吉田元所長の聴取録が東電・事故調の説明と異なる件「規制委として内容を知りうる立場にない」~原子力規制庁定例ブリーフィング 2014.5.20

記事公開日:2014.5.20取材地: テキスト動画

 2014年5月20日(火)14時から、原子力規制庁で片山啓審議官による定例ブリーフィングが行われた。政府事故調による吉田昌郎元福島第一原発所長の聴取録について、片山審議官は、「規制委として内容を知りうる立場にない。コメントする立場にない」との見解を示した。


福島第一原発凍土壁「期限ありきで審査しているのではない」~原子力規制庁定例ブリーフィング 2014.5.16

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 2014年5月16日14時から、原子力規制庁で片山啓審議官による定例ブリーフィングが行われた。東電福島第一原発の凍土遮水壁について、事業者側は6月着工を見込んでいるが、規制当局としては規制要求を確認し、「期限ありきで審査しているのではない」との姿勢を示した。


凍土壁に対し「東電が、しっかり答えるのが当然。データで答えてほしい」~原子力規制庁定例ブリーフィング 2014.5.13

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 2014年5月13日14時から、原子力規制庁で片山啓審議官による定例ブリーフィングが行われた。東京電力福島第一原発の凍土遮水壁について、片山審議官は「規制委・規制庁は規制当局であり、懸念事項について、データで答えることが大事だ」との考えを示した。

 6月にも工事開始を予定している凍土壁について、”特定原子力施設監視・評価検討会”で、「いまだそもそも論的な議論を行っている」と記者から疑念をおびた質問が上がった。片山審議官は、「規制当局としての懸念事項は前もって示しており、事業実施主体の東電が、しっかり答えるのが当然のことだ」と答えた。事業を行うのであれば、「認可しうる規制上の要求に、データで答えてほしい」との考えを示した。


川内原発に次ぐ優先審査の体制「その時の状況を見て検討する」~原子力規制庁定例ブリーフィング 2014.5.9

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 2014年5月9日14時から、原子力規制庁で片山啓審議官による定例ブリーフィングが行われた。優先審査プラントである川内原発に続き、2つ目のプラントが優先審査対象になるかどうか、また審査体制は十分かなどについては、「その時の状況を見て検討する」との考えが示された。


「原子炉安全専門審査会と核燃料安全専門審査会は新たな規制の導入ではない」~規制庁定例ブリーフィング 2014.5.1

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 原発内外の事故やトラブルを防ぐため、どのように規制していくのか。

 原子力規制庁で、5月1日(木)、片山啓審議官による定例ブリーフィングが行われ、原子炉安全専門審査会と核燃料安全専門審査会の審議事項について説明があった。この両審査会の位置付けについては、これから規制委員会での審議が予定されている。


凍土遮水壁に対する質問リストを経産省、東電に提出 ~規制庁定例ブリーフィング 2014.4.25

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 2014年4月25日(金)14時から、東京都港区の原子力規制庁で片山啓(かたやま ひろむ)審議官による定例ブリーフィングが行われた。東電福島第一原発の凍土遮水壁について、経産省側と東電側に質問リスト提出したことが報告された。なお、同リストは原子力規制委員会ホームページで公開されている。


福島第一の凍土式遮水壁、「安全が確認されるまで認可しない」~規制庁定例ブリーフィング 2014.4.22

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 2014年4月22日(火)14時から、東京都港区の原子力規制庁で片山啓(かたやま ひろむ)審議官による定例ブリーフィングが行われた。東電福島第一原発の凍土式遮水壁について、規制庁は、「あくまでも安全が確認されるまで審査を行う」とし、それまでは認可しない方針を示した。


福島第一の滞留水誤移送事故で規制庁「まず事実関係を確認する」~規制庁定例ブリーフィング 2014.4.18

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 2014年4月18日(金)14時から、東京都港区の原子力規制庁で森本英香次長による定例ブリーフィングが行われた。東電福島第一原発で発生した滞留水誤移送事故について、規制庁は事実関係を確認し、東電の管理体制を見ていくとの方針を示した。


トラブルの調査、報告を東電任せにする規制庁の姿勢が露呈~規制庁定例ブリーフィング 2014.4.15

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 2014年4月15日(火)14時から、東京都港区の原子力規制庁で森本英香次長による定例ブリーフィングが行われた。東電福島第一原発で発生した、ポンプの誤動作による滞留水の流入問題について、規制庁は原因究明と再発防止策、汚染水の回収を指示していることが報告された。


適合性審査について規制委「地元の理解を求めていくとかいう役割は担っていない」~規制庁定例ブリーフィング 2014.4.11

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 2014年4月11日(金)14時から、東京都港区の原子力規制庁で森本英香次長による定例ブリーフィングが行われた。閣議決定された新エネルギー基本計画について、規制委員会は「規制基準に基づいて適合性審査を行うことを遂行する」との見解を示した。

