月別: 2013年3月
武田邦彦氏(中部大学教授)講演会 2013.3.28
2013年3月28日(木)18時30分より、福島県郡山市の郡山市労働福祉会館で「武田邦彦氏(中部大学教授)講演会」が行われた。
武田氏は、福島第一原発4号機の使用済み核燃料について、「物理的な計算をした結果、燃料プールが倒壊しても、危険な状態にはならない」と述べた。
「方向性の欠如が混乱を招いた」パブコメの厳しい意見に勝田委員、規制庁を批判―発電用軽水型原子炉の新安全基準に関する検討チーム 第20回会合 2013.3.28
2013年3月28日(木)、規制庁で、「発電用軽水型原子炉の新安全基準に関する検討チーム 第20回会合」が開かれ、7月から施工される新安全基準の中身について議論が行われた。
検討チームの委員、勝田忠広明治大学准教授は、市民による新安全基準へのパブコメの意見の厳しさを指摘。
【特別寄稿】届け!原発推進国フィンランドから脱原発の叫び「福島は他人事ではない」 2013.3.28
フィンランド在住の倉光佳奈子氏より、同国における脱原発を求めた福島連帯行動について、ぜひ、IWJで取り上げて欲しいとの情報が寄せられた。
倉光氏は、IWJがこれまで、日本各地の連帯行動をはじめ、アムステルダムなどマスコミで取り上げられていない海外の行動も報じてきたことを知り、連絡をくださった。実は、現在EU加盟国で新たな原発を建設しているのはフランスとフィンランドだけである。
また、新設予定2基の受注競争に日本の原子炉メーカーも名乗りを上げており、フィンランドにおける脱原発運動の重要性が高まっている。このような経緯があることから、今回、記事を寄稿してくださった。この場を借りて、倉光氏に深く感謝申し上げたい。以下、倉光氏の記事を掲載する。
記者会見「(再)住民監査請求の報告」 2013.3.28
2013年3月28日(木)、大阪市中央区のエル・おおさかで、記者会見「(再)住民監査請求の報告」が開かれた。
東京電力 臨時記者会見 17:30 2013.3.28
2013年3月28日(木)、東京電力本社で、臨時記者会見(17:37~、2:59′)が行われた。
中長期対策会議に変わる、東京電力福島第一原子力発電所廃炉対策推進会議・事務局会議第一回が開催され、月々のロードマップの進捗状況を報告した。しかし、3/18の瞬停を契機とする重要な装置の連鎖的な停電に関する東電の対応に対して、情報提供のあり方や、事故の重大性の認識についての質問が続いた。
映画『世界が食べられなくなる日』~岩上安身による独占インタビュー! 第292回 ゲスト ジャン=ポール・ジョー監督! 「われわれは今、第三次世界大戦下にいる」 2013.3.28
※全文字起こしを掲載しました(6月11日)
昨年の9月19日、フランスのルモンド紙に載った写真が、世界中に衝撃を与えた。カーン大学のセラリーニ教授が行った実験により、モンサント社のGM(遺伝子組み換え)作物を与えられ、体中腫瘍だらけになったラットの写真だ。2年に及ぶ、その極秘実験に密着して撮影を行い、ドキュメンタリー映画『世界が食べられなくなる日』(6月8日から、アップリンクで公開予定)を完成させたのが、ジャン=ポール・ジョー監督である。映画の撮影中に、福島第一原発事故が起こったことから、遺伝子組み換えと原発を重ね合わせて、最新テクノロジーの暴走に迫り、生命のあり方を問う作品となっている。2013年3月28日(木)18時50分から、東京都渋谷区のアップリンクにて、来日中のジョー監督に、岩上安身がインタビューを行った。
監査委員事務局での(再)住民監査請求書の提出 2013.3.28
2013年3月28日(木)、大阪市の大阪府庁および大阪市役所で、監査委員事務局での(再)住民監査請求書の提出が行われた。
「100テラベクレル出してもいいということではない」―原子力規制委員会 田中俊一委員長 定例会見 2013.3.27
2013年3月27日(水)、東京都港区の原子力規制庁舎で、原子力規制委員会 田中俊一委員長の定例記者会見が開かれた。田中俊一委員長は、「安全目標は、100テラベクレル出してもいいということではない」と記者の質問に答えた。
鮫川村放射性廃棄物焼却炉建設 住民説明会(第3回) 2013.3.27
