敦賀原発2号機の敷地内活断層データ改竄の調査のため、日本原電本店に立ち入り調査する規制委!更田委員長は「簡単な調査ではない」と表明!~12.2原子力規制委員会 更田豊志委員長 定例会見 2020.12.2

記事公開日:2021.1.15取材地: テキスト動画
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(取材、文・渡会裕)

 2020年12月2日、東京都港区の原子力規制委員会で更田豊志(ふけたとよし)原子力規制委員長による定例記者会見が行われた。

 敦賀原子力発電所・2号機(福井県)の再稼働を目指す日本原子力発電は、原子力規制員会の審査会合で、当該原子炉建屋の下にあるとされる活断層の調査のためにボーリングを行い、地層のデータを提出していたが、そのデータを改竄していた疑いが明らかになっている。

 データ改竄の問題を重視した原子力規制委員会は、日本原電本店に立ち入り調査することを決定している。

 会見で、立ち入り検査に対する期待を問われた更田委員長は「そこで驚きがあるようではある意味困る」としながら「先の見通しの立つ簡単な調査でもない」と述べた。

 提出されたデータの改竄(書き換え)は、原電自身の調査によると「全部で80か所」に及んでいる。

■全編動画

  • 日時 2020年12月2日(水)14:30~
  • 場所 原子力規制委員会 B・C・D 会議室(東京都港区)

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