2014年3月7日(金)14時から、森本英香原子力規制庁次長の定例ブリーフィングが行われた。放射線審議会、炉安審、燃安審を含めて、設置の目標時期はいつなのか、という質問に対し、森本次長は「できるだけ早く以外は特にない」と回答した。
2014年3月7日(金)14時から、森本英香原子力規制庁次長の定例ブリーフィングが行われた。放射線審議会、炉安審、燃安審を含めて、設置の目標時期はいつなのか、という質問に対し、森本次長は「できるだけ早く以外は特にない」と回答した。
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北海道電力泊原発1、2号機の補正申請について、森本次長は「申請された資料に関し、しっかり審査する必要がある。それを踏まえて審査会合を再開するかどうか決めてていくことになる。ただし、申請書について、まず事務局でヒアリングを行い、その内容を確認しつつ検討をしていくので、具体的な日程は決まらない」と述べた。
続けて、「審査は今後、1、2、3号機共にCチームが担当することになる。規制庁は泊の1、2号機の運転と3号機は関連するだろうと考えているため、同一チームで審査するという考え。審査は基本的には同時並行的に進めていくが、一緒にではなく、1、2、3号は別々に行うという方針だ」との認識を示した。
先日の汚染水ワーキンググループで、更田豊志委員が地下貯水槽の再利用の検討を東電に指示している。7日の閣議後会見で、茂木敏充経産大臣は地下貯水槽を利用する更田委員の指示に対して、否定的な考えを示しているが、森本次長は、「大臣の発言を承知していないのでコメントは差し控える」と回答。しかし、茂木大臣の発言は、東京電力、出席していたエネ庁の方から検討するという回答だったため、規制委、規制庁としては、その検討を待ちたいと考えているという。
6日、ERSSが停止するトラブルが発生したが、広報のメール配信が一部の社に届いていないという指摘があった。広報室長のオクヤマ氏は、「メールの配信については申し訳なく思っています。単純な事務的なトラブルで、こういうような形になってしまった。今後こういうことのないよう再発防止に努めていきたい」と謝罪した。
放射線審議会、炉安審、燃安審を含めて、設置の目標時期はいつなのか、という質問に対し、森本次長は「できるだけ早く以外は特にない」と回答した。
3月7日、北海道電力より泊原子力発電所1、2号機の設置変更許可申請の補正申請が提出された。資料はホームページに掲載済。
なお、泊1、2号機の審査は、これまでBチームが担当していたが、泊3号機を担当しているCチームが審査を担当することになる。
特に予定はない