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日本郵政 齋藤次郎社長・坂篤郎副社長 記者会見 2012.12.19
2012年12月19日(水)15時より、東京都千代田区の日本郵政株式会社で、取締役兼代表執行役社長の齋藤次郎氏と、取締役兼代表執行役副社長の坂篤郎氏の記者会見が開かれた。同社では、この日午前10時に臨時取締役会が開かれ、満場一致で齋藤社長の退任が決まった。次期社長には坂氏が就任する。社長交代に関して「安倍総裁からの指示はあったのか」という質問に、齋藤社長は「一切ない」と否定した。
原子力規制委員会 田中俊一委員長 定例会見 2012.12.19
2012年12月19日(水)、東京都港区の原子力規制庁舎で、原子力規制委員会 田中俊一委員長の定例会見が開かれた。19日で原子力規制委員会発足から3ヶ月となり、これを受け、田中委員長は、「3ヶ月とは思えない、1年2年にも思えるほど長かった」と述べた。産経新聞の記者に総選挙で「原発ゼロを唱えていた党が全て敗退し自民党政権となることでどういう影響を考えているか」と問われると、田中委員長は「どのようになろうが(安全規制を)変えるつもりもなく、変わらないと思う」と述べ、政治からの独立を保つ意志を強調した。
「NRCは原子力産業に絡め取られている」「故意的な無責任が横行している」~ポール・ガンター氏講演「原子力規制委員会の手本-米国NRCの実態を暴く-」 2012.12.18
2012年12月18日(火)18時30分、京都市上京区の同志社大学・今出川キャンパスにおいて、米国における反原発運動の第一人者であるポール・ガンター氏による講演が行われた。ガンター氏は、36年間にわたって原発の危険性を訴え続けており、現在はワシントンに拠点を置く反核NGO「ビヨンド・ニュークリア」に所属し活動している。ガンター氏は、「原子力規制委員会の手本-米国NRCの実態を暴く-」とのテーマで、NRC(米国原子力委員会)の抱える数々の問題点と、NRCを参考に組織したとされる日本の原子力規制委員会の問題点について、専門家の視点から見解を述べた。
東京電力福島第一原子力発電所事故による住民の健康管理のあり方に関する検討チーム 第3回会合 2012.12.18
2012年12月18日(火)10時から、東京都港区の原子力規制庁で、「東京電力福島第一原子力発電所事故による住民の健康管理のあり方に関する検討チーム第3回会合」が開かれた。会合では、福島県立医科大学の大津留晶教授が「予防医学と医学教育について」を、そして放射線影響研究所部長の小笹晃太郎氏が「健康管理について」を、また放射線医学総合研究所の神田玲子研究員が「原発事故後に同研究所が行ってきた活動について」を報告し、互いに意見交換を行った。
枝野幸男経済産業大臣定例会見 2012.12.18
12月16日に行われた衆議院総選挙で、民主党は大きく議席を失い、惨敗。早速、電気事業連合会が新政権に対し、民主党が進めてきた原発ゼロ政策の見直しを要求。この件で枝野大臣は、「電力業界全体がそうした姿勢で、国民の信頼を回復できるのかは首をかしげる」と批判した。2012年12月18日(火)、経済産業大臣定例会見での発言。
フクシマ・アクション・プロジェクト市民会議「海外からみた福島原発震災、福島から考える未来」 2012.12.16
2012年12月16日(日)14時より、福島県郡山市の郡山女子大学で、「フクシマ・アクション・プロジェクト市民会議『海外からみた福島原発震災、福島から考える未来』」が行われた。福島での政府とIAEAの国際会議に対抗し、フクシマ・アクション・プロジェクトが主催したもので、ラインハルト・ウーリヒ氏やクリストフ・エラン氏など、海外からのゲストがIAEAやWHOの実態を語った。
シンポジウム「胆管がん多発事件はどうして起こったか?」 2012.12.16
2012年12月16日(日)9時30分より、大阪市のエル・おおさか(大阪府立労働センター)で、「シンポジウム 『胆管がん多発事件はどうして起こったか?』」が行われた。印刷会社の元従業員に、有機溶剤が原因と思われる胆管がんが高い率で発生していることが明らかとなった問題に関して、これを最初に報告した産業医科大学の熊谷信二准教授を含む研究者らが、医学的、社会的な見地から、その原因と問題、今後の対策を議論した。
下地真樹氏逮捕に関する緊急記者会見 2012.12.16
