衆院選終盤の2021年10月29日、東京都立川市で日本共産党の志位和夫委員長が街頭演説を行った。
志位委員長は「今度の選挙で国民が審判すべきは、今、岸田首相が何を言っているかだけではない」と切り出し、「9年間の安倍・菅政権が何をやってきたのか? これを今、一つ一つ思い起こして総決算の審判を下そう」と訴えた。
続いて志位委員長は「アベノミクスで貧困と格差を広げ、森友・加計・さくら、国政私物化疑惑で、政治モラルは地に落ちた」「コロナ対応でやるべきことを怠り、医療崩壊を起こし、自宅療養を強いられた多くの方が亡くなった」と指摘した。
その上で志位委員長は「それを無反省に維持すると言っているのが岸田首相だ」「もうこのような自公政治は終わりにしよう」と呼びかけた。