外国人記者らを前に、暴走老人・石原慎太郎節が全開 「尖閣国有化、相手を刺激」「自治体に任せておけば」 2014.3.26

記事公開日:2014.3.26取材地: テキスト動画
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(IWJ・石川優)

 「尖閣国有化は相手を刺激した」「大阪都構想はよく分からない」──。3月26日(水)、日本外国特派員協会で、日本維新の会・石原慎太郎共同代表が記者会見を行った。野田政権下における尖閣諸島の国有化を振り返るとともに、自身が共同代表を務める日本維新の会の橋下徹大阪市長が掲げる大阪都構想を批判した。

■ハイライト

韓国初代大統領・朴正煕氏とのエピソード「竹島は爆弾仕掛けて消しちまおう」

 石原氏は会見の中で、1973年に結成された政策集団「青嵐会」で活動していた際のエピソードを披露した。

 現在、韓国の大統領を務めている朴槿恵氏の父で、初代韓国大統領の朴正煕氏と会談した際、朴氏が石原氏に向かって、「石原さん。竹島(韓国名:独島)って非常に厄介になるよ。あれは全く役に立たない岩島だから、日本と韓国が協力して爆弾仕掛けて崩して消しちまおう」と語ったといい、「ビックリした話だった」と当時を振り返った。

大阪都構想「よくわからない」石原氏が橋下氏を酷評

 石原氏と同じく日本維新の会共同代表を務める橋下徹・大阪市長について、石原氏は「今、彼は微妙な立場にありますな」と語り、大阪都構想について「よくわからない。東京にも沢山の人がいて、都民に大阪都構想って言ったって誰がわかるんだね」と、橋下氏が主張する大阪都構想を酷評した。

 また、石原氏と橋下氏との間で、原子力政策に対する姿勢に隔たりがあることについて、石原氏は「彼(橋下氏)は突然、党是として10年経ったらフェードアウトすると言った。10年ってタイムスパン、すぐ過ぎちゃう」と指摘。「センチメントが幅を利かす日本の現況になってしまった。彼は自分の部下たちに政治家は『ふわっとした民意』を大事にしなければ駄目と言ったようだけど、私はそれはとっても危険な発言だよと言ったことがある」と、たて続けに橋下氏の考えに異を唱えた。

野田政権下の尖閣国有化 「黙って地方自治体に任せとけばよかった」

 2012年4月、当時東京都知事だった石原氏が、米国ワシントンにあるシンクタンクのヘリテージ財団で講演し、その場で東京都が尖閣諸島を購入する意向を示し、その後、約14億円もの寄付金を集めた。この年の9月、当時の野田政権下で政府が尖閣諸島を国有化する形となり、東京都の購入計画は消滅した。

 石原氏は「民主党政権が人気稼ぎで少しお金を上乗せして買ったのは間違いだったと思う。黙って地方自治体に任せとけば良かったのに。結局相手を刺激した」と、当時の野田政権の対応を批判した。

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