日刊IWJガイド・日曜版「第49回衆院選挙、麻生太郎自民党副総裁は3万410票減、安倍晋三元総理・自民党憲法改正推進本部最高顧問は2万4377票減の不人気!」2021.11.7号~No.3342号


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■はじめに〜第49回衆議院選挙、麻生太郎自民党副総裁・元総理大臣は3万410票減、安倍晋三元総理・自民党憲法改正推進本部最高顧問は2万4377票減の不人気! 比例復活の甘利明自民党幹事長・元経済再生担当大臣は意外にもたったの2619票減、小選挙区落選は野党共闘効果!

■「改憲により、国家緊急権(緊急事態条項)という万能の魔法の杖を国家に渡してはならない!」と総選挙前からそう訴え続けてきましたが、自公プラス維新他で改憲発議可能な3分の2どころか4分の3近くまで議席を占められてしまった今回の総選挙!! しかし下を向いてばかりはいられません! IWJは前を向き、全力で前進し続けていきます! やるべきこと、やれることはまだまだあります! しかし10月末までの第一四半期で425万円を超える赤字で経済的大ピンチのIWJに、緊急のご支援をお願いします!! 岩上安身より

■【中継番組表】

■<本日のタイムリー再配信>第49回衆議院選挙の「敗北」を受けて、立憲民主党・代表を辞任! 2017年立憲民党創設時の歴史的インタビュー「立憲民主・枝野幸男代表に岩上安身がインタビュー!意外な?言葉が連続~改憲勢力3分の2阻止よりも『安倍さんの交代』、共産党とは『共闘』ではなく『連携』、前原氏とはホットラインあり!~岩上安身によるインタビュー 第798回 ゲスト 枝野幸男氏」をお送りします

■参議院・地方創生及び消費者問題に関する特別委員会の委員長に就任した自民党・石井浩郎参議院議員が「インチキ資産運用」! 国会議員の立場を利用して証券会社に圧力をかけるような人物が「消費者問題」、「公正円満な運営」とは笑止千万、一刻も早く退任を!

■ファイザーがコロナ治療薬の投与によって入院や死亡するリスクを約9割減らせたとする臨床試験(治験)データを公表! 冬の感染拡大に向けて、3回目のワクチン接種だけではない、治療薬の開発と承認を日本も進めるべき!

■<IWJ取材報告1>いきなり提訴!慰謝料請求額500万円!「ある種の萎縮効果を狙ったもの」!? ~11.5「演劇・映画・芸能界のセクハラ・パワハラをなくす会」代表らに対する名誉棄損を理由とした訴訟について 2021.11.5

■<IWJ取材報告2>福島党首「沖縄2区新垣邦男氏、新潟5区米山隆一氏(無所属)の当選はうれしい」! 服部幹事長「前回より比例得票数は多く、参院選への大きな弾みとなる」!~11.1 社会民主党 福島瑞穂党首・服部良一幹事長 記者会見

■<新記事紹介1>来年夏の参議院選までの間にいよいよ、ナチスの「全権委任法」のような「緊急事態条項」を含んだ「憲法改正」改憲への動きが現実に! マスメディアが行った選挙直前までの情報操作は、許されるのか!?

■<新記事紹介2>マスコミの情報操作にだまされるな!「与党危機」の事前予想との落差がつくった自民党勝利ムード!第49回衆議院選挙・自民は15議席減でも「勝利」なのか!?マスメディアは選挙中・選挙後何を報じていたのか!?

■<今週の新記事紹介>

■<今週の日刊IWJガイド振り返り>
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■はじめに〜第49回衆議院選挙、麻生太郎自民党副総裁・元総理大臣は3万410票減、安倍晋三元総理・自民党憲法改正推進本部最高顧問は2万4377票減の不人気! 比例復活の甘利明自民党幹事長・元経済再生担当大臣は意外にもたったの2619票減、小選挙区落選は野党共闘効果!

 おはようございます。IWJ編集部です。

 11月6日土曜日の東京は終日、風もなく穏やかな秋晴れの1日となりました。みなさまがお住まいの地域はどうだったでしょうか? コロナ感染がおさまっていることもあり、久しぶりに秋の行楽を楽しまれた方もいたのではないでしょうか。近くの公園を散歩するだけでも爽やかな秋を満喫することができました。

 第49回衆議院選挙は、改憲派がかるく3分の2を超えるという結末、IWJのオフィスにも「モヤモヤ感」が漂っていますが、すでに維新の松井一郎代表は、夏の参議院選挙と同時に改憲国民投票というスケジュールを具体的に口にしました。がっかりしている暇はありません。

 自民党が15議席も減らしたにもかかわらず、どこか自民党勝利のムードが漂っているのは、今回の衆議院選挙の隠された主題が「改憲」であったことを示唆するのではないでしょうか。いつ改憲に向けた動きが顕在化してもおかしくはありません。国民投票法にCM規制のない現在、改憲CM、改憲に向けた番組や報道が始まり、世論形成が進められていくと思われます。

 IWJは、自民党改憲案のうち最も問題なのは、「緊急事態条項」だと言い続けてきました。無期限・無制限の内閣独裁を許す緊急事態条項の前では、護憲派の主張する「9条」も、基本的人権に関する条項もすべて飲み込まれてしまいます。IWJは引き続き、「緊急事態条項」の危険性について警鐘を鳴らしていきます。どうぞご支援ください。

 自民党は15議席を失い、現役の幹事長が小選挙区で敗北するという屈辱を味わいました。Twitterでは、これまで小選挙区で盤石の人気を誇ってきた安倍晋三・元総理かつ自民党憲法改正推進本部最高顧問が、地元の山口4区で2万4377票を失ったことが話題になっています。

 安倍氏は、総理に在籍していた2017年の、第48回衆議院選挙で10万4825票を得ていましたが、今回は8万448票でした。小選挙区を勝ち上がってくる候補は概ね10万票を集めます。総理経験者としては10万票を切るのは残念な結果です。

 岸田文雄総理は13万3704票、菅義偉前総理は14万6166票でした。安倍氏が「悪夢のような民主党政権時代」と罵倒する時代の総理、菅直人氏は今回、自民党から刺客・長島昭久氏を送り込まれて大苦戦しましたが、12万2091票を獲得しています。結果的に民主党政権の幕を下ろした野田佳彦・元総理は15万4412票です。

 ちなみに、自民党総裁選に出馬した河野太郎氏は、総裁選では敗れたものの、神奈川15区で21万票を集めて、全議員の中で最多の票を得ました。2017年に比べると、5万票以上積み増しています。

 強力な対立候補もいない中での8万票。安倍氏の不人気は明白です。 

 もう1人、自民党の大物議員で、圧勝で当選はしたものの、前回から大きく票を減らした議員がいます。麻生太郎自民党副総裁・元副総理・元総理です。麻生氏は2017年には13万5334票を獲得していましたが、今回は10万4924票。かろうじて10万票に乗せたにとどまりました。前回から比べると3万410票減です。年齢もあるとは思いますが、麻生氏の地元でも支持者が離れていっている実態が明らかです。10万票の実力であれば、野党が強力な対抗馬を持ってきた場合、議席を失う可能性があります。

 実は意外と「健闘」していたのは、甘利明氏です。甘利氏は12万4595票を獲得、2017年の12万7214票から2619票しか減らしていません。そういえば、「ドリル優子」で名を馳せた小渕優子氏も1万6249票を積み増して12万5702で当選しています。自民党の支持者は「政治とカネ」に甘い人が多いのでしょうか?