 立地自治体との信頼関係について問われると、「規制委員会は基準にしたがって審査し、結果を自治体に分かり易く説明していくのが役割」だと考えており、「地元の理解を求めていくとかいう役割は担っていない」とコメントした。


福島第一の地下排水について規制庁、濃度測定の義務付け、チェックはせず~規制庁定例ブリーフィング 2014.4.8

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 2014年4月8日(火)14時から、東京都港区の原子力規制庁で森本英香次長による定例ブリーフィングが行われた。福島第一原発の地下水バイパスの放水について、濃度分析結果の報告は、あれば受けるが、定期的な濃度測定の義務付けはしない考えを示した。


大間原発訴訟に規制委「対外的なコメントを出す予定はない」~規制庁定例ブリーフィング 2014.4.4

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 2014年4月4日(金)16時から、東京都港区の原子力規制庁で、森本英香次長による定例ブリーフィングが行われた。北海道函館市が3日、事業者であるJパワー(電源開発株式会社)と国を相手に提訴した大間原発訴訟に対して、「規制委として対外的なコメントを出す予定はない」との考えを示した。工事を続けるかどうかはあくまでも事業者判断であり、規制委としては新規制基準の適合性に関して、審査をするだけという考えだ。


輸出する原発の安全性「規制委・規制庁は確認しない」~規制庁定例ブリーフィング 2014.4.1

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 2014年4月1日(火)15時から、東京都港区の原子力規制庁で森本英香次長による定例ブリーフィングが行われた。輸出される原発についての安全性を確認する制度が構築されていないため、規制委、規制庁では特に確認を行わないという。


福一の対応に規制委「前に出過ぎて責任関係が曖昧になることは避けたい」~規制庁定例ブリーフィング 2014.3.28

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 2014年3月28日(金)14時から、東京都港区の原子力規制庁で、森本英香次長による定例ブリーフィングが行われた。東電福島第一原発の対応について、森本次長は、規制委も一歩前に出るが、「それが過ぎることによって、責任関係、リスクの管理の責任関係が曖昧になることは避けたい」との考えを示した。


地下水バイパスの放水基準「関与することはない」~規制庁定例ブリーフィング 2014.3.25

記事公開日:2014.3.25取材地: テキスト

 2014年3月25日(火)13時から、東京都港区の原子力規制庁で森本英香次長による定例ブリーフィングが行われた。東京電力福島第一原発における地下水バイパスの放水基準となる『数値』に関して、森本次長は、「規制庁が関与することはない」という考えを示した。


泊原発1、2号機の審査は3月25日14時の審査会合からスタート~規制庁定例ブリーフィング 2014.3.20

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 2014年3月20日(木)14時から、東京都港区の原子力規制庁で、森本英香次長による定例ブリーフィングが行われた。北海道電力泊原発1、2号機の審査は、3月25日14時からの審査会合で開始されると報告があった。


20日に東電廣瀬社長、田中委員長と面会~規制庁定例ブリーフィング 2014.3.18

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 2014年3月18日(火)14時から、森本英香原子力規制庁次長の定例ブリーフィングが行われた。3月20日(木)18時から、東京電力廣瀬直己社長が田中俊一規制委員長に面会し、緊急安全対策に関する進捗状況を確認することが報告された。


川内原発の適合性審査書案の作成「準備段階で体制も検討中」~規制庁定例ブリーフィング 2014.3.14

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 2014年3月14日(金)14時から、森本英香原子力規制庁次長の定例ブリーフィングが行われた。委員会で決まった川内原発の適合性審査書案の作成は、現在準備段階で体制も検討中。森本次長は、パブコメや公聴会などについて、これから検討すると説明した。


放射線審議会の設置目標に森本次長「できるだけ早く」~規制庁定例ブリーフィング 2014.3.7

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 2014年3月7日(金)14時から、森本英香原子力規制庁次長の定例ブリーフィングが行われた。放射線審議会、炉安審、燃安審を含めて、設置の目標時期はいつなのか、という質問に対し、森本次長は「できるだけ早く以外は特にない」と回答した。


適合性審査に関する公聴会・意見募集は今後の検討課題 ~原子力規制庁 定例ブリーフィング 2014.3.4

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 2014年3月4日(火)14時から、森本英香原子力規制庁次長の定例ブリーフィングが行われた。2月19日の委員会で決められた、適合性審査の最終レポートとして発表する審査書に関して、審査書案のひな形の作成や、これに関する公聴会、意見募集などについての質問があがったが、詳細はまだ決まっておらず、今後の検討課題であると森本次長は回答した。