2013年3月27日(水)、福島県東白川郡鮫川村青生野で、鮫川村放射性廃棄物焼却炉建設に関する住民説明会(第3回)が開かれた。今回で3度目となる住民説明会は、地元住民も50名以上が参加し、初めてマスコミにも公開された。説明会の前には、反対住民による抗議文が読み上げられた。 反対住民らは当初から一貫して焼却施設建設の白紙撤回を求めているが、鮫川村村長、環境省は建設および試運転の早期実施を進めようとしており、両者の話し合いは平行線が続いている。村長は「反対の人を個別に説得する。試運転の開始は現段階では未定」と話し、反対する住民がいる以上、運転はできないとしているが、今後の展開については不透明なままだ。
教育の内容を決めるのは国家ではない 〜自民党の憲法改正案についての鼎談 第4弾 2013.3.27
2013年3月27日(水)13時から、東京都内で「自民党の憲法改正案についての鼎談 第4弾」が行われた。現行憲法と自民党の改憲案を比較しながら、懸念すべき点を話し合う第4回目の鼎談は、はじめに、判決が出たばかりの一票の格差訴訟について、それぞれの所感を述べた。その後、自民党改憲案における、憲法第23条(学問の自由)、第26条(教育に関する権利と義務)について意見を交わした。
「100テラベクレルは合理的」-第34回原子力規制委員会 2013.3.27
2013年3月27日(水)、「第34回原子力規制委員会」において、原子力規制庁と原子力安全基盤機構の連携強化、安全目標などの議題について話し合われた。
『なくそう原発・核燃、あおもりネットワーク』による青森県庁への申し入れ 2013.3.27
2013年3月27日(水)13時から、青森県青森市の青森県庁で「『なくそう原発・核燃、あおもりネットワーク』による青森県庁への申し入れ」が行われた。県庁議会棟1階の議員面会室に於いて、同ネットワークの代表者から、三村申吾青森県知事に対する要請・質問書が、県の担当者に手渡された。内容は「さよなら原発・核燃 3.11青森集会」で採決されたもので、核燃再処理工場の停止や、核廃棄物の受け入れ停止などが含まれている。
「原発不良債権を隠すアベノミクスこそ、劇場型政治」 〜原発ゼロノミクスキャンペーン立ち上げシンポジウム「原発ゼロノミクス~脱原発は経済成長のチャンス~」 2013.3.27
2013年3月27日(水)14時30分より、東京都千代田区にある参議院議員会館にて、「原発ゼロノミクスキャンペーン立ち上げシンポジウム『原発ゼロノミクス~脱原発は経済成長のチャンス~』」が行われた。
金子勝教授は、安倍内閣の支持率が、世論調査で好調を続けていることについて、「株価が上がっているだけ」と批判。「これからは、中央集権型メインフレーム社会でなく、地域分散型ネットワーク社会を早く目指すべきだ」と指摘した。飯田哲也氏は、すでに日本でも、各地域で起こり始めているエネルギー革命の現状と、世界の流れを解説した。
かんてんぐら満月LIVE 2013.3.27
2013年3月27日(水)19時から、長野県茅野市のかんてんぐらで、「かんてんぐら満月LIVE」が行われた。
講演会「岩手県の状況から見た大阪のガレキ受け入れ問題」と「(再)住民監査請求について」 2013.3.27
2013年3月27日(水)19時から、大阪市中央区のエル・おおさかで「講演会『岩手県の状況から見た大阪のガレキ受け入れ問題』と『(再)住民監査請求について』」が行われた。がれき広域処理の概略、自治体のがれき処理の手続きの仕組み、住民監査請求の主旨、大阪府・市への監査請求の内容、岩手県のがれきを受け入れる大阪、富山、秋田県の実状などを、青木泰氏がレクチャーした。また、大阪府・市に対する「震災がれきの広域処理に関する違法な公金支出の差し止めを求める監査請求」が却下されたことについて、下地真樹氏が説明し、再度の住民監査請求を呼びかけた。
北海道電力 川合克彦社長 記者会見 2013.3.27
2013年3月27日(水)、北海道札幌市で、北海道電力の川合克彦社長の記者会見が開かれた。平成25年度の供給計画概略として、電力需要の見通し、整備計画、電力料金値上げについて報告した。
質疑応答では、泊原発の再稼働について、多くの質問が寄せられた。川合社長は、原子力規制委員会の7月発表予定の新安全基準に基づいて、泊原発の再稼働申請を、「可及的速やかに(行なう)」と表現。また、現在の経営状態に照らして、電気料金の値上げと再稼働の必要性を訴えたが、始終、具体的な回答を避け続けた。