日刊IWJガイド3月26日号でもお伝えしましたが、3月16日付のYahoo News(英語版)は、信頼できる複数のソースからCIAがウクライナ軍に丸8年間、ロシア軍の侵攻直前まで積極的に関与していた事実をスクープしました。
以下は、IWJによる3月16日付Yahoo News「独占:ウクライナの秘密CIA訓練プログラムがロシア侵攻に対するキエフの準備を助けた」の全文仮訳です。
「ウクライナのスナイパーたちは問題を抱えていた。ウクライナ東部のロシア軍が、彼らの目をつぶそうとしていたのだ。
ウクライナ側がスコープを覗き込んで標的を探していると、ロシア側はガラスの眩しい光で位置を特定し始め、高エネルギーのレーザーを照射してスナイパーの視力を奪っていたのだ。
両者は至近距離で対峙していた。2014年初頭、ロシアはすでにウクライナのクリミア半島に侵攻し、併合していた。その直後、東部ドンバス地域の親ロシア派の反政府勢力が、キエフに対して過酷な分離独立戦争を始めた。
ロシア軍はすぐにこの戦いに参戦した。CIAも静かに参戦した」
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皆さまへ緊急のお願いです!! 3月のご寄付・カンパは3月28日時点で月間目標額の66%の達成率にとどまっています! 昨年8月1日から始まったIWJの今期第12期7か月間にわたる累積の不足金額は、トータルで470万4268円です! これに今月3月分の目標額未達分の141万8312円が加わり3月末までに612万2580円必要となります。
また、停電によるシステムの一部故障のための緊急の修理費を必要としています。3月末まであと2日! どうか緊急のご支援をよろしくお願いいたします!! 会員数は、前月比で増加に転じました。新規で会員になられた29名の皆さま、本当にありがとうございます!
IWJ代表の岩上安身です。
IWJでは、今期第12期の年間の予算を立てる上での見通しとして、代表である私、岩上安身への報酬をゼロにすることを筆頭に、支出をぎりぎりまでにしぼった上で、IWJの運営上、必要なご寄付・カンパの目標額は月額420万円(年間5040万円)と算出させていただきました。
昨年8月から始まったIWJの今期第12期は、3月で8ヶ月目に入りました。
3月1日から28日までのご寄付・カンパは253件、278万1688円です。28日間で月額目標額420万円に対して66%の達成率となっています。
今期8月1日から2月末までの7ヶ月間の累計の不足分は、470万4268円となっております。
さらに今月3月の月間目標額のうち未達成分の141万8312円が加わりますと、3月末までに、612万2580円が必要となります。このままですと、不足額が雪ダルマのように膨れ上がっていきます!
他方、今月の3月16日23時34分に宮城県・福島県で発生した地震の後、IWJのある東京都港区六本木5丁目地区で、大規模な停電が発生しました。
翌日未明に電力は復旧しましたが、この停電が原因となり一部の機器が起動しなくなり、社内LANがつながらず社内のPCが使えない状態になりました。17日昼過ぎになってから、応急処置を施し、なんとか社内LANを復旧することができました。
しかし応急処置では、同時に処理できる性能が以前破損する前より格段に劣ってしまっており、インタビューや動画配信を安定して行うためには、どうしても破損した部分をきちんと取り替えなければなりません。現在、業者に見積もりを依頼しておりますが、初年度で60万、2年目以降は10万円以上の費用が想定されています。
IWJが始動して11年、当時から稼働して老朽化している機器を順次新しいものに置き換えることも検討しております。
全体で費用がどこまで膨らむのか、これから試算を実施いたします。
どうかこの窮地を皆さまのカンパ・ご寄付でお助けいただけますようお願いします。
伏してお願いいたします! どうか皆さまのお力で、この窮状をお助け願います!
どうか会員の皆さまのお力で、3月もIWJをお支えください!
IWJの会員数は現在3283人です。そのうちサポート会員は1132人です(2022年3月28日現在)。本当に心苦しいお願いではありますが、会員の皆さま全員が1864円ずつカンパしてくださるか、サポート会員の皆さまが全員1人5408円ずつカンパしてくださったならば、なんとかこの赤字は埋められます!
※ご寄付・カンパはこちらからお願いします。
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会員数は前月比で増加に転じました。新規で会員になられた29名の皆さま、本当にありがとうございます!
コロナ禍は、日本のすべてを直撃しています! IWJも例外ではありません!
同じように皆さまもそれぞれ、コロナ禍で厳しい状況に直面されていることと拝察いたします。こうした状況で皆さまに、会員登録のお願いとご寄付・カンパを繰り返しお願いすることは、心苦しいことではあります。
しかし、どうしても声を大にして、お伝えしなければならないことがあります!
改憲による緊急事態条項の導入と、米国による中国との戦争に日本が巻き込まれる現実的な懸念が、迫っているからです!
また、ロシアによるウクライナへの侵攻とそれに対する世界中からの反発・非難が、どのような第2幕を迎えるか予断を許しません。日本政府は、自国の国益を考えず、米国に追随してロシアに対し経済制裁を行い、ロシアからは「非友好国」と格付けされ、平和条約の交渉を中断する、という通達も受けました。
平和条約を結べないということは、日本はロシアとの間で国境を画定できない非常に不安定な状態にある、ということです。政府も、外交の専門家も、有識者も、マスメディアも、指摘しなければいけないはずなのに、何も言いません。
台湾をめぐる米中の対立と、このウクライナ危機が連動する可能性も、しきりに取り沙汰されています。その場合、ウクライナがそうであるように、日本が米国にとって都合の良いミサイル前線基地となってしまいます。日本がウクライナのような運命をたどり、超大国間の覇権争いゲームの「都合の良い」戦場と化してしまうようなことは絶対に避けなければいけません!