 ともあれ、甘利氏が自身の票を減らしていない以上、甘利氏の小選挙区での落選は「野党共闘効果」であったことは間違いありません。「それでも比例で復活してくるではないか」という声もあります。しかし、小選挙区で勝てなかった候補が1人比例で復活することによって、比例で当選できたはずの候補が1人落選します。メディアがしきりと煽る「野党共闘は不振」といった洗脳に騙されてはいけません。

 今回ははっきりとした形にはなりませんでしたが、大接戦に持ち込めた区が60以上あったことは野党共闘の効果でした。

 また、比例区での各政党の得票数は、候補者個人にあまり左右されないので長期的なトレンドを見るのに適しています。比例区での得票数を2017年と今回を比べると、与党(自民、公明)は2702万9165票で149万5736票の減、野党改憲派(維新、国民、N党)は1144万873票で162万3748票の減、野党非改憲派(立憲、共産、れいわ、社民)は1889万2309票で246万2014票の増となっています。全体のトレンドとしては、むしろ非改憲の方向に世論は少し動いたのです。

 こうした動きが議席につながっていないのは残念ですが、大手メディアが出す「自民党勝利」のムードや改憲ムードを醸成するような動きに翻弄されることなく、IWJは正しい情報を提供していきたいと思います。

■「改憲により、国家緊急権(緊急事態条項)という万能の魔法の杖を国家に渡してはならない!」と総選挙前からそう訴え続けてきましたが、自公プラス維新他で改憲発議可能な3分の2どころか4分の3近くまで議席を占められてしまった今回の総選挙!! しかし下を向いてばかりはいられません! IWJは前を向き、全力で前進し続けていきます! やるべきこと、やれることはまだまだあります! しかし10月末までの第一四半期で425万円を超える赤字で経済的大ピンチのIWJに、緊急のご支援をお願いします!! 岩上安身より

 お世話になっております。IWJ代表の岩上安身です。

 天下分け目の衆院選が、改憲勢力の圧勝で終わってしまいました。今度の選挙ほど重要な選挙は過去になかったのではないかと思われますが、大変残念な結果になってしまいました。

 世界は今、100年に1度あるかないかの巨大な政治的経済的軍事的な地殻変動に見舞われています。いうまでもなく、日本を含む世界全体に単独覇権国として支配力と影響力を及ぼしてきた米国が衰退し、中国が米国の国力を上回る勢いの新興国と台頭してきているからです。

 地球上の力関係が、劇的に変わりつつあり、この米中のせめぎあいに、米国の「従属国」である日本はモロに巻き込まれつつあります。

 米国の衰退の原因は、米国自身の奢りによるところが大きい、と言わざるをえません。自ら生み出した新自由主義とグローバリズムのために、そして単独覇権主義を徹底するために巨大な軍事力を備え、行使してきたために米国内部で超富裕層と貧困層の格差が民主主義国と言えないほど開いてしまい、結果として国力を落としてしまっています。

 同じことが、そっくりそのまま日本でも起こっています。日本が米国のマネをしてこなかった(できなかった)のは、軍事力の行使だけでしたが、今後の行方次第ではそのタガが外れてしまうことでしょう。

 私がIWJというインターネット報道メディアを立ち上げた(会社登記)のは、正式には2010年12月のことですが、準備期間に約1年間かけました。その際、IWJという社名だけ決めて、「移行期通信」というメルマガを支持者の方々にお送りしていました。

 社名になぜIndependent(独立)という言葉を入れると決めていたのか。独立メディアである、という意味はもちろんのことですが、もう少し深い意味を込めて、日本の独立に少しでも資するように、という願いを込めたからです。それが私の志であり、一貫した「初期衝動」です。

 日本よ、独立せよ。

 米国への過度の依存から離れ、世界の国々、とりわけ隣国との友好に尽くし、独立国としてサバイバルせよ、という思いです。

 その思いを込めてスタートしたIWJですが、私の願い、言いかえれば危機感の方が、的中してしまい、日本は国力を落としながら、どんどん危うい方向に向かいつつあります。

 衆院選についての報道も連日大量に行われていたのに、全国の選挙の真の争点にすべてのマスコミはフォーカスしていませんでした。

 自民党単独で過半数を取るか、自公で過半数を取るか、などが問題なのではなく、一挙に候補者を増やした維新と改憲に前のめりな姿勢を見せる国民民主党がどれだけ議席を獲得し、その結果、自公だけでなく、維新プラス国民民主の一部などの改憲勢力が衆議院の3分の2の議席を得て、改憲発議が可能になるかどうか、それこそが、今回の総選挙の争点だったのです。

 残念ながら、この3分の2の議席は超えて4分の3に迫る議席にまで達しました。

 大手メディアは、大っぴらに報じたり、論じたりするのを避けていましたが、今回の総選挙の真の争点は、国会から立法権を奪って空洞化させ、内閣独裁を可能とする緊急事態条項(国家緊急権)を憲法に書き入れるため、改憲勢力が、改憲発議のできる3分の2の議席を獲得するができるか否かにあったのです。

 こうした、視点でこの総選挙を事前に報じ、論じるメディアはIWJをおいては皆無に近く、ありとあらゆるテレビ局大新聞は、程度の違いこそあれ「立憲議席増、自民議席減」という、根拠の怪しい(各社自身の調査の生データと剥離している)、無党派の中の立憲寄り、反自民の層が油断をするようなアナウンスを繰り返しました。そのあげくが、油断を誘い、投票率も上がらず、事前の予測と逆に立憲・共産の野党共闘が議席を減らし、自民自身は議席を減らしたものの、公明は微増、自民の「別動隊」の維新は、4倍増と躍進し、国民民主も微増させました。

 10月31日の投開票が終わった後に、岸田総理や、維新の松井代表が、積極的に改憲について発言し、大手メディアは、これに飛びついて記事にしています。選挙前とはうって変わって、急に「改憲が重要イシューとなった」と言わんばかりの報道姿勢の変わりようです。

 緊急事態条項は、対中国との戦争を見すえて、国民の反対を抑え込んで戦時独裁体制を築き、米国の傀儡国として、米本土を守るため、日本国民を犠牲にする無謀な戦争に突っ込むためのものです。

 同時に、景気の回復やコロナ対策どころか、戦費調達で無制限に国債を増発して国の借金がどうにもならなくなったら、国家緊急権をもって、国民に対して大増税を強行するためでもあります。

 1946年、第二次大戦の敗戦の翌年、日本政府は国民に強制的に買わせた戦時国債がインフレで価値がなくなっている時、国家緊急権(緊急勅令)を発令して、「一回限り」という言い訳つきで全国民から財産を没収しインフレのために額面ほどの価値のなくなった国債の形ばかりの返済にあてて、表向きデフォルトをまぬがれた「前科」があるのです。

※(再掲)改憲で緊急事態条項が通れば「国民に『お前らの財産没収します!』なんてこともできます!」と明石順平弁護士が危惧!~岩上安身によるインタビュー 第937回 ゲスト 『データが語る日本財政の未来』著者 明石順平弁護士 第3弾
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/447524

 その恐ろしい「財産税」のために、新円切り換えと同時に預金封鎖を行うという荒業まで用いたのでした。

 国家緊急権は、国家が、国民の意志とは無関係に超法規的な強大な権力をふるえるようになる、「悪魔の魔法の杖」の如きものです。

 しかし、IWJは、国家緊急権という万能の「魔法の杖」を国家に渡さないように、これまでもずっと、この問題に警鐘を鳴らし続けてきました! しかしこの問題は、選挙前には、マスコミではタブーになってしまっていました。

 選挙後も、「改憲」の話は出ても、「緊急事態条項」については大きく取り上げたり、コミットしないよう、各政党の政治家も、御用記者クラブメディアも、慎重にふるまっています。口裏もあわせずして、「緊急事態条項」については黙り続ける、こんな芸当がどうしてできるのでしょうか?