2012年12月16 日(日)10時30分より、大阪市立北区民センターで、「下地真樹氏逮捕に関する緊急記者会見」が、放射能拡散に反対する市民を支援する会の主催により行われた。会見では、逮捕やその後の状況が、下地氏の家族から説明されるとともに、即時釈放と謝罪を求める署名が呼びかけられた。
【第59-60号】 岩上安身のIWJ特報!11.12から12.16へ 疾風怒濤の35日間 ~陸山会裁判、小沢氏「無罪」確定から、解散、第三極をめぐる合従連衡、ダブル選挙へ 2012.12.16
特集 陸山会事件
今から約一ヶ月前の11月12日月曜日。この日、陸山会事件の控訴審で、被告だった小沢一郎氏に対し、「無罪」の判決が下った。3年8ヶ月前に始まった暗黒の政治裁判が、終に幕を閉じたのである。今から振り返ると、これが幕開けであったと想われる。この日を境に何かの呪縛が解けたかのように、すべてが動きだし、疾風怒濤の日々が始まった。
福島閣僚会議における原子力規制庁記者ブリーフィング 2012.12.15
2012年12月15日(土)20時50分より、福島県郡山市の福島県産業交流館ビッグパレットふくしまにおいて、政府および国際原子力機関 (IAEA) が共催する「原子力安全に関する福島閣僚会議」1日目の日程終了後、会場内で原子力規制庁による記者ブリーフィングが行われた。
福島県と国際原子力機関の協力に関する覚書署名式 2012.12.15
2012年12月15日(土)16時30分から、政府と国際原子力機関 (IAEA) による「原子力安全に関する福島閣僚会議」が行われている福島県郡山市のビッグパレットふくしまにおいて、「福島県と国際原子力機関の協力に関する覚書署名式」が行われた。署名式後の会見では、この覚書の概要と、今後の取り組みについての説明がされた。
Nuclear Free Now 特別プログラム「みんなのもんだい。じぶんのもんだい。」 2012.12.15
2012年12月15日(土)16時から、東京都千代田区の日比谷野外大音楽堂で、「Nuclear Free Now 特別プログラム『みんなのもんだい。じぶんのもんだい。』」が、ロックの会の主催により開催された。ピースボート共同代表の吉岡達也氏、女優の松田美由紀氏、元東芝の原子炉格納容器設計者の後藤政志氏、タレントの藤波心氏、そして岩上安身がトークセッションを行った。また、反原発ソング“human ERROR”で知られる、Frying Dutchmanのライブ・パフォーマンスも行われた。トークセッションの中で、松田氏は「私たちは、歴史が変わる真っ只中にいる。皆さん、歴史を変えていきましょう」と来場者に呼びかけた。
「一人の人間があっという間に問題を解決してくれる、という考えは捨てなければならない」~佐高信講演会「いま、日本を撃つ」 2012.12.15
2012年12月15日(土)16時、大阪市西区のクレオ大阪西(大阪市男女共同参画センター西部館)において、作家の佐高信(さたかまこと)氏による「いま、日本を撃つ」と題する講演会が開かれた。講演で、佐高氏は、いわゆる「原子力村」やマスコミ、著名人などを、ユーモアを交えた辛口のトークで批判したほか、道州制や小選挙区制、検察や警察など、さまざま分野について持論を展開した。
鎌仲ひとみ監督講演とトークセッション「内部ひばくを生き抜く ~二本松から茨城へ~」 2012.12.15
2012年12月15日(土)、茨城県水戸市の県立県民文化センターで、映画『内部被ばくを生き抜く』上映会に続いて、鎌仲ひとみ監督講演会「チェルノブイリの現状と肥田先生の思い」と、トークセッション「内部ひばくを生き抜く ~二本松から茨城へ~」が行われた。鎌仲監督は、広島で原爆投下直後から被ばく者治療にあたってきた肥田舜太郎医師の証言を伝え、「原爆による低線量被曝の被害が知られておらず、それが福島原発事故後の被害の拡大につながっている」と指摘。「子どもたちや人々の健康を守るためには、市民が立場を超えて情報を知り、『無自覚な被曝者』とならないことが必要だ」と訴えた。
Nuclear Free Now さようなら原発世界大集会 2012.12.15
2012年12月15日(土)13時から、東京都千代田区の日比谷野外大音楽堂で、「Nuclear Free Now さようなら原発世界大集会」が行われた。これは、12月15日から17日にかけて、福島県郡山市で行われる「原子力安全・福島閣僚会議」に対抗する形で開催された。集会に参加したルポライターの鎌田慧氏は、翌日が投票日となる衆議院議員総選挙を踏まえ、「選挙を戦い、選挙を乗り越えて、なお戦っていきましょう」と述べ、「選挙の結果にかかわらず、脱原発運動を継続していこう」と参加者に呼びかけた。