2014年4月11日(金)14時から、東京都港区の原子力規制庁で森本英香次長による定例ブリーフィングが行われた。閣議決定された新エネルギー基本計画について、規制委員会は「規制基準に基づいて適合性審査を行うことを遂行する」との見解を示した。
立地自治体との信頼関係について問われると、「規制委員会は基準にしたがって審査し、結果を自治体に分かり易く説明していくのが役割」だと考えており、「地元の理解を求めていくとかいう役割は担っていない」とコメントした。
2014年4月11日(金)14時から、東京都港区の原子力規制庁で森本英香次長による定例ブリーフィングが行われた。閣議決定された新エネルギー基本計画について、規制委員会は「規制基準に基づいて適合性審査を行うことを遂行する」との見解を示した。
立地自治体との信頼関係について問われると、「規制委員会は基準にしたがって審査し、結果を自治体に分かり易く説明していくのが役割」だと考えており、「地元の理解を求めていくとかいう役割は担っていない」とコメントした。
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4月11日(金)9時30分から”第3回原子力規制委員会臨時会議”が開催された。原子炉安全専門審査会及び核燃料安全専門審査会の審査委員の選考という人事に関することであるため、非公開としたことが報告された。
両審議会委員の最終的な決定はまだで、今後、毎週水曜に開催されている公開の場の規制委員会で決定する予定。11日午前の規制委員会は、プロセスということだ。
3月10日から28日に実施した、日本原子力研究開発機構の高速増殖炉「もんじゅ」の保安検査で管理上適切でないという事案が確認されている。現在担当課で精査しており、検査結果をとりまとめて規制委員会に報告、規制委で最終的な判断するという。通常検査終了後の1~2カ月後に委員会に報告される予定になっている。
4月11日の朝、新しいエネルギー基本計画が閣議決定された。その中で「原子力発電所の安全性については、原子力規制委員会の専門的な判断に委ね」「その判断を尊重し原子力発電所の再稼働を進める」とある。
これについての受け止めを尋ねられた森本次長は、「特にコメントすることはない」と述べ、「規制委員会が、規制基準に基づいて適合性審査をしているのは事実であり、その作業を遂行すること」との考えを示した。
また、立地自治体との信頼関係について問われると、「規制委員会は基準にしたがって審査し、結果を自治体に分かり易く説明していくのが役割」だと考えており、「地元の理解を求めていくとかいう役割は担っていない」とコメントした。