 多くの国民は世間の話題にもならないためその危険性に気づかず、眠るように忘れさせられてゆくのです。

 その点の危うさを、IWJはずっと「炭鉱のカナリア」のように、近づく危機を1人でも多くの方に知らせるべく、叫び続けています!

 戦後憲法は、この危険な国家緊急権を取り除きましたが、再び憲法に書き込まれれば、どうなるのでしょうか。暴力的な愚行を一度やらかした政府です。二度とやらないなどと誰が保証できるのでしょうか。

 しかし、そんなIWJが、今、活動費が足りずに沈没しかけています! 市民の皆さんからの緊急のご支援がどうしても必要です!

 11月になり、IWJの今期第12期は4ヶ月目に入りました。

 IWJでは、第12期の年間の予算の見通しを立て、ご寄付・カンパの目標額を月額420万円(年間5040万円)とさせていただきました。

 10月は31日間で、217件、266万9710円のご寄付・カンパをいただきました。ご寄付をくださった皆さま、本当にありがとうございます。

 しかしこの金額でも、10月の月間目標額420万円の64%にとどまり、153万290円の不足となりました。

 今期第12期は8月から始まり、10月で3ヶ月目、第1四半期を終えました。しかし、8月は月間目標額を87万900円下回り、9月は185万2600円下回り、10月は153万290円下回ったため、累計の不足分は425万3790円となりました。第1四半期だけで、1ヶ月分の目標額を超える赤字です。

 このペースで進んでいくと、4半期で425万円ですから、年間では4倍の1700万円の赤字となります! この赤字が現実となると、IWJは壊滅的な打撃を受けてしまい、今期の途中で活動を停止せざるをえなくなるかもしれません! スタッフも散り散りバラバラになってしまいます!

 すでにお伝えしている通り、私、岩上安身は、キャッシュフローが足りなかったIWJに対して1093万円を貸し込んでいます。私は富裕層でもなんでもなく、40年間働いてきて乏しい貯えがわずかにあるだけのもともとは一介のフリーランス、自営業者に過ぎません。

 個人が1000万円を超えるお金を会社に貸す、というのは大変なことです。第12期のスタートにあたって、前期の第11期の途中から無報酬で働いてもおりましたが、8月から始まった第12期も、1年間にもわたって、無報酬で働くことを決めています。

 これ以上は、私、岩上安身個人の力だけではいかんともしがたい苦しい状況です。私1人の力や、無報酬のため細る一方私の貯えでは425万3790円もの不足分を穴埋めすることはできません!

 どうか会員の皆さま、会員ではない一般の市民の皆さまのお力で、IWJをお支えください!

 IWJの会員数は現在3520人です。そのうちサポート会員は1237人です。本当に心苦しいお願いではありますが、会員の皆さま全員が1200円ずつカンパしてくださるか、サポート会員の皆さまが1人3500円ずつカンパしてくださったならば、なんとかこの赤字は埋められます。

 伏してお願いいたします! どうか皆さまのお力で、この窮状をお助け願います!

 コロナ禍は、日本のすべてを直撃しています! IWJも例外ではありません!

 同じように皆さまもそれぞれ、コロナ禍で厳しい状況に直面されていることと拝察いたします。こうした状況で皆さまに、会員登録のお願いとご寄付・カンパを繰り返しお願いすることは、心苦しいことではあります。

 しかし、特定のスポンサーをもたないことで、何者にも縛られず、忖度せずに、真実をお伝えしてゆくのが、独立メディアであるIWJの存在意義です!

 こうした選挙分析のスクープを、非会員の方も含めてお送りしているのは、公共性・公益性に鑑みて、身を削っても1人でも多くの国民の皆さまに知っていただくことが必要だという思いからです!

 非会員の方はまず、一般会員になっていただき、さらに一般会員の皆さまには、サポート会員になっていただけるよう、ぜひご検討いただきたいと存じます!

 その会費と、ご寄付・カンパによって支えられてはじめて、IWJは、市民の皆さまのために役立つ、真の独立市民メディアとしてその活動を継続し、その使命を果たすことが可能となります。

 マスメディアが報じない事実と真実を報道し、売国的な権力への批判を続け、主権者である日本国民が声をあげ続けることができるようにすることが、今、絶対に必要なことであり、それが我々IWJの使命であると考えています。

 日本は今、歴史の大きな曲がり角に直面しています! その事実に気づいていない人もたくさんいます! 薄々気づいていても、何とかなるだろうとタカをくくっている人も少なくありません。決してそんなことはありません。

 核兵器をもたず、エネルギーも食料も自給できず、逆に日本列島中に原発を抱えている日本は、中国とミサイル戦を戦える国ではありません!

 自民党の高市政調会長が唱える、中国に対して電磁パルスで敵ミサイル基地を無力化するなど、まったくの妄想です。

 自民党も政府も、現実を直視せず、現実逃避に、ファンタジーの中に、逃げ込んでいます。

 真の愛国者であればあるほど、日本は絶対に今、戦争はしてはならない、ということが理解できるはずですし、勇気をもってそう主張すべきです。

 国家緊急権を、憲法には絶対に巻き込ませない! 国家緊急権による破滅的な戦争も、国民から財産を根こそぎ巻き上げる大増税もさせない! と、政府や自民党をはじめとする改憲勢力の前に立ちふさがって声を張るべきなのです!

 米国と中国の覇権争いに、日本は巻き込まれてはならない、自主独立の道を行く! という姿勢を貫くべきなのです!

 決して負けられないこの戦いに、私は、IWJのスタッフを率いて全力で立ち向かいたいと腹をくくっています! 皆さまにはぜひ、ご支援いただきたくIWJの存続のために、会員登録と緊急のご寄付・カンパによるご支援をどうぞよろしくお願いしたく存じます。

岩上安身拝

※ご寄付・カンパを取り扱っております金融機関名です。よろしくおねがいします。

みずほ銀行
支店名 広尾支店
店番号 057
預金種目 普通
口座番号 2043789
口座名 株式会社インデイペンデント ウエブ ジヤーナル

城南信用金庫
支店名 新橋支店
店番号 022
預金種目 普通
口座番号 472535
口座名 株式会社インディペンデント.ウェブ.ジャーナル

ゆうちょ銀行
店名 〇〇八(ゼロゼロハチ)
店番 008
預金種目 普通
口座番号 3080612
口座名 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル カンリブ

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◆中継番組表◆

**2021.11.7 Sun.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ・エリアCh1・大阪】14:00~「日本の食と農が危ない!~ボーっとしてたら生きられない時代、何ができるか考えよう~ 講師:山田正彦氏(元農水大臣)」
視聴URL: http://twitcasting.tv/iwj_areach1

