「波乱万丈、何もやり残したことはない」――。
この言葉は、「反原発」の物理学者で、元慶應義塾大助教の藤田祐幸氏が亡くなる数日前、藤田氏の長女・山田千晶さんに口にした言葉だという。藤田氏は2016年7月18日、がんで亡くなった。73歳だった。
2016年9月21日(水)、DAYS JAPAN主催による「藤田祐幸さんを偲ぶ会」が東京都内で行われ、作家の広瀬隆氏、元京都大学原子炉実験所助教の小出裕章氏、福島原発告訴団の武藤類子氏、弁護士の海渡雄一氏、フォトジャーナリストの広河隆一氏らが参加。藤田氏の「盟友」らが、藤田氏の生き様を語った。
また、この会には、藤田氏のご家族も出席。