判決は「誤解」!? 12月4日、大飯原発3・4号炉稼働許可取消を命じた大阪地裁判決で、自ら作成した「地震動審査ガイド」が争点になったことについての委員長の見解~原子力規制委員会 更田豊志委員長 定例会見 2020.12.9

記事公開日:2020.12.29取材地: テキスト動画
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(取材、文・渡会裕)

 2020年12月9日、東京港区の原子力規制委員会で、更田豊志(ふけたとよし)委員長による定例の記者会見が行われた。

 12月4日、大阪地方裁判所で係争中だった関西電力大飯原子力発電所の3・4号炉再稼働に向けた設置変更許可審査について、被告である国に対して、認可の取り消しを命じる判決が下りた。実際に審査をして認可したのは原子力規制委員会だ。

 判決後初の定例会見となったこの日は、冒頭から判決に対する委員長の見解を質す質問が相次いだ。

 更田委員長は判決に対し「我々の審査に何らの欠落も、何らの過誤もない」と述べた。判決の中で「地震動審査ガイド」が争点になった事については、「審査の主体も、ガイドを定めている主体もどちらも規制委員会」だと述べ、司法との「字義的解釈での理解が大きな分かれ目」との認識を示した。

 また、高裁判決によって今後の審査への影響を問われた委員長は「審査に影響はない」とした。

■全編動画

  • 日時 2020年12月9日(水)14:30~
  • 場所 原子力規制委員会 B・C・D 会議室(東京都港区)

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