IWJは、中立の立場を守り、ロシアとウクライナの間でどのような確執が起きてきたのか、2014年のユーロ・マイダンのクーデターの時点から、ずっと注目して報じてきました。
2022年の2月24日、それまで何の前提もなく突然、ロシアのプーチン大統領が狂気にとりつかれて、ウクライナに侵攻し始めたのではありません。そこに至るプロセスがあります。独自取材を続けてきたIWJだからこそ、この事態に対してしっかりと客観視する視点をもつことができた、と自負しています。
こうした「侵攻前」のプロセスを伝えず、「ロシア侵攻」のみを大騒ぎして伝えるイエローペーパーばかりですが、これは本来のメディアの役割を放棄していると言わざるをえません。我々は、どんなに石つぶてを投げられようとも、メディアの王道をいく仕事をし続けます。
この日刊IWJガイドでお伝えしきれない情報やスクープについては、【号外】として、合計9本配信しています。下記のURLから御覧になってみてください。
戦争は発火した時が、最終段階です。その前に、政治的・経済的・社会的な不満がマグマとしてたまっているのであって、戦争が勃発する前にそのマグマの存在を明らかにし、対話と議論によって平和的解決の道を探して、「戦争」という「政治的解決の最終手段」に至る前に、未然に防ぐことが一番重要です。
そのためには、「戦前」の段階で、現状を正確に把握することが必要です。メディアが戦時だけ騒いで、洪水のような情報量で一方を「悪」とし、一方を「善」と決めつけて、他方だけの言い分しか取り上げないような偏向報道だけを行えば、一般国民の間に、「悪」とされた国への敵視感情だけが醸成されていってしまいます。
自国政府も味方の国の政府も、負けず劣らず、プロパガンダしているものですから、相手のプロパガンダであれ、フェイクまじりであれ、相手を知る手がかりを失う、というのは、目と耳を自ら閉ざすに等しく、絶対にやってはならないことです。
世界は今、100年に1度あるかないかの、巨大な政治的・経済的・軍事的な地殻変動に見舞われています。
いうまでもなく、日本を含む世界全体に対し、単独覇権国として支配的な影響力を及ぼしてきた米国が衰退し、中国が米国の国力を上回る勢いの新興国として台頭してきており、その中国とロシアは結束を強めています。
米国対中露が激突する時、日本は地理的にもこの3つの超大国の間にはさまっている、ということを忘れてはなりません! 戦争において地理的位置は、絶対的な条件となります。今のままでは、米国対中国、あるいは米国対中露の戦いに、日本が巻きこまれずに無傷のままやりすごすのは、非常に困難です。
地球上の覇権国の力関係が、劇的に変わろうとしつつあります。この米中のせめぎあいに、米国の「従属国」に甘んじてきた日本は、モロに巻き込まれつつあります。
米国につき従っていきさえすれば、安全で繁栄も約束される、というのは、第二次大戦後の米国が、ゆるぎなく、軍事力も経済力も圧倒的に強大で、余裕があり、そしてまだしもモラルが残っていた時代の話です。現在の米国は、昔日の米国ではないのです。
こうした現実は、既存の大手新聞、テレビなどの御用マスメディアに頼っていては、まったく見えてきません。意図的に、国民の目を現状からそらせるような情報操作ばかり行われているからです! IWJは、国民をないがしろにして戦争準備を進める政府にこれでいいのか! と声を上げ続けてきています!
こうしたことがIWJに可能なのは、特定のスポンサーをもたないことで、何者にも縛られず、忖度せずに真実をお伝えしてゆく、独立メディアだからです!
特定の政党や、特定の政治団体などから、隠れ資金を受け取ったことなど、IWJは1度もありません! 市民の皆さまに直接、真実をお届けすることができるのは、市民の皆さまから直接の、会費、ご寄付・カンパによるお支えがあってこそです!
非会員の方はまず、一般会員になっていただき、さらに一般会員の皆さまには、サポート会員になっていただけるよう、ぜひご検討いただきたいと存じます!
その会費と、ご寄付・カンパによって支えられてはじめて、IWJは、市民の皆さまのために役立つ、真の独立市民メディアとしてその活動を継続し、その使命を果たすことが可能となります。
マスメディアが報じない事実と真実を報道し、売国的な権力への批判を続け、主権者である日本国民が声をあげ続けることができるようにすることが、今、絶対に必要なことであり、それが我々IWJの使命であると自負しています。
本年、2022年は、本当に日本の分水嶺の年となります!
決して負けられないこの戦いに、私は、IWJのスタッフを率いて全力で立ち向かいたいと腹をくくっています! 皆さまにはぜひ、ご支援いただきたくIWJの存続のために、会員登録と緊急のご寄付・カンパによるご支援をどうぞよろしくお願いしたく存じます。
下記のURLから会員登録いただけます。ぜひ、会員登録していただいてご購読・ご視聴お願いいたします。
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みずほ銀行
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預金種目 普通
口座番号 472535
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ゆうちょ銀行
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店番 008
預金種目 普通
口座番号 3080612
口座名 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル カンリブ
どうか、ご支援のほど、よろしくお願い申し上げます!
岩上安身拝