福島第一のタンクから汚染水が漏洩 300トン、8000万ベクレル~東京電力 臨時記者会見 2013.8.20

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 東京電力は20日、緊急記者会見を開き、東京電力福島第一原発に設置されている汚染水を貯蔵するタンクから300トン(30万リットル)の高濃度放射能汚染水が漏れていることを発表した。タンクからの漏洩では、過去最大の量になる。


孤軍奮闘する泉田裕彦新潟県知事の訴え~報じられない柏崎刈羽原発フィルターベント設備の落とし穴(<IWJの視点>安斎さや香のチェリー・ボム: IWJウィークリー13号より) 2013.8.13

記事公開日:2013.8.13 テキスト

 「話が噛み合わないんだったら、どうぞお引き取りください」

 新潟県の泉田裕彦知事が、しびれを切らしたように、啖呵を切った。

 2013年7月5日(金)、東京電力の廣瀬直己社長が新潟県庁を訪れ、泉田裕彦知事と面会した際の一場面である。


汚染水問題に国の責任者不在 東電任せの無責任体質に非難の声 ~海を汚さないで!国は再稼働よりも放射能汚染対策に注力を!汚染水問題で緊急集会と政府交渉 2013.8.8

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 2013年8月8日(木)13時30分から、東京都千代田区にある参議院議員会館で、緊急集会と政府交渉「海を汚さないで!国は再稼働よりも放射能汚染対策に注力を!」が、原子力規制を監視する市民の会など、複数の市民団体によって開かれた。今般、福島第一原発で明らかになった、放射性汚染水の海洋流出事故を受けたもので、1. 出席した市民らの間での情報共有を狙った集会、2. 国に対し市民らが、汚染水対策の即時強化を直接求める交渉、の2部構成で行われた。


「事故以前から日常的に行われていたトリチウムの海洋放出」東電会見文字起こし 2013.8.7

記事公開日:2013.8.7 テキスト

「事故以前から日常的に行われていたトリチウムの海洋放出」東電会見

 今月2日、東電は地下汚染水の海洋流出問題をめぐり、2011年5月からの2年2ヶ月間で、40兆ベクレルにも達するトリチウムが、海に流出していたという試算を発表した。

 これをどのように評価しているのか、この日開かれた定例会見で記者からの質問が相次いだ。


「原電に対して最終的に求めたいのは、使用済み燃料プールが破壊されて水が抜けた場合の科学的な安全性評価」 〜原子力規制庁 定例ブリーフィング 2013.8.2

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 昨日、日本原電から提出された報告徴収命令の報告について、記者から「地震が起きて冷却水が漏れた場合の影響評価を求めているにも関わらず、今回の報告を見ると原電側は活断層ではないという前提の上、何らかの原因によって漏れた場合の報告であったように見える」との意見に対し、森本次長は「原電に対して最終的に求めたいのは、使用済み燃料プールが破壊されて水が抜けた場合の科学的な安全性評価」であると回答。具体的な評価方法は検討中だが、今後は規制委員会で審査していくと説明した。


「子どもたちをロシアンルーレットの恐怖にさらすわけにいかない」 東日本大震災から2年4ヵ月、原発事故は終わっていない ~原発避難者講演会 2013.7.11

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 2013年7月11日(木)14時40分から、大阪市住吉区の大阪市立大学で「東日本大震災から2年4カ月、原発事故は終わっていない ~原発避難者講演会」が開かれた。主催者を代表して大阪市立大学の除本理史教授が、「福島原発事故の被害が継続中だという現実を、ぜひ大勢の人に感じ取ってほしいと思い、大阪に避難中の2人の方に講演をお願いした」と説明した。


更田委員「海洋への漏洩防止は万全を期して頂く以外無い」 ~第12回原子力規制委員会 2013.6.26

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 原子力規制委員会は26日(水)、J-PARCにおける放射性物質の漏えい事故は施設管理を行う者等の情報共有できず安易に放出した報告を受け、また福島第一原子力発電所の港湾における海水モニタリング結果は2013年に入り約200Bq/Lだったものが1100Bq/Lまで上昇している報告がなされた。


