「川内原発再稼働が決まったら、この運営の方法、いわば鹿児島方式が全国に広まってしまうのではないか」――。
10月29日(水)、鹿児島県日置市にて川内原発再稼働に関する手続きの一環として、住民説明会が行われた。運営側の不備や、説明不足を指摘する声が鳴り止まぬなか、質疑応答を打ち切る形で会は幕を閉じた。
一夜明けた10月30日(木)、IWJは、鹿児島市内の若い世代による反原発運動の中心、天文館ATOMS代表の鮫島亮二氏にインタビューした。
「喧嘩をしに来たわけではありません。話をしにきているんです」
10月29日、鹿児島県日置市で開催された、川内原発再稼働に係る住民説明会は、怒号と紛糾のうちに終始した。平日の夕方から始まるこの説明会に参加することができたのは、限られた者だけだ。より多くの住民へ、より生活者の目線に立った説明責任を問いかける声は、閉会後もやむことがなかった。
この日、説明会が開始する前にも、再稼働に反対する市民らは、説明会場前で抗議行動を行っていた。
※11月4日(火)の岩上安身の連投ツイートを再掲します.
モーニングバード出演を終えて、帰宅。今日は晴天。明日までは晴天が続くという。秋晴れの2日間。大事に使いたいところ。今日のモニバでは、尊厳、安楽死の問題を取りあげた。大きなテーマなので、時間をかけないと議論が深まらない。ちょっと時間が短過ぎたと思う。
僕は、自分の父親を看取った経験を話した。自発的呼吸ができなくなっている、とはいえ、温かく、呼吸もし、心臓も動いている。なのに、「もう死んでいるのと同じです」と医師に言われた時のショック。結局、家族が生死の境を決めなくてはならない。その心の負担の大きさは並大抵のものではない。
2014年11月4日17時30分から、東京電力で定例記者会見が開かれた。福島第一原発3号機南側ダストモニタで警報が発生したが、1号機では作業がないため、ダストモニタの故障と判断し、機器交換していたことが発表された。通常の日報で公表しているという。
2014年11月4日(火曜)14時から、原子力規制庁で米谷仁・総務課長による定例ブリーフィングが行われた。防災訓練の結果評価は「内閣府の原子力防災と相談しながら決める」とし、いつ公表されるかも含めて相談するということが報告された。
2014年11月4日(火)12時15分から、新潟市の万代シティ屋外広場で、新潟市長選挙(9日投開票)に立候補している斉藤裕氏の街頭演説が行われ、今年2月に行われた東京都知事選に立候補した弁護士の宇都宮健児氏が応援に駆け付けた。
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川内原発の再稼働をめぐり、拙速な議論への批判、市長の姿勢に対する抗議の声が市庁舎前でこだまする10月28日、薩摩川内市議会にて、川内原発再稼働への同意が決定した。
それから一夜明けた29日、IWJは薩摩川内市議会議員・佃昌樹氏(社民党)へ聞き取り取材を行った。
「『同意、という言葉を使っていない』と市長が言うのであれば、(市長、同意と報道した)あらゆる新聞に(市長自ら)激しく抗議すべきだと私は思います」
川内原発の再稼働をめぐって、地元の「同意」による責任を回避し、再稼働を事実上容認した薩摩川内市長を厳しく批判する鹿児島県議会議員・遠嶋春日児氏(無所属)。原子力規制委員会、資源エネルギー庁の参考人招致を行い、精力的に再稼働反対活動を続けてきた県議として、この結果をどう考え、のちの活動につなげていくのか。
今回の結論ありきの地元同意の流れについて、10月29日、遠嶋氏にインタビューした。
住民の懸念が広がる中、10月28日、薩摩川内市議会にて、川内原発再稼働の同意が決定した。
一夜明けた29日、IWJは薩摩川内市議会議員・上野一誠氏(無所属)に聞き取り取材を行った。
沖縄意見広告運動(第6期)の主催による集会「辺野古新基地ノー!」が10月28日(火)、東京都千代田区の日本教育会館で開かれた。
集会では、衆議院議員の照屋寛徳氏、沖縄意見広告運動(第6期)の全国世話人で自然環境保護活動に取り組む花輪伸一氏、元国立市長の上原公子氏が登壇。また、会場にかけつけた、砂川事件の再審を求める「伊達判決を生かす会」の土屋源太郎氏もスピーチした。
照屋氏は、沖縄防衛局が設けた立ち入り制限区域を明示するブイやフロートの設置が原因で、貴重なサンゴ礁が損傷している事件を報告。また、新基地反対の抗議活動を続ける市民を強圧的に排除する海上保安庁の姿勢を問題視し、「海賊」のようだと非難した。