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「原発事故の避難生活で疲れ切った女性が『もう逃げるの、疲れました。私はお墓に避難します』と自ら命を絶ったことを、原発を推進した人たちは、どう思うのですか?」~3・11脱原発・経産省前大集会~「能登半島地震と志賀原発」の報告などを中心に 2024.3.11
東日本大震災と福島原発事故では、「災害関連死」を含む死者と行方不明者があわせて2万2222人、避難者は2024年2月1日時点でさえ、2万6277人に上る。
大震災から13年目の2024年3月11日、経産省本館前で毎日座り込みを続けてきた「経産省前テントひろば」が、「3・11脱原発・経産省前大集会」を開催した。
「原発は平和時も有事のときにも使い物にならないガラクタ!!」~4.25 たんぽぽ舎・新ちょぼゼミシリーズ「原発をやめるべきこれだけの理由:老朽化と安全工学」―登壇:後藤政志氏(元東芝・原子炉格納容器設計者) 2023.4.25
2023年4月25日午後7時より、東京都千代田区のスペースたんぽぽ(たんぽぽ舎)にて、「たんぽぽ舎・新ちょぼゼミシリーズ『原発をやめるべきこれだけの理由:老朽化と安全工学』」が、元東芝・原子炉格納容器設計者の後藤政志氏を講師に迎えて開催された。
後藤氏による原発の老朽化と安全性をめぐる講演のあと、IWJ記者は後藤氏に「原発の安全工学において、原発に対する攻撃のリスクというのは、どのように扱われるのでしょうか?」と質問した。
2011年3月12日、原子力格納容器設計者・後藤政志氏「格納容器ベントは格納容器の自殺」、「ものすごい冷やさなければ、メルトダウンするのが当たり前」〜岩上安身によるNPO法人原子力資料情報室インタビュー完全文字起こし(その2) 2021.3.22
「3.11」地震が発生した2011年3月11日14時46分18秒から約25時間後——-。
2011年3月12日午後3時36分、福島第一原発1号機が大爆発を起こし、原子炉建屋のコンクリート壁と天井が爆風で飛散し大きな噴煙が上がった。噴煙が収まると、鉄骨の骨組みだけが突き出している1号機の原子炉建屋が確認された。
福島中央テレビの無人監視カメラが捉えた映像は、日本テレビ系で午後4時50分ごろから放映され、午後6時25分、菅直人総理が福島第一原発の周辺半径20km圏内の住民に避難指示を出した。
2011年3月12日福島第一原発水素爆発直後、河合弘之弁護士「身が震えるような恐怖」、海渡雄一弁護士「原子炉が正常な状態であるとは思いにくい」〜岩上安身によるNPO法人原子力資料情報室連続緊急インタビュー完全文字起こし(その1) 2021.3.21
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2011年3月12日午後3時36分、福島第一原発1号機の建屋壁が爆発によって崩壊した。
それから数時間後、政府、原子力保安院、東京電力の情報開示が必ずしも十分とは言えない中、原子炉の設計に関わった元技術者を交え、NPO法人「原子力資料情報室」による緊急記者会見が3月12日夜8時から開かれることになった。
「ALPS処理水は海洋放出するべきではなく、大型タンクによる長期保管またはモルタル固化による処分を検討すべき」と原子力市民委員会の見解 ~10.3福島第一原発汚染水に関する「見解」のとりまとめと関係大臣への送付 2019.10.3
2019年10月3日(木)10時15分より東京都千代田区の日本プレスセンタービルにて、原子力市民委員会による「福島第一原発汚染水に関する『見解』のとりまとめと関係大臣への送付が行われた。
後藤政志・筒井哲郎 緊急講演会 どうなる?東芝・高浜・福島〜「ほんと」を知っているお二人に聞こう〜(京都市) ―コーディネーター 守田敏也氏 2017.5.19
2017年5月19日(金)19時過ぎより、元東芝原発技術者の後藤政志氏と大規模プラント設計・建設に携わってきた筒井哲郎氏の講演会「どうなる?東芝・高浜・福島〜『ほんと』を知っているお二人に聞こう〜」が京都市下京区のキャンパスプラザ京都で開かれた。