「原発さえなければ」(飯舘村は今…) 長谷川健一氏・制服向上委員会 2013.6.23

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 2013年6月23日(日)10時より、大阪市西成区の市民交流センターにしなりで、長谷川健一氏講演会と橋本美香氏ら制服向上委員会とのトークショー「『原発さえなければ』(飯舘村は今…)」が行われた。飯舘村の酪農家、長谷川健一氏は、原発事故が風化していく中で、地元で起きている問題について語り、「飯舘村は、国の基準を超える5ミリシーベルトを年間被曝線量の基準にしようとしている」と指摘した。


福島瑞穂議員「大飯原発は新規制基準に合致していないでしょ」 ~規制庁交渉「大飯原発は新基準に適合していない!直ちに停止を!」 2013.6.21

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 原発の新規制基準が7月8日に施行されることになり、最大6原発12基が再稼働に向け申請するとされる中、参議院議員会館にて「規制庁交渉 大飯原発は新基準に適合していない!直ちに停止を!」が行われた。

 冒頭、主催のグリーン・アクションのスミス氏から「新規制基準は福島の事故の教訓を踏まえて、施行され実施されていくはずだが、実態は程遠い。大飯原発は全く新基準に適合していない。原子力規制庁は新規制基準を作りながら、自らこの基準を違反しようとしている」と指摘した。


井戸川克隆前双葉町長講演「原発事故と市民自治~あなたたちは責任をとれるのか」 2013.6.16

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 2013年6月16日(日)、大阪府枚方市の枚方市民会館で「井戸川克隆前双葉町長講演『原発事故と市民自治~あなたたちは責任をとれるのか』」が行われた。「原発は隠蔽なくして稼動できない」と指摘する井戸川克隆氏は、原発事故の問題について、ピースボート洋上会議で発表した資料をもとに講演を行った。


「流通している食品の中には産地偽装され、放射能検査をしていないケースも」 ~「市民と科学者の内部被曝問題研究会」研究報告会 1日目 2013.6.15

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 2013年6月15日(土)16時20分より、東京千代田区にある日比谷図書文化館で、「市民と科学者の内部被曝問題研究会」研究報告会の1日目が開催された。この研究報告会は、6月15日、16日の2日間で行なわれる。1日目の特別講演では、宗教学者の島薗進氏が「福島は5重苦と言われている。地震、津波、原発、風評被害、離散・分断被害。とくに離散・分断被害は、科学者に責任がある」として、現在の放射能防護体制や御用学者を実例を挙げて批判した。


大飯原発を停止せよ!関西電力支社前抗議アクション@名古屋 2013.6.14

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 2013年6月14日(金)18時より、愛知県名古屋市東区の関西電力東海支社前で、「大飯原発を停止せよ!関西電力支社前アクション@名古屋」が行われた。主催は「ナゴヤaction!原発ゼロ」。スピーチをした男性は、「安倍政権は、日本で稼働していないと原発が輸出しにくいという理由で、見本のように大飯原発を稼働している。全く許せない」と怒りを露にした。参加者達は力強く、最後まで「再稼働反対」のコールを挙げ続けた。


第85期 岡山労働学校『社会と生き方を考える教室』カリキュラム 第5講義「知り、考え、行動する―原発問題・避難移住者の実態から」 2013.6.13

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 2013年6月13日(木)18時30分から、岡山市北区の勤労者福祉センターで「第85期 岡山労働学校『社会と生き方を考える教室』カリキュラム第5回講義『知り、考え、行動するー原発問題・避難移住者の実態から』」が開かれた。福島の原発事故を受けて、関東から岡山に避難した橋本洋子氏が、避難者の現状を報告した。


原子力災害対策指針で院内交渉「地域防災計画、作成は不可能」 ~全国から再稼働反対を訴える院内交渉集会 ―原子力災害対策指針と基準地震動(新規制基準)を問う― 2013.6.3

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 各都道府県、各市町村は、規制委員会が作成する原子力災害対策指針を基に、事故時を想定した防災計画を作ることになっている。本来は、3月中をめどにしていたが、全国的に予定が大幅に遅れている。避難の際、バスや車といった交通手段は用意されるのか。避難経路として使用する道路は整備されるのか。自治体にその予算があるのか。過疎地の一人暮らしのお年寄りはどう避難するのか。


