月別: 2014年3月
【IWJウィークリー43号】原発立地自治体の苦悩/ウクライナ政変2幕ドキュメント(ePub版・PDF版を発行しました!) 2014.3.28
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岩上安身とIWJ記者が走り回って取材し、独自にまとめた渾身レポートをお届けする「IWJウィークリー」。今号は岩上安身の「ニュースのトリセツ」を3連弾でお送りしています。3月下旬にオランダで開かれた核安全保障サミットから見えてくる、安倍政権と米国、そして世界を巻き込む核戦略の実相。そうした世界の動きと密接に関係しているウクライナ問題も、不気味にきな臭さを増しています。それらをわかりやすく岩上安身が解説しています。
原発なくそう!核燃いらない!あおもり金曜日行動 2014.3.28
2014年3月28日(金)17時前より、「原発なくそう!核燃いらない!あおもり金曜日行動」が行われた。いつもの青森駅前から離れ青森県庁前で抗議の声を上げた。4月9日には青森県が核燃サイクル施設受け入れを決めて29年となることから、4月4日(金)に六ヶ所など原子力施設立地自治体への要請文提出、4月5日(土)に、青い森公園で集会が行われる。
福島第一原発点検作業中に作業者1名が死亡~東電定例会見 2014.3.28
2014年3月28日17時30分から、東京電力本店で定例記者会見が開かれた。原発事故収束作業中の50代男性作業者1名が死亡する事故が発生した。発生時間の関係から、本定例会見で報告を行い、別途の会見は予定されていない。
【IWJブログ】検証 クリミア独立・ロシア編入住民投票~選挙結果は「捏造」だったのか?ウクライナ憲法違反か? 2014.3.28
特集 IWJが追う ウクライナ危機
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3月16日、クリミア自治共和国およびセヴァストーポリ特別市で、ロシアへの編入を問う住民投票が行われ、96.77%がロシアへの編入への賛成を示した。投票率は80%を超えた。
投票で問われたのは、ロシアに編入されるか、あるいは自治権を定めた1992年のクリミア独自の憲法に戻るかという二択だった。
【IWJブログ】ウクライナ政変第2幕 クリミアの独立・ロシア編入までのドキュメント ~コソボ独立を承認した米国のダブルスタンダード 2014.3.27
特集 IWJが追う ウクライナ危機
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ウクライナ政変について、勃発から連続してブログでその実相を報じ続けている。
前回は3月のはじめ頃まで、首都キエフの独立広場での民衆の抗議行動が銃撃戦へ、ついには政権打倒へと至った顛末を報じてきた。そしてこの「ユーロマイダン(欧州広場)劇場」が、無垢な民衆による非暴力の民主革命と言えるのかどうか、疑問なしとしないことも指摘してきた。
福島第一4号機オペフロアの被曝低減対策実施~東電会見「中長期ロードマップの進捗状況について(3月分)」 2014.3.27
2014年3月27日17時30分から、東京電力本店で「中長期ロードマップの進捗状況について」の記者会見が開かれた。4号機オペフロアの被曝低減対策が行われ、燃料取出し作業被曝は約半分に低減した。
【特別寄稿】オリンピックという祭のあとに残るもの ~巨額の負債、廃墟化、「五輪は儲かる」の嘘(森 桜 神宮外苑と国立競技場を未来へ手わたす会・共同代表) 2014.3.27
特集 新国立競技場問題
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「オリンピックはもうかる」という通説があるが、ほんとうにそうなのか。
五輪が終わった後、開催地や競技場はどうなっているのか。5つの例を見てみよう。
「特定秘密保護法、そして市民を狙い撃ちにする共謀罪」 〜 講師 梓澤和幸弁護士 深井剛志弁護士 2014.3.27
「NSA(アメリカ国家安全保障局)は1日に17億件を盗聴する。『テロを防止するためだ、安心できないからだ』という。誰が? 甘い汁を吸っている人たちだ」──。
2014年3月27日、東京都国分寺市にある国分寺労政会館で、講師に梓澤和幸弁護士を迎え、「戦争への道を許すな!『外に軍隊を派遣、内に自由を圧殺 秘密保護法と共謀罪』」が開催された。梓澤和幸弁護士が、特定秘密保護法案と共謀罪について講演した。「政府が秘密保護法で隠したいのは、原発の嘘と戦争の嘘。そして、共謀罪で市民への監視を強化しようとしている」と警鐘を鳴らした。
【ドキュメント台湾国会占拠(7)】歩み寄りを演出できない馬政権 〜サービス貿易協定は「大資本による収奪」危険性の周知進む 2014.3.27