後藤政志・守田敏也緊急講演会 東芝・ウェスチングハウスはなぜ崩壊したのか?トルコへの原発輸出 ―三菱重工・アレバはどうなるのか? 2017.4.23
2017年4月23日(日)18時半より、ひと・まち交流館京都(京都市下京区)で講演会「東芝・ウェスチングハウスはなぜ崩壊したのか?トルコへの原発輸出―三菱重工・アレバはどうなるのか?」が開かれ、元東芝技術者の後藤政志氏とフリーライターの守田敏也氏が講演を行った。
「藤田祐幸さんは生き続けている」 反原発の物理学者で、元慶應大助教の藤田祐幸さんを偲ぶ会に広瀬隆氏、小出裕章氏らが参加――今、語られる藤田祐幸氏の「生き様」 2016.9.21
「波乱万丈、何もやり残したことはない」――。
この言葉は、「反原発」の物理学者で、元慶應義塾大助教の藤田祐幸氏が亡くなる数日前、藤田氏の長女・山田千晶さんに口にした言葉だという。藤田氏は2016年7月18日、がんで亡くなった。73歳だった。
【再アップ!】3.11翌日に行われた、NPO法人「原子力資料情報室」による緊急記者会見で、上澤千尋氏(原子炉・安全問題担当,原子力資料情報室)、後藤政志氏(東芝・元原子炉格納容器設計者)、田中三彦氏(日立バブコック・元原子力圧力容器設計者・サイエンスライター)、海渡雄一氏(弁護士)、河合弘之(弁護士)らが発言! 2011.3.12
※2016年3月12日再アップしました!
3月11日午後2時4分ごろ発生した「東北地方太平洋沖地震」(マグニチュード8.8)によって、福島第一原子力発電所・第二原子力発電所の周辺20kmの住民が避難する事態となった。12日午後3時36分ごろには、福島第一原発1号機の建屋の壁が爆発によって崩壊。内閣・原子力保安院・東京電力の情報開示が必ずしも十分とは言えない中、原子炉の設計に関わった技術者2人を交え、NPO法人「原子力資料情報室」による緊急記者会見が3月12日夜8時から開かれた。
登壇者は、上澤千尋氏(原子炉・安全問題担当,原子力資料情報室)、後藤政志氏(柴田宏行)(東芝・元原子炉格納容器設計者)、田中三彦氏(日立バブコック・元原子力圧力容器設計者・サイエンスライター)、海渡雄一氏(弁護士・原子力発電所運転差止弁護団)の4名。今回初めて本名で発言した後藤氏は、政府が発表した内容は既に設計条件の2倍。これは技術者に言わせると「もう保証できない状態」とのこと。大事故にならないために大事なことは二点「炉心が冷やせるか・格納容器がもつか」ということを強調した。
第48回 69(ロック)の会「進行中の原発事故、その現状」 2016.3.9
2016年3月9日(水)、東京都渋谷区のカフェラウンジUNICEにて、第48回 69(ロック)の会「進行中の原発事故、その現状」が開催された。
規制委院内ヒアリング・原子力規制委員会は再稼働を推進するな~嘘つき九電:免震棟を造らない川内原発は直ちに止めろ~・~傲慢関電:老朽原発の廃炉逃れを許すな、高浜4号機原子炉緊急停止を問う!~ 2016.3.8
2016年3月8日、東京都千代田区の参議院議員会館において、15時より再稼働阻止全国ネットワークの主催による規制委院内ヒアリングが行われた。
後藤政志さんに聞く高浜原発再稼働の危険性 2016.12.17
2015年12月17日(木)14時から、京都市中京区のGreen&gardenで、お話会「後藤政志さんに聞く高浜原発再稼働の危険性」が開催された。
「川内原発1号機の工事の計画の認可処分」に対する異議申立とその意見陳述についての記者会見 2015.6.26
2015年6月26日(金)、東京六本木の原子力規制委員会記者控室で、「川内原発1号機の工事の計画の認可処分」に対する異議申立とその意見陳述についての記者会見が行われた。
「安全工学からみた原発」~安全の基本原理がなぜ成立しないか~ 2015.3.29
2015年3月29日(日)13時30分から、東京都千代田区の明治大学駿河台キャンパスにて、特定非営利活動法人APAST(アパスト)主催、明治大学安全学研究所共催によるシンポジウム『「安全工学からみた原発」~安全の基本原理がなぜ成立しないか~』が行われた。
