「国民の生命を守るため? 国民を危機に晒しているのはお前ら」落合恵子氏が政府を痛烈に批判 2014.7.9

記事公開日:2014.7.9取材地: 動画

 作家・大江健三郎氏などが呼びかけ人となっている「さようなら原発1000万人アクション」の実行委員会が7月9日、代々木公園で「川内原発再稼働を許さない! さようなら原発7.9緊急集会」を開いた。

 ルポライターの鎌田慧氏は集会で、「秋にも再稼働するという川内原発は免震重要棟がなく、事故が起きた場合に事故対処する場所もない」と指摘。「それでも再稼働する。免震重要棟は、来年秋に完成するというのに。原発も戦争もそう。集団的自衛権で米国の戦争に加担する。我々は、利益ばかりで、人の命を考えない社会に生きている。こういう社会は認められない」と訴えた。


朝鮮学校襲撃事件裁判 大阪高等裁判所判決後の記者会見 2014.7.8

記事公開日:2014.7.8取材地: 動画

 2009年12月に起きた「在日特権を許さない市民の会 」(以下、在特会)メンバーらによる京都朝鮮第一初級学校襲撃事件の控訴審判決で、大阪高等裁判所は8日、在特会に対し1226万円の損害賠償と朝鮮学校周辺での街宣活動の禁止を命じた京都地方裁判所の一審判決を支持し、在特会側の控訴を棄却した。


【文化】Wトンチ博士第9弾 ~原発事故後に結成された「NOddIN」から丹下紘希氏が登場 2014.7.1

記事公開日:2014.7.8取材地: テキスト動画

 東京大学教授の安冨歩氏と前衆議院議員の平智之氏による、「Wトンチ博士のモーレツ!政治経済教室」の第9弾が、7月1日に行なわれた。映像作家集団「NOddIN」の丹下紘希(たんげ・こうき)氏をゲストに招き、前回に引き続き、打楽器奏者の片岡祐介氏と平塚市議会議員・江口友子氏も参加する形で進行した。


「開かれた政府をつくるプロジェクト」で作家・浅田次郎氏「密室の議論が良い結果を生まないのは歴史が証明している」 2014.7.7

記事公開日:2014.7.7取材地: テキスト動画

 「日本ペンクラブ」「自由人権協会」「情報公開クリアリングハウス」の三団体が市民と政府間の距離を近づけようと、「開かれた政府をつくるプロジェクト」を立ち上げた。7月7日、日比谷でキックオフシンポジウムが開かれた。


都議会でのセクハラやじは「人権の問題」――「都議会・性差別やじ問題の幕引きを許さない緊急集会」が開催 2014.7.7

記事公開日:2014.7.7取材地: テキスト動画

 6月18日に東京都議会で、塩村文夏議員に対して複数のセクハラやじが飛ばされ問題となっている。これを受けて、6月25日に都議会で「都議会の信頼回復に関する決議」が採択され都議会は閉会となったが、この問題はまだ終わったわけではない。7月7日、「都議会・性差別やじ問題の幕引きを許さない緊急集会」が開催され、この問題についてさまざまな意見が出された。


東大・安冨歩教授が説く日本の格差社会の背景~チバレイ・ウガヤの言論ギグ!第三回目 2014.7.3

記事公開日:2014.7.7取材地: テキスト動画

 ヨーガインストラクターの千葉麗子氏とジャーナリストの烏賀陽弘道氏によるトークイベント「言論ギグ」の第3回が「六本木・バニラムード」で7月3日(木)に行なわれた。ゲストにはWトンチ博士でもおなじみの東京大学教授・安冨歩氏が招かれ、立ち見の参加者も出るほどの盛況となった。


【滋賀県知事選】「地元の悲鳴は安倍政権批判」 〜坪田五久男候補インタビュー「県民の暮らしが脅かされる」 2014.7.6

記事公開日:2014.7.7取材地: テキスト動画独自

 2014年7月6日(日)21時半頃から、滋賀県知事選挙に出馬する共産党県常任委員の坪田五久男(いくお)候補(共産推薦)に、IWJの柏原記者がインタビューを行った。