 「戦争あかん!ロックアクション」主催の「日本の食と農が危ない!」を中継します。これまでIWJが報じてきた食の安全関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e9%a3%9f%e3%81%ae%e5%ae%89%e5%85%a8
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【タイムリー再配信 1016・IWJ_YouTube Live】20:00~「立憲民主・枝野幸男代表に岩上安身がインタビュー!意外な?言葉が連続~改憲勢力3分の2阻止よりも『安倍さんの交代』、共産党とは『共闘』ではなく『連携』、前原氏とはホットラインあり!~岩上安身によるインタビュー 第798回 ゲスト 枝野幸男氏」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured

 2017年10月に収録した、岩上安身による枝野幸男氏インタビューを再配信します。これまでIWJが報じてきた枝野幸男氏関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e6%9e%9d%e9%87%8e%e5%b9%b8%e7%94%b7

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/400440

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◆中継番組表2◆

**2021.11.8 Mon.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ・Ch5】18:50メド~「山際大志郎 経済再生担当大臣 新しい資本主義実現会議後記者会見」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch5

 山際大志郎 経済再生担当大臣による記者会見を中継します。これまでIWJが報じてきた大臣会見関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e5%a4%a7%e8%87%a3%e4%bc%9a%e8%a6%8b
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【IWJ_YouTube Live】20:00~「岩上安身による小西洋之参議院議員インタビュー」
視聴URL: 調整中

 岩上安身による小西洋之参議院議員インタビューを中継します。これまでIWJが報じてきた小西洋之氏関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e5%b0%8f%e8%a5%bf%e6%b4%8b%e4%b9%8b

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◆昨日アップした記事はこちらです◆

特集 改憲発議可能な国会の議席3分の2のカギをにぎる「ゆ党」の維新と国民民主の急接近!その「正体」は自民の補完勢力!
https://iwj.co.jp/wj/open/ishin_ndpartyjoinedforjimin_special

2021衆院選、「自民の議席が減り、立憲が議席を増やす」と報じた大半の大手メディアの「予測」は大外れに! しかも、選挙前、水面下で行われた「与党有利」の調査結果を公表せず! これは情報操作では!?
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/498978

いきなり提訴!慰謝料請求額500万円!「ある種の萎縮効果を狙ったもの」!? ~11.5「演劇・映画・芸能界のセクハラ・パワハラをなくす会」代表らに対する名誉棄損を理由とした訴訟について
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/498893

福島党首「沖縄2区新垣邦男氏、新潟5区米山隆一氏(無所属)の当選はうれしい」! 服部幹事長「前回より比例得票数は多く、参院選への大きな弾みとなる」!~11.1 社会民主党 福島瑞穂党首・服部良一幹事長 記者会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/498818

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■<本日のタイムリー再配信>第49回衆議院選挙の「敗北」を受けて、立憲民主党・代表を辞任! 2017年立憲民党創設時の歴史的インタビュー「立憲民主・枝野幸男代表に岩上安身がインタビュー!意外な?言葉が連続~改憲勢力3分の2阻止よりも『安倍さんの交代』、共産党とは『共闘』ではなく『連携』、前原氏とはホットラインあり!~岩上安身によるインタビュー 第798回 ゲスト 枝野幸男氏」をお送りします。

 第49回衆議院選挙の「敗北」を受けて、立憲民主党・代表を辞任することを明らかにした枝野幸男氏。しかし、Twitterでは「#枝野やめるな」のハッシュタグが立ち、2017年の立憲民主党創設時の枝野代表の街頭演説の写真や動画が溢れています。

 本日は夜8時から、2017年10月9日10時より、IWJ事務所で行われた、岩上安身による枝野幸男氏インタビューをお送りします。枝野氏は、2日に「立憲民主党」の旗揚げをし、「立憲主義、民主主義、自由な社会をしっかり守る」と宣言したばかりでした。

 当時、民進党の代表だった前原誠司氏は小池百合子・東京都知事が率いる希望の党との合流を進め、「希望の党への合流条件」として、憲法改正の容認を求めました。表の看板は「野党の結集で打倒自民党、打倒安倍政治」でしたが、本当の目的な憲法改正でした。公認が欲しければ改憲に賛成せよ、さもなくば無所属で出馬せよ、という脅しでもありました。「希望の党」は、憲法改正の踏み絵を踏ませ、民進党を裂きました。このとき、民進党がすべて希望の党に合流していたら、すでに憲法改正発議が行われていたのではないでしょうか。

 2017年、「希望の党」が仕掛けた改憲への罠の正体を見極め、一人で反旗を翻したのが枝野氏でした。やがて、長妻昭氏や福山哲郎氏が枝野氏に合流し、「立憲民主党」が創設されたのです。街宣にでれば多くの人が枝野氏を囲み、「よく立ち上がってくれた、ありがとう」の声が聴衆から沸き起こりました。その歴史的な立憲民主党創設から1週間、岩上安身が枝野氏にインタビューを行いました。

 枝野氏は「立憲主義って保守思想なんですよ。現状を急激に変えるのではなく、少しずつよくしていこうと。一時の多数で全体を急に変えない。それが立憲主義です」と述べています。枝野氏は続いて、民主主義が時に多数派の専横になる危険性を孕んでいるからこそ、立憲主義が必要であり、両者は車の両輪だと論じています。

 ぜひ、「立憲民主党敗北、枝野代表辞任」だと騒がれる今こそ、立憲民主党の原点を振り返ってください。

 11月3日、原口一博議員はTwitterに、「#枝野やめるな」とともに「報告とお願い」として7分29秒の動画を投稿してメッセージを送りました。

 「今、枝野代表に電話をして、『枝野やめるな』と。けじめをつけて一回辞めるということであれば、次のフルスペックの代表戦に出てくださいと。立憲民主党は枝野さんがいるから、もちろん私党ではありませんよ、だけど、ここまで4年間党勢を拡大してきて、1回の選挙で思うような結果が得られなかったから代表をやめていたんでは。(中略)

 辞めて一回けじめをつけるんだったら、組長だってそうですよね。一回辞任して、出直し選挙に出ると。フルスペックでやるというんだったら、それくらいやらないといかんということで、代表には今、お話ししました。

 皆さんにお願いは、『枝野やめるな』のハッシュタグをぜひ拡散してほしいんですよ。

 やっぱり、野党の代表にはものすごいプレッシャーがかかります。もちろん、選挙で同志を当選させられなかった、その責任は取ると、一回辞めるというのを、そこまで止めることはできないと思うんです。でも、もう一回選挙に出ると。(中略)

 民主党の時代から、頭がずっと狙い撃ちされてくるわけですよ。それを4年も続けられたっていうのは、枝野さんだけですからね。私にも出ろとか、誰とかにも出ろとか、言う方がおられますけれども、枝野体制をもっと強化するということでしか、仲間を救えないと思うんです。

 枝野さんは確かに不器用なところもあるけれども(不明)、裏をかいたりとか、一切ない人です。他の人たちに対しても、ものすごく温かいです。枝野さんを失う、代表から失うということは、私たちにとってはものすごくマイナスです。

 もう、参議院選挙が目の前ですから。まずやんなきゃいけないのは、落選した仲間をしっかりと支えることであって、代表を代えることじゃないと私は思います。(中略)

