東日本大震災で被災して約10年! 東北電力女川原発2号機の再稼働に向け、更田委員長「知識や経験の伝承をきちっと進めようとしているか問いたい」~11.18原子力規制委員会 更田豊志委員長 定例会見 2020.11.18

記事公開日:2020.11.18取材地: テキスト動画
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(取材・文:渡会裕)

※2020年12月18日リードを追加しました。

 2020年11月18日、東京港区の原子力規制委員会で、更田豊志(ふけたとよし)・原子力規制委員長による、定例の記者会見が行われた。

 この日の夕刻、東北電力女川原子力発電所(宮城県女川町、石巻市)2号炉の再稼働について、地元の村井嘉浩・宮城県知事が、梶山弘志・経済産業大臣に直接同意を伝達する予定であることを受けて、河北新報の記者が、今後予定されている「保安規定の審査について注視している点」を質問した。

 更田委員長は「福島第一原子力発電所事故から来年で10年になる」と前置きして「東京電力は事故の当事者、日本原電は稼働の手前まで行っていない」「(女川原発は)東京電力以外のBWR電力(沸騰水型原子炉)としての位置づけがあるという意味でトップランナー」だと述べ、今後の再稼働への意気込みを語った。

 原発事故から10年、経験は活かされてはいない。

■全編動画

  • 日時 2020年11月18日(水)14:30~
  • 場所 原子力規制委員会 B・C・D 会議室(東京都港区)

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