2021年10月29日(金)16時40分よりJR大塚駅前にて、日本共産党 池内沙織候補(東京12区)の街頭演説会が行われた。評論家の佐高信氏が応援弁士として駆けつけた。会の進行は日本共産党 東京都議会議員 米倉春奈氏が務めた。
佐高氏は、自公こそ「野合」だと批判、新自由主義の潮流に乗って勢力を拡大している維新を批判した。
「自民党公明党は野党の共闘を野合だなどと言うが、お互い嫌っていたくせに権力維持のためだけにくっついている自分たちのほうが、理想も何もない、利権ばかりの野合ではないか。
また、非正規労働を増やし、企業の内部留保を増大させた新自由主義、それに乗っているのが日本維新の党である。自民党に天罰が、公明党に仏罰が、維新には神罰がくだればよい」
佐高氏からマイクを受け取った池内沙織候補は、冒頭にこの演説会の実現に協力した社民党の五十嵐やす子 板橋区議の名を挙げ、感謝を述べた。池内氏は多様なありかたを許容する「カラフルな未来」への支持を訴えた。
「私たちには、市民、各党、カラフルな協力がある。政策の方向性としても選択的夫婦別姓、同性婚など、自公政権では百年かけても無理なことを実現できる。どうかあなたの一票で私を国会に押し上げていただけないでしょうか。政権交代を成し遂げてカラフルな未来をつくろうじゃないですか」
池内氏の立つ東京12区は、全国でも最も注目を集めている選挙区の一つだ。池内氏と公明党候補との事実上の一騎打ちで、池内氏は全体としてやや劣勢で苦戦しているが、いわゆる無党派層の支持は圧倒的に池内氏に集まっている。投票率が上がれば、池内氏に逆転の勝機が訪れる可能性がある。
街頭演説の詳細は、ぜひ全編動画を御覧いただきたい。