 野党共闘も、こんだけ一生懸命やってくださって、1対1までやったわけですよ。『立憲共産党』とか言っている人達が、一番やってほしくないこと、なんでしょうね。そんなところを怯んで、また、別のところと組みますよとか。一生懸命応援してくださったれいわの方々、共産党の方々、社民党の方々、その方々にまずはお礼を言って、恩返しをすると。これが政治の基本です。

 一回一回、こっちがいいから、あっちがいいからあっちってやって、そんな人信用できますか?できるわけないじゃないですか。どっしりと構えて、この道を行くと。

 連合のほうも、行き場がないとかおっしゃっているけれども、行き場がなくなるのは皆さんじゃないですか。連合の、本当に多くの方々は一生懸命応援してくださった。それは、今、この厳しい悪政の中で、みんなが苦労しているんですよ。みんが我慢して、辛い思いをしているんですよ。その方々をまとめるのに、『行き場がない』なんてこと絶対にない。そのことは申し上げたいですね。

 私たちは連合や多くの皆さんに感謝しかありません。連帯しかありません。枝野さんがここまで野党共闘を結んできた。(中略)

 でもね、まずはこの野党共闘の枠組みを強化して、そしてほかに広げていくと。こういうタフな、覚悟を作ることが大事なんですね。その覚悟を失ってしまえば、またバラバラになってしまうんですよ。結束こそ力。そして信頼こそ力ということを皆さんに申し上げたいと思います。引き続き、ご協力ください。

 『#枝野やめるな』、代表に電話したら、それは政治家冥利に尽きるとかいってましたけど、そんな『冥利』で終わってほしくないんですよ。これからやんなきゃいけない仕事がいっぱいある。私は積極財政で消費税もゼロにして、これから戦っていくんですよ。

 今回の選挙戦略についてはたしかにいろんな反省がありました。最後のいろんなところで逆転されている、力負けしている。あるいはあるキャンペーンに負けている。でも、それも選挙戦略だから。一回負けてそこで膝を折っちゃいかん。ぜひ、皆さんご協力お願いします」

※原口一博@kharaguchi(ツイッター、2021年11月3日)
https://twitter.com/kharaguchi/status/1455716759672033286
 
 民主党・民進党時代から枝野氏を見てきた原口氏ならではの切実なメッセージです。原口議員の言う通り、1回の選挙で負けるたびに動揺してリーダーを代えていては、野党はいつまでたっても分裂状態に置かれたまま、ということになるかもしれません。

 ぜひ、岩上安身のインタビューで、政治家・枝野氏の姿を御覧ください。

視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured

■参議院・地方創生及び消費者問題に関する特別委員会の委員長に就任した自民党・石井浩郎参議院議員が「インチキ資産運用」! 国会議員の立場を利用して証券会社に圧力をかけるような人物が「消費者問題」、「公正円満な運営」とは笑止千万、一刻も早く退任を!

 『デイリー新潮』が、元プロ野球選手の自民党・石井浩郎参議院議員のインチキ資産運用をスクープしました。『デイリー新潮』によると、JPアセット証券営業企画部の元課長が、「(石井議員が)証拠金不足なのに先物取引を続けている」と、2019年2月に関東財務局に内部告発したことから発覚したということです。

 元課長は、関東財務局の調べに対し、「顧客(石井議員)より追加証拠金入金の猶予及び建玉(たてぎょく)の決済回避、売買取引の継続について要請あり」との取引記録を示し、2019年5月に証券取引等監視委員会がJPアセット証券の検査に入ったということです。

 「18年10月から19年5月までの141営業日のうち111営業日で、石井議員は約40万円から6200万円の証拠金不足が発生し、追証の差し入れがないにもかかわらず、取引継続あるいは新規取引を行っていたことが判明」(デイリー新潮)

 石井議員が、国会議員の立場を利用して証券会社に特別待遇をさせていた実態が明らかになりました。

 この話にはさらに続きがあります。元課長は、実はJPアセット証券のほうは特別待遇と見せかけて、石井議員を「カモにしていた」のであり、「最終的に、石井さんは多額の手数料を支払ったうえ、800万円近いマイナスのままで取引を強制決済された」というのです。

※「石井浩郎議員」のインチキ資産運用を暴いた「JPアセット証券」の内部告発 追証差し入れず取引(デイリー新潮、週刊新潮 2019年9月26日号掲載)
https://www.dailyshincho.jp/article/2021/11051040/

 石井議員は自分が鴨にされていることも知らず、国会議員のバッジを振りかざして証券会社に圧力をかけた挙句、多額の損失を出したという「とほほ」な話だったのです。これが国民に選ばれ、国政に関わる議員の振る舞いでしょうか。自民党の腐敗ぶりにはつくづく愛想が尽きます。岩上安身は以下のようにツイートしました。

 自民党議員の犯罪が止まらない。党丸ごと反社か?と聞きたくなる。こんな党と議員に票を投じた有権者にも問いたい。何かあなたも得するんですか?それとも何も知らないで?→「石井浩郎議員」のインチキ資産運用を暴いた「JPアセット証券」の内部告発 追証差し入れず取引

※岩上安身@iwakamiyasumi(ツイッター、午前6:39 · 2021年11月6日)
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1456737976877142023

 石井議員は2016年7月10日に行われた第45回参議院選挙で秋田選挙区に自由民主党から出馬、初めてトップ当選しました。29万52票を集め、2位の民進党・松浦大悟候補を23万6521票を突き放しました。
 
 現在は、第205回国会で「地方創生及び消費者問題に関する特別委員会」の委員長を務めています。10月4日に開催された第一回委員会で、委員長の指名を受け、石井議員は以下のように述べています。

 「委員各位の御協力を賜り公正円満な運営に努めてまいりたいと存じますので、どうぞよろしくお願いいたします」

※第205回国会 参議院 地方創生及び消費者問題に関する特別委員会 第1号 令和3年10月4日(国会会議録検索システム)
https://kokkai.ndl.go.jp/#/detail?minId=120515328X00120211004&current=3

 国会議員の立場を利用して証券会社に圧力をかけるような人物が「消費者問題」、「公正円満な運営」とは笑止千万です。一刻も早く委員長を退任すべきではないでしょうか。

■ファイザーがコロナ治療薬の投与によって入院や死亡するリスクを約9割減らせたとする臨床試験(治験)データを公表! 冬の感染拡大に向けて、3回目のワクチン接種だけではない、治療薬の開発と承認を日本も進めるべき!

