経ヶ岬Xバンドレーダー、10月搬入阻止に向け、市民ら決起 ~大湾宗則氏「米軍基地を子や孫に残したいか」 2014.6.22

記事公開日:2014.6.22取材地: テキスト動画

 「京丹後へのXバンド基地建設は、安倍政権が推し進める日本の武力強化と大いに関係する。一地域のローカル問題と見なしてはならない」──。

 2014年6月22日、京都市下京区のキャンパスプラザ京都で「Xバンドレーダー基地建設工事をただちに中止せよ!10月レーダー搬入反対!6.22京都集会」が開かれた。京丹後市の経ヶ岬(宇川地区)にある建設予定地で、5月27日、突然、工事が開始されたことに、基地に反対する市民らは怒りを表明した。特に、地元住民への説明役を担っている防衛省の、米軍にべったりの姿勢を口々に批判した。


「憲法とは『国民的記憶』」 水島朝穂氏、改憲限界論を展開 ~「立憲フォーラム」 第6回勉強会 2013.6.20

記事公開日:2014.6.22取材地: テキスト動画

特集憲法改正

※2013年8月21日、全文文字起こしを掲載しました。

 「安倍総理は今月17日、訪問先のポーランドで、記者団に対し、憲法改正の発議要件を緩和する96条の改正について、『平和主義や基本的人権、国民主権に関わるものは3分の2のままに据え置くべきだという議論もある。そうしたことも含めて議論していく』と語った」。


「あなたは、あなたらしく生きていい。これが自由や人権の根源」 〜「若者憲法集会」高遠菜穂子氏 黒澤いつき氏 2014.6.22

記事公開日:2014.6.22取材地: テキスト動画

 「国民は、自分たちの自由や人権を守るために、国家権力をコントロールできなければならない。法で国家を縛る。これが立憲主義という考え方」──。

 2014年6月22日、東京都内で「若者憲法集会」が開かれた。午前中の分科会に続き、めぐろパーシモンホールで14時から全体会が行われ、憲法の解釈を変更してまで「戦争する国づくり」を進める危険性について、ゲストの高遠菜穂子氏と黒澤いつき氏が警鐘を鳴らした。


【岩上安身のツイ録】戦争に「ちょっとだけよ」はない 辻元清美衆議院議員インタビュー 2014.6.22

記事公開日:2014.6.22 テキスト

※6月20日の岩上安身の連投ツイートをリライトして再掲します。

 辻元議員は11日の国会で、「戦争時に米輸送艦によって邦人が輸送された事例」が過去に存在しないこと、米国は基本的に他国民を救出しない方針であることを質問し、政府はこれを認めた。インタビューは、この話題から始まった。

★動画記事はこちら


スワロウカフェ号外!~おかしいぞ!京丹後米軍基地工事着工~ 河原町三条抗議行動 2014.5.31

記事公開日:2014.6.22取材地: 動画

 2014年5月27日、京都府京丹後市で米軍経ヶ岬Xバンドレーダー基地の工事が着工されたことを受けて、5月31日(土)17時半より、工事着工に抗議する街頭宣伝が京都市中京区河原町三条交差点で行われた。毎土曜日に沖縄・辺野古基地移設に反対して抗議行動を行っている「京都行動」に、米軍基地問題を考える「スワロウカフェ」が加わった。


ISISの台頭で緊迫する中東情勢と集団的自衛権の行方 〜岩上安身によるインタビュー 第431回 ゲスト 内藤正典・同志社大大学院教授 2014.6.18

記事公開日:2014.6.21取材地: テキスト動画独自

特集 中東|特集 集団的自衛権

 イラク北部では6月に入り、ISIS(イラク・シリア・イスラム国)と呼ばれるスンニ派の武装組織が急速に台頭し、北部の都市を支配下に置いた後、南部の首都バグダットに迫っていると伝えられている。またISISの動きを受け、これまで敵対関係にあった米国とイランとが、イラク情勢に関して協議を行うという異例の事態も起こっている。