3月18日に台湾・立法院(国会)が学生らに占拠されてから、1週間が経った25日、馬英九政権側は、いまだに歩み寄る姿勢を見せていない。
台湾総統府はこの日、「馬総統が立法院を占拠する学生の代表を総統府に招き、前提条件なしの対話で意見を聞きたいと望んでいる」という旨を発表した。23日に起こった行政院の占拠に対する流血沙汰の強制排除が、国民の馬政権への反感をさらに高めていることから、一定の「歩み寄り」を演出したいという思惑があるとみられる。
「一緒に食事会を」ヘイトスピーチ参加者へ呼び掛け~岩上安身によるインタビュー 第414回 ゲスト「のりこえねっと」辛淑玉氏 2014.3.26
特集 平成から令和へ天皇と日本の歴史を考える
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3月26日、新大久保の「のりこえねっと」事務所で、同団体の共同代表である辛淑玉(シン・スゴ)氏に岩上安身がインタビューを行った。
在日朝鮮人、原発事故避難民、被災地の自治体職員、アジアからのニューカマーの女性など、差別の対象としてされた人々に様々なかたちで寄り添ってきた辛氏。在日朝鮮人に対する排外差別デモやヘイトスピーチの高まりによって、コリアンタウンとして知られる新大久保は、朝鮮半島を南北に切り裂く「38度線になった」と辛氏は語る。
インタビューでは、ヘイトスピーチ参加者と「一緒に生きていこう」とする辛氏の前向きな姿勢が語られ、辛氏から「食事会をしよう」という呼び掛けが行われた。
【IWJブログ】営利追求主義で歪められた科学的営為 ~「STAP細胞騒動」から見えてくるもの 2014.3.26
特集 STAP細胞問題
東日本大震災から3年目を迎えた3月11日、テレビ朝日の情報番組「モーニングバード」にコメンテーターとして出演した岩上安身は、理化学研究所の小保方晴子ユニットリーダーが科学雑誌「ネイチャー」に発表した、新型万能細胞「STAP(スタップ)細胞」の論文を巡る一連の疑惑についてコメントした。
STAP細胞の論文を巡る一連の「騒動」は、小保方氏というひとりの未熟な研究者の問題だけに還元できるものではない。そこには、日本の科学界で蔓延する不正論文の問題、さらにはその原因として考えられる、商業主義や過剰な成果主義が背景にあると考えられる。
「福島県主体の健康調査は不具合多発。厚労省に一本化を」崎山比早子氏 〜原発事故に伴う健康管理に関する専門家会議 2014.3.26
「JCO臨界事故では、被曝が1ミリシーベルト以上で検診を受けられる。一方、福島県民には『年間20ミリシーベルト以下は安全』という基幹政策。同じ国民として、1ミリシーベルトをきちんと守ってもらいたい」と、崎山比早子氏は訴えた。
福島第一原発事故被災者の健康管理の現状と課題を把握し、医学的な見地から専門的に検討するための「東京電力福島第一原子力発電所事故に伴う住民の健康管理のあり方に関する専門家会議」が、3月26日、霞ヶ関のイイノカンファレンスセンターにて開催された。
「なくそう原発・核燃、あおもりネットワーク」による青森県庁への申し入れ 2014.3.26
2014年3月26日(水)13時30分から、青森市の青森県庁で、「なくそう原発・核燃、あおもりネットワーク」による青森県庁への申し入れが行われた。
相澤副社長「コストを惜しんで何か対策をしなかったことはない。必要な金はかけてきた」~東京電力「汚染水・タンク対策本部会見」 2014.3.26
2014年3月26日17時30分から、福島県・Jヴィレッジ内「アルパインローズ」において、「汚染水・タンク対策本部」会見ならびに原子力定例会見があわせて開催された。汚染水・タンク対策本部が発足してから半年が経過、この件について相澤善吾東電副社長は、「コストを惜しんで何か対策をしなかったことはない。必要な金はかけてきた」とコメントした。
適合性審査について委員長「絶対安全という意味ではない」~原子力規制委員会 田中俊一委員長 定例会見 2014.3.26
2014年3月26日(水)14時30分より、東京・六本木の原子力規制庁で田中俊一・原子力規制委員会委員長による定例会見が行われた。規制委員会が実施している適合性審査について、田中委員長は、「絶対安全っていう意味で安全ということを言われるんでしたら、それは私どもは否定してます」との見解を示した。
審査書案の意見募集とともに、開催が予定されている公聴会については、「立地自治体で、ある程度議論できる場を設ける想定で、従来の公聴会とは異なる。安易に言葉を使ったということで誤解を招いた」とコメントした。
適合性審査書案に関する意見募集、実施要領決まるも、公聴会は要請後に別途検討~第47回原子力規制委員会 2014.3.26
2014年3月26日10時30分より第47回原子力規制委員会が開催された。適合性審査の結果の前段階となる審査書案に対する意見募集の実施要領が概ね決まった、一方公聴会は要望があれば別途検討する方針となった。