 現在開発中の新型コロナウイルス用の飲み薬について、11月5日、ファイザーが、治療薬の投与によって入院や死亡するリスクを約9割減らせたとする臨床試験(治験)データを公表しました。
 
 ファイザーが開発中の治療薬「パクスロビド(PAXLOVID)」を、「発症後3日以内の患者に投与したところ、投与していないグループに比べて入院・死亡リスクが89%減った」ということです。

 ファイザーのアルバート・ブーラ最高経営責任者(CEO)は、「パンデミックを食い止めるための取り組みにおいてゲームチェンジャーとなる」と述べています。

 米政府は「1回の治療分につき約700ドル(約8万円)」を支払うと見込んでいるそうですが、それでも従来の効果な治療薬に比べれば、まだ安価だということです。

※米ファイザーのコロナ飲み薬、入院・死亡リスク9割減(日本経済新聞、2021年11月5日)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCB05BNW0V01C21A1000000/

 ファイザー以外にも、米メルクなどが「モルヌピラビル」を開発しており、こちらはすでに11月4日に、世界で初めて、英国で承認されました。

 モルヌピラビルは米国を中心に全世界で治験が進められています。ただし、米国ではまだ緊急使用の承認は降りていません。英国が一足先に承認に踏み切った背景には、英国でなかなかコロナ感染が抑制できな状況が続いている事情があります。

※コロナ飲み薬「モルヌピラビル」 どうなる国内承認(日本経済新聞、2021年11月5日)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC052V10V01C21A1000000/

 英国は7月以降、1日あたりの新規感染者数はおおよそ2.5万人から5万人程度の間を小刻みに上下しており、現在は3.7万人程度ですが、徐々に下げ止まりのレベルが上がってきており、3万人を切る日は滅多にありません。

 英国では、ワクチンの完全接種が67.14%まで進んでいます。累計の感染者数は924万1916人、全国民の13.52%になりますが、11月に入っても150万人以上の有病者(アクティブケース)がいて、感染がおさまらないのが実情です。

※COVID-19 CORONAVIRUS PANDEMIC(worldometer、11月6日閲覧)
https://www.worldometers.info/coronavirus/

※Share of people vaccinated against COVID-19(Oue WOrld in Data、11月6日閲覧)
https://ourworldindata.org/covid-vaccinations

 9月10月は、大型トラック運転手試験が新型コロナウイルス流行で停止していたことから、世界的に運転手不足になっており、英国は試験数を倍に増やすなどの対応をしていますが、物流にも悪影響が出ています。

※英トラック運転手不足問題、政府は解決に全力を挙げると表明(ロイター、2021年9月24日)
https://jp.reuters.com/article/britain-truckers-idJPKBN2GK0P8

 英国はこれまで、新型コロナウイルスの感染拡大に対して、ワクチンの追加接種を行うとしてきましたが、コロナ向けの治療薬が使えるようになれば死亡率を下げ、在宅治療も容易になります。

 日本でもワクチンの追加接種の議論がありますが、安価で患者本人がコントロールできるコロナ治療薬が供給されれば、コロナ対策に新しい選択肢が追加されることになります。価格と感染による副作用の問題は残りますが、死亡率が大きく下がり、早期に手当てをすれば治る病気になる可能性があるのです。

 自民党総裁選と第49回衆議院選挙の9月10月、日本では、新型コロナウイルスの新規感染者が劇的に減りました。今や、全国でも1日あたりの新規感染者数は200人ちょっとです。これは昨年の7月以来の低水準です。夜の街をゆく人々もマスクをつけている人がほとんどとはいえ、増えています。通りがかりに飲食店を見ると、少しずつ客足が戻ってきています。

 コロナ感染の急激な減少は、選挙では与党にとって大きな追い風になりました。そして、日本ではコロナは終わったかのような雰囲気になっていますが、世界をみると、必ずしも「これでもう安心」といえる状況ではありません。

 ドイツでは新型コロナウイルスの感染者が急増し、これまでの最多になったと時事通信が報じました。1日あたりの死亡者数も200人に迫るなど、5月以来の多さになっているとのことです。ドイツのシュパーン保健相は、11月3日、「第4波は本格的に到来した」と述べています。

※ドイツでコロナ感染最多、死者200人に迫る ワクチン停滞、追加接種拡大(時事通信、2021年11月4日)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021110400811&g=int

 ドイツでは11月5日時点でワクチンの完全接種率は66.3%ですが、累積感染者数は473万人を超え、国民の5.6%がすでに感染しています。

※COVID-19 CORONAVIRUS PANDEMIC(worldometer、11月6日閲覧)
https://www.worldometers.info/coronavirus/

※Share of people vaccinated against COVID-19(Oue WOrld in Data、11月6日閲覧)
https://ourworldindata.org/covid-vaccinations

 また、米国の1日あたりの新規感染者数は、第5波を迎えた9月2日に16万7503人を記録しましたが、10月にゆっくりと減少し、11月に入って7万人程度まで減少してきましたが、そこで下げ止まっています。すでに累積の感染者数は、11月5日時点で4728万449人となっています。

 11月5日時点で死亡者も77万4673人となっています。感染者が死に至る確率は1.64%で、ワクチン接種が本格的に始まる前の死亡率1.77%から大きな改善が見られない状況です。

 今コロナに感染している有病者数「アクティブケース」は9月からずっと900万人を超えたままで、今年1月にバイデン政権が発足した時の800万人台よりもむしろ悪化しています。

 米国はワクチン接種の感染接種者が57.4%ですが、累積の感染者数4728万449人は、米国民の14.2%に相当します。捕捉されていない感染者もいるでしょうから、相当の高い比率の国民がすでに自然感染かワクチン接種によってコロナ抗体を持っていてもいいはずですが、感染が収束していません。

※COVID-19 CORONAVIRUS PANDEMIC(worldometer、11月6日閲覧)
https://www.worldometers.info/coronavirus/

※Share of people vaccinated against COVID-19(Oue WOrld in Data、11月6日閲覧)
https://ourworldindata.org/covid-vaccinations

 世界でもワクチン接種が進んでいる欧米諸国でも感染がなかなか収束しない現状に対し、コロナ治療薬の実用化は新たなコロナ対策の選択肢を与える手段になります。日本も冬に向けて、コロナ治療薬の承認を進め、3回目の3ワクチン接種だけではないコロナ感染対策をすべきです。

■<IWJ取材報告1>いきなり提訴!慰謝料請求額500万円!「ある種の萎縮効果を狙ったもの」!? ~11.5「演劇・映画・芸能界のセクハラ・パワハラをなくす会」代表らに対する名誉棄損を理由とした訴訟について 2021.11.5

 2021年11月5日、東京・港区の法律事務所で、「演劇・映画・芸能界のセクハラ・パワハラをなくす会」代表らに対する名誉棄損を理由とした訴訟について、被告と被告代理人が記者会見を行いました。

 訴えられたのは「演劇・映画・芸能界のセクハラ・パワハラをなくす会」代表で俳優の知乃(ちの)氏と、同会副代表の田中円(えん)氏で、訴えたのは、演出家の湯浅幸一郎氏です。

 「演劇・映画・芸能界のセクハラ・パワハラをなくす会」は、代表の知乃氏自らが受けたセクシャルハラスメントに対し、SNS上で抗議を行いました。その結果、2018年、相手側と示談が成立。その和解金を原資にしてハラスメントの相談窓口としての活動を続けています。

 訴訟は、知乃氏らが2018年12月にインターネット上に掲載した文章が、名誉棄損に当たるとして湯浅氏が起こしたもの。訴訟の対象となった文章は、湯浅氏が2019年6月・8月に上演予定の舞台作品の原作・脚本・演出・主演などに起用されることに抗議し、上演の中止、再検討を求めたものです。

 湯浅氏は2014年、自身が講師を務める演劇のワークショップの受講者である少女(当時15歳)に対するわいせつ行為により、児童福祉法違反で逮捕され2年の実刑判決を受けました。

 俳優になりたいという夢を持った少女に対し、脚本・演出家という立場を利用した卑劣な行為を行った者が、出獄して間もない時期に、当時と変わらぬ起用であらたな舞台を企画することに対する演劇関係者の抗議の声が上がり、「演劇・映画・芸能界のセクハラ・パワハラをなくす会」も、起用すべきではない旨の抗議文を主催者やスポンサーに送付したり、署名を公表するなどを行っていました。