朝日新聞は間違っていたのか?! バッシングの陰で見過ごされる原発事故の反省と教訓 ~緊急共同記者会見「ついに公開された政府事故調 吉田調書 私はこう見る」 2014.9.16
特集 3.11
「事故を二度と起こさないという観点からの検討と報道が少ない」ーー。
吉田調書(※)について、一部誤った報道をしたとして、9月11日、朝日新聞社の木村伊量社長が謝罪会見を行なった。木村社長が頭を下げる姿は、新聞、テレビを始め、週刊誌やネット上でも広く報道され、社長の進退を揺るがすほどの事態にまで発展した。しかし、記事取り消し謝罪について、「東電の責任追及がなされるべきなのに、朝日新聞の責任を追及するのは、論点がずれている」とした批判の声も上がっている。国を相手取り、吉田調書の公開を求める裁判を起こしていた原告らは、16日、吉田調書の記事取り消し謝罪を巡る一連の報道を受け、「問題の本質が見過ごされている」とし、緊急記者会見を開いた。
「原発で重大事故が起きたら、みんなでがんばる」という政府見解 〜地震動の過小評価は許せない!院内集会・政府交渉 2014.1.29
「原発の重大事故の際、関西広域連合は避難中継所を設置し、すべての避難民に、そこを通過させるという。しかし、小浜市の3万人の市民が、1万台の車で逃げた場合、車列を連ねると神戸まで届く」──。市民側は、政府と自治体の策定する、現実味のない避難計画を糾弾した。
2014年1月29日、東京千代田区の参議院議員会館で「地震動の過小評価は許せない!1・29院内集会・政府交渉」が行われた。この日は、市民と政府担当官の間で、地震で地盤がどれだけ動くかという地震動評価の整合性や、水素爆発の過小評価、避難計画の検証などについて、意見が交わされた。
米国の声を聞いても、国民の声は聞かず~「2030年代原発ゼロ」の民意を無視した安倍政権~ロックの会 IWJ NIGHT 第2部「新エネルギー基本計画と”原発回帰”」 2014.1.9
ロックの会~IWJ NIGHT~第2部「新エネルギー基本計画と”原発回帰”」では、FoE Japanの満田夏花氏、元原子炉格納容器設計者の後藤政志氏、反原発や特定秘密保護法に反対するデモを呼びかけてきた火炎瓶テツ氏を迎え、一部で登壇した宇都宮健児氏と海渡雄一弁護士も加わり、クロストークが行われた。
冒頭、満田氏は、今月中にも閣議決定されようとしている「エネルギー基本計画」について触れ、「過去の国民的議論を完全に無視した中身になっている」と指摘した。
「原発の過酷事故を確実に回避する技術はない」後藤政志氏 ~原子力市民委員会「原発ゼロ社会への道」 2013.12.8
「現在、政府は年間20ミリシーベルトを基準にしているが、1ミリシーベルトにし、人間の復興を目指す」──。原子力市民委員会が制作した『原発ゼロ社会への道――中間報告』を解説した竹村英明氏は、「法に裏付けられた方法で、原発の稼働を止める方策を考えたい」と訴えた。
後藤政志氏は「東電が、過酷事故を知りながら、その対処をしようとしなかったことが、最大の罪」と断じ、新規制基準については、「世界で一番厳しい規制だと言うが、発災の真相究明もしていないので矛盾する」と述べた。
元東電社員、新事実を発表 ~木村俊雄氏「メルトダウンは津波ではなく地震で引き起こされた!」 2013.10.4
2013年10月4日、岡山市の長泉寺で、元東電技術者の木村俊雄氏をメインスピーカーに迎えて、講演会「メルトダウンは津波ではなく地震で引き起こされた!」が開かれた。この8月にようやく公開された、福島第一原発の過渡現象記録装置のデータ解析を終えた木村氏は、「地震による原子炉停止直後に、本来自然循環するはずの炉内の水が止まっていた。地震で細い配管の破損が起きた可能性が非常に高い」と力説した。これは、「福島第一原発のメルトダウンは、想定内の地震によるもの」ということを意味し、フクシマショックの原因を、津波から「東電の怠慢」へとシフトさせる力を持つ新事実である。