【IWJブログ】核燃料再処理工場を抱える青森県六ヶ所村で注目される村長選挙、明日22日に投開票(IWJ青森中継市民・外川鉄治) 2014.6.21

記事公開日:2014.6.21取材地: テキスト独自

 古川健治村長の任期満了に伴う青森県六ヶ所村の村長選挙が、2014年6月17日に告示された。6月に入っても出馬表明をしていたのは現村長の後継指名を受けた戸田衛・前副村長のみで、無投票当選の見通しが高まっていたが、先週に入って無所属の新人3名が名乗りを上げた。

 六ヶ所村には日本原燃が所有する核燃料の再処理工場がある。1983年に事業指定申請書が提出され、1993年から工事がスタート。当初は2010年の本格稼動を予定していたが、相次ぐトラブルのため20回に渡って可動が延長され、現在のところ2014年10月に完成時期が設定されている。


京都府宮津市議選 立垣為良候補 街頭演説 2014.6.19

記事公開日:2014.6.21取材地: 動画

 2014年6月19日(木)17時ごろより行われた京都府宮津市議選・立垣為良候補の街頭演説を取材した。震災後「脱原発そば屋」として知られるようになった立垣氏は、高浜原発から28kmの宮津市で原発に反対する政治家と京丹後市米軍レーダー基地建設に反対する政治家がいないと立候補に踏み切ったという。宮津市長選・市議選は22日に投開票される。


6.19経ヶ岬現地アクション 2014.6.19

記事公開日:2014.6.21取材地: 動画

 2014年6月19日(木)9時より、米軍Xバンドレーダー基地建設が着工された京都府京丹後市経ヶ岬現地の様子と、基地建設への抗議行動の模様を取材した。


解釈改憲による集団的自衛権は「コペルニクス的歴史的大転換」 自民党OBからも安倍政権に対して懸念の声 2014.6.19

記事公開日:2014.6.21取材地: テキスト動画

 自民党参議院議員会長などを歴任した村上正邦氏が代表を務める、一般社団法人「躍進日本!春風の会」は、6月19日、東京・永田町の憲政記念館で、「全国縦断シンポジウム・これでいいのか日本!」の第一回を開催した。当日会場に現れた亀井静香議員(無所属)をはじめ、自民党OBからも解釈改憲への道にひた走る安倍政権に対し、批判の声があがった。


「報道番組は娯楽にあらず」 〜「NHKニュース7」の恣意性批判「解釈改憲への雰囲気づくりか」 2014.6.21

記事公開日:2014.6.21取材地: テキスト動画

 「NHKがニュース選びを恣意的に行っているのであれば、公共放送が『世論誘導』を行っていることになる」──。

 2014年6月21日、大阪市の中央公会堂で開かれた「メディアを考える市民のつどい『国民の知る権利を守る』6.21関西集会 どうする公共放送の危機!」では、「NHKを監視・激励する視聴者コミュニティ」共同代表で東京大学名誉教授の醍醐聰氏や、元NHK職員らが忌憚のない意見を交わした。


アーサー・ビナード講演会 美しい「あべリカ」へようこそ ~オバマ大統領から集団的自衛権を指示(×支持)された安倍首相 2014.6.21

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 2014年6月21日(土)13時より、福岡県北九州市小倉南区の北九州市立大学で、九州玄海訴訟北九州地域原告団主催により、詩人・翻訳家のアーサー・ビナード氏による講演会「美しい『あべリカ』へようこそ」が行われた。会場となった101号教室は、満員となり300人以上が詰めかけた。

ちなみに、北九州市のすぐ隣は山口県下関市であり、安倍総理の選挙区でもある。


6.21 もう黙っとれん!1000人パレード 2014.6.21

記事公開日:2014.6.21取材地: 動画

 2014年6月21日(土)14時より、岐阜市で秘密保護法、原発再稼働、集団的自衛権の行使容認の動きに反対し「~平和・自由・いのちを守る~ 6.21 もう黙っとれん 1000人パレード」が行われた。


「核のゴミは鉱脈を探す段階から」 ~ウラン鉱山開発がもたらす環境汚染 講師 細川弘明氏 2014.6.21

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 「原発を稼働させると、各工程で『核のゴミ』が必ず発生する。それは、ウラン鉱山にも、ウランの精錬工場にも当てはまる」──。