 坪田候補は「滋賀に広がる庶民の悲鳴は『安倍改革』によるものだ」と言明し、今回の知事選で掲げる主題は「ずばり、安倍政権の暴走阻止にある」とした。


「秘密法に反対する全国ネットワーク」第2回全国交流集会/野外集会「平和主義が危ない!秘密保護法廃止!!」 2014.7.6

記事公開日:2014.7.6取材地: 動画

 2014年7月6日(日)、大阪市の山西福祉記念会館で英エセックス大学人権センターの藤田早苗氏が「国際人権基準と秘密保護法」と題して講演を行った。全国で秘密保護法に反対して活動する団体のネットワーク「秘密法に反対する全国ネットワーク」の第2回全国交流集会の2日目日程の中で行われたもので、集会では、この他に各団体からの報告や、弁護士の西晃氏の講演も行われた。また集会後、扇町公園で大阪弁護士会主催による野外集会「平和主義が危ない!秘密保護法廃止!!」が開かれた。


「7・1閣議決定は違憲 法的な効力はない」 〜岩上安身によるインタビュー 第435回 ゲスト 伊藤真弁護士 2014.7.5

記事公開日:2014.7.6取材地: テキスト動画独自

 日本国憲法第96条で定められている通り、憲法改正には正式な手続きがある。7月1日の閣議決定は、「解釈改憲」という手法により、この手続きを避けて通った。

 7月5日、岩上安身は伊藤真弁護士にインタビュー。伊藤弁護士は、司法試験のための予備校「伊藤塾」の経営を通じ、志のある法律家・行政官の育成に励んでいるとともに、「憲法の伝導師」として日本国憲法の価値を説く講演活動も活発に行っている。インタビューでは、伊藤弁護士に、日本国憲法の理念と立憲主義、そして今回の閣議決定の「違憲性」について聞いた。


飛び入り参加した高1の少年「安倍は無理っす」 週末の新宿で1200人が怒りのドラムデモ 2014.7.5

記事公開日:2014.7.6取材地: テキスト動画

 安倍政権による集団的自衛権行使容認の閣議決定を受け、7月5日(土)、新宿で「ファシズム許すな! 安倍政権打倒デモ@新宿」と題したドラムデモが行われた。閣議決定から初めての週末を迎えたこの日、集合場所の花園西公園は多くの参加者であふれかえった。


【大義なき解散総選挙13】「たとえ一人でも、やらないといけない」集団的自衛権行使容認に反対した自民党・村上誠一郎衆院議員に岩上安身がインタビュー 時折涙を見せる場面も~岩上安身によるインタビュー 第434回 ゲスト 村上誠一郎衆院議員 2014.7.4

記事公開日:2014.7.4取材地: テキスト動画独自

 前日夜から首相官邸前で市民による大規模な抗議行動が行われたにも関わらず、7月1日(火)、安倍政権は解釈改憲による集団的自衛権行使容認を閣議決定した。

 海外での武力行使を可能にする集団的自衛権の行使容認を、国民に直接信を問うことなく閣議決定した安倍政権の「暴走」に、自民党内部で「待った」をかけた議員がひとりだけいる。村上誠一郎議員である。村上議員は永田町内外で積極的に反対の論陣を張り、7月1日に行われた自民党総務会でも反対意見を述べていた。

 閣議決定から3日が経過した7月4日、村上議員は岩上安身のインタビューに応じ、時折涙を見せながら、集団的自衛権行使容認に反対する理由と、政治家としての覚悟について語った。


ファシストを自称する外山恒一氏が集団的自衛権、経済、福祉などあらゆる問題に言及 2014.6.27

記事公開日:2014.7.4取材地: テキスト動画

 独自の反原発運動を繰り広げ、文筆家や前衛芸術家、ストリート・ミュージシャンの顔を持ち、ファシストを自称する外山恒一氏の問答形式でのトークライブが6月27日(金)、文京区民センターで行われた。参加者は比較的若い人が中心で、外山氏に積極的に質問を投げかけた。


「犯人探しをしても、地方議会の問題は改善しない」~セクハラ発言をうけた31歳の女性議員、水野ゆうき我孫子市議インタビュー(ぎぎまき記者) 2014.6.26

記事公開日:2014.7.4取材地: テキスト動画

 6月18日、都議会の本会議中に発生したセクハラやじ問題は大きな波紋を呼び、この騒動の中で、政界では同じようなセクハラやじが横行していることが明るみになった。4月の衆議院総務委員会で、日本維新の会の上西小百合議員に対し、自民党の大西英男議員が「まず自分が子どもを産まないとダメだ」などとセクハラやじを投げていたことが判明。問題は国会にまで飛び火し、終息する気配を見せない。


