特集 築地市場移転問題
※9月8日テキストを追加しました!
「誰が知事に就任しても、11月7日の豊洲開場は延期せざるを得ない」――。築地市場の仲卸業者で、東京中央市場労働組合執行委員長を務める中澤誠氏は、何度もこう言明した。
舛添要一前知事の後任を決める東京都知事選が1週間後に迫った2016年7月23日、中澤氏は都内でIWJの取材に応じ、改めて、築地市場の江東区豊洲への移転が抱える問題について論じた。
※7月28日テキストを追加しました。
待機児童の解消のために、規制緩和や保育園の民営化が「切り札」のように語られることがある。だが、規制緩和は、「切り札」どころか、預けた子どもの事故死に直結しかねない。実際に、詰め込み保育の事故によって、お子さんを失った方々の肉声に耳を傾ける時、規制を緩和して子どもを詰め込み、保育士の資格を持たない人が保育にあたることが、どれほど危険なことか、痛切に思い知らされる。子どもの安全性を犠牲にする規制緩和には、百害あって一利もない。子どもを失った当事者の声を聞いてなお、規制緩和を主張できる者はいるのだろうか?
2016年7月23日、東京都千代田区の主婦会館プラザエフにて、都知事選候補・鳥越俊太郎氏と保育園問題の当事者との懇談が開かれた。
特集 IWJが追うオスプレイ問題
特集 高江ヘリパッド
2016年7月22日(金)18時半より京都市下京区の京都タワー前において、米軍ヘリパッド建設工事が再開された沖縄県東村高江の抗議行動支援などを訴え「7・22高江・辺野古と連帯する緊急抗議行動@京都」が行われた。
2016年7月22日(金)18時より、茨城県水戸市の日本原電茨城総合事務所前で第193回「原電いばらき抗議アクション」が行われた。
2016年7月22日(金)18時より、東京・八王子市で第172回「原発反対八王子行動」(金八デモ)が行われた。28人が参加した。
特集 IWJが追うオスプレイ問題
特集 高江ヘリパッド
※7月22日テキストを追加しました!
安倍政権が強行する沖縄県・高江のヘリパッド工事。現地集落を6つのヘリパッドが取り囲む計画に対し、多くの市民たちが抗議の声をあげている。高江米軍基地「N1地区」ゲート前には、抗議の声を上げる市民の排除のため、全国から集められた500~1000人ともいわれる機動隊員が投入されている。
IWJは7月20日早朝から、原佑介記者と中継市民が緊迫した抗議の模様をリポート。ゲート前近くに設置された抗議テントや、市民を警察が強制排除する「Xデー」と囁かれた翌21日にも、早朝から中継配信を行った。
「鳥越俊太郎都知事候補に『女子大生淫行』疑惑」――
7月21日発売の「週刊文春」が、東京都知事選に立候補している鳥越俊太郎氏に関する「スキャンダル」を報じた。
記事によれば、2002年の夏、鳥越氏は当時大学2年生だった女子学生・Aさんを富士山麓の別荘に誘い、抵抗するAさんに対して「強引に」キスを迫ったという。
2016年7月21日(木)、東京都千代田区の東京電力本店にて、東京電力の定例会見が開かれ、福島第一原発の状況についての報告が行われた。
2016年7月20日(水)、東京都港区の原子力規制委員会にて、田中俊一委員長の定例会見が行われた。
※週刊文春が鳥越俊太郎氏のスキャンダル疑惑を報じることを受け、2016年7月20日22時半頃から岩上安身が連投したツイートをリライトしてまとめました。
週刊文春が鳥越氏のある女性スキャンダルを追っていることは数日前から情報を得ていた。しかし、裏が取れず、難航し、昨日の時点では別の話に切り替えた、あるいは掲載を諦めた、という情報も得ていた。ところが今日になったら、やはりこの事案で決行するという。驚いたのは僕だけではないだろう。
明日、週刊文春が、過去に鳥越俊太郎氏が自身の別荘で20歳の女子大生とキスをした、という事案で記事を出す。キスをしたが、セックスには至っていないと書かれている。これは不思議な話で、記事の通りに別荘に2人で行き、キスしたのが事実として、何が問題なのか、ということになる。
7月21日、週刊文春が都知事選候補・鳥越俊太郎氏のスキャンダル疑惑を報じた。「鳥越俊太郎『女子大生淫行』疑惑」と題する記事は、鳥越氏が過去に教え子だった女子大生を自身の別荘へ連れて行き、そこで強引にキスをした、という内容を、当時女子大生の恋人で現・夫の男性が証言する、という構成だ。
この男性は記事のなかで、鳥越氏と女子大生を交えて3人で会って話したことや、その後、たまたま男性の関わるイベントに鳥越氏が出演することになった際に、鳥越氏に対して出演を取りやめるようメールを送ったエピソードなどを、赤裸々に語っている。では、仮にこの記事の内容が真実だったとして、鳥越氏はどのような問題・責任が生じるのか。逆に、当事者女性に話が聞けていない段階にも関わらず「淫行」と題する記事を出す文春側に問題はないのか。
IWJは、元東京地検検事で刑事事件に詳しく、落合洋司弁護士に、話を聞いた。