衆院選投開票日の翌日、2021年11月1日(月)午前10時より、参議院議員会館にて、社会民主党・福島瑞穂党首と服部良一幹事長による記者会見が開催された。
福島党首は冒頭、衆院選における支持、協力への謝意を述べた。
「社民党は『生存のための政権交代』を掲げて果敢に戦ったが、野党共闘による政権交代が果たせず残念だった。
しかしまず、社民党を支えてくださった皆さまにお礼を申し上げたい。投票してくださった皆さま、15名の社民党衆院選候補者の皆さま、支援者、党員、応援してくださった皆さまに、心から感謝を申し上げます。ありがとうございました」。
さらに、福島党首は、昨年11月に一部の党員が立憲民主党に合流したことを念頭に、次のように語った。
「これは、立憲民主党に移った方もいる中で、新生社民党としての初めての選挙であったが、ポスター、政見放送などで存在をアピールできた。
これを足がかりに、来年の参議院議員選挙への一歩が踏み出せたと思う。
沖縄で、照屋寛徳氏の後継となる新垣邦男氏が当選したこと、新潟5区で、無所属ではあるが社民党が応援した米山隆一候補が当選したことはうれしい。比例ブロックで議席を獲得できなかったことは残念だった」。
服部良一社民党幹事長は、次のように語った。
「新生社民党としての最初の選挙、多くの有権者の皆さんに支えていただいた。
前回の2017年の衆院選では21名の公認、19名の小選挙区候補を出し、今回の衆院選では15名の公認、9名の小選挙区候補を出した。
前回より比例での得票数は多く、101万8588票を得た。これは参院選への大きな弾みとなる」。
詳しくはぜひ、会見の全篇動画を御覧いただきたい。