廃炉から始まるこれからの町づくり ―原発に経済性はない― 朴勝俊氏講演 2013.6.2

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 2013年6月2日(日)13時30分から、愛媛県西条市の西条市民会館で、朴勝俊氏講演会「廃炉から始まるこれからの町づくりー原発に経済性はないー」が行われた。朴勝俊氏は、日本の再生可能エネルギーについて、「2004年までは、日本は世界一の技術を持っていたが、導入に失敗した。それは『electric power』=『電力』ならぬ『電気権力』が、再生可能エネルギーの普及を阻んできたからだ」と話し、これから脱原発へ向かうための多彩なアプローチを提案した。


「原発を持つということはどういうことか、シン首相を福島第一に案内しろ!」 ~印シン首相来日・日印首脳会談抗議!原発輸出反対!日印原子力協定反対!5.29緊急アクション 2013.5.29

記事公開日:2013.5.29取材地: 動画

 インドのシン首相は福島第一を直視しろ!29日、首相官邸前には、約50人が集まり、日印原子力協定に対する抗議が行われた。福島第一原発事故という過酷事故を起こしたからこそ、安全な原発を輸出するとは、とんでもない話しだと参加者からは憤りの声があがった。安倍総理とインドのシン首相は、原発を造る前にやるべきことがあるはず、と言った声も挙がった。

 また、この抗議行動に対する警備が過剰すぎると、警察官に抗議する場面もあった。


「追加被曝線量、年間1ミリシーベルト以下に低減せよ」 ~緊急集会「原発事故後の人権状況~国連人権理事会でのアナンド・グローバー氏勧告を受けて」 2013.5.29

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 2013年5月29日(水)18時より、東京都千代田区の参議院議員会館で、環境NGO団体FoE Japanなどによる、「緊急集会『原発事故後の人権状況~国連人権理事会でのアナンド・グローバー氏勧告を受けて』」が開かれた。グローバー氏は、5月27日の国連人権理事会で、日本政府に対し、「公衆の被曝限度を年間1mSv以下に低減すること」「『子ども被災者支援法』の基本計画策定に際し、住民の参加を確保すること」「子どもの健康調査は甲状腺検査に限らず、血液・尿検査など、すべての健康影響に関する調査を行うこと」などの勧告を発表した。

 日本政府はこれに対し、答弁書を提出。「報告書の作成過程で提供してきたコメントが反映されていない」とし、「日本政府は、福島での健康調査に財政支援を行い、そこには血液検査などの調査も含まれている」「最新の研究を考慮した健康管理の実施に尽力し、健康への潜在的影響について幅広い視点で捉えている」などと反論している。


国連人権理事会「Right to Health and Human Rights of Migrant」 2013.5.28

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 2013年5月28日(火)、スイス・ジュネーブの国連本部で、国連人権理事会が開催された。


「内部被曝を考慮しない医療は、医学の汚点である」 ~放射能社会を生きる連続セミナー 第1回「被爆者医療から見た原発事故」郷地秀夫氏講演 2013.5.26

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 2013年5月26日(日)13時30分、神戸市中央区の神戸市勤労会館において、東神戸診療所所長の郷地秀夫氏による「被爆者医療から見た原発事故」と題した講演会が開かれた。郷地氏は、医師として被爆者医療に長年携わった経験をもとに、被曝線量の算出方法などを解説したほか、放射能による健康被害に対する国や医療界の姿勢に疑問を呈した。


「有識者個人宛に抗議文が送られたことは、科学的・技術的態度を欠いており、センスを疑う」 ~第7回原子力規制委員会 2013.5.22

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 2013年5月22日(水)10時30分から、東京都港区六本木の原子力規制委員会で「第 7 回 原子力規制委員会」が行われた。この日、規制委員会は、「敦賀原発の2号機直下の断層は、活断層である」という有識者会合の報告を了承した。一方、当該事業者(日本原電)が、有識者会合の個々のメンバー宛に抗議文を出した問題も取り上げ、更田豊志委員は「この一件を重く見ている」と、静な口調に怒りをにじませた。