 この訴訟の被告代理人である東京合同法律事務所の馬奈木厳太郎・弁護士は、訴訟の性格について、2018年のことを2021年に提訴するということは「だいぶ時間がかかっている」と述べ、事前に何の連絡も要求もなく「ある日突然2人に訴状が届いた」と指摘。

 馬奈木(まなぎ いずたろう) 弁護士 は、500万円という慰謝料の請求について「異様とも言える高額な請求だ」と述べ、この訴訟は「『なくす会』の活動を契機として訴えてきているので、この金額は、どのような意味合いを持つのか、原告の訴えの目的を図りかねている」と述べました。

 かさねて馬奈木弁護士は「損害賠償の金額がなぜ500万なのか、これは端的に言えば黙らせる、そういった意味合いの金額、つまりある種の萎縮効果を狙ったものではないか」と述べました。

 この訴訟は、政治的な「スラップ訴訟」である可能性が否めません。今後も注視していく必要があります。

URL: https://iwj.co.jp/wj/open/archives/498893

■<IWJ取材報告2>福島党首「沖縄2区新垣邦男氏、新潟5区米山隆一氏(無所属)の当選はうれしい」! 服部幹事長「前回より比例得票数は多く、参院選への大きな弾みとなる」!~11.1 社会民主党 福島瑞穂党首・服部良一幹事長 記者会見

 衆院選投開票日の翌日、2021年11月1日(月)午前10時より、参議院議員会館にて、社会民主党・福島瑞穂党首と服部良一幹事長による記者会見が開催されました。

 福島党首は冒頭、衆院選における支持、協力への謝意を述べました。

 「社民党は『生存のための政権交代』を掲げて果敢に戦ったが、野党共闘による政権交代が果たせず残念だった。

 しかしまず、社民党を支えてくださった皆さまにお礼を申し上げたい。投票してくださった皆さま、15名の社民党衆院選候補者の皆さま、支援者、党員、応援してくださった皆さまに、心から感謝を申し上げます。ありがとうございました」。

 さらに、福島党首は、昨年11月に一部の党員が立憲民主党に合流したことを念頭に、次のように語りました。

 「これは、立憲民主党に移った方もいる中で、新生社民党としての初めての選挙であったが、ポスター、政見放送などで存在をアピールできた。

 これを足がかりに、来年の参議院議員選挙への一歩が踏み出せたと思う。

 沖縄で、照屋寛徳氏の後継となる新垣邦男氏が当選したこと、新潟5区で、無所属ではあるが社民党が応援した米山隆一候補が当選したことはうれしい。比例ブロックで議席を獲得できなかったことは残念だった」。

 服部良一社民党幹事長は、次のように語りました。

 「新生社民党としての最初の選挙、多くの有権者の皆さんに支えていただいた。

 前回の2017年の衆院選では21名の公認、19名の小選挙区候補を出し、今回の衆院選では15名の公認、9名の小選挙区候補を出した。

 前回より比例での得票数は多く、101万8588票を得た。これは参院選への大きな弾みとなる」。

 詳しくはぜひ、会見の全篇動画を御覧ください。

URL: https://iwj.co.jp/wj/open/archives/498818

■<新記事紹介1>来年夏の参議院選までの間にいよいよ、ナチスの「全権委任法」のような「緊急事態条項」を含んだ「憲法改正」改憲への動きが現実に! マスメディアが行った選挙直前までの情報操作は、許されるのか!?

日本維新の会の松井一郎代表(大阪市長)は、衆議院選投開票の翌々日の11月2日の定例記者会見で、憲法改正の国民投票を来夏の参院選の投票と同じ日に実施するべきとの考えを示しました。

 共同通信の記者の「(憲法改正の)スケジュールについて、いつ頃までに、国民投票を実施すべきだとお考えですか」という質問に対して、松井代表は以下のように回答したのです。

松井市長「僕は、来年参議院までに、改正案を固めて、参議院の選挙と同時に国民投票実施すべきだと思います。そうすると、まさに投票率も上がるし、そのことは選挙の大きな一つのテーマにもなる。だからそこへ向けて、やっぱり、各党は憲法改正案をしっかりだすべきだと思います」。

  同じ日に、吉村大阪府知事(日本維新の会副代表)の記者会見が行われ、フリーランスの横田一氏が、吉村知事に、同じように、憲法改正について、また、緊急事態条項についてどのように考えているのか、質問しました。

 この質問に対し、吉村知事は「岸田総理は改憲を本気でやる気がないのでは」と、自民党やその支持者らを口しかけるような、ひねりを加えた回答を行ないました。緊急自体条項については、「どういう条項が出てくるのかは、分からないので、今の段階では評価できないです」と回答し、巧みに明確な答弁を避けました。

 しかし、総選挙の投開票日の翌日に、IWJは、維新の本部に詰めていた尾田元府議に取材を行っています。そこで、尾田元府議は、自民党の改憲4項目に「賛成」、そしてその中に含まれている、期限についても、内容についても制約がない緊急事態条項について、明確に「賛成」と述べたのです。

 吉村知事の定例会見では、緊急事態条項の導入についてはぐらかしましたが、党としては、しっかりと、緊急事態条項を含む自民党改憲4項目に賛成の立場であることは明らかなのです。

 詳細は、是非本記事を読んでいただきたいと思います。

 そして、吉村知事の回答に現れた維新の改憲意欲は、並々ならぬものがあり、自民党の熱量を上回っているようにもみえます。

 共同通信だけでなく、なぜすべての記者クラブメディアは、勢力拡大が予想された維新の松井代表に対し、選挙前にこの質問を投げかけなかったのでしょうか?

 また、選挙前にも開票速報でも、自公対維新を含む野党という図式でのみカウントして、改憲勢力(自民・公明・維新・国民民主)と、改憲反対勢力という、この選挙の真の争点である「改憲か否か」という対立図式を示さなかったのでしょうか?

 すべてが終わってから、こんな質問を投げかけているこの白々しさにメディア総ぐるみの茶番めいたものを感じざるをえません。

※憲法改正の国民投票「来夏の参院選と同日実施を」 維新・松井代表(朝日新聞、2021年11月2日)
https://digital.asahi.com/articles/ASPC2578PPC2PTIL00W.html

※日本維新の会は、衆議院での公示前の11議席から、法案提出権を確保できる20議席を2倍以上上回る41議席を確保した。
※議案の審査(衆議院、2021年11月2日閲覧)
https://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_annai.nsf/html/statics/kokkai/kokkai_gian.htm

URL:https://iwj.co.jp/wj/open/archives/498925

■<新記事紹介2>マスコミの情報操作にだまされるな!「与党危機」の事前予想との落差がつくった自民党勝利ムード!第49回衆議院選挙・自民は15議席減でも「勝利」なのか!?マスメディアは選挙中・選挙後何を報じていたのか!?