【京都・大義なき解散総選挙】川内博史×中村哲治×平智之 緊急対談「理念と政策なき政界再編は日本を潰す」 2014.7.4

記事公開日:2014.7.4取材地: 動画

 2014年7月4日(金)18時より、京都市中京区・ウィングス京都で「理念と政策なき政界再編は日本を潰す」と題したイベントが行われ、民主党に所属していた前国会議員で現在はそれぞれ別の党派に所属する川内博史氏・中村哲治氏・平智之氏が集まり、野党再編をはじめとした日本の政治の現在や民主党政権の実際についてそれぞれの見方から議論を繰り広げた。


「姑息だ」「頭を冷やせ」函館市長、門前払いの国と電源開発を痛烈批判〜大間原発建設差し止め訴訟 第1回口頭弁論後の記者会見 2014.7.3

記事公開日:2014.7.4取材地: テキスト動画

 青森県大間町で現在建設中の、大間原子力発電所の建設差し止めをめぐる裁判で、7月3日、東京地裁で第一回口頭弁論が行なわれた。

 自治体が原発差し止め訴訟を起こしたのは初めてとあって、閉廷後に開かれた記者会見には、会見室に入りきらないほどの報道陣が詰めかけた。

 「思いの丈を100%話すことができた」ーー。


高橋哲哉氏「福島、沖縄、そして集団的自衛権によって生じる犠牲が無視される」~戦争をさせない1000人委員会 2014.7.3

記事公開日:2014.7.4 テキスト動画

 「戦争をさせない1000人委員会」は7月3日、安倍内閣が集団的自衛権の行使容認を閣議決定して以降、初となる集会を開いた。講師として招かれた東京大学教授の高橋哲哉氏は、安倍政権について「私たちは今、戦後日本で最低最悪の政権に向き合っている」と痛烈に批判した。


舛添都知事 台東区、中野区、豊島区の追加で「国家戦略特区区域の拡大」を明らかに 2014.7.3

記事公開日:2014.7.4取材地: テキスト動画

 2014年7月3日(木)、舛添要一都知事の定例会見が行われ、国家戦略特区、集団的自衛権行使容認、脱法ドラッグ対策、都議会野次問題などについてそれぞれ見解を語った。


鹿児島県の川内原発地域の避難計画 「行政は責任を放棄している」―― 官邸前で再稼働反対の声 2014.7.4

記事公開日:2014.7.4取材地: テキスト動画

 首都圏反原発連合の主催で7月4日(金)に首相官邸前と国会正門前で原発の再稼働に反対する抗議行動が行なわれた。

 小雨降りしきる梅雨空の下、主催者発表で約1900人の人々が、川内原子力発電所の再稼働や大間原子力発電所の建設工事に反対する声を、国会や首相官邸に向けてぶつけた。


7.3明るい滋賀県政をつくる会 政談演説会 2014.7.3

記事公開日:2014.7.3取材地: 動画

 明るい滋賀県政をつくる会の常任幹事で、13日の滋賀県知事選挙に日本共産党から立候補している坪田いくお氏の政談演説会が3日、滋賀県大津市の生涯学習センターで開かれた。演説会には、日本共産党副委員長の市田忠義議員が応援に駆け付け、安倍政権の暴走にNOの声を突き付け、県民の暮らし優先の県政に切り替える絶好の機会だと訴えた。


「地球は寒冷化している」 地球環境の変化とエネルギー政策の展望について聞く~岩上安身によるインタビュー 第433回 ゲスト 名古屋大学名誉教授・小川克郎氏 2014.6.14

記事公開日:2014.7.3取材地: テキスト動画独自

 現在、IPCC(気候変動に関する政府間パネル)の第5次報告書が順次発表されている。IPCCが1990年に最初にまとめた報告書は、「人為起源の温室効果ガスがこのまま大気中に排出され続ければ、生態系や人類に重大な影響をおよぼす気候変化が生じるおそれがある」と警告し、CO2の増加による地球温暖化に対して警鐘を鳴らしてきた。

 世界的な「常識」として定着しつつあるこの「地球温暖化」について、「地球は寒冷化している」と異議を唱えるのが、名古屋大学名誉教授で地球環境科学が専門の小川克郎氏である。6月14日、小川氏が居を構える八ヶ岳で、岩上安身がロングインタビューを行った。