 2014年6月21日、東京・八王子の「八王子市民放射能測定室ハカルワカル広場」で、映画『ジャビルカ』の上映会が開かれた。1回目の上映後、この映画の日本語版監修を担当した細川弘明氏(京都精華大学教授、原子力市民委員会)が、ウラン鉱石採掘を巡る、あまり知られていない問題について解説した。細川氏は、ジャビルカ鉱山開発計画の反対運動にかかわり、計画が完全中止に至るまで尽力してきた。


「6.20 原発一揆」希望の牧場・ふくしま代表・吉沢正巳氏による抗議行動 2014.6.20

記事公開日:2014.6.20取材地: 動画

 2014年6月20日(金)、霞が関 農林水産省前で、希望の牧場・ふくしま代表 吉沢正巳氏による抗議行動が行われた。

 吉沢氏は「殺処分の中止」「被ばく牛の餌支援」「被ばく牛に出現した白斑症状の原因究明」の三つの要求を訴えた。


「環境大臣としての資格はない」 〜再稼働反対!首相官邸前抗議 2014.6.20

記事公開日:2014.6.20取材地: テキスト動画

 6月16日に記者団に対し、中間貯蔵施設の建設について「最後は金目」との発言を行なった、石原伸晃環境相。福島県の地元住民から批判の声が鳴り止まない中、6月20日に首相官邸前で抗議行動が行われた。


市民カンパで甲状腺検査、国の不作為はいつまで続くのか〜「子ども・被災者支援法」制定から3年目の記念集会 2014.6.20

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 憲法さえ軽視する安倍政権のもとでは、支援法も骨抜きにならざるを得ないのか――。

 2年前の6月21日、避難・居住・帰還のいずれを選択した場合も、国が支援することを定めた「原発事故子ども・被災者支援法」(以下、支援法)が、参院両の全会一致で可決した。制定から3年目となる6月20日、全国から集まった被災者や支援者が一堂に会し、参議院議員会館で記念集会を開いた。


【岩上安身のIWJブログ】迫る会期末 集団的自衛権行使容認の行方と緊迫するイラク情勢 2014.6.20

記事公開日:2014.6.20 テキスト

 本日は、6月20日金曜日。国会の会期末である6月22日まで、残り2日と迫った。安倍総理は、解釈改憲による集団的自衛権の行使容認を、今国会中に閣議決定しようと躍起になってきたが、「今国会では閣議決定しない」と、公明党との間で話し合いがつき(公明党が粘りをみせた、というポーズのためである)、閣議決定は7月4日に延ばされた。

 しかし、国会での審議を経ぬまま、与党協議のみで憲法の解釈を変更し、米国の意に沿うかたちで集団的自衛権の行使を容認することには何も変わりはない。


米軍による奪還はありえない――矢野絢也・元公明党委員長、安倍政権が想定する集団的自衛権の事例に苦言 2014.6.17

記事公開日:2014.6.20取材地: テキスト動画

 元公明党委員長を務めた矢野絢也氏を迎えて、6月17日(火)、村上正邦事務所で勉強会が行われた。矢野氏は冒頭、現在の安倍政権について「前の政権と比べれば天地雲泥の差」だと述べ、安倍政権に一定の評価をしていることを明かした。また、政策の良し悪しより前に、政局の安定がカギとなっており、「民意が反映された結果でなるようになってきている」と説明した。


「情報は人権の要石」 国連・自由権規約委員会での秘密保護法審査を前に、岩上安身が英エセックス大学人権センター講師・藤田早苗氏に聞く~岩上安身によるインタビュー 第430回 ゲスト 藤田早苗氏 2014.6.20

記事公開日:2014.6.20取材地: テキスト動画独自

 7月15、16日と、国連自由権規約委員会による日本審査がジュネーブで行われる。この審査で秘密保護法も議論の対象となり、規約に規定されている基本的人権を侵害するものであるかが、問われることになる。

 6月20日、藤田早苗・英国エセックス大学人権センター講師に岩上安身がインタビュー。藤田氏は、国際人権法の専門家としての立場から、秘密保護法に疑問を呈しており、昨年以来、秘密保護法成立の動きに対して、国連の人権問題専門家にも働きかけてきた。