西村康稔新型コロナ対策担当大臣の会見が、12月11日、第18回新型コロナウイルス感染症対策分科会の後で開かれた。会場は、中央合同庁舎第8号館 1階 S101・S103会見室である。
冒頭、いつもよりも険しい表情の西村大臣は、「医療の逼迫など、強い危機感を(分科会と)共有している」、分科会の提言に「初めて『緊急事態宣言を回避すべく』という表現が初めて入った」厳しい状況だと認識していると述べた。
11月下旬に各地で始まった「勝負の3週間」は、現在2週間目、来週で12月15‐16日ごろに区切りを迎える。地域によって開始時期に数日の差があるが、現在の対応で「秋の第3波」の感染拡大を抑制できたかどうか評価を下す時期が迫っている。西村大臣は、2週間が過ぎてまだ感染拡大が続いていることに、強い危機感を持っていると述べた。
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