014.6.20

記事公開日:2014.6.20

※6月19日の岩上安身の連投ツイートを加筆・リライトして再掲します。

 内藤正典教授への緊急インタビュー。ISISが席巻し、大混迷のイラクおよびシリア情勢が世界に与える影響についてお聞きした。印象に残っている点はいくつもあるが、そのひとつは、シリアとウクライナ情勢を一体ととらえていたこと。ウクライナでの出来事を「意趣返し」とも表現された。

 米国がウクライナの内政に露骨に手を突っ込んで悪化させているのは、昨年夏、シリア攻撃をロシアの巧みな外交によって止められた「意趣返し」の要素が多分にある、ということ。シリア・イラク情勢とロシア・ウクライナ情勢はつながっている。


【IWJウィークリー54号】(ePub版・PDF版を発行しました) 2014.6.20

記事公開日:2014.6.20 テキスト独自

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安倍総理が酔う「血の同盟」 論理矛盾と誤解に満ちた政府の集団的自衛権 ~柳澤協二・元内閣官房副長官補が緊急講演 2014.6.13

記事公開日:2014.6.19取材地: テキスト動画

 「5月15日の安倍総理の会見から、何だか胡散臭いね、という空気が広まっていると感じる。そういう中で公明党が今、岐路に立たされているが、これで閣議決定したって、そうすんなりと事が進むはずはない」──。

 2014年6月13日(金)、神戸市のあすてっぷKOBEで「集団的自衛行使問題緊急学習講演会『日本は戦争する国にはなりません』ってホント?」が行われた。防衛官僚として、また、内閣官房副長官補として安全保障の問題に長らく関わってきた柳澤協二氏(国際地政学研究所理事長)が、「安倍政権の安保政策~何を目指すのか、日本のためになるのか」と題して講演を行った。講演で柳澤氏は、安倍政権の進める集団的自衛権行使容認の問題点を詳細に論じた。

 柳澤氏は、集団的自衛権の行使を巡る安倍総理の記者会見について、「突っ込みどころ満載」と評し、1972年の政府見解を盛り込んだ自衛権発動の新3要件の矛盾や、集団的自衛権にまつわる誤解や都合の良い想定を、次々に指摘していった。