「方向性の欠如が混乱を招いた」パブコメの厳しい意見に勝田委員、規制庁を批判―発電用軽水型原子炉の新安全基準に関する検討チーム 第20回会合 2013.3.28

記事公開日:2013.3.28取材地: 動画
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 2013年3月28日(木)、規制庁で、「発電用軽水型原子炉の新安全基準に関する検討チーム 第20回会合」が開かれ、7月から施工される新安全基準の中身について議論が行われた。

 検討チームの委員、勝田忠広明治大学准教授は、市民による新安全基準へのパブコメの意見の厳しさを指摘。

 「規制委員会の全体のスケジュールや方向性がわからないからこそ、パブコメで混乱を招いている」とし、「どう規制し、どこをゴールとするのか施工後の工程表などがないから混乱を招いていた。福島の検証をしろとの声もある。全体の方向性が見えていれば、こうした国民の不安は招かなかったのでは」と苦言を呈した。

■全編動画

  • 日時 2013年3月28日(木)
  • 場所 規制庁(東京都港区)
  • 議題
    1. 設計基準における評価ガイドについて
    2. 新安全基準骨子案に対する意見募集の結果について
    3. その他

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