2013年3月28日(木)、規制庁で、「発電用軽水型原子炉の新安全基準に関する検討チーム 第20回会合」が開かれ、7月から施工される新安全基準の中身について議論が行われた。
検討チームの委員、勝田忠広明治大学准教授は、市民による新安全基準へのパブコメの意見の厳しさを指摘。
「規制委員会の全体のスケジュールや方向性がわからないからこそ、パブコメで混乱を招いている」とし、「どう規制し、どこをゴールとするのか施工後の工程表などがないから混乱を招いていた。福島の検証をしろとの声もある。全体の方向性が見えていれば、こうした国民の不安は招かなかったのでは」と苦言を呈した。