「安全目標とは、残存リスクを示すことである。」と2013年2月20日(水)、「第30 回原子力規制委員会」で更田委員は、安全神話に陥らないために、安全目標の重要性を訴えた。
特集 TPP問題
2013年2月20日(水)、東京都千代田区の衆議院第二議員会館で、「第44回 TPPを慎重に考える会 勉強会」が行われた。この日、講師として招かれたのは弁護士の岩月浩二氏。投資家が他国政府に対して訴訟を起こすことを可能にする「ISD条項」について講演した。この日の会合には、前議員の山田正彦氏(日本未来の党)の他、首藤信彦氏(民主党)、三宅雪子氏(生活の党)、相原史乃氏などが駆けつけた。同会は「2月の訪米時において、TPP交渉参加を表明することには断固反対する」との決議案を採択。会長に就任した民主党の篠原孝衆議院議員は記者団に対し「例外が取れれば参加していいなんて、そんな馬鹿な話はない」と述べ、安倍政権の対応を批判した。
2013年2月20日(水)18時30分から、沖縄県宜野湾市の宜野湾市民会館で、鳩山由紀夫講演会「今語る!『県外移設』の真実」が行われた。講演では、昨年12月に政界を引退した鳩山由紀夫元首相が、外交政策などをテーマに、自身の考えについて語った。鳩山元首相は、米軍の普天間飛行場の移設問題について、「最低でも県外」という自身の発言を実現できなかったことを沖縄県民に謝罪。しかし、その一方で「申し上げたこと自体は、今でも間違っていなかった」と強調し、県外移設を断念するに至った内幕を明かした。
2013年2月17日(日)、東京都大久保の街に「竹島に居座る韓国人を射殺しろ!」のシュプレヒコールがこだました。100人以上が参加した「韓国を竹島から叩き出せ!in新大久保」と題するこのデモは、他にも「韓国が竹島から出て行かないならば、ソウルの町を焼き討ちにしろ」など、過激な言葉を使い、竹島が日本固有の領土であることを訴えた。
2013年2月20日(水)、東京電力本社で、東電会見(、2:06′)が行われた。
福島第一原発の所長記者会見と、次回の現地取材案内が発表された。従前と同様、取材できる報道機関が東電側で一方的に決められており、是正を求める抗議の質問が続いたが、次回に検討すると従前の回答を繰り返すだけだった。
昨夜は『日露戦争スタディーズ』を読み、今夜は同書にも寄稿されていた歴史家・大江志乃夫氏の『日本の参謀本部』を読み出す。お会いしておくべき人だった。2009年に逝去。現在のような時代にこそ必要だった人。
この『日本の参謀本部』のあとがきに、『戦略的思考とは何か』の著者で、対米追従を一貫して説き続ける元外務省官僚の岡崎久彦氏への、痛烈な批判が記されている。『日本の参謀本部』は85年刊。『戦略的思考とは何か』は83年刊。ともに中公新書である。後者は発刊された年に読んでいた。
2013年2月19日(火)福島県いわき市のラ・エトワールで、『いわきの初期被曝を追求するママの会~シリーズ東日本大震災 空白の初期被ばくを観る会』が行われた。会ではNHKで放送された番組を鑑賞した後で、福島県で子育てをする母親達が、様々な意見や情報を交換した。保護者が除染について学校に問い合わせた際の対応が語られると、学校側の非協力的な姿勢に、参加した他の保護者からは驚きの声が漏れた。参加者らは国や市の初期被ばくに関する対応を、今後も追及していく意思を確認し合った。
2013年2月19日(火)、東京都千代田区の経団連会館前で、「2.19経団連会館前抗議」が行われた。「経団連は口を出すな」。経団連と米国が意義を唱えたことで、前政権が閣議決定しようとしていた「2030年代脱原発」は見送りになったとし、参加者らは怒りの声を上げた。
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2013年2月19日(火)、東京都千代田区の参議院議員会館で、「アスリートの尊厳を守るためのシンポジウム」が行われた。パネルディスカッションでは、弁護士や元アスリートの議員などが出席し、昨今の「指導者から選手への暴力」について意見を述べ、スポーツ界の暴力根絶のため、今後の課題が話し合われた。日本スポーツ法学会理事・弁護士の望月浩一郎氏は、世論調査やアンケートを引用して、人々の認識や暴力の要因などを分析。参院議員で、超党派スポーツ議員連盟 幹事長の鈴木寛氏は、「スポーツはフェアネス・ジャスティスを我々が身近に体感できるもの」と述べ、スポーツのあるべき姿という切り口から、この問題を考えた。
2013年2月19日(火)、東京都港区の原子力規制庁で、定例会見(14:00~、34′)が行われた。この日、午前中に行われた自民党の「原子力規制組織に関するPT」で、議員から「規制委員会はもっと事業者の話を聞くべき」との意見が出されていた。このことについて聞かれた規制庁の森本英香次長は、「(規制委員会)と被規制者が透明性を持ちつつコミュニケーションを持つことは大事なこと」と述べた。
結局は、言いがかり同然の、「不当逮捕」だったと言わざるをえない。
2012年12月28日、阪南大学准教授の下地真樹氏が大阪府警曽根崎警察署から釈放された。20日ぶりの拘留からの解放だった。自宅に踏み込まれ逮捕されたのは、昨年12月9日朝のこと。家宅捜索も受けた。
10月17日にJR大阪駅構内で街宣行為を行ったとして、「威力業務妨害罪」と「不退去罪」の容疑がかけられたのだが、下地氏らは、そもそも街宣行為すら行なっていないと主張、大阪府警は「違法行為」があったという事実も立証できず、結局は起訴できず、不起訴、釈放に至った。