 第49回衆議院選挙で改選前の109議席を96議席へと13議席減らした「敗北」をうけて、立憲民主党の執行部が変化することになりました。枝野幸男代表が辞意を表明、福山幹事長も辞意を表しています。

 しかし、一方、単独で絶対安定多数を獲得したとはいえ、改選前276議席を261議席へと15議席を減らした自民党はまるで「勝利」したかのごとき扱いになっています。

 第49回衆議院選挙、自民党勝利、立憲民主党大敗、野党共闘失敗といったイメージが形成されつつあるりますが、それはこの選挙の実態を本当にきちんと表しているのでしょうか。

 衆議院選挙の前月の9月、メディアは自民党総裁選一色でした。9月29日に岸田文雄新総裁が選ばれると、自民党は解散総選挙に打って出ました。10月14日解散、19日公示、31日投開票。解散から投開票日までの期間は戦後、最短の17日間しかないという超特急の衆議院選挙でした。

 総裁選のメディア攻勢の勢いと、ちょうどコロナ感染者数が劇的に減少した時期に総選挙を詰め込み、野党候補者にアピールの時間を与えず、有権者に考える時間を与えないという、自民党の選挙戦略によって動かされた選挙だったといえます。

  メディアはこの間、正しく選挙の情報を伝えたのでしょうか。多くのメディアが、選挙戦の間、自民党の議席減、単独過半数微妙、立憲民主党の議席増などと、与党支持者の危機バネに働きかけるような報じ方をしていました。

 第49回衆議院選挙の実態と選挙報道の乖離を分析します。

URL: https://iwj.co.jp/wj/open/archives/499001

■<今週の新記事紹介>

 新記事は、中継日ではなく、IWJサイトに記事を掲載した日でご紹介しています。

【第527-531号】岩上安身のIWJ特報! 日米首脳会談で対中強硬姿勢が加速! 日本は「原発を抱いたまま米国の戦争に自動参戦する国」に! 岩上安身による立憲民主党・小西洋之参議院議員インタビュー 外交安全保障編 2021.9.30
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/497656

原発反対八王子行動 2021.10.8
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/497244

「はだしのゲン」は、教師の許可がなければ学校図書館で閲覧できない~10.15 原発反対八王子行動 2021.10.15
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/497520

宇都宮健児・元日弁連会長が杉並の市民運動に賛辞!「野党統一候補が国会に出る。これが日本の政治の変革をもたらす大きな起爆剤になる!」~10.28立憲民主党 吉田晴美候補(東京8区)街頭演説 2021.10.28
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/498544

<衆院選にむけての緊急インタビュー5!>争点は改憲・緊急事態条項と財政・税制! 岩上安身によるインタビュー第1058回 ゲスト 宇都宮健児弁護士、エコノミスト・田代秀敏氏 2021.10.28
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/498546

「9年間の安倍・菅政治が何をやってきたのか、今、一つ一つ思い起こして総決算の審判を下そう!」選挙戦終盤で志位委員長が聴衆に訴える!~10.29日本共産党 街頭演説―弁士:志位和夫委員長 2021.10.29
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/498641

佐高信氏が自公・維新を痛烈に批判。池内候補は自身と野党共闘が志向する多様性ある社会をアピール~10.29日本共産党 池内沙織候補(東京12区)街頭演説 ―応援弁士:佐高信氏(評論家) 2021.10.29
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/498679

衆院選最終日、枝野代表が訴え!「競争、規制緩和、民営化では日本経済は成長できない!大企業の過去最高の利益はあなたの犠牲の上に成り立っている!」〜10.30 立憲民主党 街頭演説「#立憲大作戦2021 FINAL in 神奈川→東京」 2021.10.30
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/498749

選挙戦最終日、蓮舫氏が「苗字にブランドがつく大変な大物(自民・石原伸晃氏)でも、野党の力、皆さんの力を結集して声を上げれば破壊できると証明して」と訴え!~10.30立憲民主党 吉田晴美候補(東京8区)街頭演説 2021.10.30
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/498746

【特別寄稿】麻生副総裁「温暖化で北海道産米美味くなった」発言が地元北海道で物議!枝野・立民代表が「冗談じゃない」! 北海道4区、立憲候補・大築氏は農家の苦労を踏みにじる麻生発言は看過できないと怒り! フリージャーナリスト・横田一氏 2021.10.30
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/498777

日本共産党・志位和夫委員長「(改憲発議があれば)私たちは断固としてそれを阻む大闘争をします」「(緊急事態条項は)絶対に許さない。命をかけて戦います」〜10.31 第49回 衆議院選挙 日本共産党 開票センター 2021.10.31
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/498787

社民党、沖縄2区の1議席を保持! IWJ記者の質問に福島党首は維新の躍進で改憲議論が進む恐れを指摘!「全国各地で憲法を活かすための活動をやっていく」と表明!~10.31第49回 衆議院選挙 社会民主党 開票センター 2021.10.31
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/498795

国民民主党、公示前の8議席を上回る11議席を獲得! 玉木雄一郎代表は「自公でも立共でもない受け皿」を強調、「野党共闘の枠組み、中身も見直しが必要ではないか」と批判!〜第49回 衆議院選挙 国民民主党 開票センター 2021.10.31
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/498790

スクープ! IWJは大手メディアX社の選挙調査報告書(調査実施日10月23日〜24日)を独自入手! IWJは、この資料をベースに、独自に、全国の比例ブロックの政党別議席数を推計! 会員限定で公開! 2021.11.1
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/498807

来年夏の参議院選までの間にいよいよ、ナチスの「全権委任法」のような「緊急事態条項」を含んだ「憲法改正」改憲への動きが現実に! マスメディアが行った選挙直前までの情報操作は、許されるのか!? 2021.11.5
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/498925

2021衆院選、「自民の議席が減り、立憲が議席を増やす」と報じた大半の大手メディアの「予測」は大外れに! しかも、選挙前、水面下で行われた「与党有利」の調査結果を公表せず! これは情報操作では!? 2021.11.5
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■<今週の日刊IWJガイド振り返り>

日刊IWJガイド日曜版「本日投開票! 改憲、そして『国家デフォルトか国民の財産没収か』への転落危機がかかる運命の第49回衆議院選、IWJは連続号外10本!」2021.10.31号~No.3335号
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/49700

日刊IWJガイド「衆院選、改憲勢力が3分の2以上議席獲得! 自民党への批判・不満票は疑似野党で自民の補完勢力である維新が吸収し議席4倍増!」2021.11.1号~No.3336号
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/49712

日刊IWJガイド「衆院選、議席増は改憲勢力の維新、国民! 議席減は立憲、共産! 立憲は執行部交代か!?」2021.11.2号~No.3337号
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/49720

日刊IWJガイド「立憲・枝野代表が辞任表明! 国民・玉木代表は維新との連携に意欲!自公維で3分の2を超えており、維新は自民改憲案に賛成とIWJに回答!」2021.11.3号~No.3338号
投稿日 2021年11月3日
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/49725

日刊IWJガイド「維新の会の『都構想』に代わる新しい『看板』は『改憲』! 松井代表も吉村副代表も改憲に前のめり! この熱量の渦に橋下徹氏も参戦する!?」2021.11.4号~No.3339号
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/49728

日刊IWJガイド「辞任した甘利明氏にかわり、自民党幹事長に就任した茂木敏充氏は、政治資金規正法の抜け穴利用で1億2000万円の使途不明金!」2021.11.5号~No.3340号
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/49737

日刊IWJガイド・非会員版「立憲民主党の略称が国民民主党と同じ『民主党』になった結果、票が減ったのではないかと波紋! 背景には、公職選挙法の『按分票問題』がある! IWJは立憲民主党と総務省に直撃取材! 」2021.11.6号~No.3341号
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/49740

 それでは、本日も1日、よろしくお願いします。

IWJ編集部(岩上安身、城石裕幸、渡会裕、富樫航、六反田千恵)

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