【特別寄稿】ネット調査では、衆院選「最も重視するテーマ」は、「森友問題の再調査」! 安倍首相が隠す真相を明らかにするべき!! しかし岸田総理は「再調査しない」と断言! 再調査できるかどうかは、衆院選次第!! 2021.10.28

記事公開日:2021.10.28 テキスト
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(文・環境ジャーナリスト 青木泰)

 ネット(ヤフーニュースジャパン)で、2021年衆議院選挙での関心事項の調査が行われており、10月28日現在(投票数約52万7000件)の段階で、最大関心事は、「森友問題の再調査」(約16万1000票、30.6%)であることが分った。この調査は、投開票日の31日まで実施するという。

▲東京新聞10月16日付け「こちら特報部」の紙面

 10月16日付け東京新聞の「こちら特報部」でも、「ネットアンケート 衆院選 最重要テーマは『森友』」と、自殺した近畿財務局元職員の赤木俊夫さんの妻・赤木雅子さんによる再調査の要請を取り上げているが、これまで注目されてきた森友問題は、下記のようにこれだけではない。

・「私や妻が関与していれば、議員は辞める」(安倍首相)
・「鑑定価格の10分の1での売却は、適正!?」(安倍首相・麻生大臣)
・市民団体による「背任」「情報廃棄」の刑事告発を検察が受理。
・「値引の根拠の2万トンは、100分の1しかなかった」(国交省)
・「値引きに、根拠は無かった」(会計検査院)
・「書き換え・改竄」の事実公に(朝日新聞)
・「改竄は、前後に大した違いはなく立件に及ばない」(検察)
・「改竄を強制された赤木さんの遺書が公表」(週刊文春)
・「赤木ファイルは、財務省の報告と比べ、目新しいことはない」(麻生退陣)
・「森友 139回、国会での虚偽答弁」(衆議院調査局)
  等々。

 多くの国民が関心を寄せ、国会で論議になり、政権による対応策が発表され、その都度世論調査の結果、8割前後の国民が「納得がいかない」と答えてきた。

 この森友問題を端緒として、モリ・カケ・桜そして河井買収事件へと連なる政治の私物化が、次々と問題となった。しかし国会での圧倒的な勢力を背景に疑惑追及に対して、改ざんし、虚偽答弁を行い、居直って来たのが、自公政権である。「森友」が、最大の関心事というのは、筋の通った国民の声といえる。

 森友問題は、赤木雅子さんが訴えている改ざん問題だけでなく、次の3点が大きく問題となってきた。
(1)赤木さんへの強制など「改ざん問題」
(2)森友本丸(格安販売)問題
(3)国会での虚偽答弁問題

 残念ながら、大手メディアは、
(1)赤木問題でも、赤木雅子さんの要請を後追いするだけであり、赤木さんを自死に追いやった改ざん問題の真相への深堀は無い。
(2)森友本丸問題については、検察による籠池夫妻別件逮捕後、どこも継続した追及はなく、
(3)国会での虚偽答弁問題も、朝日と東京など一部メディアが報道したが、その後の追跡はない。

 真相究明のポイントは、どこにあるのか、私たち自身が要点をつかみ、国会での再追及の火の手をバックアップしたい。

※編集部注:岸田文雄総理は、10月11日の衆院本会議で、立憲民主党の辻元清美副代表の森友問題に関する質問に答えて、「第三者である検察の捜査も行われ、結論が出ております」として、再調査の実施をあらためて否定する答弁を行った。

記事目次

  • 【赤木ファイル】
  • 安倍首相の国会答弁「関与していれば、辞める」は、改ざんを暗黙に指示した発言だった。
  • 財務省の報告書との大きな違い
  • 【森友本丸事件(格安払い下げ)の真相究明】
  • 周辺価格の10分の1の価格でなぜ売買契約されたのかが不明確なままである。
  • 読売新聞コラム「補助線」による値引きの理由
  • 【国会での139回の虚偽答弁】

(…会員ページにつづく)

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